私は38才のころ軽い目まいを経験した。それから7年後、今の会社を再開する。 会社の再開によるストレスから、目まいが頻繁に起きるようになって、メニエール病であることがわかった。 それまで、病院に行けば治ると思っていたのですが、病院でも治せない病気があることをうかつにも初めて気付かされたのでした。 それほど健康には無知というか無関心だったと云っていいでしょう。 それでも何とかしなければと、幾つかの病院、薬を変えてみましたが、いっこうに、改善の兆しは見られず、目まいの発作はひどくなって行きました。1ヶ月に3回も発作が起きますと、2週間は仕事になりませんでした。 そんなとき、腸内細菌に出会いました。 初めて腸内細菌の説明を受けたとき、正直いって人間にとって、このように都合のいい仂きをもつものが、この地上にあるとはにわかに信じられないというのが私の感想でした。 ところが、ただひとつ頭から離れなかったことがその説明のなかにありました。それは人間の腸管から見つけた菌であるという一点でした。人間の腸内からのものだったら副作用がないはず。そのことは妙に納得がいったのです。 私はメニエールの外に狭心症も持病としてありましたので、もう健康面では猶予のないところまで来ていることを自覚していました。「そうだ」 「自分の身体で試そう。これほどたしかなことはないはず」となけなしの金をはたいて購入し、いわれた通りに真面目に食べました。なんと食べたその日から今日までメニエールの発作は起きていないのです。私は驚きました。驚きと同時にこの菌によって助けられたと素直に思いました。 それ以来私は私の人生はおまけの人生と思えるようになりました。おまけだからどうでもいいということではなく、ほんとうに価値あることにむけようと思ったのです。 そのころ私は再独立をして3年程経過した頃で、まさにどん底のなかにありましたが、心から支援して下さる先輩に恵まれていた時期でもありました。 そのお世話になった方々に心からお伝えしたことがライフワーク、企業化のきっかけとなったのです。 あれから17年FK−23菌は、ますますその重要性が名実ともに明らかにされてきています。 |