Report: 2004年 前期



2004年の密かな目標と懺悔
1.プラグで20匹: リベンジを誓い前年と同じ。狙いはバズ、スピナベ、クランク !
 → 無念! 結局5匹どまり。8月7日の山中湖でクランクで自分を釣ってから失速
2.震生湖で40アップ: 去年の好調が続いていればチャンス有り !
 → 残念! 6月19日の自己タイ記録の38センチどまり。この壁はかなり厚い
3.自己最大釣果更新: と言うことは微妙なサイズを除けばランカー狙い !!
 → 断念! 8月9日の48センチどまり。この壁はもっと厚い。が、一碧湖で釣れたのが意外

- 2004年 前期 - : - 2004年 後期 -

- 釣果一覧表 -


Jun/19 震生湖・岸 「 復習 」
#26 38cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー
#27 26cm 常吉 / ハンハンジグ / ラバージグ(トレーラー:ゲーリーヤマモト/3インチグラブ)
#28 22cm 常吉 / ハンハンジグ / ラバージグ(トレーラー:ゲーリーヤマモト/3インチグラブ)
#29 24cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 新しいハンハンの技を固めるために震生湖へ。
 ここで通用する技はどこでも通用する、というのが震生湖フェチな僕の方程式なのです。


 16時ちょっと前、駐車場から時計回りにスタート。水位、水質はいつもと同じ。ヘラ師は多めでバサーは少なめです。
 ファーストキャストはもちろんハンハン、これには反応が無かったので続くセカンドキャストを左に撃つとバイト!
 こんなに早くバイトしてくるとは思わず心の準備ができていなかったので、あわせが甘く途中でフックオフしました。

 移動攻撃を続けてほどなくハンハンのフォールスピードが速すぎるのに気付きました。
 どうやら一昨日は勘違いしてましたが実は最小の1gを使っていたようで、今日の2gではフォールする姿はラバジとあまり変わらず、わざわざハンハンにする意味が僕にはありません。
 トレーラーを水の抵抗の大きい3インチグラブに変えるとイメージに近いフォールスピードになりました。

 その先ではセンコーに変えピンポイント狙い。その2ヶ所目、微妙にスキッピング気味に奥に撃つとラインが走ったところでバックハンドのスイープであわせるとフックアップ!
 強引に寄せようとしますがドラグが鳴りながらストラクチャーに巻かれました。が、何とか引き離して震生湖自己最大タイ記録の第26号(38cm)を16時半にゲットしました。
 
 その先では、ハンハンをキャスト後、イメージの中でバスを寄せて誘いを入れるとイメージどおりバイト!プロセス的には納得の第27号(26cm)を16時50分にゲット。

 ハンハン、ツネ、ジグヘッドをローテーションさせ移動攻撃続行。小バスは高活性であちこちで騒いでいます。浮きバスもみかけますがこれは何をしても反応は示しますがノーバイト。
 水面を強く意識しているバス狙いで珍しくポッパーをキャスト。するとバスが2匹寄ってきました。フックを突付いている!が、反応はそこまで。完全にバスに遊ばれています。

 狙いをかえハンハンの集魚力を試すと、寄ってきたギルがにらめっこしている最中に小バスが現れハンハンをさらっていきました。すかさずあわせて第28号(22cm)を17時半ゲット。
 対岸では同じ人が同じポイントで小バスを2匹ゲットしているのを目撃。小バス狙いに限定するなら今日はそれなりに数釣りが楽しめる日のようです。
 同じ位置でキャストを続けているうちに太陽が林の向こうに沈んで辺りが完全にシェードになったところで、リーパーツネに替えるとファーストキャストにココンとバイト!
 ロッドを送り込んでの縦スイープで第29号(24cm)を18時ちょっと前にゲットで、実はこれでも震生湖での自己最多釣果記録を1匹更新。ここは数釣りはなかなか難しいのです。

 この後は残り時間も少なくノーバイトで18時半に撤収しましたが、今日は最後まで小バスやギルの活性が高い一日でした。


 今日は小バスに関しては一足早く夏パターンといった感じでした。明後日は6月史上最大の台風6号が西日本に上陸しそうで、これが落ち着く頃が夏パターン突入でしょうか。
 僕の必殺技のリーパーツネと、このハンハンという新しい技で捕れるバスは異なるので、ローテーションさせ使うと威力倍増。確信を持って使えるようになっただけに楽しみです。


- 釣果一覧表 -


Jun/17 静岡野池A・岸 「 寄せて喰わす 」
#24 32cm 常吉 / ハンハンジグ / ラバージグ(トレーラー:常吉/AD常吉ワーム・リャンピン)
#25 24cm 常吉 / ハンハンジグ / ラバージグ(トレーラー:常吉/AD常吉ワーム・リャンピン)
管理人基準に照らし合わせ、当フィールドの実名、詳細情報公表は御勘弁。



 ここは今年2度目。前回はGWの谷間の平日でしたがちょっと早すぎな感じでノーフィッシュ。
 今日は現地到着までに2度もネズミ捕りがあり、危ないところでした。


 15時半スタート。平日で予想通りバサーはゼロ、ただし餌師が中央に布陣しているのが少々残念ですが、曇り空の微風で空気が乾いているので実に快適です。
 左からまずは強気にスイムベイト、扇状にキャストを繰り返しますがどこからもバスは湧いてきません。
 スピナベ、ラバジ、ジグヘッドと早めのローテーションで探りますが反応無し。途中でやる気の無さそうな見えバスを発見しましたがセンコーで狙うと逆に逃げ出しました。
 水位は変わらず、若干濁りが入っていますがそれでもクリアです。ヤモリの姿をみかけたり、糸トンボが交尾しながらあちこちで水面に産卵していたりで自然豊かなフィールドです。

 去年ゲットしたポイントではそのセンコーとジグヘッドで探りますがノーバイト。
 ウィードはいたるところで成長していて、ペットショップに売っていそうなナイスなウィードが時々ちぎれてフックに絡み付いてきます。

 次のエリアでもファーストキャストはスイムベイト。ここでも何も湧いてこず、見えバスも無しで、最後はツネも投入しますが反応が無いので早めに切り上げます。

 次のエリアもファーストキャストのスイムベイトには何も湧いてきませんでしたが、ここは時折見えバスがうろうろしています。
 スピナベ、ラバジ、ノーシンカー、さらにツネとローテーションさせても僅かに興味を示すだけですぐ見切られてしまいます。

 諦め半分でビデオのおまけのリャンピンをトレーラーに付けハンハンをアンダーハンドで近距離にキャスト。すると周囲から小バスが3〜4匹吸い寄せられるように現れました。
 偏光グラス越しにバスが良く見えるということは、向こうからもこちらが見え警戒しているはずで状況的にはちょっと不利ですが、とりあえずバスの行動を観察することに。
 フォールからアクションを加え始めるタイミングや、アクションそのものをいろいろ試しながらバスの反応の変化を観察しているとついにバイト! 第24号(32cm)を17時にゲット!
 ハンハンでは初釣果です。なるほど、これは僕の今までのラバジをイメージした釣りとは異質なもののようです。
 続くキャストも、場が荒れているはずなのにまたバスが湧いてきました。十分引き寄せてから誘いをいれるとまたバイト!第25号(24cm)
 ついに技を会得したかも、の続くキャストは痛恨の根掛かり! 実はハンハンはこれ1個のみ。痛すぎるロストです。

 寄せる、と言えば禁断のサターンツネが強力ですが、試してみるとここでは少し反応はしますがすぐ見切られました。恐るべし、ハンハン。
 その後はバズ、ポッパー、スピナベ、ラバジ、ジグヘッド、ノーシンカーとローテーションさせますがノーバイト。
 戻る途中でもツネ、ジグヘッド、スピナベでチェックしますが一度だけ見えバスが慌てて逃げ出すのを見た以外は全く反応がありません。
 バサーが1名現れたところで18時20分、撤収。後片付けをしていたらさらにフローターが現れたのにはちょっとびっくり。


 僕流のハンハンの使い方、つまり寄せて喰わす、喰わせきれなかったらまた寄せる、というのをマスターし結果がでたのが今日の何よりの収穫です。
 特に小バスには強力かも。小バスキラーな僕にはありがたい技の誕生です。


- 釣果一覧表 -


Jun/12 震生湖・岸 「 紫陽花満開 」
#23 31cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 先々週は丹沢で、先週は震生湖で、手も足も出ず玉砕!アフターのこの時期は僕にはまだまだ難しいのです。
 そうは言っても釣果が安定してきたここ数年はシーズン中に3連敗したことはないだけに、今日は必勝体制、迷わず震生湖へ!


 16時過ぎ、駐車場から時計周りにスタート。ヘラ師もバサーもそこそこいます。今日はさらに餌釣り師もそこそこいていろんなスタイルの釣りがあちこちで展開されています。

 まずはスピナベで、次いでラバジで少し時間をかけながら探っていきます。
 台風4号崩れの低気圧が通過した影響で若干増水していますが濁りは思ったほどではありません。
 台風一過にもかかわらず曇り空ですが気温は高くてTシャツ1枚でOK、コンディションとしては悪くなさそう。
 ちょっと行った先、手前か奥か、どちらから攻めるか迷ったすえ奥に布陣すると、後から手前にはいったバサーに1匹捕られてしまいました。
 ノーシンカー、ハンハン、ジグヘッド、ミノー、ツネ、と次々技を加えながら移動攻撃していきますがノーバイト。
 小ギルや10cm未満の子バスは時々騒いでますが肝心のサイズのバスの反応はありません。
 さらにクランクでもダメ。だんだん暗くなってきましたがそれでも反応に変化はなく、いよいよ玉砕に向けカウント状態。先週の震生湖での玉砕と全く同じパターンです。

 ここからは気配を極限まで消し、必殺リーパーツネをマイポイントへ撃ちまくりながら移動していきます。
 が、ここまでしても全く反応はなく、いよいよ最後のマイポイントまできてしまいました。
 勝負のファーストキャストは狙い通りのピンへ直撃・・・・・・、が反応無し! もはやこれまで。
 諦め半分のセカンドキャストはやや奥へ撃ち、そこから微妙にシェイクを加えて引いていくと、クンっと待望のバイト!
 すかさずロッドを軽く送り込みながら糸フケをとり手首の返しだけでスパっとあわせるとジジっとドラグが鳴ってフックアップ!
 18時40分、第23号(31cm)はかなりデップリとした体型。何だか久しぶりにバスをみた気がします。

 移動攻撃を再開しますが、やはりこの後はノーバイトで放送の入った19時10分に撤収しました。


 結局唯一のバイトを辛うじてフックアップさせた際どい釣果でした。
 今日は所々で紫陽花が控えめに咲いていました。花が萎れる頃がバスの夏パターンの始まりでしょうか。


- 釣果一覧表 -


May/22 丹沢湖・船 「 エレキ + 手漕ぎ 」
#21 31cm ケイテック / スペシャルラバ-ジグ:モデルIII:SR-40:Vガ-ドカスタムラバ-仕様 / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ゲ-リ-ヤマモト/4インチグラブ)
#22 35cm ケイテック / スペシャルラバ-ジグ:モデルIII:SR-40:Vガ-ドカスタムラバ-仕様 / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ウォ-タ-ハウス/ウォ-タ-リ-チ)



 今週月曜から減水が始まり、昨日朝は台風2号が南岸を通過、と言う具合に丹沢のコンディションが急変し、これがバスを高活性化させているかも。
 と、言うことで丹沢湖にエレキで出撃し爆釣を狙います!


 寝坊して1時間遅れの8時、焼津出船。「お客さんで15艘目ぐらいかな」とボート屋のおっちゃんが言ってましたが、丹沢にしては先行者多数ということになります。

 出遅れを少しでも取り戻すために今日は寄り道せずに世附へまっしぐら。
 減水は先週と比べ40〜50cmほどでしょうか、思ったほどではなくこの水位ではオーバーハング狙いはまだ無理、という感じです。
 ラバジとバズで冠水ブッシュを移動攻撃していきます。水は先週と比べても非常にクリアで台風の影響を全く感じさせない状態でこれも計算外でした。
 センコーもフォローリグに追加しながら上流目指して流していきますがノーバイト。湖面からは生命反応が全く感じられません。
 予報と違って厚い雲に覆われたままで冷たい東風も吹き続いています。途中から寒さに耐えかねてレインスーツを着込んで移動攻撃を続けていきます。
 ここぞというポイントにはツネも投入しますが全く反応がないまま早くも折り返しポイントにきてしまいました。
 反転し下流へ移動攻撃を続けていくと、ブッシュとはあまり関係ないポイントでゴゴゴっとフォールのあたりとは違うバイト!第21号(31cm)をゲットしたのは既に11時になってました。
 ここまでの反応をみると今日はあまりフォールには反応しないのかも。そこでウォーターリーチをラバジのトレーラーとしては初めて使いラバジでの攻め方をちょっと変えてみました。
 その先で着底後に僅かにリフト&フォールさせダウンヒル気味に引いてるとまたゴゴゴっとバイト!糸ふけをとってからの電撃フッキングで、第22号(35cm)を11時15分にゲット。

 この後上陸し早めの昼食をとりすぐ再スタート。その後は世附は反応は無く、そのまま三保の気になるポイントも何箇所かチェックしますがこちらも反応が無いので粘らず玄倉へ。

 玄倉はいつもとは逆から入り上流へ向け移動攻撃を続けていきます。こちらも水はクリアですが地形と水位の関係で攻められるポイントは限られていることもありやはりノーバイト。
 かなり先まで行ったところで、角に撃ったラバジにようやくバイト。すっぽ抜けましたがラバジをピックアップしているとバスが2匹途中までチェイスしているのが見えました。
 改めて偏光グラス越しによく見ると周囲にバスが何匹も泳いでいるのを発見、しかもデカイ! 慎重に観察すると岩が良質なストラクチャーとなっているようです。
 岩の位置を確認したあと射程距離ぎりぎりの所までボートを静かにバックさせます。
 勝負のファーストキャスト、何を投げるか迷いましたが強気にバズをフルキャスト!着水と同時に反応したのかあるいは驚いたのかバスが数匹ジャンプ!が、バイトせず。
 飛距離が足りずに岩の真上に着水してしまったのが敗因か。その後はやはり反応はありません。しかしここのバスの活性はまだ高いようです。
 見切られないよう技を次々と繰り出します。スレないようそれぞれ2〜3投でリグチェンジ。キャストもなるべく方向を散らしながら工夫を加えますが結局ノーバイト。
 唯一スピナベに反応を示したのが興味深いところです。パワーのあるルアーだからでしょうか。だとすればスイムベイトが有力だと思いますが、今日は持ってくるの忘れた...。
 あのサイズのバスだとさすがに手強いです。あれは見える前に勝負しないとダメですね。でもあの地理的状況だとエレキより実はオカッパリの方が良いのかも。

 予想外に時間を費やしこれではや15時過ぎ、ここで反転し残り時間は玄倉の対岸を攻める予定でしたが、またまたエレキのスピードが落ち始めました。バッテリー残量が僅かです。
 焼津までの距離がかなりあるので釣りは断念し、最短コースで戻っていきますが中川に入った頃には歩くより遅いスピードになってしまい、しかもボート返却時間まであと僅か。
 最後はエレキを操作しながら更にオール1本での手漕ぎで少しでも加速させ、何とか16時半前に撤収しました(素直にエレキは諦めオール2本で漕いだ方が実は早かったような...)。


 やはりバッテリーの性能が落ちています。購入からまもなく4年経ちますが、移動距離の長い僕のエレキ釣行のペースを落とさないかぎり買い替える必要がありそう。
 今日は予想外のことがいろいろあったとは言え大苦戦でした。早く岩盤攻めの季節になってほしいものです。


- 釣果一覧表 -


May/15 丹沢湖・岸 「 貯水率97% 」
#20 26cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー



 例年より満水位の高い今年の丹沢湖は、オカッパリの足場がさらに水没してしまっているのですが、それでもオカッパリでは今年初の丹沢湖へ出撃。
 今年の丹沢湖は絶好調な予感がするのです。


 15時半、まずは三保。 先行者2名、水はやや濁り気味です。
 今日のベイトロッドはパワーと飛距離重視でバトラー・フロッガー。これで手前からいきなりスイムベイト1本で強気に攻めます。
 水位が上昇している分、ストラクチャーの上をかすめるように引けるのが良いのですが、反応はなくバスが湧いてくることもないまま行き止まりに到達。
 日差しが強いのがマイナスのようで、偏光グラス越しに小バスが特定箇所に日差しから退避しているのが見えます。
 スピニングのプライドに持ち替えこの小バス狙い。様々な技を繰り出すとそれぞれのファーストキャストには反応しますがすぐ見切られてしまうのも良く見えなかなか参考になります。
 結局ストレートワーム・ツネのカーブフォールとハンハンのスイミングにワンバイトずつ反応があったのみ。ハンハンはなぜかギルが結構湧いてきました。
 ここは今日は風の通り道になっているようで強風が止まず思ったようにキャストできないので1時間弱で撤収しました。

 次は世附。足場が水没しているのでいつもとは違う場所から降りていくと期待に反して赤茶けた濁りが全面に入っていてダメそう。
 諦め半分でラバジを上流側の冠水ブッシュに撃っていくとピックアップしているところでガボっとでた!が、お互い体制が整ってなかったのでミスバイト、その後は反応はありません。
 下流側でもラバジをメインに探っていきますが周囲の木が邪魔でキャストできる所は限られていて、帰りはバズでも探っていきますがノーバイト。
 所々でライズがあり、どうやらこの変な濁りは表層だけでその下はまずまずな水質なのかもしれませんが、とにかく満足にキャストできる所がほとんどありません。

 最後は世附のもう1箇所で18時ちょい前。ここは予想通り水質はまずまず。でも足場がさらに限定され長いフロッガーを振り回せる状況ではなくプライドしか使えそうにありません。
 足元をチェックした後、上流側を藪漕ぎしながらキャストできる所を探しますがやはりほとんど無く、限られた場所からのチェックは反応無し。
 下流側はほとんど移動できず、それでも行き止まりは正面にまずまずの冠水ブッシュがありセンコーで狙いますがノーバイト。
 この冠水ブッシュの向こうも良さげなポイントですが逆にこの冠水ブッシュが邪魔です。
 ツネで引きたいエリアですが根掛かりを避けるためセンコー・ノーシンカーをブッシュの向こうにロングキャストし、フォール後はピックアップせずずるずる引いてくるとコツコツとバイト!
 小バスかギルのようでフックアップしませんでしたが、アレを逃すと今日はもう玉砕でしょう。
 周囲の木を避けあわせのロッドストロークが少しでも取れる位置にしゃがみこみ、勝負のキャストはやはりバイト!すっぽ抜けましたが、続くキャストにもう1回バイト!
 リールを巻きながら手首の返しだけであわせ、バスの体制が整わないうちに素早く巻き上げブッシュの隙間を上手く通して寄せ、第20号(26cm)を18時20分にゲット!
 この後は反応は無く、最後は根掛かり覚悟でツネも投入しますが、それでも反応がないままやはり根掛かったところで18時半過ぎに撤収しました。


 週間予報では明日からまた天気が崩れそのまま梅雨に入ってしまいそうな日が続くようで、しかも例年通りならいよいよ減水が始まるはずで、風雲急を告げる、という感じです。
 今日は結局不発でしたが、丹沢のオカッパリはこれからが勝負!


- 釣果一覧表 -


May/08 震生湖・岸 「 こんにちは x3 」
#19 31cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 今年のゴールデンウィークは後半が天候不順の日が多く、僕の釣行もなかなか予定通りにはいきませんでした。
 それでも最後は予定通り震生湖。直前情報だと今朝は好釣果、ということで期待大です。


 15時半、駐車場から時計回りにスタート。 それにしても隣の隣にとまっていたあの車はひょっとして...。
 まずはデヴァイスでテンポ良く周っていきます。トレーラーは今年初登場のカワグチパドル。サイズ的にちょうどよいのと狙いはフォールではないのでコレを選んでみました。

 ほどなくHattoriさんに遭遇!午前中からの釣行で1匹ゲット済みでその後もバスを何度か目撃しているとか。今日は良くない濁りが入ってますが見た目とは状況が違うようです。
 そのまま移動攻撃を続行、途中からリーパーツネ、さらにセンコー・ノーシンカーも投入しますが、なぜか僕には反応は全くありません。

 その先で、先行者が撤収したポイントにすかさず入り丁寧に探っていきますがノーバイト。
 沖では時折姿を見せる浮きバス狙いであらゆる技を繰り出しますが、グラブのジグヘッドスイミングのファーストキャストに興味を示しただけですぐ見切られノーバイト。
 どうやら今日は先行者に散々叩かれスレまくっているようです。と、なるとよりフレッシュなポイントでよりフレッシュなバスを見つけられるかが勝敗の分かれ目でしょうか。
 そこで狙い済ましてセンコーを投入するとラインが走った! が、あわせはすっぽ抜け。小バスっぽい重量感でした。
 ならば、さらに際どい所をリーパーツネで狙うとバイト!と同時に強めにあわせ強引に引き離す...つもりがプライドでもパワー負け、さらにドラグが鳴ったと思ったら巻かれました...。
 引っ張っても4ポンドフロロでは無茶もできず、逆にテンションを緩め奇跡を祈りますが結局無念のフックオフ。まあラインブレイクしなかったので良しとしましょう。40近いバスでした。

 とにかくこれで狙い目としては間違ってなさそう。どんどん移動して少しでもフレッシュそうなポイントを狙っていきます。
 すると今度は久しぶりのタイちゃんに遭遇。やはり午後組は苦戦しているようでノーフィッシュとのこと。健闘を誓い合い移動攻撃を再開します。

 しばらく移動した先で濁りの中にバスが数匹沖へゆらりと泳いでいくのを発見。僕の姿に警戒したような動きに見え微妙な状況ですが、濁りのおかげでまだチャンスはありそう。
 ここでまずはデヴァイスを投入、しかし反応はなくスレさせないよう1キャストで止め、リーパーツネに変えてさらに狙います。
 ゆっくりリグり直しながら時間を稼ぎポイントをリセットさせての勝負のファーストキャスト、狙い通りに決まるとバイト!第19号(31cm)を17時50分。ここも実は初めてなのが嬉しい。

 そろそろバスも捕食モードに入る頃かと期待したのですが、この後は再びどこも全く反応は無く、暗くなった18時半に撤収しました。今日は予想以上に苦戦で終わりました。


 駐車場に戻ると、あの車の持ち主も後片付け中、やはりhiro.ohさんでした!
 この後、Hattoriさんも加わりしばし釣り談義。聞けば聞くほど千葉が羨ましい、牛久が羨ましい...。と言う訳で、hiro.ohさん、帰省の際はまたお会いしましょう!


- 釣果一覧表 -


May/06 丹沢湖・船 「 オーバーハング水没 」
#16 46cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー
#17 34cm ケイテック / スペシャルラバ-ジグ:モデルIII:SR-40:Vガ-ドカスタムラバ-仕様 / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ゲ-リ-ヤマモト/4インチグラブ)
#18 36cm ケイテック / スペシャルラバ-ジグ:モデルIII:SR-40:Vガ-ドカスタムラバ-仕様 / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ゲ-リ-ヤマモト/4インチグラブ)



 ボート屋のおっちゃん曰く、一昨日は強風で戻れないボートをモーターボートで救出したとか、昨日は2匹しか釣れてないとか、今日の水温はGW初めより4度低い、とか...。
 スタート前から厳しい予感ですが、サービスで缶コーヒーを頂き9時半焼津出船。平日でボート屋が開くのが9時と遅いのが残念ですが僕以外にボートは3〜4隻と貸切状態です。


 中川で1箇所だけジグヘッドのスイミングで探りますがバスは浮いていないようなので、すぐに世附目指して全速力。
 例年より満水位が高いようで、肝心のオーバーハングはあちこちで水没していて狙いが絞り難い状況です。
 到着までしばらく時間がかかるのであれこれ作戦を練りますが、安易にボーズ回避という弱気な結論で先に三保を目指すことにします。

 まずはスピナベ1本で静かに進入しながら周囲を探っていきます。例年と比べ水位が高いので勝手が少々違い、水も濁っていていまいちイメージが湧きません。
 反応が無いまま奥まで辿り着いたところで、ラバジに換え要所を撃ちながら戻っていくと、ピックアップしているラバジの後を小バスが2〜3匹追ってきました。
 バイトはしてきませんでしたが、狙い所次第ではチャンスがあるようです。フォローにセンコーを撃ちますがこれには反応は無く、そのままセンコーを撃ちながら戻っていきます。

 スタート地点まで戻った所で、沖目に撃ったセンコーの最初のフォールには反応が無くそのままブッシュをゴリゴリ乗り越えた所で再びフォールさせると、ギラリと反転するバス発見!
 センコーを追いバスが消えたところで、1、2、の3で強めのスイープであわせるとジジジっとドラグが鳴ってフックアップ!でかい!
 あまり派手なファイトをしないバスですがそれでも下に突っ込む時はドラグが鳴ってラインがでていきます。
 ツネロッドは思いっきり絞り込まれたままでロッドの感触ではサイズを把握できませんが40アップは間違いなし、とにかくようやくランディングネット出動の場面です。
 慎重に寄せ浮き上がってきたところでネットを差し入れすくい上げようとしますがスムーズにネットに入らない...思った以上にデカイ!10時15分、第16号(46cm)、久しぶり40アップ!

 これでなんだかもう満足、でも今日は今年初の丹沢釣行ということもあり、活性やポイントの様子を探りに丹沢探索を続行します。
 ダムサイト沖を横断中に魚探で水深をみると70m弱を表示しています。湖底を想像するとめまいがしそう...。

 世附に入りラバジを撃ちながら流していきます。少し距離をおき直角にシャローに撃ち込み、そこからダウンヒルにラバジをディープへ落としながらバスのいる水深を探ってきます。
 シャローに落としたラバジを軽くリフトさせると鈍い重み。ききあわせからすかさず電撃フッキング!ベイトタックルなのでためらいもなくガツンとあわせ第17号(34cm)、10時40分。
 バスはやはりシャローに付いているようですが、世附も濁りがはいっているせいかストラクチャーにタイトに付いている感じです。あとは少しでも水の良い所を探すのがキモか。
 ラバジをメインに時折スピナベ、シャッドをおりまぜながら上流を目指していきます。2度ほどバイトがありましたがショートバイトでフックアップせず、途中でお昼休憩で上陸します。

 すぐ再出撃、スピナベで流していった先、なぜか局所的に水質の良いエリア発見。
 ラバジに換えピッチングで丁寧に探りながら、その先の奥の奥へのラバジのスキッピングに鈍いバイト!12時40分、第18号(36cm)
 その先でのバイトは、半身の態勢であわせがあまく途中でフックオッフ。 その先でのバイトはあわせは決まりましたが距離が近すぎバスをいなす間もなくジャンプ一発バレました。
 その先からはしばらく反応がないまま世附の流れ込み。ですが、満水で堰堤も完全に水没してその先にも余裕でボートが進めますが、僕はここで反転します。

 対岸に渡り下っていきますが、こちら側は比較的クリアですがストラクチャー的にはイマイチで何度かバイトがあった程度。
 時々ボイルがあるのを狙い済ましてバズを撃ちますが反応はなく、三保まで戻ってきた頃には手持ちの少なかったラバジが全滅してしまいました。
 そこでテキサスに換え移動攻撃を続けますが、やはりフォールしている時にシンカーが先に沈んでいってしまうためポイントをダイレクトに攻めきれないような感じでイマイチです。

 三保から中川へと移動攻撃を続けていきますが、結局この後は反応がないまま16時過ぎ、焼津へ撤収しました。
 
 
 片付けしながら隣のボートの人に聞くと8匹ゲットしたとか。バスの居場所は限定的だったようですがそこさえ見つけ出せば何とか釣果を確保、というのが今日の丹沢湖のようでした。
 今年の丹沢湖はやはり好調の予感。 幸先の良いスタートです!


- 釣果一覧表 -


May/02 山中湖・船 「 燃料切れ! 」
#13 32cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド
#14 30cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#15 36cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット



 4月26日に山中湖で放流実施! そんな情報を発見したのでゴールデンウィーク第一弾は山中湖へ。
 放流バスを見失うと去年の様に貧果に終りますが、今年はどこもシーズンインが早く山中湖でも万が一の時はネイティブ狙いに作戦変更しても釣果を狙える、と読んでの釣行です。


 7時半、旭日丘出船。 念のための防寒対策にもかかわらず寒いです。桜がまだ咲いています。GWは遠出する人が多いのかボートは思ったほどは出船していないようです。
 まずは放流バス狙いで遊覧船乗り場東でブレイクライン手前にボートをステイさせて、シャッド、ジグヘッド、ツネ、と周囲を暫く探っていきますがノーバイト。周囲のボートもノーバイト。
 そう言えば若干濁りが入っているような感じです。しかも泡が消えずに残っていて水質が良くないようです。去年の苦い経験の再来のような...。

 今日は早めに移動を決断。放流狙いから早くもネイティブ狙いの作戦変更で反転していきます。
 マイポイントはまだウィードがほとんど生えていないようで反応無し。しかしこちら側の方が水は良さそう。
 流れ込み周辺はボートやオカッパリが集まっています。どうやらここが今日のポイントのようで、たしかに周囲でポツポツ釣れているのを目撃しましたが、爆釣モードではない模様。
 ツネで探っていくと、シャロー側ではウィードがまばらに生え始めているようでまずまずな感触です。
 反応が無いのでジグヘッドに換えスイミングでさらに探りを入れてようやくゲットしたのが第13号(32cm)で9時20分。
 ただしこれはスイミング前にいったんボトムへ着底させた時にバイトしたもの。たまたまバスを直撃したような感じ。今日は横の動きにはイマイチのようでその後は反応はありません。
 リーパーツネに戻し、第14号(30cm)を9時半。周囲のボートやオカッパリのプレッシャーが厳しい中での釣果からすると、バスの目の前にワームを通した時だけ反応してる感じです。
 そこでリーパーからストレートワームに、シルエットを大きくして狙うとそのファーストキャストに鈍い重み!今日のバイトは全てききあわせが必要な鈍いものばかりです、
 かなりパワフルなバスで、今回初登場のランディングネットを使うか一瞬迷いますがドラグが鳴らないので大丈夫そう、そのまま寄せて抜きあげ第15号(36cm)をゲット。
 しかしこの後はさらにボートもオカッパリも増え攻め辛くなってきたので、粘らず移動を再開します。

 国道沿いはブレイク手前にウィードがポツポツと生え始めているようで良さげな感じですが、反応はありません。ラバジポイントは今日は水位が不足気味で不発。
 そのちょっと先で今日は引き返し、再び流れ込みを狙いますが相変わらずハイプレッシャーで、結局ワンバイトのみでここは諦め、昼食をとりに旭日丘へ撤収しました。

 午後はひたすら東へ向かいます。この頃までに雲がだいぶ消え日差しが強くなり体感温度はそこそこ上って楽になりました。ただ観光客が増えスワンがあちこちに浮いてます。
 こちら側はウィードの状態はあまり良くなく、所々でチェックを入れながら移動を続けていきますが反応はありません。
 どんどん移動を続けた先は大堀川と一之砂側の流れ出しが連続してあり、地形の変化はナイスですがウィードは無く、ボトムも砂というより土っぽくてイマイチな感じです。
 平野ワンドまではあと少し、さらにその先にボートの大群が見えるのがママの森でしょうか、どちらも今日の僕の射程外なのでここで反転して戻ることにしました。

 バッテリーに直結している魚探にはバッテリーの残量計が付いていて、ちょうど半分くらいを表示していますが、あまり正確ではなさそう。
 バッテリーにもインジケーターがあり真っ赤になってますがこれもかなりアバウト。ただ、エレキのスピードが遅くなってきたのは残量が少ない証拠。と言うか気付くのが遅すぎました。
 全速力で撤収しますがスピードはどんどん遅くなっていきます。SPGハウスまで辿り着いた頃にはゆっくり歩くようなスピードになっていました。
 オールは積んでいますが、手漕ぎは辛いので更にエレキで粘ります。静山荘沖まで戻った頃にはかろうじて動いているかな、という程度。
 追い風になっているのが不幸中の幸いです。時折風が強く吹く時は立ち上がって全身に追い風を受け推進力の足しにしたりと軟弱者らしい努力を重ねます。ほとんど漂流状態。
 結局1時間以上かけてようやく遊覧船乗り場東まで辿り着いたところで、エレキはほとんど動かなくなりました。でもここまでくればさすがに僕でも手漕ぎで帰れます。

 このまま撤収では悔しいのですが移動もできないので、ここでアンカーをうちスピナベ、バイブ、クランク、ラバジ、ツネ、ジグヘッドと1時間半撃ちまくりますがここまでしてもノーバイト。
 集中力が途切れてきた16時過ぎに撤収。手漕ぎのつもりが試しにペダルを踏むとバッテリーが若干回復したようで旭日丘までエレキの微速前進でゆるゆると戻っていきました。
 
 
 バッテリーは釣行後すぐに必ず満充電してますが、前回の満充電から7ヶ月半も経っていたので容量が低下してたのでしょうか。バッテリー購入から4年も経ち劣化もしているのかも。
 今日は思わぬハプニングもあって午後は思ったような攻め方がほとんどできませんでしたが、放流バスを見失うと釣りにならないのは相変わらず。いろいろ反省点の多い釣行でした。


- 釣果一覧表 -


Apr/25 震生湖・岸 「 寒波 」
#11 36cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#12 31cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 今シーズンはここまで一度だけ一碧湖に行った以外は震生湖へ出撃を続けているのですが、ここまでまさかの震生湖4連敗中。
 今年はどこも当たり年の予感で気温も高めの日が続いていますが、なぜか震生湖は僕には微笑んでくれません。それでも先週は2バラシとあと一息。今日こそはと震生湖へ。


 16時、駐車場に到着して準備をしていると久しぶりのSolution9さん登場。すでに14時頃から攻撃中でここまで反応が無いとのこと。
 今日は真冬並みの寒波が通り過ぎた影響でかなり涼しく僕も早春の時のような服装での寒さ対策をしてきましたが、バスの活性的にはちょっと厳しそうな感じです。
 しかもヘラ師は少ないもののバサーだらけで小池側ですら満員御礼になっているほど。とりあえず時計回りにスタートしますが最初に布陣できたのはかなり上流まで行った所でした。

 デヴァイスを中心に、ツネ、センコーをローテーションさせながら探っていきますがやはり反応はなく、途中ではスピナベ、クランクも投入しますが全く反応無し。
 僅かに減水、水質は良くない濁りがはいっていますが、そんなコンディション以上に要所は先行者に占められていて満足に移動攻撃ができないまま1周を終えてしまいました。

 駐車場で作戦を練り直しますが今日はさすがにギブアップ状態。ただ、18時ちょい前ということもありバサーが減ってきたので、空いているエリアのうち1箇所を絞り込んで攻撃再開。
 しばらく反応がないまま、その先のピンポイントにリーパーツネを直撃させるとクンっとラインが持っていかれるようなバイト!
 周囲の木でロッドのストロークがとれないので手首の返しだけで素早くコンパクトにあわせるとフックアップ!
 今日はこれまでのツネロッドからフッキングパワーのあるプライドに換えているのでこんな状況でもあわせが決まり易いのです。
 まずまずのサイズですが足場が高く4ポンドフロロと無茶できないので、バスが落ち着いたのを見計らいリールを巻き静かに手元まで抜きあげ第11号(36cm)を18時10分にゲット!
 居てもおかしくないポイントですが、実は僕はここでは初めてなのが嬉しい。

 これで満足したので戻っていきますが、時間はまだ少し残っているので、もう1箇所だけ先行者がいて攻めることのできなかったポイントへ直行します。
 リーパーツネをそのままキャスト、左90度は反応が無く、右45度も反応無し。気になったのでもう一度左90度を探っているとコンっとバイト!
 が、重めのシンカーでラインテンションが張った状態だったのでやはり弾かれました。ツネロッドなら捕れるバイトです。
 しかしバスにダメージを与えてないのでもう1チャンスあり。 ヒットポイントの先に静かにキャストして引いてくるとやはり同じポイントでバイト!
 と同時にロッドを送り込んでからのスイープで今度は確実にフックアップさせ第12号(31cm)を18時半にゲット!

 この後まもなく放送が入ったところで撤収。駐車場で久しぶりのSolution9さんといろいろ情報交換しならがら帰宅の途につきました。


 低温とバサーの多さでかなり厳しいコンディションでした。11号は誰にも狙われてなかったバス、12号は人気が無くなったのを見計らい動き始めたバス、という感じでラッキーでした。
 さあ、次回からはゴールデンウィーク! これで心置きなく他のフィールドへ転戦できます。


- 釣果一覧表 -


Apr/02 一碧湖・船>岸 「 全員集合 ! 」
#01 26cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#02 26cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#03 30cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#04 34cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#05 36cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#06 33cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#07 30cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#08 28cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#09 28cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#10 27cm ダイワ / T.D.バイブレーション / バイブレーション



 巡礼団が一碧湖に到着した頃には期待通り雨もあがりました。
 本来このタイミングは一碧湖としては少々早すぎるのですが、今年は暖冬で春の訪れも早かったことからかなり期待できると読んでの巡礼決定です。


 keeper夫妻艇は反時計回り、僕は時計回りに百景園出船、そして実は初登場のkaniさんはオカッパリで8時過ぎにそれぞれスタート、と同時に雨が再び降り始めました。

 いつものようにまずは観光橋沖でブレイクライン付近にアンカーをうち、シャッド、バイブ、ジグヘッドスイミング、ツネ、とローテーションさせていきます。
 シャローからディープまで周囲を広範囲にキャストしバスの活性や居場所を探っていると2〜3mラインでツネにコツコツとバイト。
 しかし重みが加わらなかったのであわせず、その後はこのポイントも移動攻撃先も全く反応はありません。が、雰囲気的にはディープ寄りが狙い目のような感じです。

 ややディープを意識しながら移動攻撃を続けていった先は僕の苦手な十二連島。溶岩地帯では僕の得意とするツネのずる引きは根掛かり多発で攻めきれないからです。
 それでもここまで反応が無いことからあえて強引にツネ中心で溶岩地帯を探っていきます。

 ようやく反応があったのは予想外のシャローサイド。雨脚が強く風も吹き始めたのでとりあえず影響の少なそうなシャローを狙ったツネに鈍いバイト!
 ききあわせして慎重に寄せますがボート際で無念のフックオフ。シーズン始めは感覚が鈍っていてあわせが弱めになっているようです。
 このシャローでの反応が気になり少し先に移動して再びシャローを狙い続けるとまたバイト!今度はあわせも強めにいれ、今シーズン初バスの第1号(26cm)を10時20分にゲット!
 同じような攻め方で続く第2号(26cm)を10時50分にゲット。これで十二連島に狙いを絞ることにし、そのまま反時計回りにどんどん移動攻撃していきます。
 11時ごろにゲットした第3号(30cm)をリリースすると、背後の茂みからウェーダー姿のNRPさん登場。これで巡礼団全員集合です。
 続く第4号(34cm)をゲットした頃にはポイント的な釣果パターンがみえてきました。
 岸に直角にキャストをしたツネをシャローからディープへダウンヒルに縦ストロークのロッドワークで操っていきます。
 これだと抵抗が少なくなり根掛かり減少。その分感度が落ち狙えるポイントもかなり限定されますが、逆に言えばここで狙い所が絞れていればかなり効果的なのです。
 ポイントが絞れているということは、フルキャストで遠めから狙えるわけで、バスに警戒される前にリグを送り込めるメリットもあります。
 と言う訳で本日最大の第5号(36cm)を11時40分追加。今日のバスのバイトはかなりに鈍くてわかり辛いことが多かったのですが、コイツは珍しくココンっと僕の好きなバイトでした。
 次のポイントを探しだして第6号(33cm)を11時40分。もうこうなると数釣りの快感でツネ以外をキャストすることを忘れていました。
 ちょっとだけ3インチセンコーのスプリットを試しましたがすぐツネに戻し第7号(30cm)、11時45分。第8号(28cm)をゲットしたところで12時半過ぎ昼食をとりに百景園へ戻りました。

 しかし、ここまでkaniさんが苦戦中の模様。日頃のスタイルやメインフィールドと比べると一碧湖は異なるタイプのため攻略のイメージが湧き辛いかもしれません。

 14時前に再スタート。天気は急速に回復して快晴になったのですが、今度は風が強くなってきました。
 十二連島直行予定で出船したものの強い向かい風と波でボートが思うように進みません。keeper夫妻艇は結局途中で断念してUターン。
 僕は悪戦苦闘しながら十二連島まで辿り着きましたが風と波でとても釣りをできる状況ではありません。
 何とか風裏になっているポイントを探しだしてボートを泊め、ここで1匹フックアップさせますがバラシ。他に移動攻撃できる状況でもないのでここで粘って第9号(28cm)を15時ゲット。
 二桁釣果へリーチですが、この後もほとんど釣りにならないままボート返却時間がきたので16時半に無念の撤収となりました。

 他の巡礼団メンバーは風上の対岸でまだ釣行中だったので、僕も時間終了までオカッパリをすることにしました。が、風はさらに強くなりしかもこちらはもろに風下側。
 ボート用の重量級のタックルボックスがあり移動する体力・気力もないので、ここでヘビツネで風上向けて強引にキャストしますが風に押し戻され木に引っ掛かってロスト。
 そこで珍しくバイブで勝負。嵐のような向かい風を切り裂くようにキャストしたT.D.バイブレーションのファーストキャスト。
 ブルブルと引いてきたバイブが結構手前まで戻ってきた時に、ゴンっとバイト!17時ちょうどの第10号(27cm)は、バイブでは実に初バスをゲットした1997年以来となる釣果です。
 この後は、T.D.バイブも含め2つもバイブをロストしたところで時間切れ、終了となりました。


 初登場で苦戦が続いていたkaniさんはその後何と43cmのバスをゲット!そう言えば去年の巡礼でもkeeperさんがそれまでの苦戦を一気に帳消しする40アップをゲットしていました。
 巡礼団による聖地訪問は嬉しいハプニングがおきるジンクスができつつあるようです。と言うことは、次回は...。
 シーズン初バスゲット、二桁釣果、久しぶりのバイブ、そして全員集合、と今日は実に充実した一日でした。巡礼団の皆さん、お疲れ様でした&また参りましょう!
 
 今年は3月21日から開幕しましたが2週連続で震生湖で玉砕。しかし今日のシーズン初バスゲットで僕も本格始動です。今年は何だか期待のできるシーズンになる予感。
 今年も気持ち良い釣りしたいです!


- 釣果一覧表 -



- 2004年 前期 - : - 2004年 後期 -