世界探偵小説全集7 Invisible Weapons 「見えない凶器」 ジョン・ロード 1938 ★★ | |
国書刊行会 駒月雅子訳 |
感想
登場人物が多すぎる!私は単純なので、覚えきれません。それよりも・・・、トリックが「今時、そんなぁ〜!」です。書かれた当初は「!」だったのでしょうかねぇ。でもこの時代に翻訳されて読まれると(特にこの世界探偵小説全集を買う人は推理小説を読みあさっている人が多いに違いないのでよけいに)がっかりします。あれだけ本編で「何故、何故」と警察が考えた結果がこれだと「なめとんのかぁ!」と言いたくもなります。解説で作者の長所・短所を読むと結構納得したりします。
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