Award: 2001年




2001年各賞 : Jan/14/2002
ルアー・オブ・ザ・イヤー
ケイテック/スペシャルラバージグ:モデルiii:SR-40:Vガードカスタムラバー仕様
ケイテック
スペシャルラバ-ジグ:モデルIII:
SR-40:Vガ-ドカスタムラバ-仕様

最大釣果ルアー 最多釣果ルアー 特別賞・プラグ 特別賞・ワーム
ゲーリーヤマモト/3インチセンコー ゲーリーヤマモト/3インチセンコー ジャッカル/イラプション ロボワーム/カーリーテール
ゲーリーヤマモト
3インチ センコー
ゲーリーヤマモト
3インチ センコー
ジャッカル
イラプション
ロボワーム
カーリーテール
釣果: 40.0 cm 釣果: 39匹 (39%: 39/99) - -
第18号
丹沢湖
オカッパリ
18,19,20,21,29,30,31,32,33,34,
35,36,37,38,39,40,41,4243,44,
45,46,48,49,50,51,52,53,56,57,
58,59,60,61,62,63,64,71,90
- -





受賞理由

ルアー・オブ・ザ・イヤー ケイテック スペシャルラバージグ:モデルIII:
SR-40:Vガードカスタムラバー仕様

 ラバジでの釣果は以前も何度かあったのですが、ほとんどが葦際などシャローのヘビーカバーでのもので、リザーバーのフォールでの釣果はこのシーズンが初めて。
 8月4日の丹沢湖が初釣果、ただしこの時は同じケイテックでも普通のガード付きの「モデルI」での釣果でした。ヘビーカバーではなく岩盤エリアでの釣りなのでガード無しでもOKだとは思いますが、その後ラバジを買い足そうとしいてる時に見つけたのがこの「モデルIII」。
 その名の通り太めのガードが2本、V字状についていて、ガード付きのラバジでフッキング効率をキープすることを設計コンセプトにしているのが特徴で、そんなところが気に入ってそれ以降はもっぱらこちらが僕のメインのラバジになりました。

 実際に使ってみるとVガードの耐久性があまりなく変形しやすいので、ガードとしての期待はあまりできないレベルなのですが、それでも岩盤エリアであれば十分でしょう。
 ウエイトはもっぱら1/4オンスのもので色は#102を使うことが多かったです。

 使い方はピッチングで至近距離のピンポイントに撃ち、そのままフォールさせて縦方向に探るのがほとんどでした。
 着底後は2,3度アクションを軽く加えすぐピックアップして次を撃つ、というようにテンポの速いスタイルなので、特に移動攻撃がしやすいエレキでは大活躍してくれました。
 バイトはフォール中、もしくは着底と同時にゴンっと明確にきます。一応ガード付きでもあるのであわせはガツンと電撃フッキング。ジグに自重があるので特にランディングに時間をかけるとバレやすく、ベイトタックルで一気に引き寄せ抜き上げる、という今までの僕にはない実にダイナミックなスタイルになります。が、それでも結構ばらしたけど。

 ノーシンカーも同様に縦の釣りで1キャストあたりの釣果はラバジより上だと思いますが、単位時間あたりの釣果はラバジでも遜色はありません。つまりテンポの速い釣りが出来るので、僕にはこちらの方が向いていて、これがシーズン最多釣果を記録したセンコーではなくこちらがルアー・オブ・ザ・イヤーを受賞した最大の理由です。


最大釣果ルアー ゲーリーヤマモト 3インチ センコー

2001年シーズン最大釣果:第18号(40.0cm):5月26日:丹沢湖:岸 そもそも、5月6日の釣行で、丹沢湖ではなく震生湖、そして3インチではなく2インチセンコーを試したのが最初でした。
 サスペンドしているやる気の無いバスに試したら予想に反して釣れたことで、これはなかなか使えると思ったのがきっかけでした。
 ただ、2インチは小さすぎ飛距離がでずバスのサイズも期待できないのでより大きなワームサイズを、と選んだのが3インチセンコー。
 手持ちのスピニングとの相性はバッチリでノーシンカーのワームでは無敵の飛距離を誇ります。
 色は2インチセンコーで使ったウォーターメロンペッパーをそれ以降の3インチセンコーでも使い続けていました。

 シーズン最大釣果は、3インチセンコーを使い始めてまだ2,3回目の5月26日の釣行で、久しぶりの40アップでした。
 でもデカバスが釣り易い時期で、しかもこれが結局シーズン唯一の40アップになったところからみても、どこまでこの3インチセンコー自体が有効だったのかはよくわからないというのが正直なところです。センコーで言えばおそらくさらにサイズの大きな方がデカバスには良さそう。
 しかしスピニングタックルでの汎用性の高さで言えばやはりこの3インチセンコーが最適、僕のオカッパリではまだまだバスのサイズアップが期待できそうです。


最多釣果ルアー ゲーリーヤマモト 3インチ センコー

 僕の常吉はフラットシャローを長い距離引いてくるのが基本ですが、急深で地形の変化の激しいリザーバーではそんなスタイルでは苦戦することが多く、これが縦に探れるノーシンカーやラバジでの釣果が増えた大きな理由です。
 特に3インチセンコーのノーシンカーは飛距離を稼げる分、スピニングタックルで広く探ることができるのが僕のオカッパリのスタイルでは大きなアドバンテージになりました。
 丹沢湖でボート、オカッパリともに釣行が激増し、3インチセンコーでの釣果も順調に伸ばし、終わってみれば他を圧倒して2001年の最多釣果ルアーとなりました。

 全てフォールのみでの釣果、あたりはラインの動きを見てとるので、実にスローで地味な釣りになるのが欠点とも言え、そんなスタイルと後半はラバジの登場もあって出番がほとんど無くなってしまいました。
 それでもスレたバスにはくわせる時間が稼げる分ラバジと比べて圧倒的に威力があります。
 表層にサスペンドしているバス狙いやシャローエリアに絞って使えばそれほど手返しもわるくならないので中・下層狙いのラバジと使い分けるのがよいのかな。
 
 ところで3インチセンコー(39匹)に次ぐのはカーリーテール(21匹)、スペシャルラバージグ・モデルIII(13匹)で、この賞の定番のリーパーは10匹で何と4位。
 僕の釣りの変化を如実に感じる結果となりました。


特別賞・プラグ ジャッカル イラプション

 長い間の悲願だったスピナベでの釣果をついにあげたものの、それからほどなくその時使っていたウィードマックスをロスト。
 補充しようとお店へ行って見つけたのがこのイラプション、新製品のわりには定価が1200円と実に良心的だったのが購入理由でしたが使ってみてビックリ。今まで使ったどのスピナベよりもバイブレーション感が手元に伝わってくるんですよ。

 形状記憶のチタン系ワイヤーを使っているので非常に細軸で、それが感度の良さとバイブレーションの伝わり易さとの相乗効果を生みだし他のスピナベにはない引き応えがあるのです。
 ボトムにつくかつかないかの所をスローに泳がせるのが2001年の僕の使い方でしたが、それまでは失速したりボトムにつき過ぎてブレードが回っていなかったことが結構あったように思います。ブレードの回らないスピナベはただの針金、釣れる訳はありません。
 イラプションは、ブレードの回転が手元によく伝わってくるのでロッドからの感触を確認しながらボトムぎりぎりを攻めることができ、結果として釣果につながったのでしょう。
 全体的に小振りで空気抵抗が少ないためか、スピナベにしては飛距離もでるので広く探るにももってこい。

 イラプションでの初釣果は10月6日の丹沢湖のボートでしたが、こんな感じに直線的に長く探れるエリアでのパイロットルアーとしての使い方なんか良いのかな。
 2001年は終盤からの投入でしたが2002年は僕の攻めの柱の一つとしてさらに使いこなしたいと思っています。
 
 ちなみに、購入時は透明のラバーチューブがフックガード用についているので、くれぐれも外し忘れないように。
 そう、つまり僕は忘れた訳です。せめて見やすい色付きのチューブにしてほしい...。


特別賞・ワーム ロボワーム カーリーテール

 北浦攻略用に2001年シーズンから投入したのがこれ。
 その前年の北浦ではリーパー常で玉砕したのですが、マッディーの大場所でバスの活性が高いという状況ではアピール力の無いリーパーだと結構厳しいことを実感。
 そこで僕の常吉用に、つまり小型のオフセットフックでも使えるアピール力のあるワームを探していたらおなじみロボワームからカーリーテールなるモノがでているのを発見。
 さっそく2001年の北浦再釣行で使って狙い通りの釣果をあげることができました。

 が、嬉しい誤算だったのは、その後丹沢湖でも釣果を伸ばせたこと。
 そもそも丹沢湖ではサターンが極めて効果的ですが、いかんせん釣れるサイズが小さい。
 そこで同じ種類ながらサイズが一回り大きなこのカーリーテールを常吉で試してみたらこれが大正解。
 ロボワームならではの柔らかいマテリアルを使っているのでテールのみでなくボディーの後ろ半分から滑らかに動くところが派手すぎず地味すぎずで良いのかも。
 この柔らかさはフッキング効率の良さにもつながり、ワームサイズのわりには小バスも結局それなりに釣れてしまうのが難点と言えなくもありません。
 
 使い方はこれまでのリーパー常と全く同じ。ただしテールを確実に動かすためにリーパーの時より若干早めに引く方が良いみたい。
 2001年は結果として丹沢湖ではリーパーに替わって僕の常吉の定番ワームになりました。

 2001年は常吉のみでの使用でしたが、スプリットやジグヘッド、テキサスでも使えそう。
 ただ僕の近所ではあまり売っていないのがちょっと辛い。




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