第25回藤沢北高等学校卒業式

 すべての行事に「最後の」が付くようになってから一年。藤沢北高から最後の生徒たちが卒業する日になりました。前日の予行の雨は上がり、天気はこの日に味方してくれたようです。しかし寒さは厳しく、体育館にいるものすべてを容赦なく冷やしていました。


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卒業式は例年通り体育館で開かれました。

主役たちが入場する前の会場です。
 体育館の左に掲げられている第9期卒業生から贈られた校歌のプレートです。
このプレートも残念ながら無くなってしまうようです。
 この場所で校歌が歌われる最後の機会なのでしょう。
 私は現役の頃はほとんど歌うことはありませんでしたが、同窓会に入ってからは現役の頃よりもよく校歌を歌っています。
卒業生の入場です。
 吉名校長からの挨拶です。学び続ける姿勢の大切さ、学ぶことを放棄したものへの警句を故事を紐解き説かれていました。卒業生ではない私でしたが身につまされる思いにかられました。
 卒業証書授与です。せっかく生徒が少ないのだから全員やればと後で思いましたが、寒い会場ではそんなこと思いつきませんでした。
 卒業証書を渡されるときの生徒たちのパフォーマンスがよかったです。
 3年間1100日にもわたる長い間、無遅刻無欠席を成し遂げた素晴らしき7人です。入学後数日でこの資格をなくした私にとって、この7人の姿は眩しすぎました。
 最後にふさわしい生徒を藤沢北高は得ました。生徒たちが自発的に、先生たちに卒業証書授与をしていました。
 そして生徒たちによる最後の合唱です。歌った皆さん、何の歌かタイトルを教えてください。
 生徒たちの退場です。北高から旅立つ最後の生徒たちの姿を心に刻み付けました。
そして誰もいなくなしました・・・。