「みこえ いまだ きかざれど」

みかお いまだ 見ず
こえ いまだ きかざれど
この静かなる 安らぎは
父なるなれのたしかさなり

我、道あやまりしとき
父、なれも共にありて
同じ道をあゆみ給う
この細き道のりをゆくが故に

光のとき、暗のとき
父よ、なれを呼ばしめ給う
この内なるいのちの声も
父よ、なれがなせる たしかなるわざなり

しみず いわね



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