悩み


体のどこかがおかしくなる、一番の原因は何だろう?過労、ストレスなど様々な原因があるが、元はと言えば”悩み”が最初ではないか、と思う。

よく患者さんと話をしていると、「悩みのない人間はいない」、「もう悩みがいっぱい」、「最近悩みが多くて困ってしまう」なんて言葉を良く聞く。悩みとはいったい何者なんだろう。

自分の勝手な解釈で申し訳ないが、”現実を素直に受け入れない事”ではないか、と思う。仕事、恋愛、家庭、子供の教育など、いろいろ悩みの種類はあるが、そのどれでも事実を素直に受け入れてしまえば、別にどうと言う事はないような気がするのは僕だけだろうか。

僕の場合は、特に今は悩みなどない。正直な話以前はあった。治療家である以上は、より技術を向上させたい。より多くの患者さんに信頼されたい。経営者である以上は、売り上げを増やし、治療院を大きくしたい。そんな事はあたり前の事だが、予定通りいかなくてもそんな事で悩む事はないのではないか。もちろん、そういった事は夢、希望、目標として掲げておくが、出た結果に対しては、くよくよしない。

以前は、うまくいかないと友達や先輩に良く愚痴をこぼしたものだ。そんな時に限って、体調が悪くなってしまった。しかし、そんな事をするのは、自分に甘えてる証拠じゃないかと思い始めた。それから、結果が出なかった時は、まずその事実をしっかり受け止める事にした。次に、冷静にその原因を分析する事にした。最後に、それらを踏まえた上で、新しい対策を立てる事を実行してみた。それから徐々に結果も良くなってきた。

悩んで愚痴をこぼすという事は、これだけやったのに何で?と自分の悪い所を認めていないのではないだろうか。悩みがなくなればストレスも減るので、今よりみんな体調が良くなり、より健康に人生を送れるのではないか、と思う。

僕くらいの人間がこんな事を言う資格はないのかもしれない。しかし、ここは”院長の独り言”。もし気にくわなくても許して欲しい。単なる独り言なのだから・・・・・・・。



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