<評論社刊 指輪物語>
- 「指輪物語」(旧訳版)1〜6巻 ハードカバー(箱入)1972〜1975年
1、2巻は「旅の仲間」、3、4巻は「二つの塔」、5、6巻は「王の帰還」および追補篇。追補篇のうちDは一部のみ収録され、E、Fは収録されていない。
「指輪物語」(旧訳版)1〜6巻 文庫 1977年
内容はハードカバー版と同じ。内容だけではなくページ割り、字組みも全く同じ。当初、表紙はトールキン直筆の絵だったのだが、バクシの映画が公開されてからは映画のポスター柄になってしまい、結局新訳版が出るまでそのままだった。
「指輪物語」(新訳版)1〜3巻 愛蔵版(箱入) 1992年
トールキン生誕百年を機に、故・瀬田氏の訳に田中氏が手を入れ、主に誤りや語句不統一を直したもの。また旧版では訳されなかった追補篇Dの一部、およびEとFも訳出し、索引まで訳してある。表紙だけでなく中の挿絵も全部オールカラー。
「指輪物語」(新訳版)1〜7巻 ハードカバー(普及版) 1992年
内容は愛蔵版と同じ。但し挿絵は旧版と同じである。追補篇が独立し、全部で7巻となっている。
「指輪物語」(新訳版)1〜9巻 文庫 1992年
訳者 瀬田貞二・田中明子 挿絵 寺島龍一 表紙絵はアラン・リー
1巻から4巻までが「旅の仲間」、5巻から7巻までが「二つの塔」、8、9巻が「王の帰還」。なお追補篇は全く入っていない。
「指輪物語 追補編」文庫 2003年
十年以上たって、ようやく新訳版文庫の10巻目にあたる「追補編」が発行された。