- 取り組み方針
カントク跡地、公団取得用地を含めた約21.7ha に及ぶ工業専用地域の土地利用更新問題は、本市の総合計画、都市マスタープラン等で位置づけられた「都市拠点」としての辻堂駅周辺のまちづくりや本市の都市・産業構造に大きな影響をもたらす重要な課題です。(別添図参照)
- 平成15年6月に市及びカントク、公団、協同油脂の4者は共同で、土地利用、都市基盤、事業手法と仕組み等について、調査・検討を行っていくことを合意しました。
- 地域の課題
- カントク跡地周辺の現況土地利用、工業専用地域・土地区画整理区域等の現況都市計画、地域環境上の課題。
- 幹線道路計画と道路交通の現況、辻堂駅機能、南北歩行者軸等の都市機能の課題。
- 製造業の転出、沿道型商店街の現状など産業・商業活動から見た課題。
- 市域が接し、藤沢市西エリアと茅ヶ崎市東エリアがひとつの駅勢圏、生活圏を形成している広域的な都市活動上の課題。
- まちづくりの方向について
カントク跡地を中心としたまちづくりの目指す方向
- 成熟した湘南の環境と文化を基盤とした「都市経営拠点」
・本市の都市構造再編のリーディング役。
・良好な環境を将来の次世代に引き継ぐために、環境と共生する都市の形成を図る。
- 経済の根幹である産業力を強化するための新しい「産業集積拠点」
・本市の新たな産業活動と人・物・情報の流れの創生と新たな産業集積の受け皿となる
研究開発機能や都市型産業拠点の構築を図る。
- 将来の都市連携・広域行政を視野に入れた「広域的な都市活動連携の形成拠点」
・広域行政の連携拠点としての都市機能、交通基盤の充実を図る。
・質の高い都市空間、生活空間を生みだす社会的な都市機能の形成を図る。
- 検討の進め方の体制
- 庁内体制
カントク跡地のまちづくりの方向や都市構造・産業構造の現状を踏まえ、都市再生に向けた調査・検討を行うために、企画部、経済部、計画建築部によるカントク跡地対策プロジェクトを平成15年5月に設置しました。
- 藤沢市と茅ヶ崎市の連携体制
平成15年7月に両市が共同で地域課題や広域的課題及びまちづくりについて連携して取り組むことを確認しました。
平成15年8月に、茅ヶ崎市は辻堂駅西口周辺整備担当を設置し、まちづくりの体制を整えました。
- 検討委員会
まちづくりの理念、土地利用、都市基盤及び事業手法や土地利用更新手法並びに環境形成等の方向について検討する辻堂駅周辺地区整備基本計画検討委員会を平成15年7月に設置しました。
検討委員会は、専門家、神奈川県、県警本部、茅ヶ崎市、JR東日本、カントク、公団、協同油脂及び藤沢市の委員20名で構成されています。
- 市民の意見・要望等の反映の仕組み
<藤沢市>
平成15年8月、辻堂、明治、湘南大庭地区の市民、商工業者等の組織等の代表18名と専門家2名等から構成する「藤沢市辻堂駅周辺地域まちづくり会議」を設置しました。
地域まちづくり会議は、カントク跡地を中心としたまちづくりに関する意見、要望について整理し、検討委員会に節目ごとに提案し、可能な限りまちづくりに反映させていきます。
<茅ヶ崎市>
市民の意見、要望等の把握を目的に平成15年秋を目標に、茅ヶ崎市も(仮)辻堂駅西口周辺地区市民まちづくり会議を設置する予定です。
- スケジュール
カントク跡地のまちづくりについては、様々な状況等を踏まえ、平成17年秋頃を目標に、地区整備計画、事業主体、土地利用更新手法等を明らかにし、都市計画に係る法的手続を完了する予定です。
検討委員会は、平成16年3月を目標に地域まちづくり会議からの意見・要望等を踏まえ、地区整備基本計画を取りまとめる予定です。
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