Report: 2005年 前期



2005年の密かな目標!
1.丹沢湖の表層で50アップ!: スイムベイトかバズベイト @ 玄倉減水前
 → 大敗。39cmが最大...。そもそもほとんど丹沢にはいかなかった...。
2.震生湖の中層で40アップ!: ハンハンかジグヘッド @ 左90度
 → 惨敗。何と26cmが最大...。数はそこそこ釣れたけどサイズは壊滅的。
3.一碧湖の底層で50アップ!: ラバジかクランク @ ヘラ師の皆様こんにちは
 → 惜敗。何とか42cm。かなりデカイのを2度ほどばらしているのが残念

- 2005年 前期 - : - 2005年 後期 -

- 釣果一覧表 -


Jun/17 一碧湖・船 「 午前が勝負? 」
#25 28cm ダイワ / T.D.クランクスカウターG / クランクベイト
#26 26cm ダイワ / T.D.クランクスカウターG / クランクベイト
#27 34cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#28 32cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 ここ2〜3日は梅雨らしい雨が降り、一方で気温はやや低め。
 釣行前は、その全てが爆釣の予感、と言うぐらいに根拠の無い自信に満ち溢れるものです。
 135号を南下する先に見える伊豆半島は良い感じに低い雲に覆われ、早くも僕とkeeperさんは車中でハイテンション!


 7時過ぎ、百景園スタート。水位、水質ともに前回とだいたい同じ。
 ヘラ船は位置がいつもと違い僕らのはるか射程圏外で問題なし。平日なので先行バサー艇は1隻のみ、しかも常連サンではないので、ポイントを全く知らない模様。僕らの独壇場。

 まずはいつもの岬周りで、シャロークランク。右から順にキャストを繰り返し、その3投目、シャローからディープサイドへリトリーブしていたスカウターに早くもバイト!
 そのまま巻き合わせで寄せてくると、リアフック1本が口先に辛うじて掛かっただけで今にもバレそう。慎重にランディングして第25号(28cm)を7時半ちょい前にゲット!
 さらにキャストを続けると、やや先端寄りのシャローに着水したスカウターのリトリーブ開始直後にまたバイト!第26号(26cm)を5分後にゲット!

 朝食は、普段なら最初の1匹をゲットしてから、ですが、今日はこの爆釣タイムを逃すまい、と飯抜きでひたすらキャストを続けます。
 ここから鳥居沖まで、クランク、スピナベ、バズ、ミノー、ジグヘッド、と横の動きを意識した攻撃をシャロー中心にひたすら続けます。
 さらに今日は誰もいない常連さんポイントへ。このあたりからツネ、ノーシンカー、ラバジも投入していきます。念のためディープも少し多めにチェックします。
 ぐるりと鳥居周辺を回りこみながら移動攻撃し、水門周辺も軽くチェックしてまた十二連島前へと戻っていきます。今日はそこそこ睡眠はとっているので集中力は途切れません。
 それでもギルバイト以外は反応無し。なんだか前回と同じパターンにはまりつつあります。何とか状況を打破しないとやばい予感。
 学校からのチャイムや放送がいつもより良く聞こえるように感じるほど周囲は相変わらずボートは皆無で静かです。水門傍では工事が始まりこれは少し騒がしい。

 岬周りでウィード上を引いていたカーリーテールツネにバイト。でもアタリが判り辛くアワセが弱すぎバレました。鳥居沖でセンコ-・スプリットのリフト&フォ-ルのバイトも途中でばらし。
 再びの常連さんポイントで、今度は入念に魚探をチェックしながらポイントに入っていきます。素敵なボトムの変化がモニターに映っていますがノーバイト。
 ギルバイトに悪戦苦闘中のkeeperさんにようやくのヒット&フックアップはオーバーハングの入口。が、無情にもあがってきたのはギルでした。
 朝方は無風でしたがこの頃から徐々に吹き始めました。釣り辛い程の強さでもなく、と言って活性に変化を与えている訳でもなさそう。
 ようやくの追加ゲットは意外にも4m弱のディープエリア。魚探でボトムの変化を見つけそこでずるずる引いていたリーパーツネにコツンときた第27号(34cm)で既に11時50分でした。
 ここから大きく移動していったん裏面へ回り、ちょっとしたブレイクの岩に引っ掛かったツネを外すと直後にバイト、で第28号(32cm)は12時21分。
 その後は、keeperさんが惜しくもラインブレイクさせたのが唯一のイベント。この頃までには唯一のバス艇も撤収し、オカッパリもほとんどいないのでバスポイントはがら空き。
 14時近くになり、そろそろ昼食休憩で戻ろうかと話していたところでkeeperさんに待望のバイト!ほぼ40アップのナイスバスをゲットしました。
 何ヶ所かチェックしながら百景園に戻り、遅めの昼食。そば屋ももちろんガラガラです。

 15時前に再出船。何ヶ所か途中でチェックした後に岬に再び入り、最後はプラグ爆投タイム!が、全く反応がないまま、16時半、百景園に撤収しました。
 今日は珍しく更にオカッパリもこの後1時間少々。爆釣達成のための帳尻合わせを狙いましたが、シャローにちらほら見える小バスに全く相手にされず、17時半、完全撤収しました。


 ここ2〜3日は梅雨らしい雨が降り、一方で気温はやや低め。
 釣行後は、その全てが貧果の言い訳、と言うぐらいに根拠の無い屁理屈を並べるものです。
 帰りに釣り具の聖地でまた入れ食い。貧果の穴埋めはこれでとりあえずOK!


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Jun/04 一碧湖・船 「 霧の中 」
#23 36cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#24 30cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 6月1日に某法が施行されてからは初めての釣行。
 釣りを禁止する法律でもなく法律にこれまでもこれからも背くものでもなく、釣りを辞めるつもりも無くこれまでもこれからも気持ち良い釣りを続けていきたいと改めて思う今日この頃。
 だから聖地巡礼。と言う訳ではないのですが、単純に癒されたくなってきました。高速減水中の丹沢で2週連続完敗中で、そもそもこの時期はアフターでもあり苦手なのです。


 7時半、百景園出船。事前情報では減水がかなり進んでいるとのことでしたが、今週に入り梅雨のはしりでまとまった雨が降りほぼ通常の水位まで戻っています。濁りはあまり無し。
 先行艇は...、え〜っと、よくわかりません。霧が凄くて全然見えないのです。この時点では水温が気温より高いこともあって湖面から霧が立ち昇り風に流されています。
 十二連島を目指していると霧の向こうにヘラ船が5〜6艘連なっているのが微かに見えてきました。その向こうに見えてきた島周りにはバサー艇が2艘ほどしかいない模様。

 まずは定番の岬の側面。シャローとディープの両方を狙える位置にアンカーをうち、シャローから徐々にディープへと広範囲にキャストを繰り返していきます。
 湖面からは魚の気配がムンムン漂ってきます。が、プラグには全く反応無し。ジグヘッドのスイミングにもノーバイト。
 手堅くまずは1匹を、と言う事でここでカーリーテールツネ投入。最初にプラグで入念にチェックを入れたシャローの左隅へのツネのファーストキャストに早くもバイト!
 よく引く第23号(36cm)を8時過ぎ狙い通りにゲット!同じポイントへの2投目、3投目にも次々バイト!が、どちらもすっぽ抜けでその後はここも周囲も反応無し。
 あまり粘らずそのまま裏面へ移動しました。が、今にして思えばココでこの時間帯でもう少し粘るべきでした。この後からは悪戦苦闘。

 裏面はツネとノーシンカーで探りますがここはというポイントはギルバイトのみ。
 表面に戻り今度は魚探を使って丁寧にポイントを選びながらワーム中心でのチェック。早めにバスの居場所と行動パターンを把握しようと移動攻撃を続けます。
 しかし一番良さげなポイントには先行艇が粘っています。常連さんかな。そこ以外は相変わらずギルバイトのみ。

 そこで時計回りにさらに移動攻撃していきます。オーバーハングエリアはちょうど良い感じの水位。でもやはりギルバイトのみ。
 粘らずたまにディープサイドもチェックしますがウィードが無くバスの反応ももちろんありません。今日のパターンのヒントすら見つけられないまま桟橋沖まで戻ってきました。
 さらに移動して観光橋沖でツネをリーパーに換えるとすぐコツンっとシャローでバイト。第24号(30cm)は既に11時半。
 これも単発で終わり、ここからゴロタ石エリアにかけても全く反応はなく、いったん昼食のため桟橋へ戻りました。

 13時過ぎ再出船。再び十二連島へ直行。午後もバサーはほとんど増えていないですが朝の先行艇が再びベストポイントに戻ってます。そのディープサイドにボートをステイさせます。
 ここで暫く粘ることにしましたが、前日は久しぶり日付がかわるまで呑んでいたので眠くて集中力が途切れてきました。
 アラームセットして30分だけ船の上で昼寝。霧は消え去りましたが曇り空で日差しも無くちょうど良い気温。船も心地よく揺れすっかり熟睡しました。
 目を覚ますとそれまでワームで粘っていた先行艇がクランクに換えいきなりゲットしています。Keeperさんと電話で話していたらまたクランクでゲット。
 しかし僕のプラグには全く反応はないどころか、この頃には酷使モードにはいったリーパーツネですら稀にギルバイトがあるだけ。
 この後何ヶ所か移動攻撃、夕方になるにつれ水面にベイトフィッシュが飛び跳ね良い雰囲気になってきましたが、表層からボトムまであれこれ試してもギルバイト以外は何も無し。
 16時半、残念感を漂わせながら撤収しました。


 ボート屋のおっちゃん曰く、「常連さんは10匹は釣ってたよ」、と。 う〜む、この差は何なんでしょう。
 「常連さんはポイント知ってるからねぇ」とは言ってましたが、今日に関して言えば釣り方にもう一工夫必要な感じでした。
 と言う訳で課題がみえてきてまだまだ修行が必要です。釣りは難しい。だから釣りは面白い。だから釣りは辞められない!


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May/14 震生湖・岸 「 小一時間 」
#22 25cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 今日は釣り日ではなかったのですが、用事が早く済んだので震生湖へGo!でも日没間近、前振りを書く暇ないほど時間無し!


 17時40分過ぎスタート。駐車場はまだほぼ満車でバサーも結構いますがもう撤収する頃。水位は平常、少々濁り、とGW時と同じですが曇り空で途中から小雨模様で結構寒いです。
 とにかく時間がありません。短期決戦と言うことで、今日はマイポイント直行。シャロークランク、ミノーで念のためチェックしますがこれにはやはり反応無し。
 すぐにフォローで伝家の宝刀、リーパーツネ投入、で勝負にでると....................、あれ? 反応無し。
 移動攻撃する時間が今日はあまりないのでここで粘るか迷いましたが、何となく今日は既に叩かれ過ぎてる感じ。
 思い切って見切りをつけ次のポイントへ。窮屈な体勢でフルキャストしたラストキャストにすぐ微妙な感触。きいても生命反応ありませんでしたが、バスならまだ背後で狙ってるはず。
 そのまま引き続けるとすぐコツっと反応。やや送ってからの縦スイープでフックアップ!第22号(25cm)を18時過ぎにゲットしました。
 その後はその周囲も探りますが反応なく、ここから超高速で移動攻撃。
 ツネ、センコーで要所を探りますが活性を見極める程の時間も無く、最後にクランク爆投モードに入った瞬間、終了の放送が。曇りで早く暗くなった分、放送も早い!18時40分撤収。


 あまりの超速攻即撤収でピクシー試す暇無し!


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May/06 山中湖・船 「 バックラ・フィ〜ッシュ! 」
#19 35cm エバーグリーン / スレッジ6 / クランクベイト(シャッド)
#20 36cm ダイワ / T.D.ミノー / ミノー
#21 36cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 GW最終戦は山中湖。海抜1000m近いので、湖畔ではまだ八重桜が満開から微妙に散り始めたところ。もちろんバスシーズンも僕の行くフィールドの中では最も遅いのです。
 今年もGW直前に何ヶ所かで放流がありましたがもう10日程経っていて放流効果は期待薄、でも今日はどちかというとこの時期のネイティブなバスを探してみたい気分。


 「昨日までとは大違いだよ」とボート屋のおっちゃんが驚くほどボートはほとんどでていません。GWの谷間の平日ということと、昼前後から雨、との予報のせいでしょう。
 7時過ぎ、旭日丘出船。雨が降ったら終了予定なのですが、既に雨が降りそうな空模様です。が、日差しを遮るものが無い山中湖としては良い天気と言えるでしょう。

 まずは遊覧船乗り場。ここは放流ポイントの1つ。ベストポイントでは先行者が1ゲットしてましたが単発で終わった模様。魚探をチェックするとウィードが生え始めたようです。
 シャロークランクから入り、シャッド、ミノー、スピナベ、ジグヘッド、ツネ、と早めのローテーションでシャローからブレイクまで広範囲に探っていきますが反応無し。

 ここから反転、西を目指します。途中のスイートスポットはノーウィード、ノーバイト、で、粘らず移動し流れ込みでは同様に高速ローテーション。ジグヘッドのスイミングも投入。
 ここもウィードはちょろちょろと生え始めています。でも反応は無し。水が良くない感じです。濁りも若干入っていますが、泡がなかなか消えないのが気がかり。
 その先は、2m弱ラインでウィードが生え始めています。今日見た範囲ではここのウィードが一番コンディションが良かったです。それでも生え方はまだ貧弱。
 ここではさらにジグヘッドを貧弱なウィードに何とか引っ掛けハングオフさせてリアクションバイトを狙いますが相変わらず反応はありません。

 ロイヤルホスト沖で、シャッドの出番の時、今日はあれこれプラグを試していて、たまたまスレッジ6をブレイク沖にフルキャストしたらバックラッシュ。
 治していたらロッドのティップがココンっと入ってます。って、え、バイト!?ロッドをあおると見事にフックアップ!というより勝手に掛かってたような...。
 とにかくリールを巻いて...って、もちろんバックラで巻けません。苦し紛れにラインを手で手繰り寄せて、漁師モードで寄せてきます。でもあまり引かない。
 ジャンプされたら終わりですが、幸いあまり暴れないバスで何とかランディング、意外な展開で第19号(35cm)を9時半ゲット!なぜか魚体が真っ白。
 ボーズ回避は嬉しいのですが意味不明な釣れ方なのでパターンがつかめません。バックラで身動きとれずプカプカ浮いてたスレッジにバイトしたのか?不思議なこともあるものです。

 西の空を見ると遠くで雨が降っている気配。残された時間は少なそうです。そこで思いきって東へ大移動、東電前を目指します。友人情報ではGW初めに爆釣したとか。
 動力はエレキのみ、しかも向かい風で到着までは30分以上。遠くに見えるママの森でエレキが数隻浮いていて興味ありますが、今日の状況で対岸に渡るのは僕には少々無理。
 途中ではビニールハウスを乗せたような船に遭遇。わかさぎ釣りかな、実物が出動しているのは初めて見ました。今日は気温がだいぶ下がっているのであれは羨ましい。

 ようやく東電沖に到着すると同時に無情にも雨が降り始めました。雨脚はまだ強くないので雨具を着込んで釣行続行です。
 ヘラ船が3隻浮いていますがバサーはボートもオカッパリもいません。魚探で探ると大堀川のサンドバーが絡んでいるのでボトムの変化は結構ありますがウィードは無し。
 ここはほどんど来たことが無く狙い所が絞れないので、広く素早くチェックできるようツネは封印してひたすらプラグを爆投していきます。
 ボートを風任せで流しながら、アピール力のあるサイズが大きめなプラグをローテーションさせていきます。
 僕の手持ちで最大サイズのT.D.ミノーをシャローにキャストしてポンプリトリーブしていると、ゴゴンと待望のバイト!
 第20号(36cm)を11時半にゲット!何と5年ぶりのミノーでの釣果!このバスも濁りの時に釣れる様な白い色をしています。今日はあまりバスのコンディションは良くないようです。

 さらにどんどん西へ要所をチェックしていきますが、こちら側はウィードがまだほとんど無く、結局ノーバイトのまま魚安前まで戻ってきました。
 ここから遊覧船乗り場までは僅かにウィードが生えていて、二人乗りのバサーが1匹ずつゲットしているのも目撃。
 ツネも投入して一往復しながらチェックしますが、ブレイク付近で13時20分にゲットした第21号(36cm)が唯一の反応でした。ちなみにコイツも白バス。

 雨は降ったり止んだりで思ったほど強くなりませんでしたが寒くなってきたので13時半過ぎに撤収。他のボートも撤収し旭日丘は今日は14時には営業終了してました。


 狙い所が絞れず時間も無いという場合はツネでは効率がわるく、プラグの方がむしろ答えが早くでたりするのですが、今日はそんなことを実感できたことが大きな収穫で満足!
 GWは合計5回出撃で過去最高でした。普段忙しく週末に短時間釣行しかできない自分自身へのご褒美といったところでしょうか。
 数はそれほどでしたが、いずれもなかなか勉強になる有意義な釣行でした。


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May/04 丹沢湖・船 「 試練 」
#17 39cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー
#18 30cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 焼津の駐車場に到着すると、既に十隻以上のボートが出船準備をしています。丹沢湖にしては結構多い方。無駄の無い装備や手馴れた準備光景をみると常連さんが多そうです。
 満水で、ボート屋前の岸辺は僅か、そこにところ狭しとボートが並んでいます。到着済みの辻ちゃんと急いで仕度。今シーズン初のエレキ釣行です。


 7時過ぎ、焼津出船。辻ちゃんは午後から都合があるので半日釣行。ならば早めの勝負で辻ちゃんにも釣ってもらいたいところです。
 そこで世附のマイベストポイントへ全速力で直行。43ポンドエレキの2人乗りなのでマイルドなスピード感ですが、それもまた心地良く感じるほど周囲の山々の新緑が美しいです。

 マイベストポイントでは、まずはラバジを撃っていきます。水質はここに限らず丹沢全域がクリアーで申し分なし。丁寧に攻めていきますが二人ともノーバイト。いきなり誤算です。
 上流側にも移動してさらに探っていきますがダメっぽいので粘らず、今度はマイ小バスポイントへ。サイズを問わなければ外す確立の低いポイント。
 ラバジ、センコー、そして早くもツネも投入しますが稀にギルバイトがあるのみ。満水状態のこの2ヶ所で釣れないとなると、これはかなり苦戦の予感。
 ここからは、これはと思うポイントへどんどん移動攻撃していきます。そんなポイントの多くはギルや稚バスが湧いてきますが、なぜか今日は激しくバイトしてくることはありません。
 もちろん彼らにバイトして欲しい訳ではありませんが、全体の活性を表すバロメーターの一つと思っているので、あまり嬉しい状況ではありません。

 初めてバスの反応があったのは冠水ブッシュにセンコーを撃った時。あわせながらすかさず引き離そうとしますが、結構デカバスなこともあって、4ポンドフロロでは無茶できません。
 結局巻かれてラインを切られました。バス君、申し訳ない!その後の移動攻撃も、散発的にギルバイトがあるだけ。

 世附で最後のマイポイントでの最後尾、散々叩かれたはずの素敵なポイントへセンコーを撃つと意外にもバイト!
 あわせも決まり慎重に寄せ、惜しくも40アップならずの第17号(39cm)をゲットしました。が、もう10時半近く。辻ちゃんは悪戦苦闘中で残り時間が気になってきました。

 ならば、今日はお世話にならないと思ってた三保のスイートスポットへ。ここはどうしても釣れない時の保険ポイント。
 先行者に叩き尽くされた感じでまだ2名程が残って直撃&ネチネチ攻撃展開中。アレは僕の釣りじゃないのでまだチャンスが残っているかも。
 センコーで縦に、ツネで横に探っていきますが、ここもたまにギルが現れるだけ。
 そこで狙い目をかえ、ブレイクをクロスにアップヒルにずる引きで探るとすぐバイト!第18号(30cm)を11時頃ゲット。考えて釣れたバスはサイズが小さくても嬉しさ倍増です。
 が、バックシートの辻ちゃんは苦戦中。時間がいよいよ無くなってきました。

 この後は、三保、中川と移動攻撃していきますが、相変わらずギルが湧いてきて稀にバイトしてくるパターンが続くだけ。
 12時40分、無念の辻ちゃんはここでお終い。中川でいったん降ろして辻ちゃんとはサヨナラです。

 ここからは昼食をはさんで僕の午後の部スタート。玄倉を目指します。と言っても午後は散々でした。
 上流が唯一バスの気配がそこそこあったのですが、風が集中する所でボートをステイし難く、しかもオカッパリも現れたので早めに退散。
 他は、やはりここはと思うポイントでギルは湧いてきますがバイトするのに躊躇している感じ。日差しが強いからかもしれませんが、でもシェードでも特に反応の変化はありません。
 そう言えば今日から新品バッテリー使用開始ですが、流石に新しいだけあって、インジケーターが真っ赤になってからも結構パワーが落ちませんでした。
 時間ギリギリまで玄倉で粘りますが、バスの反応は全く無し。16時半、時間切れで焼津に撤収しました。


 今日の感じだけみると、完全にアフターの季節になってしまったようにみえましたが、どうなんでしょう。特にリザーバーは変化が激しくバスを見失うと対応が難しくなります。
 去年はkeeperさんも丹沢でバックシートで玉砕してましたっけ。僕のエレキのバックシートに座ると釣れない、というジンクスができつつあるような気がしますが気のせい?
 そんなジンクスは消し去らねば、と言う事で、リベンジお付き合いしますよ、辻ちゃん!


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May/03 震生湖・岸 「 夕練 」
#14 23cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー
#15 18cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#16 20cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 震生湖岸の駐車場へ降りていく道や駐車場はきれいに舗装し直され、ログハウス風に建て直されたトイレも完成していました。
 あまり変化の無いフィールドなので、これは劇的変化。早速トイレで記念(?)に用を足してからタックルのセッティングを始めました。


 16時半、時計回りにスタート。この時間帯にしてはまだ駐車場は満車状態で湖岸にはあちこちに人がいます。
 この状況と、日差しも結構強かったので、まずはセンコーでピンポイントを丁寧に狙っていきます。水位はほぼ平常、でも濁りは結構はいっています。

 良さげなエリアで手前に撃ち損なったセンコーに反応無く、撃ち直しが奥に決まるとバイト!あわせは決まりましたがストラクチャーに巻かれ30アップの良形バスが無念のフックオフ。
 でもこの感じは今日はいけそうな予感、まだ釣れてないのに既に満足感に満たされてます。所々では毛虫に遭遇しあわてて撤収する場面も。ともかく生命感に溢れ僕も高活性。
 そのまま進んだ先、あまり期待していなかったポイントでギルっぽいバイト。とりあえずあわせ抜き上げるとギル、ではなく20アップの小バスが空中でフックオフ。あわせが弱すぎた。
 その後もセンコーで移動攻撃。しゃがみ込んで狙ってると左肩に嫌な気配。恐る恐る見ると毛虫!でなくしゃくとり虫でホッとしました。こいつは噛んだり刺したりしないので大丈夫。

 その先では、E難度のバックハンドのスキッピングがまぐれで奥まで見事に決まりました。これはチャンス!
 ラインの動きを注視してると止まるはずのラインがそのままスルスルとでています。やっぱり!スイープにあわせて、のった...と思ったらまた20アップのバスがフックオフ。
 狙いを外さなければバスの反応は良いのですが、サイズが小さくツネロッドでないこともあり、あわせの間合いやあわせ方に工夫しないと掛かりません。

 さらに進んだ先ではサスペンドバス発見。普段は相手にしてもらえませんが、今日は濁りは入っていてしかもバスの雰囲気からみてチャンス有り!
 一撃必殺、センコーをやや離れた位置に静かに撃つと魚影がフっと消えました。次いでラインにピクっと振動、喰ったみたい。ラインの動きが微妙に変化したところで強めのあわせ。
 今度は逃さず第14号(23cm)を17時50分にゲット。その周囲をミノー、クランク、ツネで探りますが、もう反応は無いのでリーパーツネにかえ移動攻撃を再開します。

 その先、ずる引きのツネを追いかけるようにギルバイト連発。しつこいのでお仕置き、とばかりにロッドを送り喰わせる間をおいてあわせると掛かったのは小バス、第15号(18cm)
 微妙に移動した先でもまたギルっぽいバイト。が、どうも今日のこのバイトはギルではないようなので、送ってあわせたらまた小バス、第16号(20cm)を18時半にゲット。

 その後は終了間際のギルっぽいワンバイトがすっぽ抜けで、18時50分、暗くなったので終了しました。


 震生湖は今シーズンこれが3度目。4月の1、2度目はそれぞれノーバイト、ワンバイト玉砕でしたが5月になれば小バスも現れツボを突けば応えてくれます。そんな釣りが結構好き。


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May/01 丹沢湖・岸 「 下見 」
#13 30cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー



 246から丹沢を目指して走っていると、河内川沿いにはこの時期恒例の鯉のぼり登場。河原も観光客で賑わっています。
 記録的とも言われた今年の杉花粉もここにきてようやく収まってきて、丹沢の風も心地よく感じられる季節がやってきました。


 15時過ぎ、スピニングとベイトタックルそれぞれ1本ずつ持って、まずは三保からスタート。先行者無し、水はクリアーで前回より若干減水しています。
 前回4月上旬はここは時期が早過ぎたのか魚っ気無しでしたが、今日は時々見えバス発見、ギルも現れ生命感に溢れています。
 手前をシャロークランクで軽くチェックした後、バズでざっくり探りながら奥まで進みますがノーバイト。
 ここでラバジとカーリーテールツネでゆっくり戻っていきますが、ギルバイトが稀にカーリーテールツネにあるだけ。
 途中でセンコーノーシンカーにかえると、ギルバイトが多くなりましたがバスの反応は無し。最後にシャッドでブレイクも狙いますが反応は無く、1時間少々でここは撤収。

 次は世附。前回は見えデカバス&ワンバイトなポイント。
 ここも先行者無し。河内川と違い丹沢湖はいつも以上に人がいなくて静まり返っています。時折遠くで鹿の甲高い声がするだけ。
 今日もいきなり見えバス発見。でも前回よりサイズダウンしています。センコーを落としますが興味を示しません。この反応のバスを相手にしても時間の無駄。
 まずは一番おいしそうな左の角にセンコーをフリーフォール、ラインが止まったところできいてみるとモワ〜とした生命反応!
 そのままスイープにあわせて第13号(30cm)を16時半にゲット!やっと県内で釣れました。やっとツネ以外で釣れました。

 さらにラバジとセンコーで左へ移動攻撃、途中からツネにかえてみますがノーバイト。何となくエレキで散々叩かれたっぽい気配。
 次いで右へも移動攻撃。こちらは移動できる距離が長く、所々で見えバスがうろついていますが、やはりサイズダウンしています。時折ライズもあって良い雰囲気。
 往きはラバジ、ツネ、センコー。行き止まりでバズとシャッド、帰りはスイムベイト、と良い時間帯になるにつれ強気に攻めていきますが反応はありません。
 1ゲットしたポイントまで戻りスイムベイトを連投しますが反応が無いまま、18時半、寂しくなってきたので撤収!


 今日の様子を見る限りバスはずいぶんあちこちに姿を見せているようです。
 となると、この水位のうちにエレキで出撃してみたくなるところです。今年はバッテリーを新しく買い換えたので去年みたいな漂流の心配無し!

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Apr/29 一碧湖・船 「 聖地三昧 」
#07 33cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#08 32cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#09 32cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#10 32cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#11 27cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#12 40cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット



 これで3回連続の聖地釣行記。聖地しか行ってないのではなく、聖地でしか釣れてない訳ですが。
 ともかく、溶岩エリアを確信をもって攻められるようになったのと、隣接する万年ウィードの存在に気付いたことが、今まで以上に高い確率で釣果をもたらしてくれるのです。
 前日にkeeperさん兄弟が一足早く巡礼済み、強風でボートは厳しかったもののオカッパリに切り替えまずまずとの事前情報。
 今日は初めましてな辻ちゃんとの巡礼です。実は僕の地元でニアミス期間があったことが後で判明でびっくり!


 7時半、百景園出船。ボート屋のおっちゃんから「常連さんがもうオイシイ所攻めてるよ」と言われたものの先行艇は僅か3隻、ヘラ船は何と1隻。GW初日とは思えない貸切状態です。

 まずは岬側面。シャロー狙いで強気にクランク、シャッド、バイブ、スピナベ、と爆投、全く反応がないのでラバジ、さらに弱気にノーシンカー、ツネ、と攻めていきます。
 パターンを見つけるためディープサイドも含めここでは1時間少々粘りますが反応無し。手漕ぎに慣れた先行者は頻繁に移動していてやはりパターンが絞り込めていない様子です。

 そこで裏面に大きく移動しシャローを狙うと、左を狙った辻ちゃんが待望のヒット!が、惜しくもバレました。と同時に右狙いの僕にもヒット!第7号(33cm)を9時過ぎにようやくゲット。
 ここから更に時計回りに鳥居沖まで移動攻撃しますが再び沈黙が続きます。前回同等の減水で水質はやや良、水温20度と、活性的には前回より悪い要因が見つかりません。
 勝敗を分ける風も徐々に強くなってきましたが予報ほどではなく問題無し。ただし今日は朝から強い日差しが照り付けています。ひょっとしてシェード?夏パターン?

 そこで新緑が眩しいオーバーハングエリアへ。減水で狙い易いもののかなりシャローで微妙な状況でしたが、いきなり辻ちゃんが今シーズン初バスをゲット!聖地初バス!
 確かに奥の方でギルバイトがあります。ギルのいる所にはバスもいる。と言うことでようやく今日のヒットパターン発見?
 そのまま時計回りにオーバーハングをスキッピングで狙い続けると、辻ちゃんが今度は巨ギルゲット!外道王の本領発揮で見事に上顎貫通させてます。さすが。
 しかしその後もギルバイトは散発的にありますがバスの反応はないままオーバーハングエリア終点まできてしまいました。
 その先の桟橋沖でようやく僕に第8号(32cm)が12時にヒットしましたがこれも単発。そのまま観光橋沖まで移動攻撃していきますが反応がないので、昼食休憩に戻ります。

 13時半、再出船。バサー艇は午後もほとんど増えず、観光客用スワンやボートも今日は少なめで、実にのどか。ただし相変わらず日差しが強く腕まくりしていても暑いほどです。

 再び岬側面。今度はディープサイドのウィードエリアをメインに攻めるとすぐ、コツコツっと小気味良いバイトをスイープにあわせて第9号(32cm)を13時50分にゲット。
 更に同じ様なエリアでのアタリを掛けましたがバラシ。念のため裏面も回ってみますが反応が無いことから、ようやくウィードエリアがどうやら今日のパターンの1つだと確信しました。

 ウィードエリアに戻り、リーパーから少しアピール力のあるストレートワームにかえ狙っていきます。
 すぐにコツっというバイトを掛け第10号(32cm)を14時40分ゲット。と同時に辻ちゃんもヒット!ロッドが大きく弧を描きデカバスの予感でしたが痛恨のラインブレイク!
 その後15時に僕が1本、第11号(27cm)追加。もはや完全にウィード狙いですが、風が舞っていてアンカー中心にボートがあちこち動いてしまいタイトに攻める事ができません。
 それでもウィードエリアに接近中に何とかナイスファイトな本日最大の第12号(40cm)を15時50分にゲット。
 残り時間はプラグタイム。狙いの絞れたウィードエリア目掛けて爆投していきますがこちらはノーバイトのまま時間切れ。16時半に百景園に帰船しました。


 ヒットパターンを見つけるのに苦労しましたが、最後は今シーズン初の40アップゲットでかなり満足。人も少なく十二分に聖地に癒されました。
 帰りは辻ちゃん御用達の釣り具の聖地に初めて寄ってみましたが、ロボマニアな僕ですら日本では見た事ないサイズアップしたカーリーテールとストレートワーム発見!
 1袋ずつしかありませんでしたが迷わずゲット!通常サイズの絶滅寸前のカーリーテールも発見!気が付くと超ディスカウントのプラグまで入れ食いでレジの前に立っていました。
 最後は肉の聖地にも寄ってさらに入れ食い。実に充実した1日でした。辻ちゃん、お疲れ様&また聖地三昧しましょう!


- 釣果一覧表 -


Apr/09 一碧湖・船 「 年券ゲット! 」
#05 37cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#06 36cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 早くも今年2度目の聖地巡礼。135号を走っていると満開のソメイヨシノが所々で見事に咲き誇っています。
 前回と違って、4月の釣行となる今回は過去のデータがそれなりに豊富。僕の数少ない二桁釣果も4月の一碧湖で去年、一昨年と連続で記録しています。
 しかも事前情報では、4月に入って一碧湖の活性はさらに急上昇、二桁釣果も出始めた模様。と、くれば爆釣の予感。最多釣果記録更新を目指していざ巡礼!


 現地集合でしたが今度は僕が寝坊し、駐車場に着いた時にはKeeperさんはすっかり準備完了。実は奥様、お子様、お犬様もご同伴です。
 7時半百景園出船、そのまま対岸に直行してお初参り終了のKeeperさんと再会、ピックアップしていよいよ出撃です。

 今日はいつもより先行艇が多く、その大半の7〜8隻が岬から鳥居沖にかけて既に展開済みです。
 まずは鳥居沖の空いているスペースに入り、シャローに狙いを集中して次々とプラグ、ワームを爆投していきます。
 二桁釣果確実なので最初の1匹目はすぐ、と思っていたのですが、期待に反してバイトすらありません。周囲のボートも沈黙しています。

 どうも今日は何かが違うみたい。と、気付き始めてからは早めの移動攻撃で何とか今日のパターンを見つけ出そうとします。
 過去のヒットパターンを想定して、そのまま時計回りにシャローを移動攻撃していきますが、1/4周近くの所までいっても全く反応無し。
 ならばディープか、ということでここで魚探投入。ディープサイドを反時計周りに魚探でチェックしながら戻っていきますがこちらもノーバイト。
 普段の一碧湖と比べるとやや減水で濁りも入っていますがこれは前回とは同レベル。今日は朝から一日中冷たい風が吹いていますがこれも前回と同じ。
 水温はこの時点で16度でしかも僅かですが少しずつ上昇していて悪い状況には思えないのですが、何故か生命感が湖面からは伝わってきません。

 11時頃にようやくkeeperさんにヒット!が、惜しくもボート際でバラシ。その後はまた二人とも沈黙です。珍しく表層や中層もチェックしてみますがノーバイト。
 今度は風を意識して、風下の風裏にあたる吐き出し口周りをチェックしますが、水温はここが一番高かったのですが魚の反応は無し。
 普段はあまり行かない十二連島の裏側へも周り、風裏のシャローへキャストしたツネを引いていた時の違和感をききあわせして掛けて何とか第5号(37cm)を12時過ぎにゲット。
 とりあえずホッとしましたが、単発で終わり相変わらず狙い目が絞り込めません。

 午後はゴロタ石エリアもチェックしましたが、こちらは更に生命感が無かったので、結局ほとんどの時間を再び十二連島の前面で粘ることにしました。
 ここでkeeperさんも無事ゲット!が、これも単発。しばらくしてもう1匹keeperさんは掛けていましたが無念のばらし。
 結局今日はバスがかなり低活性で明確なバイトが無く、しかも風でさらにあたりが判り辛い状況が続きました。
 
 最後はやや沖合いの溶岩とウィードの絡んだエリアを引いていたツネでこちらもききあわせでゲットした第6号(36cm)が16時頃。
 周囲も最後まで苦戦していたようで、僕が見ていた範囲ではボートが朝のシャローで、ウェーダーが夕方のシャローでそれぞれ1匹ずつゲットしている程度でした。 16時半、帰船。


 ボート屋のおっちゃん曰く、今日はバスもヘラも皆さん貧果で終わってしまったものの原因が全くわからない、と首を傾げていました。
 僕の釣果もそれぞれ単発で終わってしまいヒットパターンが判らぬまま終わってしまいました。まだまだ修行が必要。
 と、言うことで、一碧湖遊魚券の年券を買ってしまいました。百景園で販売、3500円也。今日の巡礼で早速使ったので、もうあと6回巡礼するとちょうど元が取れる計算になります。
 それにしても、この遊魚料って何に使っているのだろう、と素朴な疑問がわきつつも、早くも次の巡礼を思案中。そんな訳で今年は巡礼回数が多そう。keeperさん、また是非!


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Mar/19 一碧湖・船 「 開幕ゲット! 」
#01 36cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#02 36cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#03 39cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#04 36cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット



 忙しかったこともあってオフシーズンはあっという間に過ぎてしまいました。
 例年だと3月中旬から震生湖、というのが僕の開幕パターンなのですが、今年はいきなり聖地で開幕!
 思わぬハプニング(?)を経て、keeperさんkaniさんと共に聖地へ巡礼!


 7時半、百景園出船。ヘラ師は少々、バサーの先行艇は5〜6隻。やや減水で濁りが入っています。今年の冬は雨や雪が多く一昨日も雨が降ったのでその影響でしょうか。

 まずはいつものように観光橋...ではなく、今日は対岸へ直行。シャローを意識し始めたバスをディープ手前で迎撃、というのが今日の作戦なのです。
 肝心なエリアは残念ながら入れず、そのさらにシャローサイドでアンカーをうって、シャッドやクランクで強気に探っていきます。
 今朝は冷え込んだためか水温は10度と微妙なレンジ。晴れているので水温上昇に期待ですが、無風だったのは出船直後だけで、その後は北寄りの冷たい風が吹き付けています。
 このエリアではさらにラバジ、ツネも投入しながら粘りますが、狙いのポイントまで十分届いていないためか僕もkeeperさんもノーバイト。
 そのまま魚探でボトムの様子を探りながら平行移動して鳥居沖で同様の攻めを展開していると、クランクのフックに新鮮なウィードが絡み付いてきました。
 今年生えてきたのではなく去年から枯れないまま残っているようです。水温的な条件がこのエリアは良いのでしょうか。
 しかしここでも反応無し。ひょっとしてシャローなのか、ということでいったんはき出し口周りをチェックしますが、魚の気配すらないので再び岬沖でディープを意識した攻めを続けます。

 初めての反応があったのは3m弱のウィードエリアをリーパーツネで引いていた時。
 コツンと4ヶ月ぶりの鈍いバイトをスイープに確実にあわせて9時半、今シーズン初バスの第1号(36cm)をゲット!
 ここは結局単発で終わりパターンがまだ絞り込めないのですが、僕とは明らかに違う狙いで連発しているバサーを発見。その周囲でもシャローサイド狙い。
 この後シャロー狙いに変えたkeeperさんもシーズン初バスゲット!結局午前は静かな展開で終わりましたが何となく狙い所が絞られてきました。

 別艇のkaniさんと合流していったん戻って昼食。連休の初日ですがそば屋はそれほど混雑してなく、のんびりと休憩&腹ごしらえ。

 13時半前、再出船。相変わらず風が吹いています。花粉症な僕には優しくない風です。ただ一碧湖周囲には杉林がほとんど無いのが不幸中の幸い。
 この冷たい風とはうらはらに、水温は朝から微妙に上昇を続けこの時点で11度を越えました。
 念のため市販薬をのんで、時計回りにシャローサイドをツネ中心に攻めていきます。観光橋からゴロタエリアにかけてチェックしますがノーバイトで、ここは粘らず見切りをつけました。

 今度は逆方向から第1号をゲットしたエリアやその周辺を探っていくと、ツネが着底した直後にコンっと明確なあたりの第2号(36cm)を14時過ぎにゲット。
 その先でも鈍いあたりをききあわせしながら掛けるとナイスファイトな本日最大の第3号(39cm)を14時40分にゲット!
 さらに移動していった先ではkeeperさんのロッドが大きな弧を描きデカバスと格闘!ネットを差し入れあがってきたのは何と48cm!
 この時期はサイズが大きかったり体力があるバスがまず動き始めるようで僕らがゲットしたのもそんなバスなのでしょう、パワフルでスピニングでのやりとりが実に楽しいのです。
 午後はオカッパリも現れ始め、僕らがみているだけでもウェーダーが2匹ゲットしてたところからみても、今日は溶岩エリアのシャロー下のスロープで特に反応が良いようです。
 狙いが絞れるとあとは反応をみながら早めの移動攻撃。keeperさんはその後1ゲット1ばらし。僕が15時40分にゲットした第4号(36cm)が最後の反応でそのまま16時半、撤収。


 もともと僕は早春が苦手で3月に釣れたのは実はこれが始めて。
 釣行前のディープ狙いの作戦は通用しませんでしたが、途中からの作戦変更が功を奏しました。予想以上に春がそこまできているようです。
 聖地で毎回おこるハプニングは今回はkaniさんにではなくkeeperさんでしたね。釣行前の某ハプニングとナイスな40アップ。
 まあ、釣果がどうであれ、またここで無心に釣りができる季節が訪れたことだけでも僕は嬉しいです。
 世間的には逆風が吹き荒れる今日この頃。そんなささやかな喜びが長く続きますよう。そして今年も気持ち良い釣りしたいです!


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