歯並びと健康
歯並び、咬み合わせと健康
良い歯並び、咬み合わせは歯を長持ちさせます。
歯並びの悪い人は食事の後に歯に汚れが溜まりやすく、またハミガキをしても汚れが取れにくかったり、どうしても汚れが取れないところがあり、虫歯や歯茎の病気になりやすくなります。一方、歯並びの良い人は同じ物を食べても歯に汚れが付きにくく、またハミガキで汚れも簡単に取ることができるため、虫歯や歯茎の病気になりにくく、結局歯並びが良い人のほうが歯並びの悪い人よりも歯を長持ちさせることができます。
きれいな歯並びで美しい笑顔は周りの人達に良い印象を与えるばかりでなく、自分自身 に自信が持てるようになります。
人間は外見が大事なのではありません。中身が大事なのです。でも、もし中身は素晴らしいのに外見が悪いために「損」しているとしたらどうでしょう。優れた能力と素晴らしい人柄を持っているのに、歯並びが悪いために他の人から良い印象を持たれなかったり、あるいは人前に出たりするのに自信がないという悩みを持った人達がいるのです。そしてこのような悩みは本人にしかわからないのです。歯並びがすごく悪くても全然気にしない人も入れば、ほんの少し前歯が曲がっていることを長い間悩んでいる人がいます。しかし残念なことに、歯並びが自然に良くなることはありません。ですから少しでも歯並びが気になる人はお近くの歯医者さんにご相談なさることをお勧めします。
良い歯並び、良い咬み合わせの人は何でも食べられるため、栄養が片寄らないようになり、またしっかり噛んで食べれば胃腸の負担を少なくすることができます。
人間は親知らずを除いて全部で上アゴと下アゴにそれぞれ14本の歯、すなわち全部で28本の歯があります。これらの歯が均等に調和が取れてうまく噛み合っていれば柔らかいものから硬いものまでなんでも食べることができますし、また食べ物を良くかみ砕いて食べることができるため、消化を助け胃腸の負担を少なくすることができます。良い咬み合わせで美味しいものをなんでも食べられるというのは子供にとっても大人にとっても健康の基本です。
良い歯並び、良い咬み合わせでしっかり噛んで食べれば、脳の血流が良くなり、脳の発 達を促進させます。
最近の研究では良い咬み合わせでしっかり噛んで食べることは、頭の血の巡りを良くし、学習能力が向上したり、老人のボケの防止に役立つといわれています。
(歯並びの異常)
歯並びの異常はすべての年齢が対象にはなりますが、一般的には学童を中心に考えます。
(不正咬合の種類)
・下顎前突(うけ口)・上顎前突(出っ歯)・叢生(乱ぐい歯)・開咬
・不正咬合は何故治療の必要があるのか?
歯並びが悪いことは見た目の問題だけではなく、むし歯や歯周病になりやすいことも含め、
顎の関節に異常が出たりする原因になることもあります。
また、噛み合わせを治すことでお子様の顎の正常な発育を引き出すこともできるばかりか、
心身の発育の向上やスポーツにおける記録の向上や学業成績の向上にも役立たせる可能性も高まります。
また、矯正治療では歯並びの改善に加え、調和の取れた顔貌が得られるなど(写真)多くの
メリットがあります。
遺伝因子のからむ先天的な要素はいまのところ予防は不可能です。
しかし、下記の事柄は不正咬合の予防という観点からも大変重要で無視できません。
(後天性不正咬合の原因)
人工乳保育
・鼻疾患(口呼吸)
・舌の癖
・指しゃぶり(吸指癖)
・乳歯の時代のむし歯の放置(欠損部等への歯牙移動)
詳しいことは矯正専門医へのご相談をお勧めします。
(藤沢市歯科医師会)
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