Gear : Reel





*スピニングリール *


 リョービ  CYNOS VS1000 ZM  1996年秋 購入

 僕が一番最初に購入したリール。安売りしていたのが唯一最大の決め手でした。
 これ、リールを巻くとカリカリと音がするんですね。最初はそれも心地良い音ではあったのですが、だんだんと耳障りになっていきました。
 で、どうしたかというとストッパーを解除して使っていました。

 97年は小さいのしか釣れなかったので特にそれで問題はなかったのですが、98年はやはりというか、アタリがあった瞬間そのショックで一瞬リールが逆回転してしまい...ばらしてしまいました。しかも2回も。けっこうデカかった...
 これはいかんということで代替えのリールを購入することになり、止む無く引退。

 (Jan/16/99)


 ダイワ  EMBLEM-X 2000iA  1998年春 購入
EMBLEM-X
 Falcon Violet に対応させるリールとして購入しました。
 どうもデザイン重視で選ぶ傾向がある僕にとって、スピニングリールというのは今一つ魅力を感じるものが見つかりません。
 予算と、何となくドラグ周りがかっこいいかなという程度の基準で決めました。結構いい加減。

 今のところ特にトラブルなく、ライントラブルも少なく満足。ラインブレークもあまりありません。
 ま、そんなでかいバスこれではまだ釣れていないからですが...でもOKなリールです。

 フロロの4ポンドを使用(Jan/16/99)


 シマノ  BIOMASTER XT 2000  1998年春 購入
BIOMASTER XT
 CYNOSに代わるものを至急購入する必要がでてきたものの、なかなか気に入ったものが見つかりません。
 またダイワというのも何だし、じゃあシマノという安易な発想で似た実売価格のこれを購入。色もデザインも僕には今一つ。

 EMBLEM-Xと比べややライントラブルが多いですがラインのメーカーと太さが異なるので一概には言えません。
 回転のスムーズさはよく比べるとこちらの方が上の気がしますが、釣りそのものに大きな影響を与える程ではありません。
 この小さなサイズでありながらリールハンドルがT字型というのは少々重いものでも巻きやすい形状なのでスピニングの巻き物系専用として使っています。
 (でも新型はI字型(って言うの?)になってしまっているようですが...不評だったのかな?)

 フロロの6ポンドを使用(Jan/16/99)


 ダイワ  TEAMDAIWA-X 1500iA  1999年春 購入
TEAMDAIWA-X
 「常吉を極める」。ロッド選びに科せられたこの悲しいテーマは当然のことながら新しいリール選びにも当てはまること。
 ラインも遂に3ポンドへと行きつくことになり、「軽量」のみならず「優秀なドラグ性能」も兼ね備えたものということで購入したのがこれです。
 ドラグ性能は僕には判断の難しいところですがダイワなら定評があるし最小の1500番台なら軽さも兼ね備えていて文句無し。

 CALCUTTA 51XT ほどではありませんが、こちらも軽量化がタックル全体の感度アップにつながり、ライントラブルも少ないので僕のツネキチスペシャルには欠かせないリールです。
 軽量化と言えば99年はTEAMDAIWA Z-C がでましたね。驚異的な軽さながら値段も驚異的で僕には手がでません。
 と思ったら何とTEAMDAIWA X-C もでた。こちらもかなり軽くてコストパフォーマンスは高い。もうちょっと待つべきだった... だから安売りしてたんだ ...

 フロロの 4 ポンドを使用(Mar/12/2000)



- return -


*ベイトリール *


 Abu Garcia  4601C Gunner  1998年春 購入
Gunner
 スピニングと比べるとベイトリールはデザイン的に魅せられるものが多くあります。
 なかでもやはりAbuのデザインは秀逸です。シリーズの中でリーズナブルな価格のGunnerを選びました。

 ただ実際に使ってみると多少使いづらいことに気付きました。巻くときにブレたり、パーミングがしにくいのです。
 ハンドルがややロッドからみて離れた位置にあるのがどうもブレを起こしている原因のようです。慣れればかなり解消されますが。
 また、リールフットもリールの外周により近いところに付いているため、ロッドに装着するともろにリールの高さがでてしまいパーミングのしにくさにつながっているように思います。僕の手の小ささも原因なんだろうけど。
 が、あばたもえくぼというか、僕のお気に入りのであることには変わらない幸せ者なリールです。

 フロロの10ポンドを使用(Jan/16/99)


 シマノ  CALCUTTA 51XT  1999年春 購入
CALCUTTA 51XT
 fenwick の "Crankin"に対応すべく「飛距離のでるベイトリール」というテーマをたてました。
 「マグフォースV」に注目した僕はダイワからリールを選ぶことにしたその矢先に「CALCUTTA 51XT発売」という朗報!
 Gnnnerは気に入ってはいるのですが軟弱な僕にはやはり重い。
 CALCUTTAの50番台は際立った軽量コンパクトさが非常に魅力的なのですが左ハンドルしか使わない僕にとっては諦めざるをえませんでした。
 でも必ず左ハンドルも登場すると思い待ち続けていたので、発売開始と同時に本来のテーマを忘れ即購入しました。

 このリールを使用してからはすっかりGunnerの出番がなくなってしまいました。
 200g以下でないとベイトリールは持つ気になりません。それほど軽量化が釣行に及ぼす影響が大きいのです。
 つまりクランクのときの感度アップやマシンガンキャスト時の疲労感の軽減に大きく寄与しています。
 飛距離も満足、ギアー比が低いのでクランクなどトルクがほしい巻き物系にもっぱら使用しています。もうちょいハンドル回転径が大きいと扱いやすいかな。

 フロロの8ポンドを使用。(Mar/12/2000)


 シマノ  Scorpion Metanium Mg (Left Handle)  2000年秋 購入

Metanium Mg (Left handle) 釣り博で左ハンドルがいずれ登場するという話を聞いて以来、待ちに待ったのですがいつまでたっても登場しません。
 しびれをきらした僕は浮気をすることを決意、ちょうどその頃リョービのキャスプロメタルライトがちょっと気になっていたんですよ。
 このリール、215gと軽量でコストパフォーマンスが極めて高くスタイルも僕好み。
 買おうかとお店でいざ手に取り、念のため隣においてあったMetanium Mgの右ハンドルも手に取ると、わずか25gの差のはずですが僕にとっては違いを感じてしまう差でした。
 店の人も「TD-Xがモデルチェンジし軽くなる」と囁いたので結論は先延ばし。マグフォースVは飛距離に期待できそうで一度は使ってみたい。
 が、登場した実物をみるとこちらもキャスプロと同じ215gと実に微妙な重さでしかも価格帯はMetanium Mg並み。
 コストパフォーマンスをとるか飛距離をとるか、迷いに迷ったうえ後者に傾きかけたその時、Metanium Mgの左ハンドルがひっそりと発売開始しているのを発見!
 リアクションバイトしてしまいました。

 同じシマノということでCALCUTTA51XTと比べてしまうのですが、ロープロファイルなので厚みはないものの長手方向の寸法があって意外にパーミングし難いです。
 飛距離の違いはあまり感じませんが軽量ルアーなら51Xの方に分がありますね。
 僕はどちらもSVSを最小のブレーキ力にして使っていますが、このままだとバックラッシュの嵐になるので糸巻き量を極力少なくして使っています。
 これだとライントラブル無しにロングキャストできますが欲を言えばもう少し飛んでほしいかも。リールハンドルの形状と材質はこちらの方が指によくなじみます。
 釣果に直接関係は無いのですが、キャストした時51XTはほとんど音も無くニュルニュルとラインが出ていく様な感じですが、Metaniumはかすかに機械的な回転音をさせながらラインがでていき感覚的にはこちらの方が心地よいです。
 まあ、お互いの優劣はともかく、回転比の違いでこちらの方が手返しが良いので実釣では51XTより使用頻度は高いです。

 フロロの10 8 ポンドを使用。 ( Feb/10/2001


 ダイワ  チームダイワZ 105HL  2002年春 購入
チームダイワZ 105HL
 いつかはマグフォースV。そんな想いを実現させる時がついにやってきました。
 丹沢湖での釣行が増えた結果ベイトタックルの使用頻度も激増し、いよいよダイワのベイトリールの購入を決断。
 軽量が絶対条件とくればもう最高峰のチームダイワZしかないでしょう。左ハンドル派であまり太いラインは巻かないので、105HLがベストチョイス。
 でもなぜか遅れて登場した右ハンドルのZは形状が全然違い更に20グラムも軽量でコンパクト、しかもクラッチも馴染みの位置にある。
 なぜそのまま左ハンドルにしないのかという疑問や、そろそろモデルチェンジするのではという疑念も、金券にあっさり負け速攻ゲット!
 が、その直後に左ハンドルが痛恨のモデルチェンジ!やっぱり右ハンドルをそのまま左ハンドルにしてる!!
 最新鋭のはずが一度も使う前に旧モデルへ大変身!!! ダイワの新製品は、購入価格にこだわると買い時の見極めが実に難しいです。
 さらに、とどめを刺すようにZをメーカーチューンした究極のTYPE‐Rまででた。もうしらん!!( Mar/08/2002)

 使用インプレッション( Dec/07/2002)
 使い始めた当初は、この不慣れなクラッチの位置と良く回るスプールのおかげでブレーキをきつめに絞めないとバックラッシュに悩まされました。
 でも慣れれば特にラバジのピッチングで右手に神経を集中させテンポよく攻撃する時、左手を使わず親指だけでクラッチをオン・オフできるのは楽で気に入りました。
 マグフォースVも本体を開けることなくダイヤル調整可能で、そもそもブレーキ調整もそれほどシビアではなく飛距離も最後に更に一伸びする感じで文句無しです。
 軽さはメタニウムMgと同レベルですがよりロープロファイルで手に馴染み易くすっかりメタニウムMgの出番がなくなりました。値段に恥じない性能を持った逸品です。
 結局この105HLは更に軽量コンパクトな左コピー版の103MLと一緒に継続販売されていますが、もしもう1個買ってもよい、と天の声がしたら...103MLを買うかな。

 フロロの10 8 ポンドを使用。


 ダイワ  リベルトピクシー  2005年春 購入

 今までリールは価格と重量が比例してたと思いますが、ピクシーはダイワの最高峰TD-Z Type R+より更に軽いのに1万円以上安い、と常識を覆すモデルです。
 TD-Zのように高性能のまま贅肉を削ぎ落とすという設計思想ではなく、わりきって機能そのものを削りその代償として軽量化をしているということでしょうか。
 でも僕には軽量であること自体が重要な機能の1つと思ってるのでピクシーは実に魅力的。登場時から注目してましたがリールの数は足りてて暫く我慢。
 2005年は一碧湖の年券も買うなど、これまで以上にボート釣行が増えそうで久しぶり戦力補充の必然性がでてきた、と言うか言い訳のネタができてきました。
 ボートではベイトロッドは2本持ってくのが僕のパターン。1本はTD-Zを装着しラバジメイン。あのクラッチ位置はピッチングでスピーディーに使うに案外良いのです。
 もう1本はカルカッタ51XT。ギア比が低いのでクランク系には最高ですが、それ以外でスピーディーに使いこなしたい場合はその低ギア比がネックになります。
 トゥイッチ、ポンプリトリーブでのストロークの間やキャストしたルアー・リグの回収時に、リールを巻くのがやたら忙しいのがちょっと。
 カルカッタのハンディを補う為に買ったメタニウムMgも意外に厚くて僕の手に馴染み難く使ってるうちに異音も発生、で最近は出番無し。
 で3年ぶり購入! 売れ残りの2004年限定イエロ-パ-ルと微妙な色をあえて選択。シルバ-は飽きたので冒険してみた。(May/21/2005)

 使用インプレッション( Mar/05/2006) Update !
 2005年はベイトタックルの出動がかなり多くなり、このピクシーは結果として大活躍しました。
 やはり軽量コンパクトであることは僕にとって最高の性能を意味します。
 キャストを続けても負担が少なく、その分微妙なアタリに集中できるのです。
 売り文句である軽量プラグのキャスタビリティ-は僕には実感できず。と言うか僕の技術が未熟で軽量プラグ用ロッドも無いから。普通のプラグなら飛距離は満足。
 ブレーキ調整もクセはありませんが、やはり巻き糸量が多いとバックラッシュし易く、と言って元々ラインキャパが少ないのでライン残量は常に要チェック。
 ちなみに2005年モデル(エアリーレッド)はスプールがより軽量化されているのが少々悔しい。
 しかし総合的にみて僕には納得のパフォーマンスを発揮してくれるリールなのです。

  フロロの 8 ポンドを使用。



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