Report: 2000年後期



2000年の密かな目標
1. クランクで20匹 / 楽じゃないけど今年はクランクの年にしたいぞ
==> 1匹も釣れませんでした。そもそもプラグ全体でも1匹釣れたのみ、ワームの年でした。目標設定も高すぎた。
2. 県内リザーバーで10匹 / メインは丹沢湖、でも釣行回数はもう増やせないのでこれでも結構厳しい
==> 達成!合計14匹!!丹沢湖だけでも12匹で大満足。ただ、サイズが...
3. 震生湖でプラグで1匹 / 個人的にはこれが一番難しい...どーしてもあそこでは常っちゃうから
==> 達成!4月16日に早くも!!が、これが全てのフィールドで2000年の最初で最後のプラグの釣果になるとは

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Nov/24 一碧湖・船 クランク不発
#58 21cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#59 22cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット


 そろそろボートでの釣りは僕にとっては限界の気候になってきましたが、今日は予報だと一日中晴れで昼は気温も上がるということだったので、急遽聖地一碧湖へ。
 今年はクランクの年にするはずだったんですけど、まだ1匹も釣っていない。 と、なれば勿論ここ一碧湖での釣行は過去のパターンからクランク爆投モードになるのですが、今年の秋はなんだか様子がちょっと違うような気がするので、常吉も装備して最悪でもボーズ回避という弱気な作戦での聖地巡礼です。


 7時50分、百景園スタート。 寒くて布団からなかなかでられず出遅れてしまいました。
 でも飛び石連休の谷間とはいえ、まだ湖上にはほとんど人はいません。バサーが1人、へら師が3人ほどで、まさに貸しきり状態。
 良い天気で風もあまりなく、寒くもない。 紅葉もぼちぼち始まり、僕にとっては実に良い感じです。が、相変わらず水は濁っていてバスにとっては良くなさそう。

 午前は、観光橋 -->芝生公園 -->十二連島 -->流れ出し という順に、最初はクランク中心の攻めでそのうち弱気になってきて常の使用頻度がだんだん高くなったものの反応無し。
 湖が満水のため、流れ出しでは結構水が動いていたのが印象に残ったものの、その他は特筆すべきことは無し。生命感がイマイチ感じられないです。
 すぐには釣れそうな気配も無く、しかも今日は妙に腹が減ったので早めの11時に百景園に戻って昼食にしました。

 午後は百景園から浮き漁礁にかけて、ブレイクラインを中心に、時々シャローの様子もみながらクランク/シャッド、常と交互に試してみますが反応無し。ウィードはだいぶ減ってはいますが、それでも去年のこの時期よりは多くて、もうちょっと減ってくれないと釣り辛いというような量です。
 
 そのまま反時計回りに移動し、ウィードが多すぎる鳥居前はパスして再び芝生公園前へ。
 魚探でブレイクラインの位置を確かめてから、リーパー常で広い範囲を探っていくと、ブレイクのシャロー側にあるウィードエリアの中を引いてきた常に、今日初めてコンっという明快なあたりをあわせて、14時20分、第58号(21cm)をゲット。が、後が続かず。
 エレキの時は、ウィードやブレイクの位置をなるべく正確に把握するためにボートを頻繁に動かしながら魚探と睨めっこなのですが、今日みたいに手漕ぎでアンカーを下ろしていると、そう頻繁には移動できません、と言うか移動するのが面倒。なので、ある程度のところで見切りをつけて、あとは常やクランクを引いてくるときの感触を頼りに地形を想像しながらピンポイントに絞っているので、ちょっと攻め方が雑になっているかもしれませんね。一度エレキの便利さを知ってしまうと、手漕ぎはやはりいろんな面で辛いものがあります。

 さらに移動攻撃を続けて観光橋と桟橋の間ぐらいまできました。ここはブレイクがかなり沖のほうにあって、そのブレイクライン上からシャロー側に常を投げて引いてくると、それまでのウィードや腐った落ち葉や土の湖底の柔らかな感触から、不意にコリコリという硬い感触に変わって、たぶん岩か何か硬いものが沈んでいたんだと思うんですけど、ここは怪しいと右手の感度を極限まであげながら引き続けると、その岩らしきものを通過した直後に、コっというかすかなあたりをすかさずスイープであわせて、15時50分、第59号(22cm)をゲット。

 ここで残り時間があとわずかになったので、シャッドを投げまくっていると、ウィードの上っ面でメーターシャッドにバイトがあったもののあわせられず、そのまま時間切れ、16時半に百景園へ戻りました。


 今年の秋はやはり難しいです。ここ一碧湖も例外ではないみたいです。 釣れてもサイズはご覧の通り小さい。
 もう少し待てば状況は落ち着くんですかね。でも冬もそこまで迫っているし。
 大好きなクランクでの釣果も今年は絶望的、ワームに染まった一年になってしまいました。


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Nov/23 震生湖・岸 そろそろ限界でしょうか
#57 22cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット


 今年の秋は例年より日照時間が少ないとかで、確かに雨の日も結構あって水温や水質が急激に変化するような状況が多かったんじゃないかと思います。
 そのせいか僕の釣行は悪戦苦闘続き。今日は夕方ちょっとだけ震生湖へ。


 15時20分スタート。
 震生湖は満水で僕にとってはちょうどよい感じ。へら師もバサーもほとんどいません。ただ、ターンオーバーか先日の雨のためなのか、いつも以上に濁りが入っていてコンディションはあまり良くなさそう。それに落葉し始めたようで枯葉がところどころに浮いていて場所によっては狙いにくい状況です。

 まずは崖下でリーパー常の2投目、やや沖めにフルキャストして、ずるずると引き始めてすぐ、コっと微妙なあたりがあったような...ききあわせをすると久々の生命感、そのままスイープにあわせて、第57号(22cm)をいきなりゲット。なんだか久しぶりにバスを見るような気がして、嬉しい...

 早々にボーズを免れただけに気楽な釣行となりましたが、願わくばもう1匹追加をとリーパー常で時計回りに移動攻撃、途中でシャロークランクに換えたものの出番じゃなさそうな雰囲気だったので、すぐリーパー常に戻し1周していきましたが結局バイトすらありませんでした。
 16時50分、暗くなったので撤収。

 
 例年の震生湖だと11月下旬がバスが釣れる最後のタイミングなんですけど、今年はどうですかね。暖冬みたいなのでもう少し頑張ってはみますが。
 それにしても今年の震生湖は1年を通して結構渋かったような気がします。


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Oct/28 一碧湖・船 今年の聖地巡礼はちょっと早すぎました
#56 20cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット


 皆さん、最近釣れてますか? 僕はというと...最近釣行記が更新されていないという事実からお察し下さい。
 秋は難しいんですね、水温が安定しないから。でも水温が安定する頃ってずいぶん寒くなっているはずで、寒さに弱い僕にとっては釣りに行けないほど活性が落ちてしまいます。
 山中湖も丹沢湖ももう終わったっぽいこの時期、僕が行けるフィールドはほとんど無くなってしまうのですが、逆にこの時期だからこそ行くフィールドがあります。それが一碧湖、僕が初バスをゲットしたいわば聖地です。関東最南端のバスフィールドということで、他よりはシーズンが長そうというのが寒くなり始めたこの時期でも行く理由ですが、初バスをゲットしたのもこの時期だったこともあり、それ以来毎年秋には必ず一碧湖へ、いわば聖地巡礼に行くのです。
 今日は、HKさん、HG君と3人で聖地巡礼。


 午前8時ちょっと前、百景園スタート。
 僕はHKさんと同船、ただし一碧湖はエレキは禁止なので今日は久しぶりの手漕ぎです。
 まずは観光橋前へ直行、クランクとシャッドの2本柱で強気に攻めます。もちろん過去のここでの実績からな訳で、プラグでのゲットが今日のテーマでもあります。
 が、予想以上に伸びきったウィードに阻まれ釣りになりません。ウィードの伸び方もまちまちで、上っ面を狙って引いてくることもできません。1キャストごとにクランクにべったりとついたウィードを取り除き、まさにちぎっては投げ、ちぎっては投げってな感じです。バイトもあるんだか無いんだか全然わからない。釣りと言うよりは、なんだか草刈しているみたい。しばらくするとボートの周りは刈り取られたウィードだらけ。

 ここから一気に鳥居前まで移動し、再度クランク、シャッドを試しますが、やはり草刈状態。
 ウィードと言えば、山中湖ではジグヘッドでの攻略法をマスターしたのが今年の成果の一つ。そこでSculpinのジグヘッド登場!が、あっけなく敗退。これも1キャストするとジグヘッドがウィードだらけになってしまいます。ここのウィードは、種類が違うのが原因か、あるいはこの時期だからかもしれませんが、非常にもろくて、ちぎれたウィードがそのままジグヘッドにべったりと絡み付いてしまい、これまた草刈状態、とてもハングオフを狙える状態ではありません。
 ならばと今度はカットテールのノーシンカーで表層をトゥイッチ。でも今一つ活性が低いような雰囲気でこれもノーバイト。
 
 ここから時計周りに移動攻撃、クランクとシャッドの2本柱はそのままで、更にジグヘッドからスプリットに変えて何とかウィードの影響を避けようと試行錯誤を繰り返しますがノーバイト。

 魚探でウィードの様子をよく観察すると、2.7メートル程の所にブレイクラインがあって、これを境にシャロー側にびっしりとウィードが密集しているようです。つまりブレイクラインがウィードエッジになります。そこで、ここからボートポジションをブレイクライン上にとってウィードエッジを意識しながら移動攻撃を続けると、HKさんがクランクで待望のゲット。でも僕の方はプラグはおろかスプリットにもあたり無し。
 今日のテーマを無視してあのサターン常を早くも投入しますが、それでもあたりなし。結局HKさんが更にクランクで1バラシがあっただけで3/4周したところで一旦昼休み。

 午後は桟橋から反時計回りに移動攻撃開始。この頃から雨が降り始めましたが、この時期の雨ってあまり良くないはずでボーズの予感。相変わらずクランク、シャッドを引いてくると草刈状態でお手上げ。常吉の方は今日に限らずいつもオフセットフックを使っているので、今日のこの状況でも比較的ウィードをかわしながら引いてこれるのですが、それでもサターン常にはここまで反応無し。そこで僕の切り札、リーパー常に変えるとすぐ、浮き漁礁と桟橋の間ぐいらの水深2.5メートル程のウィードエリアで、待望のバイトをあわせ損なうものの、同じポイントを執拗に探るとその3投後、コンっと明確なあたりをスイープであわせて、午後14時半、第56号(20cm)。この際大きさなんか気にしない。とにかく嬉しい...

 が、リーパー常での反応もこれが最初で最後。2本柱は相変わらず草刈機状態のまま、半周したところで時間切れで16時半に終了。
 結局HKさんは午前のクランクでの1匹、HG君は午後の常吉での1匹で終わりました。


 こんなに苦戦するとは思いませんでした。周りで何度かバスをゲットしているのを目撃しているので、全く釣れない状況でもなかったと思うのですが、さて...
 でも水は濁っていたように見えたのでターンオーバーかな。あと、あのウィードの量が...
 と、言うことは自分の腕前を棚に上げて言わせてもらえば、ここに巡礼するのはちょっと早すぎました。 


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Oct/07 津久井湖・船 関東屈指の難関フィールド
#54 22cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / スプリットショット
#55 24cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / スプリットショット


 丹沢湖や山中湖によく行くのは、コストパフォーマンスが高い、つまり交通費やボート代、入漁料など1日に払うお金が少なくてすむのが理由の一つです。
 が、さらにコストパフォーマンスの高いフィールド発見! そう、それが津久井湖。しかも所要時間は震生湖とあまりかわらない。
 おかっぱりでは以前何度か行ったことがあるので全く知らなかった訳ではないのですが、ここは関東屈指の難関フィールドで、僕も何度も玉砕を重ね、だんだん足が遠のき最近はその存在すら忘れてました。
 そこで今日はエレキで津久井湖探索。ついでに釣り。探索が目的なので釣れなくてもO.Kです、とあらかじめ自分自身に言い訳しといての釣行です。


 午前7時、津久井観光出船。すでに車が15,6台ほどとまっていましたが、3連休の初日なので多いほうなのでしょうか。初めてなのでよくわかりませんが。
 出船したものの勿論ポイントなんかぜんぜんわからない。なので、まずはそのまま湖を横断し、4番の岬から上流に向かって時計回りに探索していくことにしました。
 津久井湖は最近の雨のせいか、増水して満水に近い状態のようで、水はそれほど濁っていないもののあちこちに冠水ブッシュができています。
 とりあえず、冠水ブッシュはグラブのスプリット、岩盤はSculpinのジグヘッドを基本に時折スピナベ、クランクをまぜながら上流を目指します。
 が、フィールドの雰囲気とはうらはらに、魚の気配がぜんぜんありません。バイトも全く無し。最近の定番なパターンですね。まあ、今日は探索がメインだから気にしない気にしない。
 そのまま大沢に入り、最上流部で今日初めて見えバス発見。でもワームを見た瞬間逃げちゃった。

 その後はまた静かな湖に。快晴で風もあまりなく、過ごしやすい気温なので、まさに探索日和。津久井湖は、岩盤は丹沢湖よりも若干見劣りするような気がしますが、流れ込みの数はこちらの方がかなり多い。それに地形もこちらの方が変化に富んでいるんじゃないでしょうか。バスフィールドとしては結構よさそう。でも臭い流れ込みが多いような...下水がそのまま流れ込んじゃってるみたいですね。

 名手橋をくぐった先は湖が右へ大きく蛇行していて、向かって左岸がちょうどワンドのようになっています。ここは冠水ブッシュの宝庫。今まで以上にスプリットの頻度が高くなります。
 ちょうど中間あたりに行った所で、一度通りすぎたものの何となく気になった冠水ブッシュがあったので、引き返してスプリットを撃ったらフォール中にバイト。ラッキー!が、軽い手応えで、あがってきたのも津久井湖としてはかわいらしい第54号(22cm)、9時10分。
 そこから少し先にある流れ込みで見えバス2匹発見!でも近付きすぎて相手にも気付かれたようなので、一旦ボートを沖へ進め、十分距離をとったところで、振り向きざまにスプリットをロングキャストすると1発でバイトしてきたのが第55号(24cm)、9時20分でした。
 
 さらに上流を目指しますが、なぜか水がどんどん濁ってきました。
 沼本ワンドまで来ると、もう水はコーヒー色。ごみも浮いてる。アオコも。コイの死体も。最悪っぽいのですが、なぜかボートは結構集まってる。
 とりあえずさらに上流に向け移動攻撃を続けていきますが、流れ込みで1バイトあっただけで、やはりだめです。
 道志橋の手前まできたものの水が良くなる気配すらないので、ここで断念、対岸に渡り下流へ移動攻撃をしていきます。

 相模川本流の方は水はよさそうで、沼本ダム周辺は濁りはほとんど無し。立ち入り禁止ライン手前にあるコンクリートのストラクチャーでフリーフォールさせていたスプリットをピックアップしていたらバスが追っかけくるのが見えたその瞬間、バイトすることなくバスは反転、姿を消してしまいました。クランクも試しましたがバスの反応はそれ以外はここでは何も無し。

 そのまま下流へ向かいますが、この頃からこちら側はシェードがほとんど消滅。逆に対岸はシェードになっています。反時計回りに攻めた方がよかったかも。
 途中、ボート上で昼食をとりながらポイントを探しますが、やはり直射日光が当たっているためか今一つ。何もないまま14時ごろ津久井観光そばまできたので、ここから対岸へ渡り再び4番へ。今度は下流側を目指しますがこちらは比較的シャローエリアもあったのでスピナベを撃ちながら移動攻撃。
 途中で、流れ込みの先にコンクリートが沈んでいるのを発見、偏光グラス越しによく見ると橋が沈んでいるみたい。見えバスも何匹かいたので、ここではリーパー常で探るものの見切られたのかノーバイト。

 残り1時間になったので、湖を横断して津久井観光前のシャローエリアへ。ここではバズ、クランク、リーパー常と連続攻撃。湖面は魚の気配がだんだん濃くなり、いい感じになってきたのですが結局ノーバイトで16時、終了しました。


 出足はよかったのですが、結局その2匹で終わってしまいました。
 今の僕のリザーバー攻略兵器はジグヘッドとスプリットですが、今日みたいなパターンだとそれだけじゃサイズ的にも数的にもなんだか限界があるような気がしてきました。第3の兵器か...まあ、でも今日は探索がメインだったので、これで良しとしましょう。あ、でももう1回、下流側も探索しないといけないですね。上流側は丹沢湖と比べてオカッパリのポイントはずいぶん少ないということがわかったのも今日の探索の収穫ですが下流側はどうなんでしょうかね。
でも、さすが関東屈指の難関フィールド、津久井湖はやはり難しいです。


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Sep/30 山中湖・船 低活性
#53 34cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット


 僕はボートのバス釣りでは、爆釣の予感を胸に秘めてフィールドへ向かうことがほとんどです。それは、特にこれといった根拠があるわけではなく、結果として本当に爆釣することもめったに無いのですが、それはそれで1日を通して僕の活性は高い状態が続き、釣果以上の満足感を得られる訳です。
 が、今日は家を出る前から僕の活性は極めて低いまま。僕のこの時期の山中湖の過去のパターンから言えばボーズの確立がかなり高いんですね。でも来月の山中湖は寒さにめっぽう弱い僕にとってさらに活性が低くなってしまい、行くなら今のうちということで、HKさん、HG君と山中湖へ。


 午前8時、HKさんを後ろに乗せ、旭日丘観光スタート。
 今日は対岸のままの森や長池は切り捨て、旭日丘を中心とした南岸のみを集中的に攻めることにしました。
 でも、山中湖は濁りが入っていて、ターンオーバー真っ只中みたい。ちょっと寒いし。僕の活性はさらに下がっていきます。
 まずは遊覧船乗り場東のウィードエリアへ。久しぶりのリーパー常と、僕の山中湖スペシャルのSculpinジグヘッドの2本柱でシャローからブレイクラインまで狙う深さを変えながら交互に試して行きます。ウィードは一番伸びきった時期みたいで、しかも枯れ始めていて、あまり良質なストラクチャーとは言えず、むしろ邪魔な存在にすら思えます。このウィードに悪戦苦闘しながら時間をかけて探っていきますがやはり全く反応無し。

 今日のテーマはとにもかくにも1匹釣ることですが、この時点で既に敗色濃厚、そこで早くも必殺サターン常登場!これを中心にした組み立てでさらに東へ、魚安から静山荘、SPGハウスへと移動攻撃していきますがぜんぜん反応なし。SPGハウス沖でのヘビキャロも沈黙。さらに最近購入した期待のネクストワンのアイボールテールをジグヘッドや常で試してみますがこれでもだめ。

 午後はまず旭日丘観光沖の西側に広がるウィードエリアへ。
 以前おいしい思いを何度かしたことがあるからですが、今日はウィードが全くみつかりません。ブイの位置関係や水深から正確な場所は覚えているのですが、魚探では全くウィードが映りません。そんなはずはないとジグヘッドで直接探りますが確かに全くウィードの感触は無し。枯れちゃったんですか?
 ここから水中島へ。水深5メートル程のところにマーカーを打って、ヘビキャロで広範囲を探りますが悲しいぐらい反応はありません。
 結局再び遊覧船乗り場へ戻ると、ここでHG君がスピナベで1匹ゲットしたということで、少しだけ僕の活性が上昇。
 サターン常からリーパー常へ戻して探っていると、コンっと待望のバイト、スイープにあわせ...と思ったら痛恨のすっぽ抜け。今日の最初で最後かもしれないチャンスを逃してしまい、またまた僕の活性急低下。

 そのまま東へ移動攻撃していくと魚安前で後ろのHKさんの常にバイト、が、これもあわせられず。
 さらに東へ、魚安と静山荘のほぼ中間あたり、水深2.7メートルほどのところにあるブレイクラインの沖側にキャストした僕のリーパー常にようやくバイト。今度はしっかりあわせも決まって、第53号(34cm)をようやくゲット。既に15時40分になっていました。

 この後遊覧船乗り場へ戻ったところでHKさんのミノーにヒット。が、無念のばらしで16時半、時間切れ。結局HG君は1匹、HKさんはボーズでの終了となりました。


 やはりこの時期に山中湖は手強過ぎます。ターンオーバーだともうお手上げ。横への動きにバスは反応を示し始めているようではありますが、数少ないチャンスをプラグで投げ倒す勇気は今の僕にはありません。
 来月になれば安定するんでしょうかね。それともそろそろ聖地巡礼かな。


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Sep/24 丹沢湖・岸 ベイトタックル一本槍
#52 35cm ウォーターハウス / ウォーターリーチ / キャロライナリグ


 コンニチサワ。
 いや、べつに怪しい挨拶をしているわけではありません。今日僕がいる場所はそう読むんだそうです。
 今シーズンの僕のオカッパリポイントである世附上流部は最近は濁りが入ることが多いんですよ。そんなこともあって、ここ何回かボートで丹沢湖を攻略している時は、あわせてオカッパリのポイントも探していて、今日沢はその中でもこの時期良さそうなポイントの一つとしてチェックしていた所なんです。
 さて、僕の最近の丹沢湖オカッパリのテーマはFlogger1本での丹沢湖攻略。このベイトロッド、1/2オンスのウエイトのものを遠投するにはもってこいのパワー設定と長さで、丹沢湖のオカッパリではそんな遠投ができるロッドの方がよさそう。
 このロッド1本のみで、ヘビキャロ、バイブレーション、スピナベを遠投という硬派なスタイルでの挑戦です。


 16時ちょうど今日沢で釣行開始。昨日また雨がふったせいか増水しているものの水はあまり濁っていないので一安心。
 先行者がいますが、幸運にも僕が狙いたいところは空いていました。
 まずはヘビキャロにジャンボグラブを使って、スロープ周辺を意識しながら探っていきます。
 次いで、ウォーターリーチにスイッチ。このワーム、ボディーはマッチョなのですが、テールがリーパーそのまんまという実に奇妙な形をしたものです。ずいぶん前に思わず買ってしまったもののほとんど出動せずタックルボックスに永眠中だったもので、今日の丹沢湖でのヘビキャロには良さそうな気がしたので久々の登場。
 ジャンボグラブの時と同じように探っていくと、ゴリゴリっとスロープ上に転がっている石の上を引いているような感触の最中、ブルブルっとあたりを感じ、ちょっと強めにあわせて難なくフッキング、あがってきたのは第52号(35cm)、まだ開始間もない16時30分でした。

 その後、グラブにスイッチするもののノーバイト。
 ここからバイブレーション、スピナベ、シャッドと試しますがノーバイト。最後にもう一度スピナベで試しますがノーバイトのまま、周りに人もいなくなり、暗くなり、寂しくなってきたので17時40分撤収。


 今日の52号がバイトしてきたポイントは、ヘビキャロじゃなきゃ届かないというわけではなかったのですが、しかし狙っていたベイトでの釣果だけに実に嬉しい1匹でした。
 ここは今日ぐらいの水位(90%以上?)だったらべつにヘビキャロでなくてもスピニングで近距離狙いもいいかもしれませんね。
 ただ、狭いので、先行者がいると苦しい。それと、道路からスロープに降りるのがちょっと大変。
 今日はプラグはダメでしたが、初めて来たポイントでヘビキャロで獲れたので、1匹でも久しぶり満足な釣行でした。


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Sep/17 震生湖・岸 台風接近中
#51 15cm ロボワーム / Vミノー / スプリットショット


 昨日早くから今日にかけて神奈川は大荒れで、僕の家のそばに雷が3発ぐらい落ちたりとすごい天気でした。
 それでも午後は一旦回復傾向ですが、伊豆諸島に台風が接近していて確かにPROTREKでも急激に気圧が下がっているのがわかります。
 これは結構チャンスかも。本来なら丹沢湖へオカッパリに行きたいところですが、オリンピックも見たいので時間がない。で、震生湖へ。


 午後15時20分、崖下からスタート。
 今日の震生湖はさすがに増水、あともうちょい水が増えればベストかなという感じです。濁りもそれ程はいっていない、というかあまりきれいな湖じゃないんですけど。
 雨上がり直後のためか湖面は魚の気配が濃厚。まずはスピナベ、シャッドを使って様子を見ますがノーバイト。
 ところで今日のテーマは、リーパー常を使わず震生湖攻略。最近はSculpinのスプリットが僕のここでのお気に入りなのですが、もう少しサイズが小さい方がよいのではと思い、今日はSculpinは使わず最近購入した小ぶりなVミノー初登場。足元で動きを確認してみますが、動きがここにはちょっとかたいような気が。
 ちょっと粘りましたがここでは結局バイトが無いのでVミノーのスプリットのみで時計周り移動攻撃開始。
 弁天下でそのVミノーを引いてくると、ぷるっとわずかなあたりがあったような。ききあわせしてみますが魚の気配は感じずそのまま引きつづけるとすぐ、もわーっとした重みを感じここでスイープにあわせて15時50分、第51号(15cm)、サイズはここではまあこんなんでしょう...いや、ちょっと、いやいや、だいぶ小さい。

 そのまま湖を1周、各ワンドではかわいらしい流れ込みができていますが、流れ込んだ先がかなり浅いのであまり関係無さそう。
 それより天気が思ったよりも回復して太陽もでてきたためか、すっかり魚の反応がなくなり、最後にグラブのノーシンカーを少し試して16時40分、早めに撤収、オリンピック見なきゃ。


 もう少し活性が高いと期待していたのですが、それほどでもありませんでした。それにしてもおそろしく蒸し暑い中での釣行でした。
 今日はたぶん日没まで粘ったほうが良かったかもしれません。


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Sep/15 丹沢湖・船 不発
#50 14cm GAEA / SALT SATURN 3" RING WORM / ダウンショット


 今日のテーマはずばり縦方向のジグヘッドの技の完成。
 先週の丹沢湖でようやくイメージがわいてきて、今日は何とか自分のものにして釣果の方も狙いたいところです。
 ここ1週間は、北に秋雨前線、西に大型台風、南から湿った風と役者が3つ揃ったおかげで東海地方は観測史上最大の桁外れな大雨で、神奈川はそこまでひどくはなかったものの雨が降ったりやんだりと秋に向けて加速しています。
 今日の丹沢湖は唯一心配していた雨による水の濁りもそれ程なくコンディションとしてはまずまず、爆釣の予感を抱きながらの釣行です。


 午前7時半、焼津スタート。
 焼津下流の岩盤をSculpinのジグヘッドで軽く探った後、浮き漁礁はパスしてそのまま学校下へ直行。
 午前中は良く晴れていたので、とりあえずシェードができている岩盤のみを狙って次々と撃っていきます。が、なぜか全く反応無し。
 そのまま今度は湖を横断し記念館下のシェード側を流していき、永歳橋までいきますがノーバイト。
 世附へ入り、引き続き水通しの良いシェードのある岩盤を探しだして移動攻撃していきますが予想に反して何も起こりません。

 雑畑橋そばで前回同様ストラクチャー&見えバス発見。ここはいつも確実にバスがついているようですが、ここでもジグヘッドには反応無し。そもそも僕には見えバスが釣れないからかもしれませんが、一応ここではさらに別のパターンを試すことに。バズ、ノーシンカーのカットテールのトゥイッチ、スピナベ、ラバジと縦に横に、上に下にと探っていきますが全然ダメです。

 ここはあきらめそのまま上流へ。なんとしてでもジグヘッドでということでSculpinからグラブへ、そしてジグヘッドのウエイトも落としてみましたが、これでもダメ。グラブからカットテールにかえてもダメ。

 結局、午前は世附方面でも何ら成果を得ることなく、ボート上で昼食をとってから学校下まで戻りここから玄倉へ。北岸のみを上流へ向けて攻めることとし、ここではタックルボックスで永眠中だったクイバーミノー(まぎらわしい名前だけどワームです)のジグヘッドを試します。境沢の上流側まで来たところでようやく待望のバイト、あわせて、フッキングもきまって、っとロッドが大きくしなり獲物が下に向かってすごい勢いで突っ込んでいきます。慎重なロッドワークでバスの動きに対応していると、竿先を通してゴリゴリっと鈍い感触。やばいと思った瞬間痛恨のラインブレイク!沈んでいた倒木に巻かれてしまったようです。
 玄倉ではこの後もう1回バイトがありましたが、こちらは子バスかギルによるものでフッキングせず、あとは相変わらず何もなし。

 残り2時間弱の時点で学校下まで戻り、ここの岩盤をふたたびSculpinのジグヘッドに戻して中川方面へ向け移動攻撃していきますがそれでもダメ。
 さらに上ると焼津の下流側の岩盤に沿って見えバス多数発見。残り時間が少ないことからラストチャンスでしょう。が、やはりSculpinのジグヘッドは沈黙。
 もう玉砕寸前、終了間際、でもこのまま帰りたくない...
 一日中スプリットを装着していた常ロッドを今日初めて必殺サターン常に変更、岩盤に沿って平行に引いてくると、3投目にココンと小気味良いあたりをスイープであわせると、これまたゴメンナサイなサイズの、第50号(14cm)、やっぱり僕は常吉小僧。

 ひょっとして岩盤沿いにシャッドを通してみると面白いんじゃないかとひらめいて、早速試すとわずか数投で根掛かり、一気に僕の集中力はゼロになったので16時半撤収しました。


 今日はこんなはずじゃなかったんですけど。
 なんだか振り出しに戻ってしまいましたね。
 それにしてもこのサターン常は良くも悪くもすごい技だ...ということを縦のジグヘッドの技を会得する前に再認識してしまいました。


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Sep/09 丹沢湖・船 岩盤
#49 38cm ロボワーム / Sculpin / ジグヘッド


 ここ1週間ほどは、気温が下がったりまとまった雨も降ったりして、いよいよ秋のスイッチがオンになったような気配です。
 山中湖か丹沢湖か迷ったのですが、昨年までの僕の経験からするとこの時期の山中湖はたぶん手も足も出ないでしょう。
 じゃあ丹沢湖なら大丈夫かと言うと、ここでのこの時期の釣行ってほとんで経験がないので、それなら情報収集も兼ねてということで丹沢湖に行ってきました。


 午前8時、焼津出船。
 寝坊してしまいました。おまけに今日は残暑がまた戻ってきた。
 しかも前回の釣行よりさらに減水、と言うことは前回スプリットでゲットしたポイントは干上がっている水位なので、前回のパターンは全く通用しないわけで、早くもボーズの予感です。
 
 まず、浮き漁礁でスプリットのカットテールのフォール中にバスがバイトしたのが見え、すかさずあわせたらはじかれてしまいました。あわせが早すぎたみたい。
 大仏橋の橋脚でもスプリットのフォーリングを試しますがノーバイト。ここから前回とは逆周りに世附方面へ。北岸をグラブのスプリットで移動攻撃していきますが、1バイトのみ、ピックアップしようとして巻き始めた時だったのであわせ損なってしまいました。
 
 滝壷橋の先で南岸に渡り、ここではリーパー常、ラバジを交えて下流へ向け流していきますがノーバイト。
 雑畑橋近くで倒木が沈んでいるポイント発見、バスが結構ついているのが見えます。ここまでほとんどバスの気配が無かったこともあって、ここではちょっと時間をかけて攻めることに。一旦ボートポジションを離してから、リーパー常、ラバジ、ジグヘッドと次々に繰り出しますが反応無し。と言うか根掛かりがひどく効率があまりよくありません。ジャンボグラブのテキサスだと根掛かりは回避されましたがバスの反応は無し。最後に必殺サターン常まで投入するなりふりかまわない戦法までとびだしますが、まったくダメ。

 結局あきらめて、永歳橋をくぐりそのまま今度は玄倉方面へ、南岸を上流へ向け流しますがオカッパリポイントはあるもののボートで攻める良さそうなポイントはなさそうなまま、対岸に境沢が見えたので南岸はあきらめ北岸へ。

 境沢で岩盤に接近中に、不意に頭上で「バサバサ、ガラガラ」という音が。やばいってことであわてて岩盤から離れると案の定、岩が落ちてきました。岩盤が脆い所が結構あるんですよね、気を付けないと。ちょっと離れた所で引き続きスプリットを投入しているとまた頭上で音が。でも今度は何も落ちてこない。見上げてみると、何と猿の親子がいました。鹿は以前見たことがあるんですけど猿は今回が初めて。自然豊かな丹沢湖ならではの光景ですね。あれ、でもひょっとしてさっきの岩って猿がわざと落としたんじゃないでしょうね。

 この時点で残り2時間ちょっと。サターン常も相変わらず使っているのですが全く効果なく敗色濃厚です。
 どうしてもスプリットや常で比較的シャローを攻めるような釣りに偏ってしまうので、ここで逆に開き直ってジグヘッド1本に絞ることに。ワームをそれまでのサターン(4インチの方)から山中湖で実績のあるSculpinに変え、下流へ向け北岸の岩盤を移動攻撃することにしました。
これまでの僕のジグヘッドはフラットボトムでのずる引きで、岩盤を縦に攻めるのは全く新しいアプローチなので、今一つワームの位置と動きがイメージし辛く試行錯誤を繰り返しながら流していきます。すると程なく待望のバイトが。あわせも決まった...と思ったらばれちゃいました。でもどうやら攻め方はあっているみたいだし、イメージもわき始めたし、これでポイントをうまく探しだせば結構いいかも。

 ポイントと言えば、当然水通しが特にこの時期キモですが、そこで気になってきたのが学校下。
 残り時間も少なくなってきたので一気にポイント移動、学校下で先ほどのイメージ通りに攻めてしばらくすると、またまたバイト、が、これもばれちゃいました。でも良い感じになってきた。さらに移動していくと、ジグをスー、トンってイメージで浅いところから深いところへ動かしていると、「ゴン」っていう明快なバイトを今度こそはしっかりあわせ、フッキングも成功。ロッドがしなり、なかなかの手応えです。ラインは丹沢湖仕様で6ポンドフロロと太くしているのでラインブレイクの心配はあまりないのですが、またばれてしまうかもしれないので慎重に時間をかけてやりとりして上がってきたのが、第49号(38cm)、15時15分。手応えは十分40アップだと思ったのですが、そう言えば丹沢湖のバスは引きが強いんですよね。あ、それとこれで2000年の密かな目標の2つ目(県内リザーバーで10匹)を達成!でもサターン常での釣果は反則のような...

 その後はノーバイト。
 中川へ移り、もう一箇所西岸で水通しの良さそうなポイントで1バイトあり、でもまたまたばれちゃいました。
 その直後に根掛かり。ジグヘッドに切り替えてから根掛かりが多くなってしまい、ここでの根掛かりで僕の集中力も無くなってきたので16時半帰還しました。


 ずる引き野郎の僕には今日のジグヘッドみたいな縦の攻めが苦手なんですけど、でもそれなりにイメージがつかめてきたのは大きな成果です。これでポイント選択の時間を少なくすれば釣果もあがるかも。
 それと、僕の山中湖必殺兵器のSculpinがここでも使えるのがわかったのも大きな収穫。
 しかし、ここに通っていくうちに(と言ってもボートじゃ2度目だけど)わかってきたのは、やはりボートでの丹沢湖は貯水率が高い方がはるかに面白そう。ということは春がいいのかな。


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Aug/27 震生湖・岸 苦手な季節の到来
#48 23cm ロボワーム / Sculpin / スプリットショット


 夕方、ちょっと時間があったので震生湖へ、スプリットのみでの釣行。
 震生湖は減水傾向で、上流部にうっすらとアオコが発生していたりして、コンディションとしては良くないんですけど。
 

 17時スタート。
 しかし、へら師やバサーがまだ結構いて、なかなかポイントを確保できません。
 ようやく弁天下でへら師が撤収した後に入り、Sculpinのスプリット投入。どうせ他はまだ空かないだろうから、ちょっと時間をかけて扇上にスプリットを撃って広く探っていくと、いい感触がするボトム発見。そこへ再度スプリットを撃ってゆっくり引いていくと、そのポイントを通過中にボトムの感触とは少し違う違和感を感じ、ききあわせ気味にスイープであわせて、第48号(23cm)を17時半にゲット。

 ここでもう少し粘りましたが以後反応無し。
 他のポイントが空き始めたので上流へ向け移動攻撃していきますがノーバイト。最後にグラブのスプリットに変えて1バイトありましたがあわせられず、18時半、暗くなったので撤収。
 それにしても日がずいぶん短くなりましたね。


 去年の僕の釣果パターンから見ると、8月の終わりから9月は非常に苦戦しているんですよね。
 震生湖は、まだポイントを把握しているから今日みたいに何とか1匹ゲットできることもあるのですが、他のフィールドでは...
 しばらく苦戦が続きそうです。


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Aug/18 山中湖・船 西へ東へ
#47 30cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット


 ここ数日、この時期にしては珍しく曇りや雨の日が続き、秋の気配を早くもちょっとだけ感じる今日この頃だったりします。
 今朝も起きたら土砂降りの雨。山中湖到着時は曇りでしたが涼しいのを通り越して肌寒いほど。
 でも、これってバスの活性をあげているかも、爆釣かもってことで、HG君、SG君と山中湖へ。


 午前7時半、SG君を後ろに乗せ、ままの森目指して静山荘出撃。

 が、結論から先に言うと、午前9時40分、第47号(30cm)の1匹のみで沈黙。 HG君、SG君は二人揃って討ち死に。
 久しぶりに手も足も出ませんでした。

 最初に入ったポイントのままの森のフラットボトムで3−4メートルラインを攻めていると付近のボートが立て続けに数本あげていて、でもそのポイントは僕らよりかなりディープ側。 これを見て、それまで3−4メートルラインでは全く反応がなかったこともあって、苦手なディープを集中的に攻略するか迷ったのですが、結局3−4メートルラインを中心になるべく多くのポイントを移動攻撃するという無難な作戦を継続することにしました。

 で、そのまま西へ、長池まで移動攻撃を繰り返しコンクリート護岸の沖でその47号をようやくゲットしたことで、やはりディープでなくても粘れば何とかなると思ってしまい、ますますディープへの意識が少なくなってしまった訳です。しかも長池はその3−4メートルに結構よさそうなウィードが密集しているので攻め甲斐もあったりして、もうディープのことなんかこれっぽっちも考えてない。
 コンクリート護岸のほぼ中央部の沖まで到達した後に反転、東へ、再びままの森に向け移動攻撃して午前は終了。
 
 午後は南岸を東へ。SPGハウス沖で唯一ディープへ、6メートルライン上でヘビキャロを爆投したものの全く反応無く、以後再び3−4メートルライン狙いで反転して西へ、静山荘を目指しながら移動攻撃を繰り返します。午後は時折風が適度に吹いたり小雨がぱらついたりと、雰囲気的にはどうみてもよさそうなのですが、今日はどういう訳か全く反応がありません。

 何の成果もないまま静山荘沖に到達。いつもだとこれで終わりなんですけど、どうもこのままだと納得いかないので、素通りして更に西へ、魚安を目指します。リーパー常から必殺サターン常に変えて魚安から遊覧船乗り場まで移動攻撃を続けていったものの、なすすべもなく無念の時間切れ、17時10分に静山荘へ向け帰還しました。


 ボート屋の人の話でもみんな渋かったみたい。たぶん今日はディープオンリーの日だったのでしょう。まだ8月なのになんだか今日の山中湖は秋の気配を感じるような天気だったのも微妙に影響があったのでしょうか。今日はとにかく完敗、また出直します。


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Aug/15 丹沢湖・船 マイエレキで丹沢湖攻略開始
#43 27cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / スプリットショット
#44 20cm GAEA / SALT SATURN 3" RING WORM / ダウンショット
#45 31cm ゲーリーヤマモト・4インチグラブ / スプリットショット
#46 15cm GAEA / SALT SATURN 3" RING WORM / ダウンショット


 午前9時ちょっと前、焼津のボート屋で出船準備。
 寝坊した訳ではありません。平日はここ丹沢湖のボート屋が開くのが9時からなんですよ。これはちょっとねえ...
 それはともかく、僕がここにいるということは、そう、いよいよマイエレキで初めて丹沢湖に挑戦する日がきたのです。
 幸い天気は朝から曇りで時折小雨が降り、気温もそんなに高くなく、コンディションは良さそうななか、2隻借りてHG君と一緒に丹沢湖攻略開始。


 午前9時、焼津出船。ポイントが全くわからないので、とにかく岸沿いを丹念に流していくことにし、まずそのまま対岸に渡って時計回りに丹沢湖全体を探索することにしました。

 スピナベを撃ちながら流していくと、浮き漁礁発見、見えバス多数。ノーシンカー、スプリットでグラブ、カットテール、スリムセンコーと組み合わせを換えながら漁礁を1周していきますが、バスは少し興味を示す程度です。既に相手もこちらが見えているはずで警戒しているのでしょう、今はちょっと無理そうだと判断し、一旦ここを離れ下流へ向かうことにしました。
 しばらくいくと、枯れ木が沈んでいるポイント発見、こちらも見えバス多数。ここでは常も投入しますがやはり警戒しているようでバイトは無しで、ここもまた後で攻めることとし、下流へ。

 大仏橋をくぐって左へ、玄倉へ向かいます。スプリット中心に流してしばらく行くとスロープ発見、オカッパリには良さそうな所です。地図にある「今日沢」の下流側あたりかな。魚探でスロープがどの方向へ伸びているか確認しながらここでは常を投入しますがノーバイト。
 上流を目指しますが徐々に濁りが入ってきている様なので、湖を横断して対岸へ渡り反転して下流へ移動しましたが、こちら側は今一つ良さそうなポイントは見つかりませんでした。
 でもここでもスロープ発見、流れ込みもあり結構広めなオカッパリポイント。神縄トンネルのそばかな。上流側?ボートからだとそのあたりがよく判断できませんが。
 さらに下流に流していくと、ストラクチャー発見。周囲は赤土でダメなポイントですが、仮にバスがいるとしたらあのストラクチャー以外に身を寄せる所がないというようなポイントの状況です。で、そこにグラブのスプリットを落とし込んだ2投目、やっぱりいました、第43号(27cm)、午後12時10分、フォール中のバイトでした。

 ボートの上で昼食をとった後、さらに西へ進み、永歳橋をくぐり世附へ向け南岸を流します。
 世附大橋をくぐるまでは、ところどころで見えバス発見、しかし今の僕には見えるバスは釣れない。
 更に上流をめざす途中またオカッパリポイント発見。でもどこから降りるのかボートから見ただけでは見当がつかない。
 引き続き上流をめざすと、またまた水が赤茶色。いつもこうですね。上流で工事か何かやっているんですかね。しかもボートの後ろには泡が消えずに残っていて水は最悪っぽい。
 世附川ロッジ下のスロープが向こうに見えてきたところで、水質の悪さからこれ以上上るのは断念、対岸へ渡り、そこから下流へ流していきます。

 しばらく行くと浮き漁礁(?)発見。ここにもやっぱり見えバス多数発見。リーパー常でボトムを探りますがノーバイト、次いでグラブのスプリットを丹念に落とし込んでいくと、数投目にヒット、すかさずあわせて...と、何とリールが逆回転、ばれてしまいました。こんな時に限ってロックがかかっていないなんて...。

 下流へ戻っていく途中に流れ込みとその先に枯れ木が沈んでいるところがあって、やはりここでも見えバス多数発見。稚バスから40アップまで各種揃っています。
 何をしても興味を示すもののバイトまではしてこないので、ここで最終兵器サターン常登場、一旦ボートポジションを沖に移し双方が見えなくなったところでロングキャストして引いてくると2投目にヒット。40アップを望んでいたのですが、バイトしてきたのは小さい方の、第44号(20cm)、午後15時頃でした。

 場が荒れたと判断してここは撤収、岸沿いに流していくと雑草がオーバーハングしているところを発見。端からグラブのスプリットで落とし込むとひときわ雑草が生い茂っているところでバイト、午後15時10分、第45号(31cm)、サイズのわりにはよく引くバスでした。

 この時点でバッテリーのインジケーターが赤。そのまま進んで大仏橋をくぐり、ここで朝に流した東岸へ再び渡り、見えバスがいた枯れ木ポイントへ。ここでも離れたところにボートポジションをとり、今度こそはまともなサイズが釣れますようにと祈りを込めてサターン常をキャストすると、バイトしてきたのは、第46号(15cm)、午後15時半、ここにもそこそこのサイズのバスがいたはずなんですけど、このワーム、やっぱり子バスが先にバイトしてきちゃうみたいですね。

 浮き漁礁で再度ノーシンカー、スプリットを撃っていきますがノーバイト。
 最後に中川の堰堤そばまで足を伸ばしましたが、これ以降はノーバイトで午後17時ちょっと前にボート屋へ帰還しました。


 しかし僕にとっての丹沢湖最大の難関はこの後。ぐったりした体に鞭打ってふらふらになりながらあの階段を昇ってバッテリーを駐車場まで運びましたよ。今日はまだ涼しい方だからましだけど、これで暑くてしかもボーズだったら僕には耐えられないかも。これさえなければ丹沢湖にしょっちゅう来るんですけどね。
 今日は結局4匹。でもサターンの2匹はボートならではという釣果ではありませんね。
 1周して思ったのは、岩盤を除けばあまり目立ったストラクチャーが無いので、今日の僕のようにピンポイントをノーシンカーやスプリットでフォールさせての攻めは効率があまりよくない。ただし満水になればあちこちにオーバーハングができるので狙い目かも。
 HG君の釣果は3匹、全部ジグヘッドでトントントンと落としていってバイトをとったそうです。なるほどねえ、その方法をマスターすれば釣果、サイズとも伸びそう。ただ、どこを攻めるかの見極めがカギで水通しなどちゃんと読まないとむしろ効率がわるくなりますね。

 と、いう具合に課題ができたのは、次のボートでの丹沢湖再挑戦の楽しみの一つということでしょう。最近よく行っている山中湖とは全く釣りのスタイルが異なるフィールドですがこれはこれで楽しいし、モーターボートなどの引き波の心配をすることなく自然を満喫しながらの釣行ができるのは大きな魅力です。



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Aug/11 山中湖・船 ヘビキャロ
#38 28cm ロボワーム / Sculpin / ジグヘッド
#39 33cm ロボワーム / Sculpin / ジグヘッド
#40 29cm GAEA / SALT SATURN 3" RING WORM / キャロライナ
#41 27cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#42 39cm ロボワーム / Sculpin / ジグヘッド


 山中湖もすっかり夏のパターンになったようで、それはすなわち僕の苦手なディープを意識した釣りがキモになってきます。
 ディープクランクやフットボールジグなど僕なりに最近試行錯誤を重ねているのですが今一つ結果がでません。
 今日は1/2オンスのシンカーを使ったヘビキャロを試すことにしました。でもキャロライナリグってリグるの面倒なんですよね。そこでFloggerに最初からリグっておいてヘビキャロ専用ロッドにして、これにいつものスピニング2本の布陣で出撃。


 午前7時、静山荘スタート。ジェットスキーやモーターボートが出撃する前に全速力で湖を横断、ままの森へと向かいます。前回2匹をゲットした比較的フラットなボトムが広がるエリアまで一気に進み、3−3.5メートルライン中心に常とジグヘッドで移動攻撃。今日は平日のせいか周囲にもあまりバサーはいないので、頻繁にマーカーをうって丁寧に攻めていきます。でも実はマーカーをうつもう一つの理由があるんです。それはこの日差しの強さでゲームボーイ魚探の液晶画面がしょっちゅう死んでしまうので、マーカーを目印に魚探無しでも一定の水深でボートをステイできるようにして、その間に魚探を日陰で休ませているんです。移動攻撃するにはこれは結構足かせになっています。ちゃんとした魚探買おうかなあ...

 最初のバスをゲットしたのは、かなり粘ったすえの9時10分、Sculpinのジグヘッドで第38号(28cm)、その10分後にほぼ同じボートポジションで第39号(33cm)を。いずれも3.5メートルのウィードエリアでした。

 しかし、この後はあたりすらない状態が続いたのでさらに西へ、今日は長池のブイのあるエリアまで遠征しましたが、常、ジグともにノーバイト。
 ここから東へ戻ることにし、ここでヘビキャロで4−6メートルラインを狙って移動攻撃していきますが反応無しで、ままの森の東端のトレーラーハウスにたどり着きました。半分沈んでいるのですが中を覗くと40アップのバスが何匹もいる!ちょうどシェードになっていて周囲のバスが集まってきているのでしょう。でも鉄骨とかあって中にはキャストできない。一応トレーラハウスの周囲を試してはみましたが誰も相手にしてくれず、お昼の時間になったので静山荘へ退却しました。

 午後は13時スタートでSPGハウス沖へ。ここにも結構広めのフラットボトムがあって、沖に向かって広がっているので水通しも悪くはなさそう。
 ボートを5メートルラインでステイさせ、ここではヘビキャロ1本で広く探っていきます。しかし、それまで使っていたセンコーで反応がなかったのでジャンボグラブに変えますが、これもダメっぽいので一気にダウンサイズさせてサターンにして探っていくと13時40分、ずる引きしていたロッドに鈍い重みを感じ、ききあわせ気味にフッキングさせ第40号(29cm)初めてのキャロライナリグでの釣果です。さすがにあたりをとり辛く、案の定フックがちょっと呑まれ気味でしたが、いやあ、これは嬉しい釣果ですよ。

 14時半を過ぎた頃から再び3−3.5メートルラインにボートポジションをとり、ディープ側にはヘビキャロ、シャロー側には常、ジグというコンビネーションで静山荘目指して西へ移動攻撃していくと、14時40分に第41号(27cm)をリーパー常のハングオフで、さらに15時過ぎにかなり体高のある第42号(39cm)をSculpinのジグヘッドでゲット。

 夕まずめに期待したのですが、逆にその後は反応が無くなり、16時半終了。


 今日のハイライトはやはり初めてのキャロライナリグでの釣果でしょう。
 それにしても、6.7フィートでミディアムヘビーなFloggerと1/2オンスのヘビキャロという組み合わせは脅威的な飛距離がでます。ボートなので必ずしもこの飛距離が必要というわけでもないのでしょうが、丹沢湖でのオカッパリで新たな技を模索していた僕にとって、これは沖のブレイク狙いにピッタリ。
今日の山中湖はパターンが何だったのかあまりよくわからなかったのですが、それでも釣果を5匹まで伸ばせたのでこちらも満足です。


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Aug/05 丹沢湖・岸 またやってしまいました
#37 18cm MEGATECH JAPAN / SALTY SATURN WORM 3" / ダウンショット


 釣りの前に丹沢湖の焼津へ。何しに行ったかというと、キャリーカートが出動可能な場所かを下見に行ったんですよ。
 ところが...鬼門を発見してしまいました。ボート屋の前に急な階段が。んー、気合いれないとこれは僕には厳しそう。


 釣りそのものは16時半、世附川ロッジ下でスタート。
 でも、こちらはまた水が赤茶色に濁っています。これなら焼津でそのまま釣りしてた方がよかったかも。
 とりあえず岩盤でクランク、カットテールと試してみますがノーバイト。

 そのまま戻っていく途中、前回の稚バスポイントでまたまた子バス発見。
 よせばいいのにサターン常を登場させキャストすると、あっちからもこっちからも更に子バス稚バスがわいてきた。バイトまでいたらないのは、僕の姿が丸見えでちょっと警戒しているからでしょう。そこで少しポイントから離れてお互いに見えなくなったところで狙い済ましてキャストすると一発で食ってきたのが第37号(18cm)、17時ちょっと前。そのままあわせてよせてくると、なんと他の子バス稚バスが興奮しちゃったみたいで、大挙して37号を追っかけてきた。

 サターンはこれでもうやめて、リトルスパイダーを試すと反応はあるもののサターンほどではない。次にロボワームのカーリーテールを試すと、またまたどこからともなくピューっと子バス稚バスが集合!ワームサイズがちょっと彼らには大きすぎるようでバイトはしてきませんでしたが、どうもここの子バスはテールが派手にピロピロと動くワームにめっぽう弱いみたい。

 でも、これ以上この釣りを探求するのはちょっとむなしくなってきたので、流れ込みに移動して沖のブレイク狙いでクランク、リーパー常、Sculpinスプリットを通していきますがノーバイト、そのうちロッジから美味しそうな匂いがしてきたところで18時半終了。


 帰りに神川橋を通っていたら上流側と下流側それぞれで花火が見えました。上流側は厚木の花火大会、下流側は...何でしょう、茅ヶ崎あたりかな。夏、真っ盛りですね。


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Jul/29 山中湖・船 ままの森へ行こう
#34 30cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#35 38cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#36 27cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット


 山中湖のポイントで有名なものの一つに「ままの森」があります。
 旭日丘から見るとちょうど対岸にあり、そばにボート屋がないことから手漕ぎ派だった僕には射程外のエリアでした。しかしそれも今は昔、いよいよ今日は念願のままの森攻略です。
 エレキなら旭日丘からでも勿論行けるのですが湖をかなり長距離にわたって横断しなければならず、それよりは湖の東側あるいは西側にあるボート屋から出撃して岸伝いに移動攻撃しながら到達、という方が効率的です。
 そこで今日は東側の静山荘を選びました。ここからだとままの森へは湖を横断しないといけないのですが、旭日丘ほど長距離でもないし、この周辺のウィードエリアは僕のこれまでの実績からいって外せない所で、午前はままの森で午後は馴染みのポイントという無難な今日の作戦にはもってこい。エレキのシャフトがあたる問題もここでは無かったし。


 7時半、静山荘スタート。そのまま一気に湖を横断、ままの森を目指しますが、すでにジェットスキーやモーターボートが走り回っていてもう大変。相手の進行方向や引き波に神経をとがらせながら全速力で横断し、なんとかままの森の東端、トレーラーハウスみたいのが半分沈んでいるポイントに到着。
 早速魚探で3メートルラインを探しながらSculpinのジグヘッドで探っていきます。
 しかし話しに聞いていたとおり、このエリアは岸からかなり急峻に沈み込んでいて、狙いをはずすと思いっきりディープか逆にシャローにジグがいってしまいます。しかも風の通り道のようで強めの東風が断続的に吹いているので、今の僕のレベルではボートをうまくステイさせながらピンポイントを狙うのは至難の技。岸伝いに西へ移動攻撃していきますが、今一つポイントを攻めきれていないような感じです。

 西へ更に移動していくと、それまでの山裾が湖へと落ちていくような岸から、ややなだらかな岸へと景色が変わり、同じように魚探でもあの急峻なブレイクから2−3メートルラインが比較的広範囲に広がるエリアへと変わっていきました。ここへは既に他のボートもかなり入っていて、あちこちでぽつりぽつりと釣り上げています。しかも釣ったバスを計量してライブウェルにいれていたので、何かローカルの大会でもあるんですかね,プレッシャーが高いエリアは僕はちょっと苦手...でも地形的には僕でも攻めやすそう。
 ここでも3メートルライン前後をSculpinのジグヘッドで探るものの今日は今一つのようなのでリーパー常に変えるとすぐ、3.5メートル程のところで9時25分、第34号(30cm)を、その10分後に第35号(38cm)をゲット。常ロッド+ラインチェックしてない3ポンドフロロだったので35号の方はかなりスリリングなランディングでした。
 しかしどちらも明確なあたりをとれず、ききあわせしながらでしたが、この深さとちょっと重めにしたシンカーと風の影響とであたりをとるのがなかなか難しい。

 その後、ここと更に西へ行ったところにある桟橋との間を往復しますがノーバイト。
 ここで12時になったのでお昼を取るため再び引き波と格闘しながら全速力で湖を横断し静山荘へ戻っていきました。

 午後は13時ちょっとすぎに再開。そのまま今度は静山荘の東に広がるウィードエリアを常とジグヘッドで攻めていくと、すぐに3メートルラインを引いてきたリーパー常で第36号(27cm)を13時半にゲット。
 そのまま東へ流していきますがこれ以降Sculpinのジグヘッドはもちろん、リーパー常にすら反応はありません。大堀川の流れ込み沖ではベイトフィッシュらしき影を魚探で頻繁に発見したのでディープクランク投げまくりで勿論玉砕。
 静山荘へと戻る途中も常とジグヘッドで探りますが、どういうわけかまったく反応がないまま16時半撤収。


 ここ数日はまとまった雨が降ったりかなり涼しかったりで、山中湖の水温も先週より低くて条件としてはなかなかいいと思ったんですけど。ひょっとして二桁かなと期待していたのですが、そんなにあまくはなかった。
 ままの森はポイント的にはやはり良さそうな所でしたが、今の僕にはもう少しディープを攻められるようにならないといけないような気がしてきました。ディープは苦手なんだな...
 ところで、ボート返却時にバッテリーを見たらインジケーターはなんとまだ緑。
 今度はインジケーターが壊れちゃったなんてことはないでしょうね。だとすればバッテリーの持続時間てあまり気にしなくていいのかな。
 

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Jul/22 震生湖・岸 稚バスに聞いてみた
#33 27cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット


 一昨日の後日談を少々。
 お店にエレキを持ち込んで、エレキの向きがペダルの位置より右にずれている不具合を直してもらいました。内部の歯車の噛み合わせがずれていたそうで、修理そのものは20分ほどで終わりました。ただ、本来簡単にずれるものではないそうで、最初からそうなっていたか途中でどこかにぶつけた衝撃でずれたかとのことでしたが、僕にはどちらも心当たり無い...
 バウデッキが前につけられなかった件は、一昨日のボートは補強のため船首部分の縁が結構手前まできていたのが原因みたいです。まあこちらは使えないほどの問題でもないし別のボートあるいはボート屋なら大丈夫だろうし。

 さてエレキも無事に直って早速フィールドへ。でも今日はエレキの釣りではなく震生湖でおかっぱり。時間があまり無いし、とにかく暑くてちょっとバテ気味。


 17時ちょうどに上流ワンドスタート。時間が遅いためか思ったほど人がいない中をSculpinのスプリットで上流ワンド、崖下、弁天下と下流へ向け移動攻撃していきます。時折サスペンドしているバスを見つけると、シンカーをはずしてノーシンカーで様子を見ますが、どちらもバスの反応は無し。

 どうもSculpinじゃなさそうなので、弁天下でサターン常にして探りますがこちらもノーバイト。ふと足元を見ると稚バスが戯れています。サターン常を通して様子をみますがこの前の丹沢湖の時と違ってほとんど反応はありません。あ、もちろん稚バスを釣ろうとしている訳じゃないですよ。あくまでバスの反応を試しているだけね。ここの稚バスは僕の最小記録バスより更に小さいのでフッキングそのものが出来ないサイズですよ。
 次ぎにリーパー常で稚バスの様子を見ると、こちらには結構反応しています。やはり震生湖にはリーパーの方が良いみたい。
 このリーパー常をそこからやや沖にキャストし引いてくるとすぐ鈍い重みを感じてそのままスイープにあわせ第33号(27cm)を18時15分にゲット。ここにしてはまずまずのサイズ。
 そのまま反転して上流ワンドに向けてリーパー常で戻っていきますがバイトがないまま18時45分終了。


 今日は上流部にアオコが少し発生していました。プロパンガスっぽい臭いもそのせいでしょうか。


- return -


Jul/20 山中湖・船 マイエレキGo!
#30 38cm ロボワーム / Sculpin / ジグヘッド
#31 33cm ロボワーム / Sculpin / ジグヘッド
#32 33cm ロボワーム / Sculpin / ジグヘッド


 今日はいよいよマイエレキデビューの日
 場所は無難にとりあえず行き慣れている山中湖の旭日丘。ここは桟橋そばまで車で行けるので、エレキやバッテリーなどをボートまで運ぶのに楽というのもここを選んだ理由。今日はHKさんと、最近ハンドコンをゲットしたHG君との3人での釣行です。


 午前8時ちょっと前に旭日丘観光スタート。

 の前に、今日はマイエレキなわけですから自分でボートにセッティングするのも初めて。
 慎重にあの想像を絶する重さのバッテリーをボートに移し、次いでバウデッキのセッティング、蝶ネジ4箇所をくるくると締めてO.K。
 さらにエレキをセット。が、ここで問題発見。エレキをおろすとシャフトが船首の縁にあたって完全に下まではおりず、エレキが若干上向きになってしまうんです。バウデッキをセッティングし直して極力前の方にしてもダメ。エレキのマウントをバウデッキに固定するためのボルトがバウデッキの裏側に飛び出していてこれがあたってそれ以上バウデッキを前に動かせないのです。とりあえずスクリューは完全に水の中にあるので操船そのものは問題はなさそうなので、今日はこれでよしとしましょう。
 次いでエレキのケーブルをバッテリーに接続。延長ケーブルは買わなかったので、バッテリーの位置はエレキのケーブルを最大限延ばした所で、それはほぼボートの中央あたり。重量バランスからいくと本当は船尾に置いたほうがよいのかもしれません。まあでも今日はそのバッテリーの後ろにHKさんが座っているのでこれも問題無いでしょう。

 と言う訳で午前8時ちょっと前にスタート。
 3日前に梅雨明けし、それ以来というか正確に言うとその前から暑い日が続いているのでバスの活性にはあまり良い状況ではなさそうです。ただ今日は僕らにとっては時折雲がでたり涼しい風が程よく吹いていたりで一日を通して予想よりは快適に過ごせました。

 まずは西に広がる水深3メートル程のウィードエリアでクランク、次いでジグヘッドと通していくと8時半にSculpinで第30号(38cm)を早くもゲット。が、あとが続きません。

 そのまま西に進み水中島を初めて攻めていきます。魚探でみると最も浅いところでも水深5メートル程で僕には苦手な深さ。
 ここでは1/2オンスフットボールジグで探っていきますがノーバイト。周りも釣れている気配がないのであまり粘らず撤退。

 ここから一転、岸を目指してボートを進め、湖明荘前からその先の流れ込みにかけて流していきますが反応無し。
 ここでお昼をとるため旭日丘観光へと戻っていきますが、ちょっとだけ三角ブイから魚安前まで軽く流すもののこちらも音沙汰無しで午前の部は終了。

 午後は東へボートを進め一気に静山荘前のウィードエリアへ。魚探で水深3メートル前後のところにあるブレイクラインを探してマーカーブイをうち、そのシャロー側に広がるウィードエリアをジグヘッド中心に探っていきますがあいかわらずノーバイト。
 開き直ってマーカーブイのディープ側、つまりブレイクラインの外というかウィードエリアのディープ側のエッジをSculpinで引いてくると1投目でヒット。直後にすぐばれましたがキャストし直すとまたヒット、と同時にロッドが弓なりに、かなりの手応えです。40アップっぽいと思い始めたところでこいつもばれてしまいました...でも次のキャストですぐに「コツン」という感じのあたりを今度は確実にあわせて、13時半、第31号(33cm)をゲット。
 ここで同船のHKさんも同じようにウィードエッジのディープ側狙いに切り替えたとたん常で1匹ゲット。

 どうやら今日は、というかこの時間帯はウィードの中にはバスはいなくて、あるいはいてもやる気の無いバスで、その外に比較的活性の高いバスがいるような気がしてきました。
 そこで、水深3メートルほどのところにあるブレイクラインとウィードが隣接しているエリアを魚探で探し出し、そのディープ側のエッジ狙いでSPGハウス前まで移動攻撃していくと、僕は更に第32号(33cm)を14時半ごろ、HKさんは合わせてさらに4匹をすべて常でそれぞれゲット、ひさしぶり作戦大成功!

 ここでボートの返却時間が迫ってきたので撤収、この時点でバッテリーのインジケーターは真っ赤、全速力で引き返すと途中でスピードが落ちてはきましたがそのまま問題無く旭日丘まで戻っていきました。
 結局HKさんは5匹、HG君は...ウィードエリアに固執してしまったようで無念のボーズ。


 ところで午後はまた別の問題発見。エレキの向きがペダルやマーカーの向きより右にずれていて、まっすぐ進もうとするとペダルをかなり手前(かかと側)に踏み込まないといけないようになってしまいました。午前中はこんなことはなかったはずなのに。おかげでパワースイッチがさらに押しにくくなって右の足首がむちゃくちゃ疲れました。明日お店に聞いてみよう。
 いやあ、でもマイエレキはいいですね。パワーは気にしていなかったのですが、二人乗ってあれだけのスピードなら満足。それ以上にバッテリーがこれだけもってくれれば特に一人での釣行ならストレス無く使えそうです。
 さらに、今日の釣りは数は少ないとは言ってもそれなりにパターンらしきものを見つけられ、実に充実した一日でした。


- return -


Jul/09 丹沢湖・岸 稚バスと戯れる
#27  8cm MEGATECH JAPAN / SALTY SATURN WORM 3" / ダウンショット
#28 19cm MEGATECH JAPAN / SALTY SATURN WORM 3" / ダウンショット
#29 22cm MEGATECH JAPAN / SALTY SATURN WORM 3" / ダウンショット


 オカッパリの場合、僕は朝が苦手なので通常昼過ぎからスタートなのですが、今日は諸般の事情があってボートで釣りをするほど時間もなく珍しく朝からオカッパリ。とは言っても丹沢湖に着いたのが既に10時近くと実に中途半端な時間帯、おまけに季節はずれの台風一過で快晴とコンディションは最悪...


 10時頃、世附川ロッジ下スタート。
 既に太陽は高く昇っていますが、岩盤付近は予想通りまだシェードが残っていてしかも先行者無しで、水も思ったほど悪くない。

 早速岩盤際をクランク、カットテール・ノーシンカー、リーパー常と探っていきますがノーバイト。
1時間ほどすると更に陽は高く昇ってシェードは完全消滅。岩盤のシェードの一発狙いだったのでこれにて今日はおしまい。
あきらめ半分でリーパー常で岸際を撃っていきながら戻っていきますが、偏光グラス越しに子バスというか、あのサイズじゃ稚バスと言ったほうがよいようなバスが時折スクールしているのが見えます。 リーパー常には興味を示すもののバイトまではいたりません。

 サイズはともかくバスがいるのは確かのようですがリーパーには反応が無いので、ここでサターンワームの常に変更して岸際を引いてくると途端にバイトが連発。が、なかなかフッキングまでいきません。ギルか子バスか...何度目かのバイトの時、一旦ロッドを送り込んでためてからスイープであわせると今度はのった!が、今まで経験をしたことがないような軽い感触...あがってきたのは最小記録を余裕で更新の第27号( 8cmを11時半にゲット。本当にバスなのか一瞬我が目を疑いましたよ。でもこのサイズでもちゃんと模様はでているんですね。しかも匂いもまったく同じだ(つまり臭い)。

 続いてサターン常を岸際にキャストして引いてくるとすぐバイト。「お、今度はちょっと手応えあるぞ」と思ったらサイズが2倍ちょっとアップの第28号(19cm)、また一桁サイズだったらどうしようと思ってただけにちょっとほっとした。

 さらに岸際をサターン常で引いていきます。あいかわらずバイトは多いのですがのらない。たぶん子バス&稚バスでしょう。

 そのまま岸際を移動攻撃していくと引いていたサターン常に鈍い重みを感じ、スイープであわせるとさっきよりさらに重い感触。第29号(22cm)を12時頃ゲット。やっと20アップですがやはり一桁サイズを釣った後だけにこれでも妙に嬉しい。

 とりあえず、どんどんサイズアップしているので次ぎは30アップかなと期待したと言うか自分を励ましたのですが、さすがに太陽は真上にあるせいかバスの反応もなくなってきて、僕自身も暑さに耐えかねて12時半終了。


 んー...一桁サイズねえ...それに3匹とは言ってもダイナミックな丹沢湖の釣行という期待に反して、これじゃ震生湖と変わらない...
 それはともかくリーパーで反応がなかったのにサターンで急変するとは、このワームって何物?
 リーパーのあの微妙な動きは子供にはまだよくわからないのかも。逆にサターンの小ぶりなカーリーテールのピロピロとした子供騙しな動きは子バス・稚バスにはいいって事なのか。
 とりあえずまた新しい兵器誕生。でもこれはボウズ回避専用兵器のような感じですね。 


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