JR東海165系電車のユニット交換について

JR東海165系電車のユニット交換について

JR移行後、JR東海の所有となった165系電車には後のブームとなった373系への 置き換えのみならず、配置区の統合や移管により、移動も多く見られました。 さらに、老朽化が進んで痛んできたので、(ク)モハ165とモハ164間で車両交 換して痛みの激しい車両は廃車にする手法が取られました。このような交換は 新性能電車では101系がMT比率の変更等による編成変更で交換された以外は181 系にわずかに見られただけで、非常に珍しいことです。
そこで、そのユニット交換についてスポットを当ててみました。

JR化後ユニット交換に至るまでの主な推移

  • 1987年4月1日:JRに移行、JR東海発足
  • 1988年3月13日:豊橋電車区を静岡運転所に統合、豊橋配置の165系は静岡配置に
  • 1989年3月11日:大垣電車区配置の165系を「東海」系(静岡)とローカル(神領) に分割して移管、大垣配置の165系はなくなる。神領電車区、再び165系配置区に

  • 1990年3月:静岡区のモハ165とユニットを組むモハ164-800を中心にユニット の差し替えを実施。一部静岡区と神領区で車両交換をも行なって車両交換を実施

  • 1996年3月:「東海」373系置き換えにより、静岡区の165系は基本的に廃車。
    1ユニット転属により、神領区の1ユニットが置き換えられて廃車
    現在ユニット替えを行ったユニットは3ユニットが神領区に健在。


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