メールの仕組みは一口で言えばホームページと同じくクライアントサーバーシステム である。メールクライアントとメールサーバがブラウザとWWWサーバに対応している。 メールクライアントとしてはOutlookやWindows Liveメールが一般に使われている。通常はメーラと言われる。和製英語です。メールサーバは送信サーバー(SMTP)と受信サーバー(POP,IMAP)から構成されています。
メーラは、PCにインストールされているメールアプリでOutLook,Windows Livemail,Mail,Thunderbird)があり、また、ブラウザでメールを読み、書くユーザも最近は多く、これをWebメーラと呼んでいます。Yahoo,Googleが有名です。10数年前はGmailは招待制であった。最近、マイクロソフトもOutLookが使用できるようになったようです。小生の加入しているCityFujisawaでも最近、Webメールサービスを開始している。このように、傾向としてWebメーラのユーザが増えているようです。
ユーザが作成したメールはPCのメーラーからプロバイダーのメールサーバー経由で相手先のメールサーバー(SMTP)に転送され、送信先のプロバイダーの受信サーバー(POPまたはIMAP)に格納されます。相手先のユーザーがPCを立ち上げ、メーラにより自身のPCにメールを格納します。着いたかどうかは最近はスマホなどでは着いたよとは言わないがブザー(?)がなります。これで、メールを実際に見るわけです。
メールサーバーはメールを受け付ける受信サーバ(POP,IMAP)ーと送信に関わる送信サーバー(SMTP)から構成される。メールの流れをもう少し細かく見てみます。以下は興味ない方は読み飛ばして下さい。リモート通信により、SMTP(Simple Message Transfer Protocol)でプロバイダのSMTPサーバーに接続し、認証が取られるとメールデータを送信します。プロバイダ管轄に送られたメールであれば該当のPOP(Post Office Protocol)サーバーに保存します。プロバイダ管轄でないメールは上位のメールサーバーにSMTPにより転送されます。目的のメールサーバーを探しながらネットを徘徊することになります。
メール作成の基本は、送信元、送信先、タイトル、本文を簡潔に書くことが大切。 ツールとしては、クライアントメーラ(Outlook、Thunderbirdなどのクライアントメール形式やGmailやYahoo!メールなどのWebメーラーがあります。
誰に、どういったことをメールで送るのかを認識することが重要です。メールの構成は以下のようになります。
署名はつけない場合もあります。 ①宛先 To:「あなたに送っています」の意思表示。処理や作業をして欲しい人をTOに入れます Cc:「TO(宛先)の人に送ったので念のため見てくださいね」という意味。参考・情報共有に使います。TOの人が主たる処理者の ため、CCの人は原則、返信をおこないません(Cc:Carbon Copy) Bcc:他の受信者にアドレスが見えないように連絡する場合に利用。BCCの受信者は、他の受信者に表示されません。一斉送信の際 に用いられることもあります(Bcc:Blind Carbon Copy) ②主題(Subject) 本文で言いたいことを完結に表現します ③本文 言いたいこと伝えたいことをいわば一問一答形式がベターと言われます ④署名 これは、ビジネス文書では必須ですね。名前、所属先、連絡先などを書きます
<アドレス帳>メールアドレス、名前、所属先、連絡先など、アドレス帳として作成しておけばメール作成に役立ちます。 ただ、PCが故障した場合などに備え、USBなどにエクスポ➖ト(保存)して置くのがいいと思います。
<メールが届きません>
その点でもWebメールがオススメですね。
送信元に時々、配送不能という英語のメールが返ってくることがあります。
これはメールアドレスが間違っていることが通常です。4.メールの応用
メールでプログラムを起動することができます。その端的な例はmailto:プロトコルを使う方法や問い合わせフォームです。
また、メール技術でメルマガやML(Mailing List)などのアプリも作成されています。
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ITサロン藤沢 講座アンケート5.迷惑メール対策
(1)自分のアドレスを大事に大切に使う、アンケートとかに使わないようにする、これは使い捨てメールなどを使う。 (2)メールのヘッダーに注目、送り主をよく見る (3)HTMLメールのリンクはクリックに注意 (4)添付ファイルは開かないようにする。使い捨てメールアドレスの利用として、多くのフリーのサービスがあります。
➊Yahoo!のセーフティメールアドレス引用:Yahoo!メールヘルプ - セーフティーアドレスとは ❷染色メールアドレス「セーフティーアドレスは、本来、迷惑メール対策の一環として提供されている機能で、サブアドレス としての利用が便利です。たとえば、メインのYahoo!メールアドレスは親しい人以外に教えないこと にして、オンラインショッピングやメールマガジンの配信登録、 メーリングリストへの参加にはセーフティーアドレスを利用するという使い方をおすすめします。 そうすれば、もしセーフティーアドレスあてに迷惑メールが届くようになってしまっても、比較的気軽 にアドレスを削除できます。また、メインのYahoo!メールアドレスはそのまま利用できます。」引用:染色メール/E-mail Dyeing染色メールアドレスとは、まるでカメレオンのようにアドレスを自由にかえることができるメールアドレスである。 身に覚えのない会社から大量に手紙がきたり,大量の広告メールに悩まされていませんか?それは, あなたがどこかで入力したメールアドレスや住所が漏洩しているからなのです.こうした漏洩の中には, 技術的に盗みとられたものもあるでしょう.しかし,あなたのアドレスを入手した企業が名簿業者に 売却していることがあり,それが社会問題になりつつあります.6.実習
Google,Outlook.comによるアカウントの取得ならびにアドレス帳、署名の作成法などを体験して頂きます。
Googleアカウントの取得 署名のサンプル 7.付録
➊今回の講座 ❷Googleアカウントの取得 ➌Googleアカウントの削除 ➍Outlook.comアカウントの取得 ➎私のメール環境 ➏メール振り分け方法 ➐HTMLメール作成&アドレス帳 ➑メール分類方法8.IT用語
ブラウザとは、コンピューター上でデータやプログラムを閲覧するためのソフトウェアのこと。 代表的なブラウザとして、インターネット閲覧用のWebブラウザがある。 Webブラウザは、インターネット上に置かれたHTMLファイル、画像ファイル、プログラムファイルなどを読み込み、 そこで指定されたレイアウトでページ表示するもの。Webブラウザのウィンドウに設けられた各種ボタンやページ内のリンクを 選ぶことで、さまざまな機能を実行したり、ページ間を移動してコンテンツを閲覧したりできる。 インターネット黎明期にはネットスケープコミュニケーションズのNetscape NavigatorというWebブラウザが大きな存在感を示し 、マイクロソフト社がInternet ExplorerをWindowsに同梱したことで、インターネット利用の一般化が急速に進んだ。 その他にFirefox、Opera、Safari、ChromeといったWebブラウザが登場し、選択の幅が広がっている。 WWWサーバーとは、World Wide Webサーバーの略。自社内のホームページをインターネット上に 公開する場合に用いるサーバー。ホームページの中身をクライアントに転送し、クライアントから転送命令があった場合にはその指示 に応じたデータを送信する。 メーラーとは、コンピューター上で電子メールの管理や送受信を行えるソフトウェアのことである。メーラーとは和製英語であり、 正式な英語ではMail User Agentを略してMUAと言われる。 Webブラウザ上でメールボックスを閲覧できるWebメーラーと、ブラウザとは関係なく単独で起動できるデスクトップメーラーがあり、 デスクトップメーラーは、他のアプリケーションソフトと連携して使用できる。例えば、あるアプリケーションソフトに表示された メールアドレスをクリックしただけで、デスクトップメーラーのメール作成画面が起動し、目的のメールアドレスへ送信メールを 作成することができる。 引用 KDDI IT用語
Kunitake Shinohara
Rev 01 2018.2.16
Rev 02 2018.2.22
Rev 02 2018.7.20