Award : 1998年 |
ルアー・オブ・ザ・イヤー | 最大釣果ルアー | 最多釣果ルアー |
ロボワーム リーパー |
ゲーリーヤマモト ジャンボグラブ |
ロボワーム リーパー |
- | 釣果 : 44.0 cm | 釣果: 13匹 (43.3%: 13/30) |
- | (芦ノ湖 : 第14号) | 11,12,13,15,16,23,24,25,26,27, 28,29,30 |
授賞理由 ルアー・オブ・ザ・イヤー ロボワーム リーパー
「ずいぶん変な形のワームだなあ。」 はじめてこのワームを見た時の正直な感想です。しかも手抜きをしたかのように裏から見た姿は表面がたいらでまるで1つのワームを2枚におろしたようにもみえます。手持ちに似たタイプのワームがなかったのと、安売りをしていたのでとりあえず買ってみました。ところが... 実戦投入したのが8月と遅かったにもかかわらず、投入以降ボートでの釣りにおいては本来の僕ならボーズ確実な状況下でかろうじてリーパーに救われたり、あるいはオカッパリでは超難攻不落な震生湖や津久井湖でも釣果をあげるなどフィールドを問わず大活躍しました。すっかりその威力にまいってしまった僕は、「これで釣れなきゃそこにはバスはいない」とすら思えるほどの絶対的な信頼をおくワーム、まさに98年の私の切り札のワームになったのです。
よって「ルアー・オブ・ザ・イヤー」は文句無しでリーパーに決定!
最大釣果ルアー ゲーリーヤマモト ジャンボグラブ
ちょうどこの頃、沢村プロが出演しているビデオ「Approach the Bass」の中でテキサスリグのリフトアンドフォールというテクニックをみてフォーリング以外の「タテの釣り」の存在を初めて知り、それを芦ノ湖でジャンボグラを使って初めて実践した時に釣りあげたのがシーズン最大のバスだったのです。多分にビギナーズラックの要因の強い釣果かな。ジャンボグラブを使用したのも沢村プロが使っていたからという、まあようするにモノマネだし、ビデオでは沢村プロがビシッとあわせを見事に決めていましたが、僕の場合は実はあたりが良く分からず結局巻きあわせみたいになってしまい、これはビデオとは大違い。
ジャンボグラブで98年シーズンに釣れたのはこれが最初で最後になってしまい、その後リーパーでの釣果が増えるにつれ大きなバスと出会うことが無くなってしまったので結局その1匹が今シーズン最大のバスとなりました。
最多釣果ルアー ロボワーム リーパー
合計13匹、絶対数としてはぜんぜん多くはないのですが、なにせ30匹中の13匹な訳で、僕自身の相対的な数ではダントツです。しかもシーズン後半からの投入だったことを考えればあらためてその釣果には驚かされます。
使用した色は上の写真にある Blue Crawler です。この色が一番良かったという意味ではなく単に限られた色しか店に置いてなく(安売りだったので)、その中で最も僕好みな色(いわゆる「お肉系」の色には弱いんです、おいしそうだし)だったのが選んだ理由です。
アクションはズル引き、もしくはスローなシェイキング。ワームの動きを観察していると、激しく動かすよりゆっくりと動かした方が微妙な動きというかプルプルと震えてくれて、なんだか良いようです。
リーパーを投入して以来、子バスが多く釣れるようになってしまったような気がしますが、おそらくこれはでかいのが釣れないのではなく、先に子バスが食ってしまうのでしょう。それより不満はワーム自体の耐久性の無さかな。すぐワームがぼろぼろになってしまうのです。おかげで予備としてのリーパーの購入量が増えてしまいました。タックルボックスの中はいつのまにかリーパーが異常繁殖してしまい...ロボワームの売り上げにずいぶんと貢献しています。