秋 色 紀 行


撮影地

山梨県北杜市(1~7)
富山県黒部市・入善町(8~13)
群馬県利根郡みなかみ町(14~27)

 
 
 

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北杜市の瑞牆山(みずがきやま)自然公園 山の背後から白い雲が湧き上がり青空を占領している








 

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モミジの紅葉 白樺の黄葉 青空に白い雲 秋色が満載の風景








 

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林の中で普段は目立たない木であろう この時期だけは模様替えで主役級である








 

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普段は白い幹が目立つ白樺だが 黄葉が光に透けるとヒラヒラと輝いて秋をおう歌しているよう








 

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青空に伸びる白樺は高原の雄 存在感は格別である








 

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岩を積み重ねたような山容は一度見たら記憶に残る 秋色を纏った姿はより印象的だ








 

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黄色い葉を纏った木はスレンダーな樹木の姿を惹きたてる








 

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富山県入善町の早朝 朝焼けの光が湧き上がる雲を茜色に染める ススキもそろそろ目覚めの時間だ








 

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宇奈月温泉の奥にあるダム湖 エメラルドグリーンの湖水が美しいが今年は水量が少なく色合いも淡い








 

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黒部峡谷を行くトロッコ電車 猛暑の影響で周囲の紅葉の色づきも少し寂しい








 

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雪に覆われた立山連峰 手前の紅葉との境が秋と冬の中間地点








 

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夕暮れの黒部川河口 ブルーに染まった立山連峰と黒部川に夕日が映える








 

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富山地方は間もなく冬 今年は短い秋であったがこのような空色に会えれば納得の秋である








 

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群馬県みなかみ町の「たくみの里」 個性豊かな民家が建ち並ぶ道もウィークデーは人影が見えない








 

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里の秋に干し柿は定番の風景である








 

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家の入り口付近のドウダンツツジと灯油のポリタンク 冬の到来も近い








 

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街路樹として植えられているモミジ 黄色の中に赤い葉発見!








 

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道路から脇道に入る 右側の建物の奥が皮工房の入り口である








 

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神社の脇には柿の実が熟していた 赤とオレンジのコラボレーション








 

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たくみの里はとても広く一日では回りきれない広さである リンゴやブドウなどの果樹園もあり散策が楽しい








 

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秋の天気は変わりやすい 散策中に周りの山から雲が湧いてきた








 

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雲がかかった背景の畑 右側の小枝にはスズメが集まっていた








 

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青空の下に雲が湧いてきたたくみの里の夕暮れ 気温も徐々に下がってきた








 

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猿ヶ京温泉のホテルに一泊 翌日の朝は雲海が出ていた








 

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朝日が出てくると目の前の山の霧が少し晴れて鮮やかな紅葉に驚かされた








 

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刻々と変わる山の姿に寒さも忘れひたすらシャッターを押し続けた








 

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8階のホテルの部屋のベランダからの眺め 労せずしてこのような写真が撮れるとは! 絶景!!





今年は10月の半ばを過ぎても夏日の日が多く、体感的に秋を感じることができなかった。
せめて目で見て秋を感じたい・・・そう思った時、思い出したのが昨年に友人からのメール
に添付されていた紅葉の写真だった。
その撮影地が今回訪れた瑞牆山(みずがきやま)自然公園である。
標高約1,500mに位置する公園にはモミジ、白樺などの葉が秋色に変化し、背景の
瑞牆山を加えて三拍子揃った秋の風景を満喫することができた。

例年秋には富山県を訪れる。その際の一つの楽しみは長い道中であちこちに見られる
紅葉の風景だった。
しかし今回の走行中は目を引かれるような美しい紅葉を見ることができなかった。
富山県の紅葉の名所、宇奈月温泉近くでも山全体を覆うような鮮やかな色彩には
出合えなかった。地元の人の話では猛暑の影響によるだろうとの事であった。

富山の帰りに寄った群馬県みなかみ町の「たくみの里」は道の駅であるが、その周辺は
伝統工芸を伝える家が集まるエリア、野仏を巡るエリア、果樹園を巡るエリア等々、
見どころが沢山ある地域であった。もう一度ゆっくり訪ねたい場所である。

その日は猿ヶ京温泉に宿泊。翌日の朝8階の部屋から見る雲海には驚いた。
早起きは三文の徳と言われるが、宿泊の部屋のベランダから見ることのできた光景は
お金では得ることのできない思いで深い景色だった。
 
 
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