僕はちょっぴり地図フェチ。だから地図には少しうるさい。そんな僕に納得の道路地図と言えば昭文社の地図です。
一言で言えば非常に見やすい。おそらく地図中の文字のフォントや大きさ、レイアウト、そして地図中の色の使い方が絶妙なのでしょう。そのためかどうかわかりませんが、本屋にある道路地図の多くは昭文社のものだったりします。
で、この昭文社はバス釣り用の地図もだしていて、今回取り上げるフィッシングマップ（湖沼編）もその一つ。
フィールドやポイント紹介みたいな形で他からも地図はでていますが、多くの場合それらはフリーハンドで地形を描いていたりして厳密に言えば距離や位置が正しく表されているとは言えません。もちろんその方がわかり易かったりする場合もあるのですが僕にとってはあまりうれしくない。
正確さから言えば国土地理院発行の湖沼図に勝るフィールドマップは無いと思うのですが、手軽に入手という訳にはいかないのと該当する湖沼もかなり限定されます。
昭文社のフィッシングマップは、フィールドとその周囲の地形や道路は既存の昭文社の道路地図からそのまま転用したうえで、ボート屋、駐車場、コンビニなどフィールド周囲の情報も記載しており、正確さと見やすさは文句無し。
また、水門、ウィード、杭などのフィールド内のストラクチャーも記載されており、こちらは地図の縮尺の関係からあまり細かく網羅されているわけではありませんが、基本をおさえるには十分な情報量です。
そして僕が最も気に入っているのは湖沼の等深線も記入されている（一部例外もありますが）ことで、およその地形をこれで把握してピンポイントは魚探でチェックと言う具合に効率的に地形の変化を読み取ることができたりします。
実際のフィールドでの使用を考慮して、この地図帳は１枚シートで、使用されている紙も耐水性と耐久性に優れたものを選んだみたいで、そんなこだわりも僕にはうれしい。
地図にこだわる人にはお薦めのフィールドマップです。
( Feb/24/2001 )
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