なんとも大きな競技場でした。座席も背もたれがしっかりあって、カップホルダーなんかもついてます。比較的広いので通路への移動もさほど気にしなくてすみます。横浜勢はここをホームにするんだ。うらやましい。
雪が渦を巻いて降っています。私は一階の屋根の下。とにかく寒い。ヒデは一人ウオームアップスーツ下まではいております。セレモニーの間もペナントを持った手、後ろに組んだまま微動だにしません。あいまに体を動かすのは誰もやることですが、その間も動かず。今日のヨンスくんは敬礼してないみたい。長沼氏の紹介にブーイング。主審はUAEの人。いろんな因縁ができてきますね。審判はかなり神経質にキックオフを催促します。ヒデがまあまあという感じでなだめている。
前半45分
0分 | CCにいる。CK名波。ペナ外右に位置。ペナ内には入らないでクリアがヨンスにつながるところをアタック。飛ばす。 |
1 | ハーフラインを横断、左に回り込んでいる。韓国は6がマンマークで来ている。左にいる間は名波と重なっている。 |
2 | 流れが変わったと見ると右に戻る。右下ヨンスが持つところをケアにいく。 |
3 | CCの中を攻守に合わせて移動。韓国ボールを奪って、バックパス。左に攻め上がる。 |
4 | 韓国カウンター、右ハーフに下がってレイト。サイドを切る。ヨンス右に移動。ヒデは彼の動きを注視しているようだ。 |
5 | DFからのパスの出所指示。CCまわりを移動している。6がぴったりついてくる。 |
6 | 右前に突出していた城から後方のヒデへ、マーカーが寄せてくるところ、中央の北沢へ左インサイドのパス。絶妙。 |
7 | DFから出てこない。いらだつポーズ。北沢SH。この間長い距離のダッシュを繰り返している。 |
8 | 右上で持ったところ、韓国6アタック。スローインから右ペナへ抜けるがCBクリア。 |
9 | CK名波。右ペナ角、名波に戻す。センタリング。 |
10 | CCから左上、北沢へ長いフィード。韓国の反撃がサイドで詰まっているのを見ると、後ろを振り向いて位置を確認。ポジションを修正。名波奪われて、ヨンスSH。完全に振られている。 |
11 | カバーに回って左へ。そのまま左上へ進出。 |
12 | 守備に回っても左サイドで状況を見ている。 |
13 | 井原が下で持った時に左下までもらいに来る。 |
14 | ボールキープ押し戻されてバックパス、井原にサイドチェンジを要求するがもう一度左サイドにフィード。最前線まで猛然とつっこんで行く。 |
15 | CC内、ドリブルでアタックをかわしながらキープ。振り向きざまに名波スルーして北沢へ。井原、俺だよ。 |
16 | 城SH。北沢ナイススルー、城SH。 |
17 | CK名波。ドンピシャ、 |
18 | 前線に飛び込む。CCヘッドせらない。目測誤った? |
19 | CC前で左、相馬へ。相馬SH。キーパーはじく。中山つっこむが。 |
20 | ペナ前から右足アウトサイド、回転をかけて左最前線を走る北沢へ。北沢のスピードをはかったように点で合うピンポイントパス。見たことはないけれど、話に聞くネッツァーのパスのようだ。 |
21 | 韓国SH、楢崎の手をはじいて、ゴールの中へ。左サイドのポケットを作り損なった。DFライン修正きかず。キーパーだけのせいではないよ。 |
22 | 左からの攻め、中央下でもらって中山へ当てるも一度、ヒデ上がってきた名波が中央の密集の中でボールキープ。 |
23 | CK名波。ゴンのSHラインにも届かない。 |
24 | CC下で体を寄せる守備。秋田YC。壁3枚の中央。 |
25 | 右下で相手を吹っ飛ばして奪取、そのままロングパス。の大合唱。 |
26 | 6のマークを振り切るために、こまめにチェックを入れる。 |
27 | 今は遅く攻めたいみたい。ややゆっくりとしたキープで前方へフィード。こういうメリハリも大事かも。 |
28 | 韓国SH。 |
29 | トップしたを走り回っておとりになるプレイ。左前に大きなスペースができたのにトップはずれてくれない。 |
30 | 井原からのビルドアップはない。CC下まで戻って後ろを向いたまま前へ走る名良橋へパス。 |
31 | 韓国カウンター。韓国交代。 |
32 | 韓国CK。右上まで走ってもらうがもつれてしまう。 |
33 | ヒデの消える動きをおとりとして使ってくれない。 |
34 | CCで奪う。日本動きがわるいのではないか。 |
35 | 右下に戻ってきている。ペナ内に韓国つっこんでくる。 |
36 | 韓国CK。お決まり35分からの韓国タイム。 |
37 | 二人と競っても負けない。 |
38 | 韓国SH。マンマークは2がついている。 |
39 | 左上に進出。 |
40 | 2のマークを一瞬の動きで振り切る、軽くさわって前へ。 |
41 | 後ろから引っ張られても負けない。 |
42 | 左前に進出。密集でもすきがあれば抜けそう。 |
43 | 中山SH。北沢ナイススルー。左下から中山へスルーパス。 |
44 | FK、ヒデフェイク。名波。 |
45 | 左相馬へ。ペナ内混戦から返ってくる球を素早くパス。 |
井原のビルドアップに相当不満を持っている様子。せっかく消える動きでマークを外しても味方はなかなか使ってくれない。
後半45分
0分 | 右サイドでもらうが6つめてくる。中央下に戻って戦況を見る。逆サイドを気にしてる。 |
1 | CCから左へ上がる。城のポストに絡もうとする。奪われたボールを追って右サイドへダッシュ。 |
2 | 右から左に走る、マークを引き連れてスペースを作ると反転、右に走って中央でもらいスルーパス。サイドを切って守備。 |
3 | 左サイドのスローインの間、左前に進出コーナー際まで追っていく。 |
4 | 名良橋のSH。韓国カウンター。楢崎手を蹴られる。 |
5 | 右にいる。韓国攻勢。 |
6 | CC、城からもらってくるりと回り、左前へ、相馬から返ってくるところ左上に進出。ペナ左横でFKヒデ。 |
7 | 韓国逆襲。左にいる。韓国選手倒れる。 |
8 | 韓国CK。CCしたにいる。 |
9 | 名波倒れる。 |
10 | 左上サイドチェンジをケア。左上でポイントになる。 |
11 | CCでもらってドリブル1対1右足インサイドで左にかわし、後ろからのチェックを右に切り返してSH。キーパー正面ながらフィスティング。 |
12 | 左下まで全力で戻り、井原の苦しいパスを二人に囲まれながら中央へ、奪われると猛然と中央まで戻ってスライディングタックル。 |
13 | 井原サイド抜かれて、センタリング。ヘッドで流されさらにHSH。あの9月28日のような展開。 |
14 | 韓国9から11へ交代。左スローインから後ろ向きで中央井原へ。右に展開名良橋センタリングから北沢SH。 |
15 | 北沢から平野交代。 |
16 | 韓国カウンター。CK。前にいる。 |
17 | ペナ前でもらって後ろのアタックを見透かしたように左足でずらして抜く。中央を高速ドリブル。2が手で抑えるが右腕で跳ね返す。 |
18 | 右にいる。 |
19 | ヨンスYC。 |
20 | 平野とうまく絡めない感じ。 |
21 | 右にいる。 |
22 | 左上でもらうがアタックがきつい。CKヒデ、ニアへ。 |
23 | 左上がるが届かない。 |
24 | ウルトラスから新しい応援コールが聞こえる。オーニッポン、左下でケア。CCから右に展開、名良橋走ってる。センタリングから城HSH。 |
25 | 韓国攻勢。井原のフィードに正確性がない。 |
26 | CK名波。ペナ右に寄っていく。 |
27 | CK名波。ニア。平野抜けるが倒される。PKなし。 |
28 | 下から前へのフィード、中山と合わない。 |
29 | 左下戻って守備。奪い取る。 |
30 | CCから名良橋へ展開。59380人。 |
31 | CCチェックしてマークを外すがパス遅い。ドリブル切り返し、引っかけられる。FK平野。キーパーさわってるよう。 |
32 | ジョンス入ってきた。 |
33 | CCでドリブル二人を引き連れる。 |
34 | 左下、相手に当てて出す。 |
35 | 岡田さんヒデを呼ぶ。岡野投入。 |
36 | 中央に位置する。 |
37 | 井原からヒデへは通らない。井原に戻すがすぐにサイドチェンジいかない。 |
38 | ハーフ前でとって、中央名波、右に平野に展開。センタリングかえるところ名波SH。 |
39 | 相馬が走ってもロングフィードは届かない。井原から出てこない。 |
40 | CC返ってくる球を前へもう一度戻ってくるところ、アタックを飛んで避けて左前へ、相馬に合わない。 |
41 | CCインタセプト。岡野さらにインタセプト、名良橋センタリング、失敗なんか言ってる。 |
42 | 城倒れる。CC岡野へ。速いぞ岡野。 |
43 | CK名波、城HSH |
44 | 岡野左前でキープ。ヒデは中央。 |
45 | 岡野左を抜く。倒される。FKヒデ。キーパーとれない。左ハーフから右の平野へ。 |
感想
DFを吹っ飛ばすヒデがいる。個人の努力で、フィジカルが強いと言われる韓国の選手を凌駕する強さを身につけるヒデのすごさ。日本のスポーツ界は体格をいいわけにしてきたが、スケートの清水といい、今日のヒデといい、もうそのいいわけは通用しない。試合終了後、多くの選手がヒデの肩を抱きに来る。彼らはホントのボスが誰だか知っている。ヒデはもはや一匹狼ではない。代表のボスである。ヒデのパスに合わない、あるいはヒデにフィードできない選手は、もういらない。カズの次は井原だろう。
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