引地川水系ダイオキシン汚染事件への対応について
引地川水系のダイオキシン汚染事件につきましては、本日(平成12年5月31日)第4回「引地川水系ダイオキシン汚染事件対策連絡調整会議」が開催され、その結果を踏まえ、本日午後2時より庁内対策会議を開き、これまでの一連の調査・検討の結果を取りまとめるとともに、事業者への行政措置の方針を決定しました。 これまでの調査結果から、周辺環境調査や、利水実体等から判断して、周辺地域での日常生活、周辺海域での海水浴等のレジャー活動及び周辺海域で水揚げされる魚介類の摂取によって、健康に影響が生ずる恐れはないものと判断しております。 しかし、引地川の魚類は比較的高濃度のダイオキシン類が検出されていることから、食用に供さないことが望ましいと考えております。 また、3月23日の流動床炉の運転停止以降、稲荷雨水幹線及び引地川のダイオキシン類濃度は改善されてきておりますが、なお、水質環境基準を超える状況にあること等から、神奈川県と協力し、引き続き環境調査を実施し、状況の推移を把握をしてまいります。 荏原製作所に対します行政措置につきましては、荏原製作所藤沢工場は長年に渡って高濃度のダイオキシン類を引地川に排出し、大きな社会的影響が生じたことは誠に遺憾であり、更に、廃水処理施設の能力不足、雨水・汚水の合流、管理体制の不備が認められたため、本日、山本市長から荏原製作所体表取締役社長に対し「事業場における汚水等の処理方法の改善について」の勧告を行いました。 また、今回の勧告と合わせ多くの市民・事業者に多大な不安を与えたことに対する行政措置として、工事請負・業務委託及び物件供給に係わる指名停止を、平成12年6月1日から6月30日までの1カ月間と決定しました。 また、荏原製作所に対しては4月21日付け「引地川水系ダイオキシン類流出汚染事件に関する要望書」記載内容について、早急速やかに対応すべく文書回答を求めると同時に、環境汚染に因る市民不安解消の具体的対応策について今後協議することを確認いたしました。「第4回引地川水系ダイオキシン汚染事件対策連絡調整会議」調査検討結果のまとめ、行政対応の方針について(全文)
資料
図2 ダイオキシン類の排出源となった廃棄物焼却施設の概要(31.5kb)
図4 引地川水系のダイオキシン類に係る環境等の調査結果(131kb)