Enterococcus faecalis KAWAI




ここでの僕とは「エンテロコッカス・フェカリス・カワイ株」のことをさしています。
そのほかのいかなるものの別称ではございません。


NO.4      監修  河合 康雄    作詩  清水 石根






F エピローグ・ 忍耐・ひたすらに歩む



僕は 体力的にも 経済的にも 精神的にも負担が少なく 
しかも おおきな成果となれば もはや 予防しかない 
随分回り道したけれど理解できたのです
予防とは「最小の投資で 最大限の成果を得る 最良の方法である」
ということを復習するように 何度も何度も 
くりかえしてこれでいいと 僕は確信したのでした
ところがまたまたおおきな壁につきあたったのです 
ホモ・サピエンスという生き物は 元気なときは 元気があたりまえ 
あしたの元気に備えるということが できない
生き物であることを知ったのです 
どこかが悪くなって はじめて不死身でないことを 知るのです 
僕はどうしたらよいか解らなくなってしまいました・・・



だからこそ この言葉があるのだよ 「声」
「病気になってから治すのではなく 病気にならないように予防する」
ひとつのことを なそうとするとき そんな弱気でどうする 
お前がこの世に でるまで どれだけの時間を要したかを お前は知っているね 
ほんとうのことを目指そうとすれば このように時間がかかるものだ 
お前はただひたすらに 心をもって お前自身の使命を果たすことだ 
そうしたら みんな わかってくれるよ




                               





G 僕の願い



僕のひとりごとの最後に いいたいことが ふたつ あります 
まずひとつめは ぼくのわがままかもしれないけれど 
僕のあたまに 健康という文字を かぶせないで ほしいのです 
食品 でだめなら 乳酸球菌食品にしてください 
健康という文字はいらないのです 
これはながいあいだ 思いつづけてきた 僕の心からの願いです



もうひとつは 病気になる 手順についてです 
予防の知識がないから予防をしない
予防という段階を素通りして 病気になるところには 
手抜きというか努力不足が あると思うのです 
ですから病気のまえに予防 介護のまえに予防 
予防をそれぞれ前に もってくれば 
ずっと 病気の発症を遅らせることができます 
きっと それはとてつもなく おおきな成果になるでしょう
予防の具体的目標は「自分のことは 自分で出来ること」
僕の 夢は もっと もっと 僕を知っている人が ふえて 
今以上に大量培養が できることです 
もっと 安くなれば もっと多くの人の お役にたてると思うのです


【正式学名】 エンテロコッカス・フェカリス・カワイ株

※無断転載、無断使用を禁止します。






僕(カワイ株)のひとりごとを書くにあたって



  僕(カワイ株)のひとりごとは、功利・効果を目的としてつくられたもの
  ではありません。20年ちかくただひたすらに「カワイ株」と歩んで学んで
  きた大切な事柄を心をもって綴ったものです。
 人の命にかかわることは、とてつもなく重いものです。ただそんなにも重い
 仕事を何故20年ちかくも続けられたかといえば、続けられる程に喜びの声
 を聞くことが出来たからです。その声に励まされて今日までやってきました。

  僕(カワイ株)のひとりごとの言葉のひとつひとつは、現場の貴重な体験
 の中から生まれたものを永年にわたって積み重ねてきたものです。

  この詩が上手か下手かはわかりませんが、ただ心の奥底から生まれた
 言葉です。この僕(カワイ株)のひとりごとを完成して河合先生に恐る恐る
 見ていただきました。河合先生に喜んでいただいてほっとしています。

 これを書いたもうひとつの願いは誰もが病で苦しまないでほしいという思い
 があります。予防がもっとも理想的ですが、最後の砦とする方々のためにも
 このライフワーク継続の重要性を感じています。
                                                                   
                                                                              2002年10月10日 
                                                                                   清水  石根






NO.1 NO.2 NO.3
TOP