この半年、湘南なぎさ荘の業態変更/新施設の建築準備などで右往左往。 更新できないままに梅雨・・
久々に、鵠生園を取り巻く自然環境をご報告したいと思います!
【境川】 来てます! 『クロダイ』の群れが今年も! 40a級の集団。 某橋脚の中央下には40a〜60aの『スズキ』『フッコ』が流れに身を任せてゆーらゆら。
特筆は『マルタウグイ』! 某護岸排水溝近くに30a超がぱっとみで20匹以上。 産卵期の遡上でしょうか?
これが某橋から某橋の数百メートル間に見られる光景。 境川凄し!
しかし、常々思うことが。 どーしてこの狭い区間にこれ程の魚影が。
私は境川の定点観測を通勤前の習慣として10年程前から続けています。 今日の様に魚影が極端に濃くなったのは5年ほど前。 東日本大震災後。
東日本大震災時、藤沢は震度5弱。 境川にも津波が押し寄せ、係留ボートが数艘転覆。
暫くの間、気持ちに余裕もなく、定点観測はせずじまい。
それから数か月。 定点観測の再開。 川面を覗けば泡がぷくぷく。
津波でヘドロが巻き上げられ、水温も上昇し、腐ってメタンガスでもでているのかなぁーと気にも留めませんでした。
しかし、大雨/増水により川底が綺麗になった後も泡がぷくぷく。
よくよく見れば、泡近くに黒鯛の群れ。 その横には仲良くスズキが遊弋。 クサフグの大群も。
泡が生じている狭い区間に集中しています。 なぜ?
ひょっとしたら、震度5弱の揺れにより境川の川底に変化が生じ、湧水や温泉でも染み出してきたのでしょうか。 それなら魚が集まる理由となります。
…そんなかんなで現在に至っています。 近所の釣り人が様々な餌や疑似餌で狙っていますが、まったく見向きもしないとのこと(河口では釣れるのですが)
【引地川】 例年のコンクリート塊周辺に黒鯛がうろうろ。 種類不明のおっきいカニも護岸壁に複数。 私の掌サイズ。 網で獲れそうなので近日チャレンジ!
【鵠生園の井戸池】 住み心地が良いのか、食事量が多い為か『クチボソウ』が巨大化。 佃煮サイズへ。 理事長へ試食を提案するも…それはないだろう≠ニあっさり却下。 モエビは数を減らしながらも生存。 これも佃煮で美味しいはず。 理事長の目を盗んでこっそりと・・
【中庭】 4月、11歳のドジョウが昇天。 ドジョウは呼吸をする為、日に何回も池底から水面へ。 しかし、弱ってくると水面へ上がるのが苦しいのか、浮き草の根に身を委ね、水面近くで過ごす時間が増えてきます。 そろそろかなぁーと思ってから3日後でした。
梅雨の中庭は、自然薯や生姜で賑やか。 小さいながらも生態系豊かな場所です。
【大庭】 フクロウの親戚、『アオバズク』が営巣! 夜に耳を澄ませば鳴き声。 初夏の陽気に誘われてか、警戒心の強い『スッポン』も護岸に姿を見せます。
某谷戸ではホタル。 大庭でこんなにホタルが飛んでいることをどれだけの藤沢市民がご存じなのでしょうか? まぁー、知られないほうが嬉しいですけどね。
【夜空】 先週より夜渡りの『ホトトギス』が藤沢上空を通過。 おっきょっきょきょきょきょ≠ニ独特な節回しが夜空より降ってきます。 ホトトギスから暫くすると『カッコ』も。
【迷い鳥】 オーストラリア方面からの渡り鳥『アジサシ』が片瀬上空に。 本来は相模川や酒匂川の中州に営巣。 中州の無い境川や引地川に用事はありません。 散歩?
以上、私の気が付いた近隣自然状況でした!
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