世界探偵小説全集9

The Footprints
on the Ceiling


「天井の足跡」


クレイトン・ロースン


1939

★★
国書刊行会
北見尚子訳


感想
 まぁ次から次へといろんなことが起きて、本当にそれは必然なの?と言いたくなります。やっぱり交霊会(降霊会と何が違うんでしょう?)とかが出てくると途端に私はその世界がわからなくなります。(そんなに欧米でポピュラーならどうして日本ではやらないの?宗教の違いでしょうか?)でもアメリカ作品に多いですが、物語の導入が突然ですよね。背景説明一切なしにいきなり始まるから、読み手として本の世界になかなか慣れず、逆に読みづらくなります。やっぱり霊媒や心霊等は馴染めません。

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