今年も本格的な撮影は梅の花から始まった。
1月のロウバイの撮影を考えていたが、いつの間にかテレビやタウン情報誌に梅の開花
情報が目に付くようになっていた。
結局、４か所の梅の名所を訪ねることとなった。

まず始めが江ノ島近くの常立寺（じょうりゅうじ）である。毎年出かけているが今年の
開花は早く、名物の紅白の枝垂れ梅のうち早咲きの白梅はすでに満開を過ぎていた。
境内には、今年から赤い和傘と赤い布が敷かれた縁台が設置され和の雰囲気が増して
いた。

次は大船フラワーセンターに行った。園内の一角は横並びに梅の木が整列している。
開花状況はまちまちだったが全体的には３～４分咲き程度だった。
開花している木にはカメラマンが集まっていた。
ここの梅の木は比較的にコンパクトに仕立てられていて近寄っての撮影でも、アングル
選びは自在である。

我が家から徒歩１５分ほどて行ける新林公園は、古民家の前の広場に３０本ほどの梅
が植えられている。５日ほどの間隔で二度訪ねたが、後半のほうが開花が進み青空に
映える花姿を撮ることができた。

大倉山公園は初めて訪れる場所であったが、梅の古木が園内に２２０本ほど植えられて
いるそうである。梅の撮影は花の姿と共に幹の姿の面白いものを見つける楽しさもある。
ここの古木は変化のある形を見せてくれて、それぞれの木を観察するのに時の経つのも
忘れた。

今回は全ての日が天候に恵まれ、青空を背景に撮影を楽しめた。
全体の写真を見ても空を背景にした写真が多い。それだけ背伸びしたような態勢で撮影
したことになる。
大倉山公園を撮影した翌日から左足に痛みが現れてしまい、歩行がつらい日が続いて
いる。撮影で腰に負担がかかったようだ。桜の開花までに回復してくれれば良いのだが・・・

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