Library: Video |
Approach The Bass Part-1 沢村幸弘 アピス
僕が初めて買ったビデオです。その後もいくつかビデオを買いましたが、今のところ最もお薦めなビデオの一つです。
テキサス、スプリットショット、ダウンショットの3つの基本的なリグとそれらを使ってどのようなアプローチで攻めるかを沢村プロが実釣をふまえ解説しています。
ビデオの利点は何といっても「動き(アクション)」が一目瞭然な事で特にこのビデオは「リフト&フォール」と「スイープ(のアワセ)」を理解するのにとても役立ちました。
どちらもバスフィッシングのマニュアル本には基本的なものとして取り上げられてますが、初心者にはそれをイメージとして捉えるのは難しいものがあります。
僕には特に「スイープでのアワセ」とはどのようなものか頭では理解していても実践となると良く分からないものがありましたが、ビデオをみて納得。
また、沢村プロが随所にみせていたスイープのアワセは何というかとても美しいものを感じます。このあたりもビデオならではのものがあります。
98年はワーム1色に染まってしまった僕にとってはバイブルとなったビデオ、全90分と結構お買い得でもあります。
(Feb/20/1999)
- Return -
BIGMOUTH FOREVER | ホーマー・サークル ( 日本語監修 ヒロ内藤 ) | CHUROKU |
お店のモニターで流れていた映像を見て思わずリアクションバイト! 在庫切れで予約注文の追い喰い!隣に置いてあった姉妹版(?)の「FEEDING HABITS OF BASS」も入れ喰い!そんな感じで購入したのがこのビデオです。 このビデオはアメリカで製作されたもので、バスの生態やルアーへのアプローチを水中映像をとおして解説しています。でも理屈抜きに魅了され癒されるビデオでもあります。 オ-プニングは水中のバスと水上のバサ-を同時に映していて、全く別の世界の住人がバイトの瞬間、ラインを通し1つの世界を共有する、そんな象徴的なシ-ンで始まります。 舞台は、湧水が豊富なフロリダ州サザンリバー。超クリアーな水質なので映像の美しさは大画面モニターで見たくなるほど。バスの質・量ともに最高のフィールドです。 自らもバスアングラーでアメリカで超メジャーな水中カメラマンのグレン・ロウによる撮影はカメラアングルが秀逸。製作に2年を費やしているだけあってベストショット連発です。 編集に携わったのが全米No.1バスフィッシングライターのホーマー・サークル。釣りビデオを超越し大自然をテーマにしたドキュメンタリー大作と言っても過言ではありません。 舞台、役者、監督、カメラマン、全てに超一級が揃っている訳で完成度の高さはケタ違い。日本のビデオでも水中映像を扱ったものを何本か見ましたが比較になりません。 日本ではこれ程の水中映像ビデオの製作はもう無理でしょう。バスフィッシングの位置付け、これまでの歴史やこれからの将来性が日米であまりに違いすぎるからです。 全編英語ですがもちろん字幕付き。英語の勉強になるかも?日本のバス用語の多くは和製英語ではなくそのままの英語を多用していることがよくわかります。 日本語監修はあのヒロ内藤氏ですが、解説書を読んでいたら、日本人初女性宇宙飛行士の向井千秋さんが実姉、と紹介されていました。知らなかった! ちなみに、あわせて買った「FEEDING HABITS OF BASS」ですが、同じパフォーマンスを期待すると...。 前半はホーマー・サークルによるバスフィッシング9カ条。今となっては基本中の基本。それがアメリカで25年前には確立済という歴史的事実を知る意味では価値有り? 後半はアメリカの著名バスプロのアル・リンドナーとリック・クランの実釣解説。と言っても普段僕らが会話しているのと同じような他愛も無い話をしてるだけのような。 これも25年前の撮影でしょうか。スピニングリールをチキチキいわせながら巻いていたり、およそ垢抜けないファイティングシーンにびっくり。 それでも最後にデカバスを仕留めるところは流石ですが、予測不能な衝撃のエンディングに大爆笑。放送禁止用語連発でのフィニッシュとなっています。 という具合に、何とも評価の難しい作品でして...。「Library」への推奨はとりあえず保留としておきましょう(と言いつつそれなりに紹介しちゃってますが)。 それと、BIGMOUTH FOREVERの続編が現在製作中とか。数年かけての完成予定らしいので、こちらは期待大! ( Jun/26/2005 ) |