Award: 2005年




2005年各賞 : Jan/15/2006
ルアー・オブ・ザ・イヤー



ルアーロストで写真はありません



ダイワ
T.D.ミノー1102SP

最大釣果ルアー 最多釣果ルアー 特別賞・プラグ 特別賞・ワーム
ロボワーム:リーパー/タングステンシンカー ゲーリーヤマモト/3インチセンコー
ジャッカル
TN60
ロボワーム
リーパー
ダイワ
スパイク
ゲーリーヤマモト
3インチヤマセンコー
釣果:42.0cm(第78号) 釣果:34匹(34%:34/102) - -
一碧湖: 10月8日 01,02,03,05,06,07,08,09,10,15
16,18,21,22,24,27,28,29,48,49
50,53,56,57,64,79,85,86,94,96
97,100,101,102
- -





受賞理由

ルアー・オブ・ザ・イヤー ダイワ T.D.ミノー1102SP

 2005年は、僕の釣りのスタイルが大きく進化したシーズンでした。長年の課題だったプラグでの釣果が大幅アップ!その立役者はミノーでした。
 それまでは、苦手だったプラグの中でも特にミノーは全くイメージの湧かないプラグでした。
 2000年に震生湖で1匹ゲットしたのがそれまでの唯一のミノーの釣果。特に春先はそれなりにミノーは使っていたのですが全く結果はでませんでした。

 2005年も5月6日の山中湖では、完全にバスを見失っていた状態。
 開き直ってアピール力のありそうな大型プラグを投げよう、とタックルボックスを探していて目が合ったのがT.D.ミノー1102SP。
 かなり前にディスカウントプライスで買ったものの、僕には大きすぎてほとんど使わずタックルボックスの肥やしになっていたものです。
 春を意識しポンプリトリーブでの狙いだったのがそれ以降の使い方とは違う点ですがほどなくゲット!リーパーツネですら沈黙している中での釣果は驚きでした。
 でも、あらためてワームとプラグの違いというか、プラグならではの特性やポテンシャルを知った釣果でした。
 また、それまで僕が攻め切れなかった中層を横に狙っての釣果でもありました。

 僕の中で何か新しい世界が見えてきた瞬間でした。

 このT.D.ミノー1102SPは、結局1匹ゲットしたあとほどなくロストし、しかも絶版なのかお店にもなく補充できないままシーズンは終了。
 わずか1匹の釣果しか残せなかったルアーですが、新しい世界へ導いてくれたその功績は絶大!文句なしのルアー・オブ・ザ・イヤーの受賞です。


最大釣果ルアー ジャッカル TN60

 プラグで大幅釣果アップした2005年でしたが、サイズとなると実はあまり変化無し。40アップが3匹のみと相変わらず小バス専科ですな。
 3匹全て一碧湖。聖地で40アップに無縁な僕には驚きですが、keeperさんの57.5cmのフィールドレコードがでる等サイズ的に好調だったのを考えれば寂しい結果。
 
2005年最大釣果:42cm(第78号@一碧湖) 最大サイズは2005年10月8日の42cm。
 ウィードエリアのアウトサイドエッジのさらにもうちょい外側、たぶん水深3mちょいのポイント。
 いったん着底させてからリトリーブ開始直後にバイトしてきたバスでした。

 このTN60は2005年9月に初登場したバイブ。
 スーパーディスカウントしていたのが購入したきっかけでしたがすぐ2005年9月23日の一碧湖で5匹もゲット!
 それ以来僕の定価買いルアーに昇格したバイブなのです。

 一般的にはアウトメタルシステムの採用で根掛かりし難いと言われていますが、僕は根掛かりし難い場所で使うことが多くその効果を十分には確認できず。
 TNシリーズではより小さいTN50がありますが僕のイメージ的には少々アピール不足かな。逆により大きいTN70もありますが非力な僕が投げ倒すには少々重い。
 そんな訳で今のところこのTN60が僕にはベストバランスなのです。おかげでバイブのイメージがだいぶ湧いてきました。

 実はこの42cmより大きなバスをTN60で何度かバラしています。シーズン後半に登場したわりには大活躍!
 
 初戦から投入する2006年は、一番期待できるルアーです!
 

最多釣果ルアー ロボワーム リーパー

 2004年の最多釣果ルアーだったカーリーテールは2005年はほとんどお店から姿を消し僕のタックルボックスの在庫も底を尽き失速。
 かわって定番のリーパーが2005年の最多釣果ルアーに返り咲きました。
 使い方に変化があった訳ではなく、単に2005年はツネで使ったワームの9割以上がリーパーだっただけ。
 
 しかもリーパーがこのタイトルをこれからも保持し続けるには黄色信号が点灯したシーズンでもありました。
 何といっても2005年はプラグ、特にミノーの台頭がありました。
 ツネとは狙うバスやレンジが違うのですが、今までツネで獲れなかったバスが獲れるようになりツネの依存度が下がりました。
 さらに、このリーパー自体がいよいよ店頭から姿を消し始めました。大量に買いだめしてはいますがあまり贅沢に使える状況でもなくなってきました。

 2006年は開幕から定価買いプラグ類がフル参戦するので、いよいよリーパーの僕の釣りの中での優位性が崩れる時かもしれません。

 それでも実はやっぱりツネが好き!
 慎重にボトムを探り、小気味良いアタリをとり、スイープに掛け、絶妙なタックルバランスとロッドワークでラインブレイクさせることなくバスを寄せる。
 そんな繊細な釣りが好きなのです。
 一時期のような爆発力はもうないかもしれませんが、これからの僕の釣りの中ではやはりこのリーパーはなくてはならない存在です。
 

特別賞・プラグ ダイワ スパイク

 2005年は後半(7月以降)からスクワレル61やマイティーペッパー60Fで釣果が出始めミノーへの関心が高かった時にディスカウントで見つけたのがスパイク。
 初投入は8月16日の山中湖と遅かったのですが、この山中湖も含め、芦ノ湖、震生湖、一碧湖とタイプの異なるフィールドでも次々と釣果をあげました。
 特に7月1日を最後に2ヶ月間もリーパーツネが沈黙する中で着実に釣果を重ね、そのまま苦手な秋もスパイクは炸裂!
 一時はリーパーをおさえ最多釣果ルアーにあと一歩に迫る勢い。もちろん2005年後半に限れば文句無しの最多釣果ルアーです。

 狙いはあくまで中層。ロングビルなので潜り過ぎないようロッドを立て気味にすることが多かったです。
 アクションは一切いれず、サスペンドタイプですが、ひたすらただ巻きで使っていました。
 下手な僕がアクションをいれてしまうと逆にバスが警戒心を持ってしまう可能性があるので。
 ただ巻きということは、ルアーが本来持っている性能がモロに効いてくる訳で、そんなところからもこのスパイクのポテンシャルの高さがわかります。
 ただ巻き時のスパイクはかなり小刻みな動き、何となくバイブに似た動きをします。それはどうやら特に小バスにはかなり刺激的らしい。
 ウィードの上っ面を巻けばウィードの内外にいる小バスをかなり拾ってくれます。数釣りに向いているプラグかも。
 
 2006年はもちろん開幕からスパイクはフル参戦!最多釣果ルアー候補の最右翼です。

 因みに僕はスパイクをミノー(ミノーベースのシャッド)と分類してますがどうなんでしょ。クランクベースのシャッドと言う人もいて、最近のプラグは分類が難しい。


特別賞・ワーム ゲーリーヤマモト 3インチヤマセンコー

 2005年は僕の意識がかなりプラグにいっていて、ワームはあまり新しい発見も無く、このワームの特別賞は該当無しにしようかとも思いました。

 そうは言うもののこの3インチヤマセンコーには2005年もたびたび救われました。

 あの水平フォールはプラグにも、もちろんツネでも演出できず、しかし水平フォールでなくては釣れない時もある訳で、そんな時に欠かせないワームです。

 実はこれより大きい4インチはまだほとんど使ったことがない。ベイトで投げられデカバスも狙えそうですがどうなんでしょ。
 結局3インチの方がスピニングで気軽に投げられ、比較的サイズを問わずに釣れるところが魅力。

 これに限らずゲーリー製品はどのお店でも確実にゲットできるところも良いです。ほとんどディスカウントしないのが少々辛い。
 でもセンコーは上下左右に方向性はなく、前後方向も逆刺ししてもナイスな動きをしてくれ、さらにマテリアルも丈夫。
 つまり少々ボロボロになっても何度でも刺し直しができるので、トータルのコストパフォーマンスは意外に高いのも良い点です。



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