Award: 2000年





2000年各賞 : Jan/14/2001
ルアー・オブ・ザ・イヤー 最大釣果ルアー 最多釣果ルアー 特別賞
Sculpin Sculpin リーパー サターン’3
ロボワーム
Sculpin
ロボワーム
Sculpin
ロボワーム
リーパー
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サターンワーム’3
- 釣果: 41.0 cm 釣果: 29匹 (49.2%: 29/59) -
- (山中湖: 第18号) 01,02,03,04,05,08,09,10,11,12,
13,14,15,16,17,22,23,24,33,34,
35,36,41,47,53,56,57,58,59
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授賞理由
ルアー・オブ・ザ・イヤー ロボワーム Sculpin

 2000年は何と言ってもジグヘッドをマスターしたのが最大の収穫です。
 そして、僕のジグヘッドに最もマッチしたのがこのSculpinでした。
 それまで、いくつかのワームを試してはみたのですが、ジグヘッドの使い方をマスターしていなかったこともあって釣果にはつながりませんでした。そんな時このロボワームのSculpinが発売されているのを知り、早速購入。ロボワームの新製品というのが唯一の購入理由だったのですが、初戦の山中湖でいきなり2000年最大釣果のバスをゲットしたのを皮切りにこれまで悪戦苦闘していた山中湖のウィード密集地帯ではリーパー常を凌駕する釣果を残すに至りました。
 ジグヘッド以外でも、震生湖ではスプリットでの釣果もあったりして、結構汎用性もありそうです。
 来シーズンは、岩盤エリアでのジグヘッドを更にマスターすればSculpinでの釣果はまだ上がりそう。
 僕の第2の切り札となったSculipn、文句無しの受賞です。

最大釣果ルアー ロボワーム Sculpin
第18号(41m: 山中湖)
 Sculpinが初登場した5月27日の山中湖で、いきなりゲットしたバスが2000年最大釣果となりました。
 2年ぶりの40アップだったのですが、この時はエレキでの操船が不慣れだったり、そんなエレキの操船は一方で楽しかったりで、釣りへの集中力はイマイチで、今思えばやや印象が薄くなってしまいました。
ただ、この時のジグヘッドの使い方がその後のウィードエリアでもそのまま踏襲されていき、釣果を伸ばすことができました。
 基本的にはウィードの密集地帯をずる引きで中央突破、ウィードに引っ掛けてそのままズズっと引き千切ると、その前後でズンとかゴンとかいう感じの鈍くて重いバイトがくるのがよくあるパターンです。
 色はこの最大釣果も含め山中湖では全てBiwako Special、ただし震生湖のスプリットでは写真のAaron's Magic R&B Flakeでしたが、これは単に僕の好みで選んだのであまり深い意味はありません。
 僕が使うワームの中では比較的サイズが大きいからか、バスのサイズもまずまずのが多かったかな。
 ストレート系あるいはシャッド系に分類されるワームだと思うのですが、ロボワームらしいソフトな材質で、ボディー後部はくびれて、その後ろのテールに若干ボリュームをもたせているので、水中ではこのテールが結構微妙な動きをしてバスにアピールしているんじゃないかと思っているんですけど。
 来シーズンは開幕からこいつをフル参戦、さらにサイズアップを狙ってみましょう。

最多釣果ルアー ロボワーム リーパー

 リーパーと言えばこの賞の定番ですな。
 しかし、数字で言えば僕の2000年の全釣果の半分をわずかに下回っていて、これでも比率的には昨年よりだいぶ減っています。
 ただ、それはSculpinでの釣果が結構あったのと、今シーズンはリーパー常以外のワームやリグを使ってみたくなることがそれなりにあったりで、使用頻度が減っただけで、リーパーそのものの威力が低下した訳ではありません。
 技としては既に完成の域に達していて、アクション、フック、シンカー、ライン等去年と全く同じ。サイズもオリジナルの3インチ。色も同じくAYU2で後半は写真のGold Thunderしたがこれは単に去年大量に購入したものがまだ余っていたから。
 今後も新たな技をマスターするたびにリーパーでの釣果の比率は低下していき、ある意味では正常な値に落ち着いていくのだと思いますが、それでもリーパー常が僕の切り札であることには変わらず、この賞もしばらくはリーパーが独占するでしょう。

特別賞 ------ サターンワーム’3

 このワームの威力はすごい。だから特別賞。使う状況によってはあのリーパー常をはるかに凌駕し、最多釣果ルアーになり得る実力があると思います。
 7月9日の丹沢湖でリーパーで釣れなかった時たまたまタックルボックスに入っていたこのサターンを常吉で使ったとたんバイトが頻発、あっという間に3匹をゲットしてしまいました。
 が、この釣行以来サターンの使用を意図的に控えるようにもなりました。と言うのは、ここで釣れた3匹も含めサターンで釣れるバスは恐ろしく小さい。ワームのサイズそのものが小さいのが理由ではないかと思うのですが、小ぶりなカーリーテールの控えめな動きも子バスには刺激的みたい。バスのサイズさえ問わなければこのワームの威力は絶大で、事実リーパー常で釣れずボーズ回避のためサターンを投入してかろうじて釣果をあげるような状況すらありました。
 子バスばかり釣れるというのはこのワームの弱点の一つとも言えますが、それともう一つ、バスの活性が低い時はサターンでの釣果はイマイチで逆にリーパーの方に分があったりします。あのカーリーテールの動きが逆にマイナスの作用を生み出しているのかも。
 ところでこのワーム、僕が2000年に実際に使ったのはMEGATECH JAPANとGAEAという異なるメーカーからのもので、それ以外にもさらにもう1,2社あるようですが、ワームそのものは同じなんですか?誰がオリジナルなんですか?外見上はどうみても同じ金型あるいは金型図面のものから作られているようですが。僕としてはともかく同じワームとしてBass DataBassでは扱っていますがその素性が不思議なワームでもあります。




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