*** Bass DataBass 外伝 ***
Bass DataBass の生い立ちを少々
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** 第1章 Bass DataBass 誕生 **
** 第2章 Bass DataBass の7年半 **
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** 第1章: Bass DataBass 誕生 **
* Bass DataBass 立ち上げ *
1999年1月1日に Bass DataBass を開設しましたが、気が付くとそれからそこそこ時間が経ちました。
過去を振り返るには少々早過ぎですが、それでもこの間いくつものバス釣りHPが生まれては消え、そんな中でもBass
DataBas は細々と更新継続中。
そして2004年10月30日には10万アクセスを超えました。
この区切りを機に Bass DataBass を立ち上げるまでのちょっとした裏話を少々公開してみましょう。
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パソコンを購入しインターネットの世界に足を踏み入れたのが1996年夏、そしてバス釣りを始めたのがその年の秋でした。
バス釣りはそれから1年もの間ボーズが続くという悲惨な状況で、それを打破すべく情報源として活用したのがインターネット。
ところがその頃はまだインターネットの普及率が低く、神奈川県内のバス釣り情報に特化したHPはほとんどありませんでした。
で、あれば自分でHPを作ろう、と思ったわけですね。それが1997年。
しかし大きな問題が二つ。
一つ目の問題は、HP作成に関しては全くの素人ということ。HTMLの知識も無ければ勉強しようなんて向上心も皆無。
幸い1996年にHP作成ソフトのホームページビルダーが世の中にでて、HP作成を考え始めた1997年にはバージョン3まで熟成が進みこれは解決。
二つ目の問題は、まだ肝心のバスが1匹も釣れていなかったのです。
それなら初バスゲットまでの道のりをHPにしようかとも思ったのですがあまりにも自虐的。
ようやく初バスをゲットしたのが1997年の晩秋でした。
結果として1998年初めにはHPを作る環境は揃ったのですがこの年はバス釣りそのものに忙しく、結局HPを開設したのは1999年1月1日となった訳です。
こうしてBass DataBass の開設まではかなりスローペースだったのですが、この間に僕のHP作成に刺激を与えた珠玉のHPの存在が実はあったのです。
それをひっそりご紹介。
* Bass DataBass の骨組み *
その頃のHPの多くは、バス釣りもHTMLの知識も相当高いレベルの人が作っていたような気がします。
まだ草創期で今のように誰でも気軽にという環境ではなかったからでしょうか。
ちょっと自分には無理かな、という雰囲気だったような気もしました。
そんな中で、非常に親近感の湧くHPが立ち上がりました。
それが、「 ばす釣りに行こう! 」でした。
このHPのメインフィールドは津久井湖。
当時の僕はここの情報に刺激されよく津久井湖に出撃してました。中沢ワンドに頻繁に通っていて97〜98年の津久井湖オカッパリの僅かな釣果は実は全てここ。
HP管理人の年齢もバス歴も僕と似通っていて、自分もHPを作ってみよう、と思わせる敷居の低さをこのHPに感じたのでした。
これを手本に、神奈川発ローカルバスフィッシング情報、というコンセプトと、「Data(釣果データ)」を中心とする個人データベース公開のHPにしようと決めたのでした。
もちろん、この「Data」も、「ばす釣りに行こう!」のコンテンツの1つを参考にしたものでした。
残念ながらこのHPは現在は閉鎖されてしまったのですが、Bass DataBass の全体の雰囲気や構成はまさにこのHPを手本にしたものでした。
このHPがなかったら、もしかしたら Bass DataBass を立ち上げることはなかったかもしれません。
いつかまた復活してくれると個人的には非常に嬉しいのですが、どうでしょうね。
さて、さらに具体的に各コンテンツを作成するにあたり、僕がブックマークに入れていたお気に入りHPの中でも特に強く共感し参考になったHPが3つありました。
それらもひっそりご紹介。
* Bass DataBass の肉付け *
僕がHP作成を意識し始めた97年頃には既に存在し、特にお気に入りで後のBass
DataBass 作成にもおおいに影響を与えたHPとは次の3つです。
1つ目は、「 Maru's home page's author's husband's home page 」。
メインフィールドは通称びん沼。
僕のHPはあくまで「Data」がメインで釣行記(Report)を書くかは実は迷いました。特に写真を多用するスタイルは僕には面倒で続けていけそうになかったから。
ところがこのHPは基本的には釣行記に写真がないのです。そのかわりかなりリッチな文章で読み手の想像力を膨らませるところが魅力的でした。
Bass DataBass で、文章だけの釣行記のスタイルにしたのはこれをおおいに参考にしたものです。僕の場合文才が無いので表現力はイマイチ。
余談ですが、僕の必殺技のリーパーツネは実はこのHPをみてその存在と威力を初めて知ったのでした。
2つ目は、「 野池の誘惑 」。
メインフィールドは通称みど池。
ここも同様に釣行記に写真はなく、文章はシンプルにまとめられ好感の持てるものでした。
僕が釣行記を読む時は真っ先に結果(釣果)を知りたい方なので、自分のHPでは普通とは逆に結果を本文より先に書いてます。実はこのHPも全く同じスタイル。
僕のあこがれでもあった「野池」ももちろんこのHPのコンテンツの1つで、Bass
DataBass の「Field」はこれに影響されたのがきっかけでした。
そして何よりHPタイトルがとっても素敵。Bass DataBass も、もう少しときめくHPタイトルにすればよかったかな、というのが実は少々反省点です。
3つ目は、「 爆釣野郎! PROCASTERs 」。
メインフィールドは丹沢湖。
僕の知り得る限り、丹沢湖に特化したHPとしては最も古いものではないでしょうか。
ほとんど情報がなく難関フィールドと呼ばれていた当時の丹沢湖に果敢に挑むパイオニア精神に敬服したものでした。
PROCASTERとは当時のダイワのバスタックルのエントリーモデルで、僕も危うくダイワ星人になる程ダイワを中心としたバスタックルの使用インプレッションは絶妙。
Bass DataBassの「Gear」はもちろんこれを参考にしたもの。しかしこのHPは何と言っても文章センスが最高でした。
ちなみに、これら3つのHPは偶然にも共通性があります。それは、
* 超ローカルなフィールドをメインフィールドにしていること。
* しかし現在ではメインフィールドが変わりHPタイトルまで変わっていること。
* 結果としてHPの路線が変わっている(バスフィッシングのHPでなくなっているものもあり)にもかかわらず、HPは今(2004年11月時点)も続いていること。
相互リンクしている訳ではなくHPタイトル名も今ではかわっていますが、興味のある人は調べてみれば見つかるでしょう。
当時はバスフィッシングのHPは今ほどスタイルが確立されていなかったように思います。
こうした珠玉のHPはまさに先駆者なのです。
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こうして1999年1月1日に、Bass DataBass はスタートしたわけです。
以来、一貫してマイペース&キープコンセプトで地道に続けています。
そして、これからも同様に続けていければと思っています。
(Nov/27/2004)
** 第2章 Bass DataBass の7年半 **
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