このような疾患で悩んでいる方は大変多いものです。
原因不明のものが多く、病院でも有効な治療法がありません。
病院へ通っても症状が一向に良くならないため、諦めてしまう場合が多いのですが、
これらを持病にしてしまうと、大変つらいものです。
いつこのような症状が起こるか不安なので、外へ出るのも不安になり、不眠症になり精神的に
まいってしまいます。
仕事が出来なくなってしまう場合もあるようです。
頭蓋オステオパシ−によって効果が得られた症例があります。

＜症例１＞メニエ−ル症候群 女性２９歳
来院する数ヶ月前に突発性難聴を起こし、メニエ−ル症を併発した。
薬を飲むとめまいは一応止まるが、止めるとすぐに再発してしまい。
だんだん薬も効かなくなってきてしまった。
薬をのみすぎたため、胃腸の調子も悪くなってしまった。
１回目の治療でめまいは止まったが、また再発してしまった。
しかし３回治療をしたら再発しなくなった。
この患者さんに施したのは頭蓋オステオパシ−だった。
特に左の側頭骨のねじれがひどかったためだと思う。

＜症例２＞耳鳴り 女性４８歳
この患者さんは以前から肩凝りがひどく、十数年来耳鳴りに悩まされてきた。
病院、接骨院、鍼灸、マッサ−ジなどいろいろな治療をしてきたが、一向に良くならない。
知人からのご紹介でこちらへ来られたわけですが、最初は半信半疑で今までいろいろ試した
のにダメだったので、多分今度もダメではないか。というあきらめモ−ドだった。
頭蓋オステオパシ−をやる前の首の治療をしている時に、｢あれ何か耳鳴りが小さくなって
いる感じだ、音楽の音が大きいんじゃないか？｣と言われたため、音楽を切った。
｢あれおかしいな？こんなはずはない。｣まだ信じようとしない。
それもそのはず、今まで何十年もこんな状態だったのに急に良くなるはずがないと思いこんで
いたのだから。
頭の治療が終わるころは全く音がしなくなったようだ。
今でも肩凝りでたまに来られるが、耳鳴りは全くないという事だ。
まあこういう例は少ないものだが、何十年来の耳鳴りが１回で治ってしまった例もある。