last update 2002/9/10
働きながら育児をするときに、一番気がかりなのは、子供の預け先をどうするかということですよね。 預け先として代表格の保育園を中心に考えてみます。

保育園とは
保育園とは、親が働いているなどの理由で、家庭において保育を受けられないこどもを 保護者にかわって保育する厚生省が管轄する児童福祉施設です。
幼稚園は文部省が管轄する教育施設で、受入年齢、保育時間、申込み先などの点でも異なります。
保育園には、「認可」と「無認可」にわかれます。「認可」は国が定めた施設としての最低基準を満たした 施設なので、一応の基準は満たし、運営費は国や自治体から援助されるので公立と民間の保育園とで、 保育料は同じです。「無認可」は玉石混交、国や自治体からの援助がない、あるいは、少ないため、 保育料は高くなってしまいます。
保育園の情報を手に入れる
まずは、市・区役所の福祉事務所など担当部署で認可保育園の「しおり」を手にいれることから始まります。
この「しおり」には、市区町村内の認可保育園の所在地、交通機関、受入年齢、保育時間(長時間保育)、定員、障害児の受け入れなどの 情報が一覧になっています。自治体によっては、保育ママ、無認可保育園の情報も手に入れることができます。
聞くと、所轄の保育園については、園別、年齢別の空き情報を教えてくれるかもしれません。待機者の多い保育園なども聞いておくと 入りやすさなど保育園選びの参考になるので、聞いておくといいでしょう。
ちなみに横浜市では保育ママ(家庭福祉員)の情報は、「しおり」にでています。無認可保育園は一覧のみ入手できますが、保育の内容などは一覧を見て自分で 問い合わせることになります。所轄の保育園については、園別、年齢別の空き情報もわかります。待機者の多い保育園なども聞いておくと よいですよ。聞かないことには答えないことが多いので、なんでも聞いておくにかぎります。
保育園選びに迷ったら、『子どもにぴったりの保育園の選び方』というホームページがあるので、のぞいてみたらいかがでしょうか。元保母の経験を生かして、タイプ別保育園の生活、 保育園の選び方のポイント、子どもを保育園に預けている親ならではの子育て質問コーナーがありますよ。
また、厚生労働省が『よい保育施設の選び方十か条』をだしています。 ちなみに十か条とは以下のとおりです。
一 まずは情報収集を 二 事前に見学を 三 見た目だけで決めないで 四 部屋の中まで入って見て 五 子どもたちの様子を見て 六 保育する人の様子を見て 七 施設の様子を見て 八 保育の方針を聞いて 九 預けはじめてからもチェックを 十 不満や疑問は率直に
作戦会議
「しおり」を見ながら、候補を絞ります。チェックポイントは、夫婦それぞれの通勤の便からみて、通園の手段、通園のしやすさ、通園の所用時間 、入所できる年齢・月齢、保育時間などです。保育時間は園によって、特別保育、延長保育など、異なる場合もあるので、直接園に問い合わせることを おすすめします。
保育園の見学
育児が忙しくても、見学はぜひともしてください。百聞は一見にしかず、園によって候補に上がった保育園に見学の申込みをします。
電話で保育園の見学を申込んだ時の園の対応も、いい保育園かどうかの判断基準のひとつになります。見学日時を指定せず、 いつでも見学させてくれる保育園はオープンで信頼できるといえるでしょう。
民間保育園は、縦割り保育をしていたりそれぞれに保育内容に特徴をもっているので特に自分の目で確かめた方がいいでしょう。
◆見学時のチェックポイント 項目 チェック内容 園長、保育者の
保育に対する考え方、人柄子供のことだけでなく働く親を応援してくれる考えをもっているか。
子供が園で熱をだしたときの園の対応を聞いてみて、「子供は親についていてほしいとは思うので子供優先に考えたいが、 親のことを考えまずは保育園で様子をみます。園として対応に迷うところです」というところは、誠実な保育園といえるでしょう。子供たちの様子 元気にのびのび飛び回っているか。園内を見学している時に、案内をしている保育者に子供たちがまとわりついてくるところは 保育者と子供がいい関係ができているといえるでしょう。 保育園内の様子 危険はないか、衛生的か。おもちゃは月齢、年齢にあったものが用意されているか。 ゼロ才児の場合、安心して眠れるスペースが確保されているか。 園庭の様子 広さは十分か。園外保育はどうしているか。 行事 父母も参加できる楽しい行事があるか。 受け入れ年齢 ゼロ才児保育をしているか。生後何ヶ月から受け入れ可能か。 保育時間 通常保育、延長保育、時間外保育(特例保育)時間。ゼロ才児だと通常保育時間しか認められないことがあるので、 時間外保育はしてもらえるか。延長保育の料金。 慣らし保育 慣らし保育の期間。 園の立地 車での送迎を考える場合、駐車スペースがあるか。 クラスの空き状況 希望の時期に空きがありそうか。なければ、4月だとどうか。
保育園の申込み
見学をして希望の保育園を決め、所定の提出書類を市・区役所の福祉事務所など担当部署に だします。申請書には、いかに保育園に預ける必要性をアピールするかが大事。 経済的に働くことが必要、近くに保育を頼める人がいなくて孤立無援、どうしても仕事を続けたい、 など、具体的に書きます。
内定・決定
役所の入園審査をとおると、役所から内定通知書が送られてきます。 あとは、保育園の面接、健康診断を無事にパスすると、決定になります。
我が家の認可保育園 ゼロ才児 入所大作戦体験記もどうぞ
認可保育園以外の預け先
保育園に入れない、二重保育が必要、身近に頼れる親族がいない場合など、 いざというときにお願いできる子どもの預け先を確保しておきましょう。
参考サイト 無認可保育園
- 地域の無認可保育園
- 企業内保育所(院内保育)
- 共同保育所
- 駅型保育所
- ベビーホテル
保育ママ(家庭福祉員) 民間の保育ママ(エスクなど) エスク ファミリーサポートセンター 女性労働協会ファミリーサポートセンター ベビーシッター 全国ベビーシッター協会 ※病児保育(乳幼児健康支援デイサービス事業) 全国病時保育協議会事務局
◆参考 保育を考える親の会 編『はじめての保育園』主婦と生活社ホームページに戻る