尾瀬山行報告

日時 : 7月7〜8日

参加者:Sumiリーダー、絵師、泰、gyosho、Kanegon、Compass、Kobayan、ちゃっきー、KINA、
    Kojima、Morikazu、Saitou(記)

 数日前までは雨の予報であったが、鳩待峠についた時には、お天気も良くなった。

(湿原コース 7月7日
 1日目の湿原コースは、絵師、泰、Compass、KINA、Kojima、Morikazu、Saitou のメンバーでの 行動となる。
 9:07 に鳩待峠を出発し、山の鼻へ向かう。山の鼻へは、下りの木道で、しかも木陰になっているので 日差しを心配しないで快適に歩く事ができた。湿原では何種類くらいの花が見れるかと思いながら、 余裕で歩いているが、帰りはこの道を登るのかと思うと、少し不安を覚えた。鳥の鳴き声や、小川の 流れる音を聞きながら、しばらく歩く。

 9:58 山の鼻に到着。ここからは、尾瀬ヶ原の木道になる。日差しを遮るものは無いので、各自、日焼け 対策、虫除け対策を行う。Mさんが付けた黄色い虫除けバンドは、周囲にココナツのような匂いを 漂わせる。この匂いに虫が寄ってくるのではないかと心配した。準備が整い、歩き出す。一列になって 歩いていたが、花を見つけると立ち止まり、観察し、写真を撮っている。今日の尾瀬ヶ原は、何故か 来ている人が少なく、写真をとるために立ち止まっていても他の人の邪魔にならない。数日前までの 天気予報では雨だったからすいているようだ。

 11:15 中田代三叉路 ここからヨッピ橋へ行く木道を見ると、先にはニッコウキスゲの群落を確認 できる。帰りはあそこから来るんだななどと思いながら、直進する。

 12:00 竜宮十字路に着く。お昼になったので、尾瀬ヶ原の木道のベンチで食事をとる。西に至仏山、 東に燧ケ岳、周りは湿原である。最高のロケーションである。空気が澄んでいるためか遠くの山々まで はっきり見える。

 12:50 竜宮十字路出発。予定では、下田十字路〜ヨッピ橋を通り山の鼻への行程だが、時間の関係で、 きた道を戻るコースに変更する。
 13:15 牛首通過。
 14:05 山の鼻到着。

 湿原の植物
キンコウカカキツバタニッコウキスゲトキソウサワラン
タテヤマリンドウウラジロヨウラクモウセンゴケレンゲツツジオオマルバノボシ
ワタスゲサゲヌゲカラマツソウヤマオダマキオゼコウホネ
コツマトリソウヤナギトラノオミズバショウヒツジゴケヒオウギアヤメ
ツルコケモモヒメシャクナゲチングルマミツガシワハクサンチドリ
クロバナロウゲ


(笠ヶ岳隊の巻 7月7日
 参加(笠隊):gyosho、kanegon、kobayan、チャッキー、スミ(記)
 行程:9:10鳩待峠−13:00笠ヶ岳14:00−16:10鳩待峠

 9:10、鳩待峠にて、尾瀬ヶ原隊(湿原コース)と笠ヶ岳隊(高山コース)に分かれて、いざ出発。
 きちんとまとまっている尾瀬ヶ原隊に比べ、この笠ヶ岳隊は、何と言うべきであろうか? 初っ端から、 花があったと言えば、kobayanさん、チャッキーさんは右に左に。gyoshoさんは急に早くなったり、 遅くなったりで、トップにボトムに。kanegonさんはおしゃべりに夢中。コースタイム4:45と、すっかり ナメきっているスミは時間の観念なぞ最初からない。

 kobayanさん、チャッキーさんの横の動きに、gyoshoさんの縦のラインが加わった構図は、kanegonさんの 声で空間的な広がりを見せ、さらにスミは時空を超越してしまっており…、"四次元いいかげん隊"は ここに結成されたのであった。(と、くだらない内容でせっせと紙面を埋めるスミであった)。

 昨晩の雨に流され、驚くほど山はくっきり。なんと、遠く八ヶ岳まで見える。目の前には驚くほど カッコ悪い上州武尊(沼田からはカッコいいのに)。今日の目的地の笠ヶ岳も見えてきた。まさに笠。 丸く尖っている。5つ葉のツクバネソウ、ギンリョウソウ、ベニサラサドウダンなどを見ているうちに、 見晴らしのいい岩のある小湿原に出る。湿原・高山植物がいっぱい。
 キバナイカリソウ、シナノキンバイ、サンカヨウ、タテヤマリンドウなど咲いている。

 小山沢田代の分岐で至仏の稜線から離れ、一路笠ヶ岳へ。しばらく樹林帯の中を進むが、 小笠の辺りからは花のオンパレード。ホソバヒナウスユキソウ、イワシモツケ、チングルマ、アカモノ、 ミヤマムラサキ等々、写真を撮りまくる。人も少なく、実にいい気分。
 笠ヶ岳山頂では、谷川連峰、越後三山など、残雪をまとっていて展望は最高。ビールで乾杯し、 kanegonさんのスープに舌づつみを打つ。仕上げにgyoshoさんが途中で見つけたキノコ(イグチの仲間)を 投げ込む。ただし食したのは若干3名なのであった。

 帰路の小笠の辺り、行きのペースで歩いていると、鳩待での終バス(4:30)に間に合わンゾと、ハッと 3次元に戻ったスミ。慌てて一足先に急ぐ(どうも、昭文社の地図の誤記だったらしく、実際と2時間も 違っていた)。小山沢田代までは緩い登りになっていて、結構くたびれる。
 3次元の世界はつらいノダ。

 もう大丈夫と、普通のペースで鳩待へ向かっていたら、後ろから人の気配が…。と思ったらあっと 言う間に追い抜かされた。縦の人、gyoshoさんであった。あっけに取られてたら、続いてチャッキーさん。 何でも、尾瀬ヶ原隊と会うべく4時までに降りたい、とのことであった。結局、尾瀬ヶ原隊はとうの昔に 宿に戻っており会えなかった。
 再び4次元モードで鳩待でアイスクリームを買って食べようとしてたら、kobayanさん、kanegonさんも 到着するのが見えた。さてアイスを、と思いきや、gyoshoさん、早く早くとタクシーに乗り込むべく手を 振っている。次の瞬間、アイスが根元から折れ、スミは苦しい姿勢に追いやられたのであった…。

(2日目 至仏山 7月8日
 8:00 鳩待峠出発。笹の中の道を歩き出す。今日も天気が良い。しかし、きのう程は空気が澄んでいない ので、山頂で八ヶ岳が見られるか心配である。これから目指す至仏山は、日本百名山であり、花の百名山 でも有る。

 8:45 大きな石で、小休止。ここからは、尾瀬ヶ原、燧ケ岳が正面に見える。燧ケ岳の山頂は、雲が かかっている。遠くの山並みもあまりハッキリしない。暫くして、歩き出す。少し歩くと、花を見ること ができた。花の名前が飛び交い、写真に収める。

 10:00 小至仏山頂。さわやかな西風が心地よい。西に、ならまた湖が見える。南西に、笠が岳が 見える。
 10:50 至仏山頂。残念ながら、八ヶ岳まで確認できない。ここで、温かいスープを頂き食事をとる。 はるか遠くまでは見とおせないが、360度の展望は、素晴らしい。しばらくして来た道を戻る。
 12:00 小至仏通過。
 13:20 鳩待峠到着。鳩待峠の近くになると、何故か、下りのスピードが速くなった。今日の山行は、 花探しの低速ギア、最後の追い込みの高速ギア、の2モード山行(?)を楽しめました。
至仏山の植物
 オゼソウ、ウメハタザオ、ホソバツメクサなど・・・・

リーダーをはじめ、参加された皆さんお疲れさまでした。

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以下の写真の表題 をクリックすると拡大します
山々の部
 素晴らしい天候に恵まれ、山の上から 多くの山々を見ることが出来ました。
湯の小屋分岐辺りから北東を望む
鳩待峠から1時間ほど登ると
笠ガ岳と至仏山の分岐に出ます。
 ここから北東方面に尾瀬ヶ原が広がり
その向こうに燧岳が、さらにその向こう
にハクサンコザクラのきれいな
会津駒ケ岳
が見えます。
湯の小屋分岐辺りから東を望む
 東の方には日光連山が広がります。
湯の小屋分岐辺りから西南を望む
 行く手の西南方面には目的の笠ガ岳が
見えその左肩に遠く榛名山 更に遠くに
八ヶ岳が見えます。
笠ガ岳頂上から西を望む
 笠ガ岳頂上は360度の展望で、西方
には
谷川岳天神平や、 一の倉沢なども
見えます。
笠ガ岳の肩にある標識
 笠ガ岳を過ぎて更に進むと10km
足らずで湯の小屋温泉です。
笠ガ岳頂上から北を望む
 北には至仏山が、そしてその左側遠くに
平ガ岳が見えます。
 2,000m前後の越後の山々の沢筋は
まだまだ雪が残っています。
 
花々の部
 梅雨の晴れ間、初夏の山の花々が揃って咲いていました。
アカモノ アズマキク ショウジョウバカマ タカネバラ
ベニサラサドウダン チングルマ ハクサンイチゲ イワイチョウ
イワカガミ コミヤマカタバミ シナノキンバイ ニッコウキスゲ
ハクサンコザクラ ミツバオウレン タテヤマリンドウ ヒメシャクナゲ
ホソバミネウスユキソウ