[ 戻る ] | [ ホームへ ]

◆ ドミノLinux対応版インストール

　基本的にはマニュアルに従って作業すれば問題なくインストールはされます。 細かい方法はそちらを参照ください。

1. ユーザの作成
　まず、ドミノのプロセスを実行するUNIXユーザを作成します。 ユーザ名は、指示どおり「notes」にしなければいけませんが、 パスワードは最低パスワード長が8文字以上で任意の適当な8文字をセットします。 特にインストールや運用時に影響ありません。
> adduser notes
2. インストーラの起動
インストーラが起動するので、ウィザードに従っていけばインストールが完了です。 
> mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
> cd /mnt/cdrom/linux
> ./install

3. セットアップ用のドミノ起動
セットアップの為にドミノを起動します。 追加サーバを立てる場合は、予めサーバIDを準備しておく必要もあります。 
> cd /local/notesdata
> /opt/lotus/bin/http httpsetup
4. サーバのセットアップ
実際のセットアップは、Webブラウザにて行ないます。 ローカルでも他のマシンでも可能です。下記のURLへアクセスします。 セットアップは、他のドミノサーバと同様ですので説明は省きます。 
http://<サーバ名orIPアドレス>:8081
5. ドミノサーバの起動
サーバの起動は下記のようなコマンドで行ないます。 とマニュアルでは記載されていますが、実用的ではありません。 実際にはデーモン起動します。その方法については次のページにて説明します。 
> cd /local/notesdata
> /opt/lotus/bin/server
Lotus Domino (r) Server, Release 5.0.9 , November 16, 2001
Copyright (c) 1985-2001, Lotus Development Corporation, All Rights Reserved

The ID file being used is: /local/notesdata/lxsa01.id
Enter password (press the Esc key to abort):

2002/03/04 02:43:15 PM  An Adminp request has been submitted to update port
information in the server document
2002/03/04 02:43:16 PM  An Adminp request has been submitted to update port
information in the server document
2002/03/04 02:43:17 PM  Database Replicator started
2002/03/04 02:43:22 PM  Index update process started
2002/03/04 02:43:27 PM  Agent Manager started
libjitc.so: cannot open shared object file: No such file or directory (libjitc.s
o)
2002/03/04 02:43:31 PM  JVM: Java Virtual Machine initialized.
2002/03/04 02:43:33 PM  ntsa01/hacs is the Administration Server of the Domino
Directory.
2002/03/04 02:43:33 PM  Administration Process started
2002/03/04 02:43:34 PM  AMgr: Executive '1' started

補足: 下記のようなエラーらしきメッセージが表示されますが、問題はないらしいです。

libjitc.so: 共有オブジェクトファイルを開けません: そのようなファイルやディレクトリはありません (libjitc.so)

気になる方は、notes.netで「libjitc.so」を検索すれば参考になるドキュメントがあります。 ドミノのJava実行環境(JRE)に関する事で、JREをインストールしドミノで使用するJREを notesjre にて指定すれば良いらしいです。



[ >>Next ]

| ドミノLinux対応版の構築・運用 メニューへ |

Takuya Fujinami
Most recent update : March 1,2002