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生 地 から パ ンへ
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©
Akira Fukuchi
ミキシングの仕上がり状態を確かめる。
透き通るような生地の膜、手に伝わる適度の粘弾性。
パン生地の走査電子顕微鏡写真
@網状に分布するグルテン
A大粒でん粉
B小粒でん粉
Cイースト
イーストの周辺は空洞状。醗酵で発生した炭酸ガスの圧力で生じた気泡。
網状に分布するグルテンのネットワークは、先ずミキシングで形成され、次いで、醗酵で生ずる気泡により、構造は更に細かくなってゆく。
スライスした山食パンの ”超軟 X 線写真
*
”
パンの内相(クラム)の”すだち”或いは”きめだち”と呼ばれるポーラスな組織模様が強調されて見える。
*
X 線のなかでも透過力の弱い長波長の X 線を使用 (胸部X線写真用の波長では通り過ぎてしまい何も写らない)。
市販食パン2種の内相(クラム) グルテン分布(光学顕微鏡写真)
繊維状に伸びたグルテンが網目状の構造を作っている。
パン内相片を水に浸し、二枚のガラス板の間に挟んだ状態(グルテンだけが見えるように処理)
この食パンは右に比べて、内相キメ細かく膜が薄く
食感はソフト。
左のような細いグルテン繊維はあまり見られず、太い繊維が主体で粗い感じ。 (丸いのは浸水後に生じた泡)
参 考
コムギ粉生地の物理性測定について
別のページで説明
Copyright © 2012 Akira Fukuchi