Report: 2004年 後期



2004年の密かな目標と懺悔
1.プラグで20匹: リベンジを誓い前年と同じ。狙いはバズ、スピナベ、クランク !
 → 無念! 結局5匹どまり。8月7日の山中湖でクランクで自分を釣ってから失速
2.震生湖で40アップ: 去年の好調が続いていればチャンス有り !
 → 残念! 6月19日の自己タイ記録の38センチどまり。この壁はかなり厚い
3.自己最大釣果更新: と言うことは微妙なサイズを除けばランカー狙い !!
 → 断念! 8月9日の48センチどまり。この壁はもっと厚い。が、一碧湖で釣れたのが意外

- 2004年 前期 - : - 2004年 後期 -

- 釣果一覧表 -


Nov/21 一碧湖・船 「 聖地巡礼の魅力 」
#60 28cm ケイテック / スペシャルラバ-ジグ:モデルIV:SR-40カスタムラバ-仕様 / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ウォ-タ-ハウス/ウォ-タ-リ-チ)
#61 26cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#62 34cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 昨日は所用で熱海へ行ってましたが帰りに一碧湖へ少々偵察。この時期の一碧湖オカッパリで長靴+6フィートスピニングでは役不足で玉砕しましたが、あくまで本番は本日。
 今年最後の聖地巡礼は、keeperさんと、初登場加護ちゃん、オッチーの4人での巡礼です。


 7時半百景園出船。水位は前回と同じかひょっとして少し増水すらしているかも。水質は前回より若干わるくなっています。ターンオーバーの影響でしょうか。
 keeperさんと同船で十二連島を目指しますが、津久井湖で手漕ぎでエレキをぶっちぎったと豪語するだけあって加護ちゃん+オッチー艇が超高速で先行していきます。
 前回の巡礼で見つけたストラクチャーエリアには、この時間帯で唯一の先行バサーが早くも陣取っているところをみるとやはりスイートスポットなのかもしれません。

 僕らは岬周りから時計回りで攻撃開始。シャロークランクからディープクランクまで泳層を変えながら探っていき、フォローにはジグヘッドでチェックしていきます。
 表層には全く反応が無く、先行バサーもディープ中心にその後は頻繁に移動しているので、今日は早めにディープを優先させた攻撃を続けていきます。
 しばらく粘っていた先行者が更にディープサイドへ移動していったの機にスイートスポットへ魚探を頼りに入っていきます。
 前回は手漕ぎボートに魚探のソナーを取り付けられるようアームを自作しましたが強度不足で大失敗。でも今回は大改良で強度は完璧、魚探フル活用で入念に地形を探ります。
 しかし今日はいまいち場所がよくわからず、それっぽいポイントにマーカーブイを打ち探っていきますがノーバイト。ここに限らず全体的にウィードが前回より減っています。

 ブレイクの位置を再確認しようと沖へボートを進めると意外な水深でストラクチャー発見!すかさずマーカーブイを投入します。
 僕の守備範囲外のディープなのでまずはラバジのズル引きで確実に底をとって底質と位置を確認していきます。ゴツゴツとかなり硬くて変化に富んだ素敵なストラクチャーです。
 マーカーブイから徐々に左へずらしながらキャストを続け探ると意外にこのストラクチャーの幅があると気付いた数投目にバイト!電撃フッキングで第60号(28cm)を10時前にゲット!
 結局このストラクチャーは帯状に広がっているもので、ラバジのフォローにスピナベ、ツネ、テキサスで広く探っていきますがその後は全く反応はありません。

 加護ちゃん+オッチー艇はその驚異的な機動力で、どこに行ったか探すたびに必ず違うポイントにいるのを発見する程で、早くも午前で1周してますが、苦戦が続いているようです。

 12時にいったん昼食休憩で上陸しますが観光客多数ですぐボートに戻り再出撃します。
 湖上の方は今日は朝からヘラ師も少なくバサーもその後3、4隻現れたのみ。ただ観光客のボートは飛び石連休のせいか少々多め。
 穏やかな気候で周囲の紅葉もまだこれから。時折弱い北風が吹く程度ですが後で加護ちゃん、オッチー曰く風のタイミングでバスの反応に変化ありとのこと。

 午後は時計回りに観光橋から移動攻撃をしていきます。しかしこちら側はウィードはほとんど無し。
 フラットな所なのでボートンはここで初投入。今日は渋くてパフォ-マンスを試す以前の状況でしたがトレーラーのこれも初登場ザリコーのスイミング時のパタパタした動きが結構好き。
 反応が無いまま再び岬先から十二連島へと入っていき、ツネ中心にセンコーノーシンカーとクランクで探っていきます。今日はギルバイトも少なくかなり生命反応が乏しい状況です。

 鳥居沖を探ってるとKeeperさんが不意に怪しい波動放出。バスを寄せてるんだ、との苦戦で開き直り気味な説明が終わらないうちに何と僕のツネにホントにバイト!しかも2連チャン!
 13時50分、第61号(26cm)第62号(34cm)を連続ゲット!しかし肝心の本人の方には効果はなかったみたい。
 ウィードのアウトサイドに居たようで、バスが動き始めたのかと期待したのですが、その後は僕の方も散発的なギルバイト以外は反応はありません。
 暫くこの一帯を小移動しながら少しでも魚探で変化のあるポイント中心に探っていくと、ようやくkeeperさんが15時半前にゲット!念願の竿をちょっとだけしならせることに成功!

 最後は岬周辺。バスが捕食モードに入ってることを期待しクランクを爆投します。結局反応はありませんでしたがいくつかNewクランクを試すにはちょうど良い機会。
 ちなみにハマクランクは、僕の普段のリトリーブスピードよりかなりスローに引くと他のクランクよりさらに僕好みな素敵な動きをしてくれます。

 16時半帰船。keeperさん、加護ちゃんは1匹ずつ、オッチーは最後に80アップの巨鯉を掛けました!繊細さだけでなく手元までアレを寄せるツネスペのパワーを思い知りました。
 
 
 今日はかなり渋い状況で終わってしまいましたが、聖地は実はディープも意外に立体的で攻略性に富んでいる、ということに初めて気付いたことが何よりの成果でかなり満足。
 帰りは焼肉屋で充電&釣り談義。それぞれのスタイルがありつつも似た感性を共有しているだけに話も尽きません。これもまた巡礼の魅力でしょう。
 keeperさん、加護ちゃん、オッチー、お疲れ様でした! また巡礼=釣り+肉行きましょう!


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Nov/13 震生湖・岸 「 木枯らし1号 」
#59 30cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 ほぼ一月ぶりの震生湖。この間keeperさんが45アップをゲットするという快挙もありました。
 夜明け前に木枯らし1号が吹き、今日はかなり気温が下がりタフコンディションな予感です。


 日がだいぶ短くなってきたのでいつもより早く到着したものの駐車場は満車。後で気付きましたがヘラ師が撤収し始める15時以降から駐車場は空き始めるようです。

 ともかく上に車を留め、14時半、駐車場から時計回りにスタート。
 震生湖は既に冬支度完了で、沖合いに新たにヘラ船用のロープが張り巡らされていて、スタート直後はヘラ船が鈴なり状態でした。
 まずはデヴァイス、ミノー、スピナベでチェックします。今日の震生湖はやや増水で、水質はここにしてはなかなかGood。
 ディープを意識した狙いで移動攻撃していきますが反応は無く、弱気に早くもセンコーノーシンカーとリーパーツネに攻撃パターンを変えた頃、対岸に遅れて到着したkeeperさん発見。
 ノーバイトのままさらに進んだその先でフィネスな攻撃をしているkeeperさんに話を聞いてもやはり反応無しとのこと。例年この時期のバスの居場所を探すのは本当に苦労します。

 そのすぐ先で、ディープサイドにフルキャストしたリーパーツネにようやくコツンと鈍いバイトをスイープにあわせ、寄せるまでが長くて楽しい第59号(30cm)を15時45分にゲット!

 ここはその後反応は無く、クランクとストレートワームツネに換え移動攻撃していきますが全く反応がないまま、17時に終了しました。ちなみにkeeperさんも結局1匹ゲット!


 駐車場ではkeeperさんが最近ゲットしたハートランド軍団のプチ品評会。やはりリール装着状態の方がロッドの本当の特性が判りますね。個人的にはツネスペが最高かな。
 今日は唯一の釣果からみるとやはりディープが正解だったようですが、keeperさんがゲットしたのはシャローということはまだ居残りのバスも少々といったところでしょうか。
 過去のパターンからすると、震生湖は年内にあと1匹が釣れるかどうかというところでしょう。


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Nov/05 一碧湖・船 「 台風の余韻 」
#57 35cm ラッキークラフト / CB - 200 / クランクベイト
#58 27cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット



 僕の今シーズンの釣りもあと一ヶ月を残すところとなりました。
 となれば聖地巡礼。僕が初バスゲットしたのが7年前の11月の一碧湖でしたが、今思えばこの時期の一碧湖は絵に描いたような秋パターンのバスがあちこちにいたのでしょう。
 そんな訳で今日はもちろんその秋バス狙いのプラグでの釣果に期待大。keeperさんとの聖地巡礼です。


 7時半、百景園出船。 平日なので貸切状態です。しかしかなりの増水です。百景園下の浜は余裕で水没しているほど。でも水質はまずまず。
 十二連島へ直行します。シャローからディープまで、広範囲にクランクを爆投していきますが反応なし。keeperさんもプラグ爆投モードですがやはり反応なし。
 この時期にしては良質なウィードがちぎれてくるのをみて、フォローでジグヘッドを投入しウィードに引っ掛けてのハングオフでのリアクションバイトを狙いますがこれも反応なし。
 いったん奥の奥へ進んでピン狙いでラバジを撃っていきますがここも反応なし。今日は何だかどこも生命反応が感じられません。特にシャローにはバスは皆無な雰囲気。
 再び十二連島まで戻り今度はややディープを意識して探っていきます。今日は魚探も持ってきているのでここではウィードや岩の位置を確認しながらキャストを繰り返します。
 ようやく反応があったのは既に8時50分。2.5m程のウィードエリアから間もなくピックアップ体勢でやや上昇し始めたCB-200にバイト!あわせもOK!
 が、距離が近くバスの動きをいなす間合いが十分とれません。リアフックが口の外から掛かってるだけで外れそう。keeperさんにネットで素早く獲ってもらい第57号(35cm)をゲット!

 間もなくH夫妻艇登場。釣り船貸し出し時間に間に合わず、観光客用貸し出し時間の9時半出船と出遅れですが、着陣直後のファーストキャストでいきなりゲットしていてびっくり。
 あそこはややディープサイドで何もなかったはず、と思ったのですが、後で魚探で調べてみると独立した岩&ウィードのナイスなエリアでした。次回要チェック!

 この後、今度は3m程のウィードエッジからピックアップしかかったT.D.シャッドにバイト!これも背後からチェイスしてのバイトでリアフック1本のみが辛うじて掛かっています。
 57号よりさらに距離がなく、ネットを取り出す間もなくボート際で無念のフックオフ。
 
 ボートを沖へ進めながら魚探でチェックしていると孤立したナイスなウィードエリア発見、今日は貸しきり状態で誰の邪魔になる訳でもないのですかさずマーカーブイを打ちます。
 ここでカーリーテールを直撃、その2キャスト目で鈍いバイトを逃さずあわせて、第58号(27cm)を10時10分に、その後同じポイントでkeeperさんもゲット。
 
 ここから桟橋沖まで反時計回りに3〜4m中心にラバジ、バイブも加え探りますがノーバイト。増水でいつものポイントがよりディープで狙い難くバスの居場所もすっかりかわった感じ。
 しかもアンカーロープが短すぎ途中から吹き始めた風にボートが流され釣りに集中できません。

 昼食後の13時半頃再スタート。また十二連島直行で、リーパーツネ、センコーも加えますが時折ギルバイトがあるのみ。keeperさんの2本目は既に15時を過ぎていました。
 最後にまた奥の奥のピン周辺を狙いますが、僕には反応はなく、keeperさんが無念の1バラシで時間切れ、16時半に撤収しました。


 遅れて登場のH夫妻は結局8匹(5匹+3匹)。移動はほとんどせず粘り勝ちだったようです。
 結果としてバスはディープ近くのウィードの中から外の様子をうかがっていた、という感じで目先にルアー・ワームを通さないと反応しないような状況でした。
 まあ、難しい話はともかく、それでも何となく満足。年内にあともう1回行きたいところです。keeperさん、お疲れ様でした!


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Oct/17 震生湖・岸 「 久々 」
#56 27cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 今年はもうだめかも、な感じがする震生湖へ懲りずにGo! 僕の家から近くて(と言っても片道50分)夕方サクっと行ける所、となると結局ここになる訳です。


 日曜としては4週間ぶりの晴れということもあってか駐車場はどちらも満杯。かろうじて湖畔側の駐車場にとめ、15時半、時計回りにスタート。
 バサーもヘラ師もそれなりにいますが時間が遅めなこともあって撤収し始めている人もいたりで、プレッシャーは下降気味な状況です。

 まずはデヴァイス、センコー・スプリット、リーパーツネで探っていきます。
 今日の震生湖は水位はほぼ元通りで普段よりやや濁っている程度。ちなみに流れ込みも最上流のワンドにかろうじて残っているだけ、と思ったほど台風の影響は残っていません。
 全く反応がないまま粘らずどんどん移動攻撃を続けていきます。遊歩道は台風の名残で折れた小枝や葉っぱがいたるところに散乱しています。

 しばらく行った先で、デヴァイスで反応が無かったエリアでフォローにリーパーツネを投入すると、シャローサイドでノーバイトの後、ディープサイドでコココココンっと高活性なバイト!
 送ってあわせて第56号(27cm)を17時にゲット!久しぶりの震生バスでかなり嬉しい!
 ここは、とりあえず居場所を確認したかったので、これで満足。場を荒らさないようにすぐ次のポイントへ移動します。

 その後は何ヶ所かディープを中心に探っていきますが、ギルバイトが一度あっただけ。周囲でも釣れているところは目撃しませんでした。
 日が暮れると結構寒くて気候的には11月のような雰囲気です。 17時半、暗くなったところで撤収しました。


 震生湖での釣果はほぼ2ヶ月ぶり。これだけブランクがあったシーズンは初めてです。
 今日はシャローにはバスの気配はありませんでしたが、と言ってディープも56号以外は反応はなく、例年以上にバスの居場所がつかめない最近の震生湖です。


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Oct/10 一碧湖・岸 「 彷徨う巡礼者 」
#55 32cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー



 震生湖で2週連続玉砕!先々週のデヴァイスの1バラシが唯一の反応でした。前回の一碧湖釣行をはさむとこれで何と5連敗。
 どうしても釣れない、どうしても釣りたい、だから一碧湖。が、久々巡礼団結成でいざ出撃の昨日は関東に上陸した台風では史上最強の22号が一碧湖を直撃で無念のキャンセル。
 それでも釣りたい、それでも釣りに行きたい。だからやはり一碧湖。そんな訳で今日は予定変更でkeeperさんと聖地巡礼です。


 5時半過ぎ、keeperさんをひろって一碧湖へGo! 台風の影響で小田原厚木道路は閉鎖されていますが西湘バイパスはOK。そのまま伊豆半島へ入ります。
 熱海ビーチラインも閉鎖されていますが気にせず135号をひたすら南下します。台風の直撃を受けてまだ半日しか経ってないので道路にはあちこちで折れた小枝が散乱しています。
 予報と違い曇り空が広がり、これまた予報と違い風はほとんと吹いてないので、釣りのコンディションとしてはかなり期待できそうです。
 しかし網代までくると道路事情は一変。あと一山越えれば一碧湖がある伊東市ですがその一山で通行止めになっていることに渋滞が始まった所で気付きました。この時6時半過ぎ。
 僅かに先行して一碧湖へ向かっていたH氏からも電話があり迂回路を探しているとのこと。ここからだと尾根伝いの伊豆スカイラインしかありません。
 Uターンしてカーナビ任せで伊豆スカの山伏峠ICを目指します。ところがこちらも中腹まで上った所で通行止め。
 さらに戻って今度は玄岳ICを目指して上っていきます。倒木や土砂が少し流れ出した跡のある道路を上り続けるもののここでも最後は通行止め。
 さらに戻ってついに伊豆スカ入口の熱海峠ICを目指します。通行止めがわかっていれば最初から伊豆スカを使ってましたが何の表示もないとは、なんだかなあ。
 こちらは道路事情はよく無事熱海峠ICに到着、ここでH氏とも合流します。さあ一気に一碧湖へ、と思ったら何と伊豆スカが全線通行止め。これは参りました。
 H氏はさすがに諦め帰路につきましたが僕とkeeperさんは諦めきれず、と言って一碧湖へ辿りつける目処もないので、とりあえず野池巡り。
 お目当ての野池は思ったよりすぐ見つかりましたが、増水で足場がほとんどなく向かい風に悩まされ続け結局ノーバイトで2時間弱ほど経った11時前に撤収。
 朝食兼昼食をとったところで熱海峠まで戻ってみますが相変わらず伊豆スカは閉鎖中。そのまま野池探索を続行しますがあまりこれといった所がみつからないまま北伊豆へ。
 14時を過ぎましたが、ここから大きく迂回して修善寺を経由して冷川から一碧湖へ降りていくルートを選びます。伊豆スカは完全に諦めましたが、このままでは帰りたくないのです。
 中伊豆方面はあちこちの通行止めを迂回する車が流れ込み大渋滞。伊豆長岡は床上浸水した跡があり、山間部に近づくといたる所で崖崩れ、と台風の傷跡が生々しいです。
 最後の難関だった冷川トンネルも通行止めが解除直後だったようでラッキーでした。ようやく一碧湖に辿り着いたのは既に16時半近く。もちろんオカッパリしかできない時間です。
 
 ところが困難はまだ続くのです。一碧湖は予想をはるかに上回る大増水。観光橋はあと数センチで水没、つまり遊歩道は完全水没していてオカッパリすらできないのです。
 ここまで来て何もせずに帰る訳にはいきません。オカッパリができるポイントを探すため車であちこちまわりますが、一番良いポイントは途中で電柱が倒れていて先へ進めません。
 かなり手前から歩いてオカッパリポイントに辿り着いたのは既に薄暗い17時ちょい前と残り時間僅かで絶望的。ここまできたらせめて数キャストだけでもしたいというのが本音です。

 と言う訳で釣行記は実はここから。keeperさんはウェーダーで、僕は長靴を履きロッド2本でベイトはバズ、スピナベ、ラバジで、スピニングはセンコーのみでの速攻です。
 ベストポイントには先行者1名。沖のウィードエリアをずる引きしたセンコーに1度だけギルバイト。右手も探りますが反応無く先行者が撤収したベストポイントに戻り再び探ります。
 反応は全く無いまま諦め半分で先行者も僕も散々攻めた足元にセンコーを落とすと待望のバイト!! 逃さずあわせ第55号(32cm)を17時半過ぎにゲットしたところで真っ暗で終了!

 帰りも大変。網代と伊東の間の通行止めは解除されてましたが、3箇所も崖崩れで交互通行で大渋滞。途中で夕食をとった後の帰宅は22時過ぎでした。keeperさん、お疲れ様!


 今日は予想外の展開で、朝から晩まで運転している時間が大部分で釣りをした時間はごく僅か。とても聖地には辿り着けないと思っていただけに55号のゲットは嬉しい誤算です。


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Sep/18 一碧湖・船 「 復活 」
#45 24cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#46 23cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#47 26cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド
#48 31cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#49 30cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#50 32cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー
#51 30cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#52 28cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#53 28cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#54 25cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット



 震生湖で3週連続玉砕!減水が進んだのに水質は良くなっていて水が入れ替りバスの居場所もかわったのでしょうか。ここでこの時期これ程の不振は初めて。
 どうしても釣れない、どうしても釣りたい、そんな時に僕が行くのが一碧湖。今日はkeeperさんと聖地巡礼です。


 8時ちょい前、百景園から時計回りにスタート、観光橋沖を目指します。連休初日なのにボートのバサーは他にこの時点で僅か3隻。ヘラ師は多めですがポイントが異なり問題無し。
 今日はkeeper奥様手製のおにぎりが朝食。バスを釣るまでは食べられない、という即席ルールでキャスティングを開始します。
 事前情報では横の動きへの反応が良さそうなのでクランク、シャッド、ジグヘッドをシャローからブレイクまで広範囲に爆投していきます。
 移動しながら1時間近く探りますが反応はなく空腹感が増し始めた頃にようやくkeeperさんにヒット!が、これはギルでした。朝食はおあずけ。
 既にkeeperさんはフィネスモードに突入。ならば僕もツネ投入、その数投後にフォール中のカーリーテールにバイト!第45号(24cm)と朝食を9時過ぎゲット!久しぶりにバス釣れた!
 別角度ですぐ第46号(23cm)。その先で狙いのスイミングとは違ってフォール中のジグヘッドに第47号(26cm)、9時40分、全て水深2〜2.5m程でしょうか、シャローは反応無し。
 ここでkeeperさんのクランクにヒット!が、これまたギル。残念。
 
 岬沖に移動して探っているとすぐkeeperさんにヒット! で、今度こそはバス&朝食をゲットしました。
 僕にもヒット、第48号(31cm)、10時47分。別角度ですぐ第49号(30cm)。相変わらず横への反応はプラグ、ジグヘッドとも全く無し。でもセンコーノーシンカーはギルバイトの嵐。
 そのまま十二連島周りを探っているとkeeperさんがまたまたギルゲット。しかも怪しいフライでの釣果です。
 ツネを引けないウィード密集エリアなので、センコーを放り込んでのフォール狙いのファーストキャストにバイト!12時過ぎの第49号(32cm)はこれでも本日の最大魚。
 12時半ちょい前のヒットは途中から急激に重くなりデカバスの予感。ランディングネットを取り出して寄せてみると大量のウィードにまみれた第50号(30cm)でした。

 午後も曇り空ですが少し風が吹き始めました。でも相変わらずバスの反応は散発的。今日はオーバーハングエリア入口でUターンして再び十二連島〜岬エリアに戻っていきます。 
 keeperさんのバスゲットに続いての僕の第52号(28cm)はすでに14時近く。横の動き、シャロー、には反応がなく散っているバスを拾い釣りしているような状態が続いています。

 最後はゴロタ石〜観光橋エリア。いつもならプラグ爆投モードになるのですが今日は違う雰囲気なので引き続きツネ中心のローテーションで移動攻撃していきます。
 15時前の第53号(28cm)はフォール中にバイトしてきたもの。今日は縦の反応はわるくないようですがポイントが絞れないだけにフォールで探り続けるには限界があります。
 keeperさんのラストフィッシュはまたまたギル。しかもイモグラブで。あれを喰うギルも凄いですが、掛けて獲るkeeperさんも凄い。
 15時半の第54(25cm)以降は約1時間反応がないまま時間切れ、16時半に撤収しました。keeperさん、お疲れ様でした&また参りましょう!


 今日の一碧湖は水位はやや減少気味でしたが水質はかなり良くクラゲをみかけました。意外なストラクチャーも発見したりしましたが、これは次に見つけるのは難しいかも。
 しばらくノーフィッシュ&超多忙モードが続いていましたが、今日はすっかり聖地に癒されました。結果的には二桁釣果ですが今日は何だか数に関係なく楽しめました。


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Aug/21 震生湖・岸 「 発想力の差 」
#44 17cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 最近の震生湖は40アップがあがったり数もそこそこ、と好調な様子。そこで夏休み明け最初の釣行は震生湖へ。


 15時半、駐車場から時計回りにスタート。ヘラ師はそこそこ、バサーは少なめです。ほどなく登場したkeeperさんは反時計回りに移動攻撃を開始しました。
 ジグヘッドから始めたものの何となく違う気がしたので止め、センコーノーシンカー、ハンハン、クランクをローテーションさせながら移動攻撃を始めます。

 今日の震生湖は30〜40cmほど減水していて、その分いつもの濁りが濃縮された感じです。稀に濁りの中からバスがゆらりと姿を現しますが、何をしても全く反応しません。
 半周する前に早くもkeeperさんと遭遇しますがお互い全くダメ。死んだ魚を何度か見ましたが水質はかなり悪いのかも。補充し忘れ今日はラバジが無いのはこの状況では痛いです。

 しばらく進むと浮きバス発見。でも何をしても弱ってるのかほとんど動きません。釣るのは諦め遊び半分でアンダーハンドキャストしたセンコーが狙いどおり見事にバスの背中を直撃。
 猛ダッシュでバスは逃げ去りました。弱っているのではなくそうとう活性が低いようです。
 センコーは、その後は手前でのギルバイトのみ。カーリーテールツネで狙い所を変えても反応がないのでフォローでリーパーで攻め直します。
 対岸のバサーはしなやかなロッドをうまくいかして見事なスキッピング。あそこをあの攻め方なら、と思っていたらやはり1匹ゲットしました。
 と、その時ようやくココンと僕の方にもバイト。僕らしいミニチュアサイズの第44号(17cm)を17時40分にゲット。でもここは粘らず先へ進みます。

 その先で再びkeeperさんに遭遇。ここではリーパーツネにギルバイトが2回あったのみ、keeperさんはその先で惜しくもばらしたようです。

 結局この後もバスの反応はなく、スピナベ、ミノー、ポッパーで奇跡に賭けますが、湖面は静かなまま。でも売店からは歓声があがっています。
 オリンピック中継で盛り上がっているのでしょう、その分放送が入るのが遅く、チャンスかもと思ったのですがそれでも最後までノーバイトのまま撤収しました。


 帰りに寄ったTBでヨッシーの誇らしげな震生バス40アップ写真をみました。震生湖でスイムベイト、という発想も凄いですがそれで釣ってしまうところも凄い...。


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Aug/11 丹沢湖・船 「 花火大会翌日 」
#43 26cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット



 夏休み第3戦は、玉砕覚悟で丹沢湖へ。 今年の丹沢はいつも以上に僕には優しくないのです。


 9時過ぎ、焼津スタート。寝坊したわけではありません。平日はボート屋が開くのが9時と遅いのです。僕以外には4〜5隻とガラガラです。

 中川は丹沢特有の赤茶けた濁りが入っています。でも表層だけ? 下流で1箇所、まずはバズ、シャロークランク、ジグヘッドでチェックしますが反応無し。
 学校下は、ちぎれたダンボール紙のようなものがあちこちに浮いています。実は昨晩は花火大会でこれは花火の残骸。
 湖面で開く水中(水上?)花火が見もの、とボート屋のおっちゃんが言ってましたが、それではバスの活性的には散々な気もしますが...。

 そのまま一気に三保へ進み、手前のゴミ溜めはラバジ、その先では夏パターン狙いでセンコーを丁寧に撃っていきますがノーバイト。

 次いで世附。いつものラバジは、今日は岸から少し距離をおいた所にボートポジションをとり、シャローにキャスト後にダウンヒルにトントンと落としていってバスのいる水深を探ります。
 さらに、フォローでディープクランクとやや重めのシンカーをつけたツネでこの一帯を広く探っていきますが、ツネにギルバイトが何度かあったのみ。
 世附の水質はまずまずですが、その後もツネに何度かギルバイトがあるだけで、スピナベを加えてローテーションさせも何も変化はありません。
 途中の浜に上陸して昼食をとりすぐ13時前に再スタート。相変わらずギル以外に反応がないので、苦し紛れのボーズ回避で小バスポイントへ。
 狙い済ましてキャストしたカーリーテールツネにきた第43号(26cm)はすでに13時10分。一面赤茶けていますがこの辺のバスには関係ないのかも。結構白っぽい魚体をしています。
 その先、今日は前回より若干水位が上っているようでポイントの見極めが難しいのですが、クランク、スピナベ、ツネで探っていると、ツネで何度目かのギルバイトのあとにまたバイト。
 すかさずあわせて寄せて、第44号...と思ったら僕には珍しくギルをゲット。しかも20cm少々とここのギルにしてはデカイです。

 その先で反転して下流へ向け何ヶ所が探った後に再び三保へ。夏ポイントが空いていたので、ラバジ、バズ、バイブを次々キャストしていきますが全く反応はありません。
 僕の知っている夏パターンはもはや丹沢では通用しなくなったのかもしれません。結局この後も何箇所かチェックしますがツネに何度かギルバイトがあったのみ。

 残り時間が少なくなり、バッテリーにも不安を抱えているので、玄倉は下流域のみ3箇所に絞って探りますが、水質は良かったのですがこちらはギルバイトすら無し。
 1箇所目はデカバスを3〜4匹目撃しましたが、相手にも気付かれたようで何をしても反応は無く、3箇所目の帰りにもう一度遠めから攻め直しますが全くダメ。

 濁りが消えていた中川での最後の攻撃も、やはりツネでギルバイトがあるだけで、ちょっと早めの16時半に撤収しました。


 今日は内容的には玉砕状態でしたが、同じタイミングで帰着した二人はそれぞれ2匹と5匹をゲットとのこと。花火大会の影響があったのかは何とも微妙なところです。
 ただ、それ以前に、ポイントや攻め方をもっと変えないと夏は以前の様な釣果をボートではあげられない気がしてきました。
 下界は真夏日連続日数が明日から新記録更新見込みですが、焼津駐車場ではトンボがたくさん飛んでいました。丹沢の夏は短いのでここでのボートは今年はこれが最後でしょう。


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Aug/09 一碧湖・船 「 夏バスの居場所 」
#40 27cm ダイワ / T.D.クランクスカウターG / クランクベイト
#41 21cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#42 48cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット



 一昨日の怪我はたいしたことはないので、予定通り夏休み第2戦。場所は迷ったのですが意外に好調のような一碧湖へ。
 グルグル巻きの包帯はやめて、防水性のバンドエイドを買って貼り付けておきました。が、一碧湖は手漕ぎで手を酷使(?)するので最後はバンドエイドがグチャグチャになり意味無し。


 30分寝坊したら、渋滞に巻き込まれ到着は8時過ぎになってしまいました。でもバサーの先行者は2組とガラガラ。
 釣り船受付は7時から8時まででそれ以降は9時半まで待っていないといけない、ということを今日初めて知りました。今日は特別サービス、ということで8時過ぎ百景園スタート。
 先行艇は2隻とも右手のシェードになったオーバーハングエリアに着陣済みですが、僕は一気に十二連島へ。
 実は夏の聖地は今日が初めてで、ここの夏パターンがよくわからないのですが、とりあえず定番通り水通しの良いポイント狙いです。
 岬の沖にアンカーを撃ち、山中湖で気になったシャロークランクを試してみます。今日はスカウター、右へのファーストキャストの後、左へのセカンドキャストがナイスなポイントへ。
 リトリーブ開始してすぐバイト!いきなり第40号(27cm)を8時半にゲット!一昨日のアクシデントがあっただけにかなり慎重にフックをはずしました。
 これで他のロッド2本にはスピナベとミノー、残りのツネロッドにはジグヘッドを装着、僕にしては超攻撃的な布陣でローテーションさせながら周囲を探っていきます。
 しかし反応はギルバイトがジグヘッドに何度かあったのみ。ラバジとスプリットも投入しますがバスの反応はありません。水質はまあまあですが、水温が高すぎるのでしょう。

 そのまま時計回りに進んだ先からオーバーハングエリアが広がります。僅かに減水気味なので攻め易い状況ですがちょっと水深が浅すぎるかも。
 センコーノーシンカーをメインに、フォローでツネとシャロークランクで移動攻撃していきますが、開始直後にセンコーで小バスをばらしたのが唯一のバスの反応。
 ツネはさらにボートの反対側、ディープサイドへもキャストしてみますが、オーバーハングも含めここはというポイントではほぼ必ずと言っていいほどギルバイトに襲われます。
 昼食休憩をとろうと撤収間際にキャストしたツネにようやく第41号(21cm)を12時20分にゲット。
 ひょっとしてこのエリアにバスが溜まっているのかもと期待したのですが、やはりここでもその後はギルバイトの嵐だったので13時にいったん撤収しました。

 昼食後の14時再スタート。午前より風がでてきましたが相変わらず日差しが強くコンディション的には依然厳しそう。バサーは少ないままですが観光客ボートやスワンが増えました。
 今度はややシェードサイドになっている南岸へ。シャロークランクを撃ちまくりますがやはり反応無し。
 沖にボートを移動しブレイクライン狙いでラバジとクランクで探るとダイビングペッパーにバイト!が弾かれました。ロッドは高弾性なポッパースペシャルなのでノリに関しては不利かも。
 フォローにツネを投入するとまたまたギルバイト連発。しばらく探り続けていると、ギルバイトっぽい感触でのらなかったので誘いをいれるとまた鈍いバイト。
 あわせをいれるとジジジっとドラグがなってフックアップ、この感触はでかい!途中でドラグを緩めながら慎重にやりとりしていきますが相当パワフルでなかなか寄ってきません。
 あと少しというところでアンカーロープに絡まってしまいました。が今日はランディングネット持参!強引にロープごとすくいあげたところでラインが切れましたがバスは無事ネットの中。
 第42号(48cm)、14時半過ぎ。このサイズがこの天候、この時間帯で獲れたのは実に嬉しいです。一碧湖にこんなサイズのバスもいるんですね。
 この後は再びギルバイトがあるのみなので、粘らずに最後の攻撃は再び十二連島へ。

 午前よりやや沖にアンカーを撃ち、クランク、バイブ、ミノー、ラバジ、ツネ、と次々ローテーションさせシャローからディープまで広範囲に探りますが、ここもツネにギルバイトのみ。
 時期的にウィードは伸びきったタイミングですが想像していた程ではありません。ただ、この時期だからなのでしょうか、どこもギルの活性が高くその影響かバスの活性はイマイチ。
 ボートの返却時間が迫っていますが状況はまだ変化しそうに無かったので、30分早めの16時に撤収しました。


 バスの居場所をつきとめる前にギルが反応してしまい、しかも一日中強い日差しのままだったので、数的には苦戦で終わってしまいました。
 でも、プラグでの釣果や40アップと、聖地も粋な計らいをしてくれたのでしょうか。
 十二連島とオーバーハングは定番ポイントですが、あまり狙われていないブレイクラインは以前から気になっていただけに、今日の40アップはサイズ抜きでも実は嬉しい釣果です。


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Aug/07 山中湖・船 「 山中湖村診療所 」
#35 31cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#36 34cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#37 31cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド
#38 33cm ゲーリーヤマモト / 4インチカットテールワーム / スプリットショット
#39 35cm ラッキークラフト / CB−100 / クランクベイト



 夏休み第1戦は丹沢湖...のつもりが、放流情報発見! 毎年外しますが今度こそ目指せ爆釣、山中湖!


 7時過ぎ、旭日丘スタート。がらがらです。放流はここじゃなかったみたい...。
 マイポイントをスピナベでサクっとチェックし定番の流れ込みへ。ところが置き竿が何本もあり接近できません。更に左手からボートが集団で出撃を開始しました。J州屋のトーナメント?
 プロトーナメントでは無いようで、保安ブイ内に続々と進入し始めさらに釣り難い状況になってきたので粘らずどんどん西へ進みます。
 その先で桟橋に挟まれたエリアにボートが密集しているのを発見!ついに放流ポイントを発見しました。が、密集し過ぎてぜんぜん接近できません。
 観察してると特に中央のピンポイントにバスが溜まってるようでその周りのボートはハイペースで釣り上げています。その周囲はペースは落ちますがそれでもポツリポツリという感じ。
 僕は一番外側でジグヘッドから撃っていきますが反応はなく、ツネに換えると1バラシの後に第35号(31cm)を8時10分にゲット。
 活性は高い様ですがあまり散ってないため、カーリーテールでアピールさせテンポ良くバスを探していきますが、8時半の第36号(34cm)と、その後グラブジグヘッド1バラシのみ。
 隣のボートのバサーはなかなかの達人。全ての手さばきが流石という感じですが、途中でクランクで立て続けにバスをゲットしてます。よく観察するとワームの様な使い方、なるほど。
 他にもスピナベでゲットしている別のバサーも目撃するなど結構プラグへの反応も悪くなさそうですが、僕のシャッドとスピナベには反応無し。

 いったんここは離れ更に西へラバジ1本でボートを進めますが、こちらはほとんどボートが見当たらず、バスの反応も全く無いので途中でUターンし、再び放流ポイントへ。

 さすがにスレてきたのか周囲で釣れるペースは落ちてきましたが、それでもそこそこ釣れ続けています。ただ、ツネで粘っている僕には反応は無く、フォローのハンハンもダメ。
 日が高くなるにつれバスはウィードの中へ潜り込んでいるような感触だったので再びラバジ。9グラムのケイテックラバジでウィードポケット内に放り込むような感じで探ると2バイト!
 狙いはわるくない様なのでグラブのジグヘッドに換えリフト&フォールで第37号(31cm)を11時20分にゲット。でもこれだと根掛かりが多く、と言ってハングオフには反応はありません。
 そこで珍しくスプリット登場。これだと根掛からずに、しかもツネよりナチュラルにポケット内にフォールしてくれるはず。
 3インチセンコーには反応が無いので4インチカットテールにかえるとすぐバイト!第38号(33cm)、11時50分、が後が続きません。

 時間帯的に諦めていたプラグをここで再登場。今度はシャロークランクでウィードの上っ面狙いのCB-100のファーストキャストにバイト!
 第39号(35cm)を12時にゲット!このバスに限らず今日のバスはサイズの割にはかなりパワフルでなかなか楽しめます。 

 が、今日の悲劇はここから始まった... 。クランクをくわえたままのバスを左手でわしづかみにしてペンチを探してると、つかみ方が中途半端でバスが不意に暴れだし、手を滑らせた!
 そのまま親指と人差し指の付け根の間、アヒルでたとえれば水カキの部分にフックがグサリと刺さると同時にとどめを刺す様にバスが激しく暴れかなり深く突き刺さった! 痛い!!
 時間をかけ何とか抜き取ろうとしますがバーブが見えないほど刺さっていて無理。強引に引き抜こうとしますがあと少しでバーブがでてくるというところで痛さに耐えかねギブアップ。
 逆に貫通させバーブを潰して抜き取るという手段もありますが、直角に刺さっているのでこれを反転させての貫通はとても耐えられそうにありません。
 不幸中の幸いは、抜き取ろうとさえしなければ、刺さったままの状態では見た目ほどは痛くなく出血も僅か。とりあえず刺さったフックからCB-100本体を取り外しました。
 このまま撤収は悔しいのと先程のシャロークランクの反応が気になりT.D.ハイパークランクで再び探りをいれますが、フックが気になり気持ちよくリーリングできません。って当たり前。
 平野方面から雷鳴が聞こえてきたので、13時過ぎ、全速で旭日丘に向け撤収。が間に合わずに当ると痛いほどの超大粒の豪雨に遭遇、やれやれです。

 ボート屋のおっちゃんに病院の場所を教えてもらいました。「俺がペンチで抜いてやろうか?」って言ってくれましたが、それは無茶。
 利き腕でなかったのと、刺さった場所もモノを掴むのに邪魔になる訳でもなかったので、そのまま自分で後片付けをし、運転して病院へ向かいました。
 病院だとどうやって外すのか少々興味があったのですが、対応してくれた女医さんに聞くと、
 「女医: そのままペンチで抜くわよ」「僕: え?! ま、麻酔しないんですか(これじゃおっちゃんとやること同じ、とマジにびびる)」「女医: これだから男はいざという時に度胸無いのよねぇ」
 という訳で、局部麻酔をしてもらい貫通させて抜いてもらいました。実は注射も大の苦手で、麻酔の注射は結構痛かった...。

 とりあえず復活!釣り再開!と思いましたが小さい穴(傷)が2つ空いているだけなのに左手は大げさに包帯でグルグル巻きなのと麻酔の影響も手伝って微妙な感覚が鈍っています。
 天気も不安定で雨は小降りになりましたが雷鳴はまだ聞こえているので、結局釣りは諦めこのまま撤収しました。


 釣りをしている以上は、いつかはこんなトラブルが起きると思ってました。そういう意味では今回は軽傷で時間の余裕があったのでよかったかも。
 ちなみに僕が行ったのは「山中湖村診療所」で、明神前の交差点(湖岸側にジュピターがある所)をセブンイレブンの脇の小道へ左折し突き当たりを右折した先の左側にあります。
 建物の外観を見ると、大丈夫かな、と一瞬思ったりもしますが、女医さんや職員さんの対応はとてもよかったです。保険証を持参してないので費用は8200円、高い!
 後で保険証のコピーと振込先を書いて診療所に送れば保険負担分は戻ってきます。こんな時に備え常時保険証のコピーを持ってる方が良さそうですね。
 そんな訳で、釣りのReportではなくなってしまった感じですが、今日の釣りそのものは、それなりに工夫を加えての釣果だったので実は満足。


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Aug/01 震生湖・岸 「 ベイトタックル1本勝負! 」
#34 15cm ケイテック / スペシャルラバ-ジグ:モデルII:SR-40:カスタムラバ-仕様 / ラバ-ジグ (トレ-ラ-/ゲ-リ-ヤマモト/4インチグラブ)



 昨日は震生湖で玉砕! 今年はこんな冒頭のパターンの釣行記が多いのは意外に苦戦続きな証拠です。
 満月、台風接近、一時にわか雨、風少々、濁り少、ヘラ師バサー少々、と好条件だらけで、午前の部から出撃してたkeeperさんは4匹ゲット済みでしたが午後はお互い玉砕。
 最後はデヴァイスで狙い方を変え1ヶ所狙い直すとデカバスがバイト!無念のラインブレイクでしたが、これで試したいことがでてきたので僕には異例ですが2日連続震生湖へ出撃!


 17時過ぎ、駐車場から反時計回りにスタート。昨日と違い、日差しがあり、ヘラ師やバサーも多く、微妙に濁っていて条件はあまりよくありません。
 今日はベイトタックルのみでの釣行。震生湖に通い始め7年程ですがベイトロッドをここで使ったことは実は一度もありません。しかも今日はスピニングロッドを持ってきてないのです。
 昨日の釣行で気になったのは、デカバスを逃したことではなく、フィネスで獲れないバスを喰わせたのではないか、ということ。
 確信をもって狙ったツネやハンハンに全く反応が無かった所でスピニング用とは言えラバジに反応があったのは、逆に何らかのアピールでバスのスイッチが入ったのではないかと。
 教科書にはそんなことは触れてありますが、それをただマネするのではなく、自分自身が感じ自分流にアレンジして試す、という流れを僕は大切にしたいのです。今日はそんな感じ。
 そこで今日は敢えてベイトタックルのみでの挑戦。来週から夏休みなので今日はボーズでも良し、とお気軽な状況なのが逆に今までに無くハイリスクな釣行になっているのです。

 時間が無いので足早にラバジとスピナーベイトで探っていきます。今日は丹沢釣行用のタックルボックスをヒップバックに入れてあります。
 が、早々に背後の木に接触し重症のバックラッシュ!こんな時に限って...。ラインを切り刻み何とか復活しましたがライン残量が少なくこれ以上のバックラッシュは禁物。時間もない。

 暫く反応がないまま行った先で、シャローで微妙なリフト&フォールをさせていたラバジにバイト!が、小さい!
 今日のケイテックラバジはタイプII、いわゆるしっかりとしたガード付きでしかも9グラムと重めで、予想通り抜き上げた瞬間フックオフしました。

 その後はしばらく反応が無いままスピナーベイトが根掛かりで戦線離脱。
 その先でフルキャストしたラバジが、狙いのエリアでのリフト&フォールに反応がないまま通過していったので、ピックアップ体制にはいるべく巻き始めたところでバイト!
 そのままあわせるとこれまた軽い。今度はバックスペースがあるのでそのまま背後に勢いをつけて抜き上げると途中でフックオフしたバスが岸に着地、で第34号(15cm)、18時半。
 一瞬、根掛かっていたスイムベイトが釣れたのかと思いました。小バスキラーはタックルを選ばず、といったところでしょうか...。

 その後も何ヶ所かでさらにバズ、クランク、ポッパーを追加しますが反応は無く、19時に撤収しました。


 34号が釣れたのは初めてのポイントですが、1バラシも含めフィネスで獲れなかったバスだったのかと聞かれると微妙な釣果でした。
 こんなヘビーなタックルセットでもあんな小バスがあっけなく釣れてしまうところがバスの不思議でもありある意味面白いところでもあります。ただ、それにしても小さい。


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Jul/24 丹沢湖・岸 「 納得の1本 」
#32 30cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#33 35cm ジャッカル / イラプション / スピナーベイト



 今週は記録破りの暑さが続き早くも少々夏バテ気味。気軽に震生湖、とも思ったのですが丹沢湖へ。
 最近の丹沢は活性はイマイチのようですが、玉砕した先週のボートでちょっと気になったポイントをオカッパリで試してみたくなったのです。


 16時過ぎ、世附の本命ポイントへ直行! が、既に先行者有り。 仕方なく先にいつものポイントへベイトとスピニングを持って降りていきます。
 ラバジとハンハンで移動攻撃を続けていきます。水位は先週と同じですが、全面濁っています。地形まで少し変わっています。
 反応がないまま行き止まり。ここでフルキャストしたラバジにバイト! がすっぽ抜け。続くフルキャストにもバイト。どうやらギルバイトのようでフックアップしません。
 ここで、バズ、スピナベ、クランク、ツネとローテーションさせますがツネにギルバイトが何度かあるだけです。
 反転してツネとスピナベで戻っていきますがノーバイト。濁りがきついからか先週程はギルバイトに悩まされることはありませんが肝心なバスの反応もありません。
 ここは今日は濁りすぎですが、そもそも今年はもうダメなポイントなのかも。

 本命ポイントへ戻ると先行者は撤収していました。 ここで17時半、再スタート。かなり久しぶりのポイントです。しかしここもかなり濁っています。
 スピナベ、バズ、シャッド、とローテーション後のカーリーテールツネの2キャスト目での鈍いバイトを逃さずあわせ、第32号(30cm)、18時10分。

 しかし期待に反してこのピンではその後反応がないので上流へ移動し、キャストスペースのとれる場所で再びバズからローテーション開始。
 続くスピナベの2キャスト目、イラプションが狙い通りのラインをトレースし、角を直撃した瞬間にバイト! あわせは決まりましたが直後にストラクチャーに巻かれました。
 ロッドをあおって引き離しにかかりますがラインがゴリゴリとストラクチャーに削られているようなイヤな感触。
 ベイトとはいっても8ポンドフロロで無茶ができないのですが、何とかうまく寄せて第33号(35cm)を18時半にゲット!
 久しぶりのスピナベの釣果に僕自身の活性は急上昇! が、直後にイラプションが痛恨の根掛かりロスト!換えを持ってきていないのです。

 そのまま更に前進しシャッド、ラバジ、ツネを投入、更に珍しくベイトで4インチセンコーをキャストしてたら背後の木に引っ掛かった瞬間修復不能のバックラッシュでベイトは戦線離脱。
 スピニング1本でツネ、ジグヘッド、ミノーで戻っていきますが反応はないまま、19時過ぎ、暗くなり怖くなってきたので即効撤収しました。


 今日のスピナベの1本は、狙いの場所で狙った通りの絵に描いたようなパターンで、納得の1本でした。
 ただ、どちらの釣果も皮一枚の際どい釣果で喰いが鈍い感じで、しかもどちらも単発だったのは予想外でした。
 今年の丹沢の夏パターンがつかめないまま今日も終わってしまいました。この濁りがなくならないと今年の僕の丹沢は厳しいまま終わってしまうかも。


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Jul/18 震生湖・岸 「 早くて暑い夏 」
#31 27cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット



 2週連続で丹沢で玉砕!特に昨日の様にハイシーズンでのエレキの玉砕は初めてでまさに大敗。今まで経験が無い程の猛烈なギルバイトの嵐でバスは蹴散らされたようでした。
 keeperさんとお連れのMさんに丹沢のエレキの楽しさを満喫してもらうはずが、3人揃ってボーズと散々でした。 今日は疲れが残っていたので遅めに震生湖へ出撃。


 17時20分、駐車場から時計回りにスタート。ヘラ師はほぼ撤収、バサーは少々。今日も暑いですが若干雲がでて夕方は時々雨がぱらつく天候。平水位ですがまた濁っています。
 因みに僕が言う濁りの有無は足元のシャローの透明度が目安。あと普段は水は緑系な色ですが濁りが入ると茶系に。この程度の変化でもここのバスの活性が変わってくるのです。

 時間が無いので、ハンハン、スピナベ、デヴァイスと早めにローテーションさせ今日のパターンを見極めようとしますがやはり濁りの影響か反応無し。
 そこでセンコーに換えピンを直撃しながら移動攻撃を続けると2ヶ所でそれぞれワンバイト、しかしフックアップせず。最初のバイトはギルかも。

 その先で、浮きバス狙いで沖目からリーパーツネをスイミングさせて接近し、手前でストンっと落すと1匹が狙い通り反応!が、あわせはすっぽ抜けでこの後は何をしても反応無し。
 ここで狙い所を変え少し時間をかけリーパーツネ、クランク、ハンハン、ジグヘッドと試しますが全く反応ありません。もう一度リーパーツネに戻して探りますがそれでもノーバイト。

 最後にツネをカーリーテールに変更。リーパーとの使い分けはアピールさせたいかどうかで、今日のように濁りにはカーリーテールのアピール力が有効なことが多いのです。
 その2キャスト目、フルキャストして引いてきたツネに微妙なバイト。ためらわずいったんロッドを送ってからの縦スイープで、第31号(27cm)をゲットしたのは既に19時ちょうどでした。
 実は震生湖ではカーリーテールはほとんど使ったことがなく釣果もこれが初めて。今日のようにささやかでも発見がある釣行は数やサイズに関係なく僕にとっては嬉しいのです。
 そのままカーリーテールツネで足早に戻りながら何ヶ所か探りますが、ギルバイトが1回のみで終了しました。


 梅雨明けは平年より1週間早い7月13日でしたが、そもそもその前から夏のような天気で、特にここ数日は記録的な猛暑。
 バスも夏パターン突入かと思いきや、今年は様子が違うのか僕は苦戦続き。試行錯誤が続く夏になりそうな予感です。


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Jul/03 震生湖・岸 「 濁り中? 」
#30 32cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 先週は2バラシで玉砕。小バスはそれなりに騒いでいましたが、台風の影響か濁りが入っていたような感じで、これが敗因かも。
 今日は早めに駐車場に到着すると、久しぶりのkeeperさんもちょうど到着。と言う訳で今日はペア(?)釣行です。


 15時ちょうど、僕はいつものスピニング&4ポンドラインで、keeperさんはベイト&20ポンドラインと両極端なそれぞれのスタイルでスタート。
 今日はまだ陽が高くヘラ師も多めだったので、いつもとはやや異なる時計回りでゆっくり移動攻撃していきます。
 水位は変わらず、水質は...なんだか今日も少し良くない濁りが入っているような...。梅雨の中休みで晴れていますが湿度は低いので結構快適です。

 keeperさんに道案内(?)しながらまずは弱気にセンコーでピンポイント中心に打ち続けていくと、退避している小バス発見。しかしセンコーには全く反応しません。
 その先のシャローのストラクチャーでバイト!が、あわせたらそのまま根掛かり。ギルだったかもしれません。
 その先では小バスが濁りの中で時折ゆらりと泳いでいるエリアだったので少し時間をかけセンコー、ハンハン、ツネとローテーションさせますがツネにワンバイトのみ。
 このバイトもギルっぽく、バスの活性はイマイチな雰囲気です。keeperさんもタックルのパワーにモノをいわせながらの攻めですがこちらも反応はないようです。

 その先でも浮きバス発見。窮屈な体勢で苦し紛れにキャストしたリーパーツネは周囲の木が邪魔でかなり手前に着水。が、これにバイト!
 コンパクトなあわせは決まりましたが、場所的にバスを抜き上げることができない...。
 手前まで慎重に寄せた後、木にしがみつきながらかなりアクロバティックな体勢で何とか抜き上げた第30号(32cm)はまだかなり早い15時50分。とりあえずホッとしました。

 デヴァイスに換え移動攻撃を続けると、シャローに撃った直後にラインが沖へと走ったのを見逃さずに素早くあわせた...はずが、ストロークがとれない体勢だったのでフックオフ。
 すると後から入ったkeeperさんが34cmをゲット!僕が逃したのは小バスでしたが、僕の4ポンドラインでは攻めきれないポイントを20ポンドの秘密メソッドで攻略、という感じでしょうか。

 この時点で16時半、そろそろオイシイ時間帯になってくるはずで期待大だったのですが、ここから先はバサーが多くてなかなか思うように攻め切れません。
 しかも魚の反応も乏しく、ツネとハンハン中心に局所的にデヴァイス、ツネ、クランクで探りながらkeeperさんと追いつ追われで1周していきますが、僕の方はギルバイトが1回のみ。
 18時前、keeperさんは帰る(帰れ?)コールで一足早く撤収、お疲れ様! 僕はもう少し粘りましたが、その後も釣れる気配がなかったので少し早めの18時半に撤収しました。


 出足は良かったのですが、その後は先週以上に活性が低く終わってみればあやうくボーズ回避、という結果でした。月齢的には良いタイミングのはずですが、また濁りの影響?
 帰りの駐車場で今年初めて蝉の声を聞きました。帰り道は所々で七夕飾りもみかけました。夏に向けカウントダウンが今年も始まりました。


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- 2004年 前期 - : - 2004年 後期 -