O脚矯正について


日本人にはO脚の人が非常に多いです。まず、自分がO脚かどうか確かめてみてください。膝の上が少し出る、ハーフパンツやスパッツなどをはいて、鏡の前に立ってみてください。そして、背筋を真っ直ぐ伸ばし、かかと、つま先をつけて立ち、なるべくひざを近づけるようにします。このとき、ひざがくっつかない場合はO脚です。
O脚には、先天性のものと後天性のものがあります。人間は、生まれたときは誰もがO脚で、3歳ころまでに少しずつ真っ直ぐになっていきます。しかし、その時に脚が伸びない場合があります。これは先天的なO脚で、ひどい場合には手術が必要です。
一度は真っ直ぐになったのに、再びO脚になってしまうのは、後天的なO脚と呼ばれています。これにはいくつかの原因が考えられます。

1.脚の筋肉の強さのバランスの崩れ

骨盤の横の中臀筋や、脚の外側の外側広筋、脚の外側の脛腸靭帯などが凝り固まり柔軟性が損なわれ、筋力が弱くなり脚を支えきれなくなってしまうためにO脚になってしまう場合が多いようです。

2.普段の悪い姿勢や生活習慣によるもの

普段脚を組んだり、同じ手にかばんを持ったり、同じ姿勢で長時間仕事を続ける事で骨盤や背骨の歪みを生じる事があります。

3.捻挫や打撲などの外傷によるもの

足首や膝を痛めてそのままにしておくとO脚の原因となる場合があります。


O脚、X脚による影響
美容的に好ましくないという事以外体に、様々な影響を及ぼします。腰痛、肩こり、生理痛、冷え性、吹き出物、便秘、ニキビ、めまい、手足のしびれ、耳鳴り、膝や足首の関節痛、その他様々な不定愁訴を起こす可能性があります。
運動選手の場合は、怪我をしやすくなったり、パフォーマンスの低下が起こったりします。また、成長期の子供の場合には、大腿骨、脛骨の骨端形成異常が起きる可能性があり、充分に背が伸びないことも考えられます。
当院のO脚矯正は、オステオパシーの診断に基づき、骨盤、股関節、膝、足首の歪みの矯正、脚の筋肉や筋膜の調整、下肢の筋力のバランスの調整などを行い、自宅で簡単に出来るO脚の矯正のためのエクササイズをあわせて指導いたします。また、体は一つのユニットですので、O脚矯正の場合でも、首、背中、内臓など他の場所にも問題がある場合は、同時に施術をいたします。


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