辻堂駅まわり空中回廊 トップページ

解体工事に関連して
関東特殊製綱から地域に回覧提供された文書
二ッ谷町内会
会長      様

平成16年6月21日
関東特殊製鋼株式会社
業務部長 緒方 知博

弊社敷地の更地化工事の現状について

近隣の皆様方には、平素より弊社に対するご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
現在進めております弊社敷地の更地化工事の現状について、以下のとおりご報告申し上げます。

1.解体更地化工事工程

(1)全体工事期間
     H15.11 〜 H17.9
  1 建家解体工事:  H15.11中旬  〜 H17.9
  2 基礎解体工事:  H15.12中旬  〜 H17.9
  3 油分含有土処理: H16.5 中旬  〜 H17.9

(2)建家別詳細工程
 直近の建家別解体スケジュールについては別添の工程表、ならびに、建家配置図をご参照下さい。

(3)作業実施日
 月曜日〜土曜日(原則として、日曜日は作業休日)

(4)作業時間帯
 1 建家および基礎解体作業: 原則として8時〜18時(夏期は19時まで)
 2 油含有土処理装置: 月曜日8時〜日曜日8時まで昼夜稼働(日曜日は休み)


2.臭気発生問題
 直近において、弊社敷地の解体更地化工事に伴い異臭が感じられるとのご指摘が、近隣住民の方から寄せられました。
 この件に関して調査の結果判明した事項、ならびに、現在における対策検討の状況について以下のとおりご報告いたします。

(1)原因調査結果

 弊社敷地の解体工事に際し、一部区域において過去の操業中に使用していた燃料油、機械油等が地中に滲出している個所が見つかり、当該個所の土壌を掘削して油分を除去する工事をおこなっています。
 この度のご指摘に基づいて調査した結果、問題の臭気は、一部の機械工場跡地において地中に滲出していた切削油が土間の解体工事に伴って表面に露出したことが原因と判明しました。
 この油は、旋盤等を用いた機械加工に際して一般的に使用される切削油の一種であります。

(2)危険有害性等

 製造元(出光興産KK)の「製品安全データシート」により、今回の臭気の原因となった切削油の危険有害性等について再確認をいたしました。

 危険性:当切削油は消防法上の危険物第4類第3石油類に該当し、引火点が130℃以上のため強制的に加熱しない限り引火のおそれはなく、また、自然発火等の危険性もありません。

 有害性:高度に精製され不純物の少ない石油系炭化水素であり、発ガン性の可能性があるとされる物質(IARC=国際ガン研究機関による分類)は含有されていません。眼や皮膚と直接接触することにより刺激や炎症等を起こす可能性はあり得ますが、通常想定される作業環境等において健康上の問題を生じることはないものと考えます。

(3)大気中有害物質および悪臭分析結果

 敷地境界における大気の調査の結果、大気中の有害汚染物質(大気汚染防止法に基づくべンゼン等4項目)、および、特定悪臭物質(悪臭防止法に基づくアンモニア等22物質)に関してすべて基準値未満でありました。

(4)対策検討状況

 現在、問題の臭気の抑制対策について検討を進めておりますが、対策案が策定できるまでの間、以下により当面の臭気発生を防止いたします。
    • 今回の臭気発生の原因となった区域の掘削工事を中断するとともに、掘削個所の表面を清浄な土で覆って臭気発生を防止いたします。(以上、実施済み)
    • 当該個所の掘削工事中断の間、臭気発生の問題のない個所を対象として工事を実施しますが、その際にも充分の注意を払って進めます。
 今後の工事の進捗に当たっては、近隣の皆様から頂戴したご指摘等を踏まえて、皆様方にご迷惑をお掛けすることのないよう、藤沢市様および隣接茅ヶ崎市様とも充分に相談いたしながら、最大限の注意を払ってまいる所存です。今回、問題となった個所の掘削については、上に述べた対策を講じた後、皆様にお知らせした上で再開したいと考えますが、その節はよろしくご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
以上
[問合せ窓口]総務室:TEL.0466−33−7111



↓クリックすると、大きな画像を表示します。↓
図の上が南になります。

解体工事予定
メール

トップページへ