かっしーの家藤沢館 第4展示室 鵠沼海岸・秋の国際ビーチクリーンアップ!

 暑かった1999年の夏も終わり、浜辺には秋風が吹き始めました。

 そんな中、去る9月19日(日)、鵠沼海岸において国際ビーチクリーンアップが行われました。これは、アメリカの海洋自然保護センターの提唱による、世界規模の海洋汚染調査を目的とした海岸清掃運動で、毎年秋、世界各地で同時期に開催されるそうです。昨年は、世界約70カ国の参加がありました。
 クリーンアップ全国事務局と財団法人かながわ海岸美化財団の共催するこの催しも回を重ね、今では鵠沼海岸の定例イベントとして定着しました。

   
鵠沼プールガーデン前に集まった人々 事務局のテント
   
 今年も、子供からお年寄りまで様々な年代層の方々、約600人の参加がありました。鎌倉などの老人会の方々や、大船のカトリック幼稚園の園児達、若いカップルや学生、親子連れ、役所関係の人たちといったところが、主だった顔ぶれでした。
   
横に広がる参加者
 
 参加者は初めに受付で記帳した後、いくつかの班に分かれて開始を待ちます。10時に始まったこのイベントの進行は、まず初めに事務局からの説明があり、続いて参加者全員が海岸に広く横一列に並び、手をつないで、合図と共に海に一礼を捧げます。これは、海への感謝を示すセレモニーなのです。
 
清掃活動のひとコマ
   
 この後、いよいよ清掃活動に移りますが、清掃活動は班ごとにさらに数人ずつチームを組み、ゴミを拾う係と、ゴミを分別して調査票に記入する係に分かれて行います。このビーチクリーンアップでは、清掃だけでなくどのようなゴミがどれくらい漂着しているかを調べることも大きな目的になっているので、調査票の記入は重要です。このデータが、海洋汚染の状況を把握し、今後の清掃活動を計画する際の基礎資料になっていくのですから・・・。

 分別は、まず可燃ゴミと不燃ゴミに大きく分けられます。そしてさらにそれぞれを細かい種類に分類し、調査票にその数を記入していきます。分類は、プラスチック、紙、たばこのフィルター、衣料品、ビニール・・・といった具合で、合計117種類にも及びます。みんな、一生懸命にゴミを拾い、分別・記入していきます。
   
ゴミ集積場所 飲み物をもらう
   
 11時半頃清掃活動は終了し、袋にためたゴミを所定の場所に集めます。今年のゴミの量は、のべ700キログラム強に達したようです。清掃活動を終えた参加者は、事務局が用意した飲み物でのどを潤し、その後参加者全員で記念写真を撮ったり、環境クイズなどのサブイベントに参加したりして、解散しました。
   
記念撮影(左側に集まっているのがカトリック幼稚園の子供達)
 
 この日は初めは曇っていたのですが、次第に太陽が顔を出してきて、おかげで私はまた日焼けしてしまいました(笑)。浜辺ではこのイベントの他にも、観光地引網が行われていたりして、このシーズンの海岸にしてはずいぶん多くの人出でした。
 
地引網を楽しむ人々
 
 最後に、この日集まったゴミがどれほどの量だったか、実証しましょう!
 
砂に沈む、ゴミ満載のトラック!(うしろで救援活動中)
 
参考;財団法人かながわ海岸美化財団機関誌「Sclean vol.8」、神奈川新聞記事99.9.20.
 
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