空と文字(SKY)

電流計つくりました


電動RCのセッティングをするには、やっぱり電流計が必要かな〜? でも使用頻度考えたら高いよな・・・
などと思っていましたが、ここ(坂本さんのホームページ)をみて、「つくってみよう」という気になりました。


デジタル電圧計のキットを使用

電流の測定原理は10cmほどの電線をバッテリーコネクターに継ぎ足して、電線の線間抵抗による電圧降下を電圧計で測定して計算するという方法です。
電線抵抗が1mΩとなるように調整すると1Aで1mVになります、電圧はテスターで測っても良いのですが、電線を1mΩぴったりに作るのは困難なので、実測値から求めた定数を毎回乗算することになり大変です。
そこで、今回は秋月電子通商デジタル電圧計キットを使用しました。
スパンボリュームが付いているので電線の抵抗値をラフに設定できますし、測定精度も最大199.9A、分解能0.1Aとモーターの電流を測るには十分です。
注意:スパンボリュームの校正をするために電流計が必要です(テスターの電流レンジ10A〜20AでOK)


製作中

ちょっと欲がでてしまい、「せっかくだからヘリに積めるくらい小型化したろ」という事で、基板を使わずに部品をぎっちりと詰め込んで空中配線となりました。
下の写真は一応動作する所まで組み上がった状態で信号入力用のシールド線と006P電池からの線(赤と黒)が仮配線されています。

あとは電源スイッチをつけて全面銅板でシールドしてケースに組み込みです、電池は3Vのボタン型を3個直列で使おうと思っています。
シールドしないと最下位桁が不安定になると説明書にありましたが、この状態で実際に使ってみたところ安定していました。(でも念のためシールドします)


そして完成

ケースはキットに付属のものを使用、短い辺が液晶の横幅にぴったりだったので、蓋だけを使用し液晶の幅にカットすると2つとれましたので貝殻の様に合わせてセロファンテープで止めました。
電池はリチウムマンガンの2016タイプが無駄なくスペースに収まりました。
 サイズ 58×33×15mm
 重量  47g(コネクター含む)



テスターを電流レンジで直列にいれて校正します。
負荷として使用しているのは先日クラッシュしたF−16です。



10cmの電線が細かったのか電流値が大きめに出てしまい、ボリュームを回しきっても調整がとれませんでしたので、6cmに切りつめてOKでした。(8cmあたりが丁度よかったのですがボリュームゲインを上げる方向にはけっこう余裕があったので短めにしました)

負荷側のロッキーコネクタはハンダ付け部分の絶縁チューブを使用せずむき出しにしてあります、ここに電圧計(テスター)をつないで電流と電圧を同時に測るためです。


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