院長　　高岸　泰　（��岸　泰）　　　 　副院長　　高岸　敏晄　(��岸　敏晄）　

診療日と診療時間です。

　　予約診療時間：月〜土曜日：午前８：1０〜９：００
　　　　　（月・金曜日のみ）：午後２：1０〜３：００
神経科の初診の方は診療時間内に電話にて予約をおとり下さい。

　 　一般診療時間：月〜土曜日：午前９：００〜１２：００
　　　　　（月・金曜日のみ）：午後３：００〜５：００


副院長診療時間：月・火・土曜日：午前９：００〜１２；００
（月曜日のみ）：午後３：００〜５：００

休診日：木・日曜日・祝祭日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今後の予定と昨今の状況です。

インフルエンザに関しては例年10月末から予防注射を開始いたします。
今年もワクチンは充分な量が供給されました。
インフルエンザは罹患して一日以内でしたら劇的に効くお薬もありますので、
できるだけ早く医療機関に受診して下さい。
タミフルはよく効いています。２日ほどで解熱しますが、５日間服薬してください。
シンメトレルはとても良い薬ですが、最近耐性を持ったウイルスが増えているようです。
最近はイナビルの一回吸入も良いようです。
勿論のことですが予防には充分注意してください。
予防接種は有効性が高いと考えています。
充分な休養と保温、栄養摂取は大切です。
乾燥よりは保湿、うがい、手洗いは有効のようです。

肺炎罹患のリスクを少なくするための肺炎双球菌ワクチンの接種は考慮されてもよろしいかと考えています。一度接種しておけば約５年間は有効のようです。70歳以上の御老人では死亡原因の第一位は肺炎です。その肺炎のうち約40％が肺炎双球菌によるものらしいですので、これを予防しておくことは有益ではないかと考えています。
私の両親、身内の方々には既に接種いたしました。

春本番になりますと、花粉の量は年によって変化するようですが、
花粉症の方はよく見えます。これに対しても最近はよく効く薬が出てきていますので、
かかりつけの先生に御相談下さい。
花粉症発症の原因に関しては、花粉だけではなく都市の生活環境が大きな影響を与えているように思われてなりません。

藤沢市の医療機関では毎年５月から藤沢市在住の59歳以上の方々の市民健康診査を実施しています。
今年も５月上旬から始まります。予算の関係か？　
社保の方々は対象から外された様です。
御蔭で随分減りましたので、楽させて戴いています。
お受けになられる方は、御予約の上、当日は朝食抜きでお出まし下さい。
連休開けから予約受付を開始します。１０月一杯で終了します。
矢張り予算の関係か？　自己負担部分も大きくなりました。
でも、対象の方は藤沢市から健診の通知文書が来ますので、
是非受けられることをお奨めします。

以前の藤沢市市民健康診査で何らかの異常所見が見られた方は
再検査を受けておかれたらよろしいかと思います。
生活習慣病のリスクを減らすため、これからの生活を見直すためにも
是非お受けになられることをお奨めします。
特に男性ではお臍の高さで測った腹囲が８５�p以上の方、女性では９０�p以上の方は
受けて下さい。動脈硬化をもたらすメタボリック シンドロームを防ぐ必要がありそうです。

尿検査、心電図、理学的検査、眼底検査、血液検査が主体です。

当日は朝食抜きで、午前中に御来院下さい。
前日はお酒も飲まない方が良いです。焼き肉パーティも控えて下さい。
空腹時でも血糖値や中性脂肪が高く出てしまいます。

残念ながら生活習慣病（最近はメタボリック シンドロームとも言うようですが）は増えているようです。
肥満から内臓脂肪の量が増えて、高脂血症や高血圧、ＩＩ型糖尿病を発症し、
動脈硬化が進行して、心筋梗塞や脳血管障害を引き起こす方が増えてきています。
私の身近でも、急性心筋梗塞の方が５人出ました。
１人は６０歳という若さで亡くなられました。あとの３人は藤沢市内の方で助かりましたが、
救急車にＡＥＤ（自動式体外除細動器）を積んでいて救急救命士が乗り込んでいるので助かります。
藤沢市民病院のＣＣＵ（救急冠動脈治療室）はとても優秀で本当に市民の命を守ってくれています。
助かった３名の方は藤沢市の救急医療体制が大きな貢献をしたものと思っています。
もう一人は私の親父です。元気な医師ですが、�U型糖尿病があり、良くコントロールしていました。
だんだん腎機能が落ちてきて、拙いなと思っているうちに平成20年2月7日に急性の下壁梗塞をおこしました。
この時は松山で多くの先生方のお世話になりました。

日本人の疾病構造が欧米型になってきているようで、
肥満・心筋梗塞は今後ますます増えてゆくように思います。
近未来的にはＡＥＤは各会社、駅、コンビニ、スポーツジム、映画館など
人の集まる場所には置かれるようになると考えています。
尚、５名の方は全員が男性で、その内お２人は相当なヘビースモーカーでした。

数年前の４月から規制緩和でお薬を長く出せるようになりました。
それまでは、１４日しか出せない薬がたくさんありましたが、
状態さえ良ければ長期に出して良いということになりました。
御陰でお休みも長く取れるようになりました。
年を取って、草臥れている医者とスタッフにとっては有り難いことです。

随分以前になりますが、ペットボトル症候群を相次いで２例拝見しました。
成人の急性�T型糖尿病にも遭遇して冷や汗をかきました。

また近年ご近所でも高齢化が進んでいます。御老人が増えています所以ですか、
老人性認知症に関する御相談も増えてきています。
決して得意ではありませんが、応じてはいます。

健康診査以外でも会社の検診などで異常値の見られた方、既に糖尿病、高脂血症、
痛風（高尿酸血症）、肥満、高血圧症、肝障害（肝炎、アルコール性肝障害、脂肪肝など）、腎障害、心疾患、呼吸器疾患などのある方は､きちんとフォローしてゆきましょう。
煙草も止めた方がよろしいと思っています。（私も苦労していますが、なんとか節煙中です。）
診断・治療上の必要性に応じて専門の先生方を御紹介いたします。
私どもの背後にある地域の専門家集団、日本中の、否、国際的な専門家同志のネットワークこそが我々の最大の財産だと思っています。
患者さんのためにそのネットワークを最大限に活かしてゆきたいと考えています。
その為のＩＴ化を推し進めてきました。どうぞ何でも御相談下さい。
当院の駐車場が出来ました。医院の裏になります。
４台分あります。アメリカ方式です。頭から入れて駐車して下さい。
出るときはバックして道路に出るようになります。

すでに２１世紀に入って十数年が経過しました。
2004年は天変地異の年であったかと思います。
2005年は政治の世界では激変の年だったかも知れません。
2008年は世界経済の激変の年だったようです。この世界不況は当分続くと思いますが、
2009年は良い年であることを祈っています。
2011年には東日本大震災がありました。
なにかと忙しいこともありまして、前回の更新は2013年の暑い夏になりました。
そして今回の更新は2014年5月です。
慈恵医大を卒業して、リハビリ科に行き、専門医を取ってから私どもの診療所を継ぐために
私も学んでいた湘南病院に3年勤めて精神科を学びました。
そして、ついに5月から当院で一緒に診療を開始しました。

２１世紀のテーマは地球国家、全人類がそこそこ幸福になり、他の動植物、水や空気を含めて地球そのものがバランス良く生き長らえて行くための価値観の創造でしょうか？
そこへ到達するための長く辛い道程にいるのかと思っています。
パスポート無しでどこにでも気軽に出かけられ、どこででも長期滞在し、
自由に仕事や生活が出来るような地球環境を考えてみて下さい。
そこでみんなが自由に快適に健康に暮らして行くことが出来れば
素晴らしいと思います。その為に微力を尽くしたいと思っています。

当院の場所は後ろのページにも地図を載せていますが、
こちらでも検索できます。http://www.mapfan.com/mfwtop.html

 

院長の専門領域と経歴

精神科・神経内科が専門です。
精神保健指定医 No.4031
日本精神神経学会専門医 No.13794
日本神経学会認定医 No.152
日本医師会認定産業医 No.9903758

東京慈恵会医科大学卒　昭和４７年。東京慈恵会医科大学博士号　昭和５３年。
聖マリアンナ医科大学神経精神科助手
昭和５８年８月鶴井医院開設

得意な病気と治療法

神経症、ストレス障害、軽症うつ病、軽症統合失調症が得意で、
治療に関しては少量の薬物療法に努め、漢方療法も併用しています。
また、森田療法を積極的に行っています。

スタッフ

医師２名　臨床心理士１名　パラメディカルスタッフ１名　事務員１名　

施設

森田療法の入寮施設を再開しました。デイケア作業所。一刀流道場「啓心館」。

可能な検査

心電図　眼底　血液　尿検査　簡単な心理検査　

治療方法

薬物療法　森田療法　漢方療法　カウンセリング 自律訓練法

診療所の特徴

　当院は、一般の神経科として薬物療法、カウンセリングを行っておりますが、薬物療法だけでは治りにくい神経症（対人恐怖症、強迫神経症、不安神経症、心気症など）の方々に対して、森田療法を応用した治療法を取り入れているのが特徴です。これは、作業をすることや、仲間と触れ合うことを通じて、心の成長と社会性を身に付けてゆくこと、そして症状に打ち勝ってゆくという治療法です。自分で造りだしてしまった壁を自分で乗り越えて行くための方法論です。また、作業療法の一環として剣道を行っています。

患者さんへのアドバイス

　森田療法は厳しい治療法ではあります。我慢と忍耐、努力が必要です。症状に負けないで、目的本意に行動してゆく事が重要です。「自分で治す。」という気持ちがないと続かない療法です。しかし、そうした頑張りを通じて、人としての成長があると信じています。

このリンクは平成25年1月30日藤沢市医師会にて、藤沢市精神科医会主催講演会における慈恵医大第三病院森田療法室　中村　敬先生の御講演原稿です。テーマは「うつ病の森田療法」、藤沢市医師会報第456号平成25年7月号に掲載されたものです。

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