太郎のフィールドノート

日常が観察会である
WEB版『ふじさわ自然通信』案内人氏
彼の観察ノートから面白そうな記録を選んでみたのですが・・・
さて、いかがなものでしょうか?




クサガメに遭遇◇2004年12月11日◇境川・白鷺橋上流
オオスズメバチ♂◇2004年11月14日◇遠藤笹窪谷
ニホントビナナフシオスを確認2004年7月19日◇大和市泉の森




    
 

  
境川のクサガメ

クサガメ発見◇境川・白鷺橋上流/2004.12.11

●よく晴れて暖かな土曜日の昼下がり、
久しぶりに湘南台付近の境川に出かけました。
車中で昼食を済ませ、長靴を履きいそいそと河原へ。
川の中を歩いていると、
私の足元の黒い石が動いているのに気が付きました。
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クサガメ氏のポートレート

カメラを構えると目が合うんです

●彼は甲長15Cmほどの大きさのオスで、
石が多く流れのきつい境川の住人らしくい、
白い傷が甲羅の表裏に多く見られました。
暖かい日だったとはいえすでに12月なのです。
が、動作は俊敏。

捕まえると首と脚を甲羅の中に引っ込めるものの、
手を離すとすぐに首、脚を伸ばし、
川の中心に向かい、動き出します。
ともかく、元気なクサガメくんでした。

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オオスズメバチのオス

オオスズメバチ♂◇2004年11月14日◇遠藤笹窪谷

●谷戸に入る前の林縁の道で、
力尽きて間もないものと思われるオオスズメバチ♂を発見しました。
オスは触角が長く、毒針がありません。
こうやって見るとなかなかの迫力です。
皆で掌に乗せて観察していたところ、
小学2年生のナチュラリスト・YURIちゃんに
いただかれてしまいました。
私も欲しかったんだけど・・・。
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オオスズメバチの顔

オオスズメバチ・拡大◇2004年11月14日

●購入直後、
充電器の故障(なんとも稀な)により活動停止状態に陥っていた
“キャメディアC−5060”がようやく復活しました。
今度のキャメディアには、
スーパーマクロモードなる機能が付加されているのですが、
実力はごらんのとおりです。

相変わらず好きみたいですね!
蜂のこと・・・。
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ニホントビナナフシオスを確認

●2004年7月19日、大和市泉の森で行った観察会において、
引地川の水源地付近で、
子どもたちがニホントビナナフシを発見したのですが、少お々様子がヘン。
そこで、持ち帰り調べたところ、
オスの終齢幼虫であることを確認しました。

本州で確認できるトビナナフシの仲間は4種で、この内3種、
ニホントビナナフシ、シラキトビナナフシ、ヤスマツトビナナフシは、
とてもよく似ています。
シラキトビナナフシ、ヤスマツトビナナフシでは、
今までにオスは発見されていないようです。

ニホントビナナフシは、屋久島以南では両性生殖、
九州以北では単為生殖をするものと考えられており、
藤沢近辺でオスを確認することはごく稀なことであると考えられます。

ちなみに、トビナナフシのもう1種、タイワントビナナフシでは、
飼育下で1例のみ、オスが記録されているそうです。
また、藤沢で見ることができるナナフシ類3種の内、
ナナフシモドキでは過去にオスの記録は4例のみ、
トゲナナフシでは飼育下で1例のみ、
と、トンボ出版発行の
「ナナフシのすべて/岡田正哉氏著」には記されています。

というわけで、初めて見る、ナナフシ類のオスの姿に、
興奮した1日でありました。
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ニホントビナナフシのオス

ニホントビナナフシのオスが
羽化

●とりあえず、飼育ケースの準備ができるまでと思い、
クヌギとコナラの枝を水を入れたフィルムケースに刺したものと一緒に、
ビニールの袋に入れておいたのですが、
20日の夜には羽化してしまいました。

まさか、翌日に羽化するとは思っていなかったので、
羽化のためのスペースが十分に確保されておらず、
右後翅が完全に伸びきらなかったのがとても残念です。
なぜなら、メスに比べ身体が細く小さい割りに後翅が大きく、
時折翅を広げ羽ばたいたりするからです。
後翅が左右完全な状態であれば十分に飛翔できそうに感じます。
しかも、メスと比較すると、動作も機敏なのです。
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ニホントビナナフシ羽化殻

ニホントビナナフシ・オスの羽化殻

●しかしながら、良いこともありました。
とても貴重なオスの羽化殻が手に入ったこともその一つです。

参考・案内人のニホントビナナフシ飼育記録
「不思議に挑戦・ニホントビナナフシ」
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~denka/index2.htm

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かなり気まぐれな観察記録/今日の狼谷

2004.11.22
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