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地域まちづくり会議ニュース 第6号
(平成16年3月発行) |
このニュースの内容は都市計画課のこちらのページに
掲載されています。(PDFファイル) |
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- カントク跡地を中心としたまちづくりに関する検討を行うために発足した「藤沢市辻堂駅周辺地域まちづくり会議」は、平成16年2月17日「私達が考える“辻堂駅周辺地区”の将来ビジョン」と題する提案をとりまとめ、平成16年2月24日開催された辻堂駅周辺地区整備基本計画検討委員会に提出いたしました。
私達、「藤沢市辻堂駅周辺地域まちづくり会議」は、カントク跡地を含む周辺地域のまちづくりに関する検討を目的に、平成15年8月19日に発足し、6回に及ぶ検討を行ってきました。
昭和11年から辻堂駅前で操業し、私達の生活の原風景として、また、地域企業として長年親しまれてきた、カントク工場の突然の撤退は衝撃的な出来事でした。また、一方で新たな辻堂駅周辺地域の都市再生が始まるのではないかとの期待で胸の鼓動が高まったのも事実でした。
私達に与えられた命題は、土地を所有する地権者が、いずれは売却することを前提に、地域の将来ビジョンやまちづくりの方向性等について検討し、意見・提案をまとめることでした。
しかし、誰がこの提案を担保してくれるのか、或いは絵に描いた餅にならないのか等、会議でも繰り返し繰り返し議論がされました。
検討を重ねていくうちに、委員から様々なアイデアや意見・提案が提起されると共に、市民の皆様からも多数の意見・提案が寄せられてきました。
そのひとつひとつが、地域を愛し、地域をよりよいまちにしていくための市民の「思い」の結晶でした。
そして、市民がまちづくりに主体性をもって、参加し、議論を深めていくことは、事業者と市民・行政による「協議型まちづくり」という新たなまちづくりの始まりであることを感じ取りました。
このような真剣な意見の積み重ねが、当初心配されていた様々な懸念を払拭させ、結果「私達が考える“辻堂駅周辺地区”の将来ビジョン(提案)」としてまとめることができました。この私達の思いを「辻堂駅周辺地区整備基本計画検討委員会」で受け止めて頂くと共に、地権者の皆様にもご理解を頂き、事業者と市民・行政が共有する「将来ビジョン」として生かされることを願っております。
今後も、辻堂駅周辺地域の将来ビジョンが実現化されていく過程において、私達は、事業者と行政との連携を更に深めながら、まちづくりを推進していきたいと考えております。
2004年(平成16年)2月17日
藤沢市辻堂駅周辺地域まちづくり会議委員一同
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1.辻堂周辺地区の将来イメージ
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- まちの活動が育てる地域の先導的産業拠点
- 多様な都市・文化活動が広域的に連携する拠点
- オープンスペースと緑がまちと一体化したパークシティ
- 環境への負荷が少ないエコシティ
- 都市防災・ユニバーサルデザインに配慮した安全・安心なまち
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2.地区の整備方針
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- 都市計画等に基づく計画的なまちづくりを進める。
- カントク跡地だけでなくそれと一体的に整備すべき隣接地も含めて、土地の交換分合・街区の整序などを行い、都市基盤と宅地の整備を行うと共に多様な事業主体の参画と都市再生特別措置法などの様々な仕組み・制度の活用により事業の迅速化を図る。
- 新しい戦略的機能の集積・空間の整備により、地域の拠点性を高める。
- 自立的な都市として必要な「複合都市機能(職・住・遊・学・商)」と、湘南地域の都市・産業活動を先導する「産業関連機能」「広域連携機能」などの戦略的機能を導入し、これら機能が相互に連関すること地域の拠点性、集積度を高める。
- 辻堂駅周辺地区の環境・景観の創造に努める。
- 個性的な潤いのある景観形成に努め、調和と潤いのあるまちなみを創るものとする。
- 開発により都市的な集積が高まると周辺の住環境や地球環境への影響が懸念されることから、環境に対する負荷をできる限り軽減する施策を講じるものとする。
- 緑とオープンスペースがまちと一体となったまちづくりを図る。
- 安全・安心なまちにするために、都市防災やユニバーサルデザインの視点に立ったまちづくりを進めるものとする。
- 地域のまちづくりと暮らしに貢献する機能や空間を整備する。
- 開発地区に導入する新しい機能や基盤整備は周辺の住環境の防災性・利便性・快適性の向上及び既存産業機能の存続・生長に配慮した計画とする。
- 南北・東西市街地の一体化により、地域の活性化を図る。
- 開発地区内の新たに計画される道路や歩行者空間は南口の商業集積や明治市民センター等の既存の拠点機能や集積を結びつけることによって、東西・南北の交流・連携をつくり出し、地域の活性化を後押しする。
- 交通結節機能を強化し、辻堂駅を中心とした交流・交通アクセス性を高める。
- 辻堂駅機能や駅前広場・デッキ等、辻堂駅直近地区の改良強化を図る。
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<将来像のイメージ>
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- JR辻堂駅機能の強化
- ホームの拡幅・増設など駅の機能強化、交通情報・地域情報サービス等駅機能拡充を図る。
- 南北連絡デッキの拡充と橋上駅のバリアフリー化を進める。
- 辻堂駅初タラ線の移設と拡幅
- ホームの拡幅・増設用地を生み出すため、初タラ線を北側に少し移動する。
- 併せて、駅前広場の整備に合わせ、その取り付け道路となる初タラ線の拡幅を行う。
- 茅ヶ崎市側も将来のバス運行の機能強化等を見込んだ拡幅を検討する必要がある。
- 駅前広場の整備
- 北口駅前広場を将来交通需要を見込んで拡充整備する。
- 西口については茅ヶ崎市域からのアクセスの利便性を高めるために西北歩行者広場を整備する。
- 南北地区幹線道路の整備
- 北口駅前と国道1号線を結ぶ地区幹線道路を整備する。
- カントク跡地からの発生交通を負担する地区幹線道路として、広域的幹線道路である辻堂駅遠藤線と役割分担する。
- また、地区のシンボルロードとして、緑豊かな並木・広幅員の歩道・自転車道を持つ歩行者のメイン軸としても計画する。
- 東西地区幹線道路の整備
- 東西方向の地区幹線道路として、藤沢羽鳥線を延伸し、カントク敷地を横断し、初タラ線に接続する。
- 茅ヶ崎市側については、大規模団地の土地利用転換や更新と合わせつつ、東西道路の延伸を検討する必要がある。
- その他の地区内のサービス道路等
- 土地利用の画地の確定に合わせ、地区計画の地区施設として整備してゆく。
- カントク跡地計画に当たっては、周辺の既存地区道路網の改変も含め、安全性・利便性・防災性の観点に立って地区道路網を形成する。
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- 鉄道南北を結ぶ歩行者デッキの拡充
- 駅機能の強化、駅前広場の整備、南口商店街の防災街区造成事業等により築造された建物の老朽化に伴う再開発と連携し、南北を結ぶ歩行者デッキを拡充する。
- シンボル的な南北軸歩行者空間の整備
- 駅前からカントク跡地の各ゾーンを貫き、国道1号線まで伸びる緑豊かで広々とした安全で快適な歩行者空間を整備する。
- 東西軸歩行者空間の整備
- カントク跡地を横断して広域連携機能ゾーンに沿って、明治市民センター・土打公園を経て辻堂北口商店街に達するコミュニティを結びつける歩行者動線を整備する。
- 茅ヶ崎市側は、大規模団地の土地利用転換・更新等の機会を捉えつつ、両市を結ぶコミュニティ道路等の延伸を検討する必要がある。
- 公園の整備
- 南北・東西歩行者空間の交点付近に地区の核となる公園を整備する。
- 公園は、規模的な制約を補い、利用の相乗効果を生むように、広域連携機能ゾーンの施設や複合的都市機能ゾーンのオープンスペースと一体的に整備されることが望ましい。
- その他のオープンスペース
- 各宅地や施設は、防災機能も併せ持つ公開空地を提供し、地区全体に緑豊かなオープンスペースネットワークを形成するようにする。
- 公園には防災機能を併せ持つようにする。
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- 産業関連機能ゾーン
- 北側は既存生産機能の存続を図り、ものづくり産業や生命科学・バイオ産業などをテーマとした「研究開発型施設」や大学サテライト機能などの集積を図るなど、研究開発型の産業関連機能ゾーン。
- 企業の研究開発施設などと連携・サポートするインキュベーション、コミュニティビジネスなどを集積する。
- 広域連携機能ゾ−ン
- 藤沢市の都市拠点の1つ辻堂の新しいシンボルゾーン、湘南一帯の広域的な都市活動連携拠点の1つとして、湘南のライフスタイルに裏打ちされた広域集客機能を導入する。
- 多様なニーズに対応する能力開発・文化・教育機能などの社会人のキャリアアップや生涯学習を支援する機能などを導入する。
- 広域連携ゾーンは、明治市民センター、土打公園とも連携し、新たな広域行政を支える機能等の導入も含めて広域連携ゾーンとする。
- 複合都市機能ゾ−ン
- 3−1 複合都市機能Aゾーン
- 緑豊かな広大なオープンスペースと施設が一体となった「総合的レジャー・スポーツ」、「文化・アミューズメント」等の機能の導入が考えられる。
- 駅や主要幹線道路に近い沿道街区は、業務・商業・ホテル・住宅などの都市機能の複合ゾーンとする。
- 3−2 複合都市機能Bゾーン
- 質の高い健康サービスが享受できる、高度医療・健康福祉・健康サービス産業などの「医療・健康・ヒューマンケア拠点」機能を導入する。
- 3−3 複合都市機能Cゾーン
- 西側一帯は、隣接する既存の住宅地と一体化する都市型住宅地とする。
- 足もとに公益施設やコミュニティ施設を配置すると共に、緑豊かな住環境を形成する。
- 交通結節点機能ゾ−ン
- 交通結節点として駅機能・駅前広場の拡充整備を行うと共に、南口の
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<計画的なまちづくりの進め方
(仕組みとルール)>
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- 地権者と藤沢市・茅ヶ崎市・関係機関等による検討委員会で立案された「辻堂駅周辺地区整備基本計画」に基づき地権者と事業者は、事業計画を策定し開発を行う。
「辻堂駅周辺地区整備基本計画」は、「辻堂駅周辺地域まちづくり会議」の提案を可能な限り受け止めたものとする。
- 地権者と事業者は「辻堂駅周辺地区整備基本計画」を尊重し、藤沢市と協議しながら事業計画を策定し開発を進める。
- 地権者・事業者・行政は、計画・事業の各段階で地域住民・市民に対して積極的に情報を公開し、意見を聴取して計画・事業に可能な限り反映するよう努める。
- 事業計画は、「都市再生特別措置法」や都市計画法に基づく「地区計画」などにより都市計画として計画の方針を担保する。
- 空間づくりは「藤沢市都市景観条例」や制度化が予定されている「(仮)景観法」に基づいて美しいまちづくりを進める。
- 藤沢・茅ヶ崎両市は協調・連携して、必要な都市基盤施設・公共施設・広域行政サービス施設等の整備に努める。
- 地権者・事業者は事業化に際して、地域の事業所・商業者・住民等に対し、起業や雇用機会を増進するよう努める。
- 起業者や就業者を支援する仕組み(託児サービス、スキルアップなど)の整備に努める。
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検討経過
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