Report: 2003年 後期



2003年の密かな目標
1.プラグで20匹: メインはスピナベ&バズ、時々クランク、まぐれでトップ
 → 惨敗状態。わずか5匹。でもそのうち3匹は震生湖でクランクと不思議なシーズンでした。
2.震生湖で40アップ: 去年の好調が続いていればチャンス有り !
 → 惜敗状態。36cmが2匹。これ以上のサイズは狙い所、狙い方に工夫を加えないと無理そう。
3.自己最大釣果更新: と言うことは微妙なサイズを除けばランカー狙い !!
 → 完敗状態。40cmちょうどが2匹。苦戦続きでサイズを狙える状況ではありませんでした。

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Nov/29 震生湖・岸 「 終わり良ければ全て良し 」
#70 36cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 震生湖では3週連続でボーズと、ついに沈黙のシーズンがやってきたようです。
 今シーズン最後の釣行ということで、雨が小降りになったのを見計らって昼過ぎに家を出て一路震生湖へ。


 14時、駐車場から反時計回りにスタート。ヘラ桟橋のヘラ師2名以外は全く釣り人はおらず貸し切り状態ですが、雨が再び強くなってきました。
 雨の影響で水位はやや上昇、しかし濁りは特に変化無し。湖面は落ち葉がさらに多く漂っていますが、例年と違い周囲の木々はまだずいぶん葉を残しています。

 3インチセンコーテキサスで、シャローからディープまで広範囲に、足早に探っていきます。
 が、途中でリグり直してる時に手を滑らせバレットシンカーを落とし、これにてテキサス全滅。この時期は年末年始のバーゲン狙いで特に消耗品の補充を控え手持ちが少ないのです。

 次いでクランク投入、今年の夏は同じ様な天候でクランクでおいしい思いをしたのですが、この時期では勝手が違うようでクランクも不発。
 さらにディープはリーパーツネ、シャローはセンコーノーシンカーでピンポイント、中層をグラブジグヘッドのスイミングで探りますが全く反応が無いまま1周を終えてしまいました。

 雨は小降りになりバサーも数名現れました。万全の防寒対策に加え、気温もそれほど下がっていないこともあり僕自身の活性はまだ残っています。
 明るく時間もあるので、1ヵ所だけ、テキサスで既に試したポイントをリーパーで攻め直すことにしました。
 去年見つけた冬向きと思われるディープなポイントで、今シーズンはこれまで全く反応が無いのですが、今日は最後ということもあり少し粘って探ることにしました。
 フルキャストして何度も探っていると、ゴリゴリとずる引きしているツネに鈍い重み。ききあわせすると生命反応有り!
 そのまま縦にロッドを大きくあおってあわせると緩めに設定したドラグが一瞬ジジジっと鳴ってフックアップ!
 ロングキャストでしかもまずまずの重量感なので、久しぶりに寄せるまでが楽しい、第70号(36cm)を16時頃ゲット。

 その後も執拗に周囲を探りますが反応は無く、16時半、撤収しました。


 今日の釣果は冬の震生湖攻略のキモではないかと思うのですが、確信をもつにはコンスタントに結果をだす必要があり、と言って寒さに弱い僕にはやはりこれが最後の釣行でしょう。
 昨日の野池の釣果で今シーズンの締めとしては十分満足だったので、今日の釣果は嬉しい誤算です。これだから震生湖はやめられません。
 苦戦続きの2003年は、結果として震生湖にだいぶお世話になりました。来年もかわらぬ震生湖でありますように。


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Nov/28 静岡野池A・岸 「 野池攻略 」
#69 32cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
管理人基準に照らし合わせ、当フィールドの実名、詳細情報公表は御勘弁。



 地図フェチな僕にとって野池探しは朝飯前ですが、僕の行動パターンにあいHPでそれなりに公開できる野池となると実は皆無に近く、これまでほとんど釣りをしたこともありません。
 そんな中で辛うじて僕の基準を満たす気になる野池の一つについて、事前情報を踏まえ本格的に探索することにしました。冬が間近でタイミングとしてはあまり良くないのですが。


 カーナビ頼りで14時過ぎ、現場到着。久しぶりに未知のフィールドに挑戦するので、気持ちも高ぶります。
 平日のためか、あるいはシーズンオフなタイミングからか、人は全くいません。野池のサイズは地図でイメージしていた通りですが、イメージ以上にやや複雑な地形になっています。
 野池にしては水質が良くて、ちょうど丹沢湖のような青みがかった濁りというか色をしています。

 プライド1本を持ち、まずは野池の左側を探っていきます。所々に良質なウィードが生えているのが見えます。
 デヴァイスを装着しシャローをピンポイント攻撃した後、ディープのストラクチャー狙いでキャストすると、かなり水深があるようで3gのデヴァイスではフォールの時間が僕には長すぎ。

 こちら側はすぐに行き止まりで、ここでデヴァイスをロストしたのを機に反転、プレッシャーが少ないのでリーパーではなくアピール重視でカーリーテールツネで戻っていきます。
 アタリは無く湖面からは生命反応も全く漂ってきません。季節的に厳しいタイミングなのか、あまり魚のいない野池なのか、とにかく初めてなので全く釣れる予感がしません。

 少し先に行くと、左側がマンメイドストラクチャー、右側はやや張り出しがあり、その間はウィードに覆われたちょっとしたチャネルのようになった地形が入り組んだナイスなポイント。
 とりあえずチャネル狙いで沖へフルキャストしたツネのその1投目、ウィードエリアをずるずると引いていると、ズンっと鈍いアタリ!
 スイープにあわせるとフックアップ、魚が掛かったのは間違いないですが、バスなのか、コイなのか、あるいは違う魚か、期待に胸を膨らませながら慎重に寄せていきます。
 14時40分、記念すべきここでの初釣果は、第69号(32cm)の正真正銘のバス!デップリとした栄養状態の良い体形をしているところからみると、結構ベイトが豊富なのでしょうか。
 期待していたと言え、釣れるとは実は思っていなかったので、これはかなり嬉しい釣果です。しかも思ったより早く釣れた!

 今日は探索がメインなので、ここで粘らずどんどん野池右側を移動攻撃していきます。
 次の場所ではデヴァイス、カーリーテールツネには反応はありませんでしたが、ここはシャローが広がりウィードやストラクチャーも豊富なのでシーズン中であれば面白いかも。
 次は最上流部。流れ込みからの土砂の堆積で思った以上に遠浅になっていて、シャローはウィードが豊富に生えています。
 ここではクランク、ジグヘッドも追加投入しますが反応は無く、デヴァイスはここでまたロストで全滅。夏ならここも良いかもしれません。
 ここで再反転して、戻る途中で3ヵ所程藪漕ぎして探ってみますが、木が邪魔でうまくキャストできないためディープまで届かず、シャローはやはり反応はありません。

 69号をゲットしたポイントに戻り、カーリーテールツネに加え、スピナベと3インチセンコーテキサスで丁寧に探っていきますが、さすがにノーバイト。

 その先でディープのストラクチャー狙いでフルキャストした3インチセンコーテキサスでボトムを引いていると、コンコンとバイト!
 が、フックアップしないのでそのまま引き続けるとまたコンっとアタリ、がいずれもショートバイトでやはりフックアップせず、その後はもう一切反応はありませんでした。

 とりあえずこれで一往復して当初の目的である探索は終了してめでたく1匹釣れ、寒くもなってきたので、少し早いですが16時過ぎに撤収しました。


 バスフィールドとしては小振りですが、一通りのストラクチャーが揃っていて、シーズン中は面白いかもしれません。ただし、狭いだけに先行者がいるとかなり苦しいかも。
 また、挑戦したいところですが、寒さで僕の活性を維持できないシーズンになってきたので、ここはまた来年でしょう。
 明日は、とりあえず今年最後の釣行で震生湖、の予定ですが雨の予報なのでちょっと無理かも。いずれにしても、今日の69号が今年最後の釣果になりそうです。
 今年は悪戦苦闘の連続でしたが、そんな波瀾の1年を象徴するかのような意外な場所での意外な1匹での締め、となりました。


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Nov/01 震生湖・岸 「 JAPAN !! 」
#68 18cm プロズファクトリー / デヴァイス / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ゲ-リ-ヤマモト/3インチグラブ)



 何だかずいぶん釣りをしていない気がします。
 10月12日に震生湖で玉砕して以降、海外出張もあり3週間ぶりの釣りですが、シーズン中にこれだけブランクがあるのは僕にとっては極めて異例です。
 今日は疲労がまだ若干残っていましたがたまらず出撃!


 15時20分、駐車場から時計回りにスタート。駐車場はほぼ満車でしたが、ヘラ師やバサーは意外にもかなり少なく、どうやら散歩やハイキングに来た人が多かったようです。
 まずはラバジを装着してサクサクとテンポ良く移動攻撃していきます。
 やや減水気味でここにしては濁りは薄めですが、上流へ向かうほどアオコが少し発生しています。水温がやや高いのかも。

 相変わらずのキャスト精度の悪さでミスキャストを連発したあげくにロスト、にもめげずに追加投入したデヴァイスがバックハンドでまぐれで超ピンポントへ決まりバイト!
 15時40分、第68号(18cm)をゲット。久しぶりなのでサイズに関係無く嬉しい釣果です。今日は穏やかな日和なこともあってかまだ若干シャローにバスが残っているのでしょうか。

 この先では震生湖シーズン終盤用に開発中のライトテキサスを投入。4インチグラブを装着し左から扇状にフルキャストして探っていきます。
 早々にサスペンドバス発見、こいつは本来の狙いとは違いますが試しにテキサスをフォールさせてみると、反応はしましたが追いきれないようでノーバイト。
 その後は予定通りの狙いで探っていくと次のポイントで右45度辺りにひときわ怪しいポイント発見。
 執拗にそのピンを探ると鈍い重みを感じ、スイープ気味にあわせながらきいてみると途中ですっぽ抜け。あるいは単に根掛かりか...。
 さらに攻めると今度はゴゴっと明らかなバイト!僅かに間をおいてから強めの縦スイープであわせると今度はのった...と思ったところでまたすっぽ抜けました。
 その後は反応が無いまま立て続けに根掛かったので諦めましたが、ここは今後要注意ポイントかも。
 4インチグラブが全滅したので替わりに3インチグラブでのジグヘッドのスイミングは不発。

 テキサスはこれで終わり、かわりにリーパーツネ、クランクもローテーションにいれながら移動攻撃を再開していきますが、クランクは早々に根掛かりで終了。
 最後に3インチグラブジグヘッドのスイミングにワンバイトありましたが弾かれ、続くキャストが根掛かったところで放送がはいり、17時10分に撤収しました。日が短くなりましたね。


 ヘラ船固定用ロープが新たに張り巡らされ自販機には缶ポタージュも登場し、震生湖は早くも冬支度といった雰囲気です。紅葉はまだですが湖面には若干落ち葉が浮いています。
 豊かな季節の移り変わりのあるこの国や、それを繊細に感じ取るこの国の人、あらためて日本の良さを実感する今日この頃...。


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Oct/11 震生湖・岸 「 ラストスパート 」
#67 17cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 激務モードの影響で昼まで寝ていたこともあって、出発したのが少し遅くなってしまいました。
 出遅れを少しでも挽回しようと、ゴージャスに今日は小田原厚木道路にのって爆走...しかけたところで背後に覆面パトカーが追尾してるのに気付きました。
 危ないところでしたが、結局最後まで法定速度厳守状態で、時間稼ぎにはぜんぜんなりませんでした...。


 15時40分、駐車場から反時計回りにスタート。対岸には既にkeeperさんご夫妻が到着済みでした。
 あまり良くない濁りに思えたので、先週の一碧湖からリグりっぱなしのデヴァイス1本で、ピンポイントを直撃したり、僕のラバジでは珍しく直線をズルズルと引きながら探っていきます。
 肝心なポイントにはほとんど先行者がいて思うようには攻められず、今日はあまり時間も無いのでどんどん超高速移動攻撃していきます。

 その先のポイントでは狙っていた所には反応が無く、諦め半分でやや狙い目を変えてラバジを撃つと意外にもラインが走った!
 ロッドのストロークがとれない所なので、手首を素早く返してコンパクトなあわせをいれるとフックアップ、と同時にロッドがグングン絞り込まれます。
 慎重に寄せようとしますがさらにロッドが絞り込まれ、そろそろドラグが効かないと...と思った時にブチっと痛恨のラインブレイク!
 先週からリグっぱなしだったこともあってラインにキズがはいっていたのかもしれません。デカバスをばらしたのも、残り僅かのデヴァイスを失ったのも非常に痛いです。

 残り1個になったデヴァウスを再び装着し移動攻撃を続けますがその後は反応が無く、その先では珍しくグラブのテキサスで攻め辛いポイントをロングキャストで強引に探ります。
 そこそこのストラクチャーを見付けましたが反応は無く、対岸で先行者が撤収したので、このテキサスで何ヶ所か探りながらいったん戻ります。
 あらためて先行者撤収の場所で、満を持してのリーパーツネを投入、ディープ側には反応はありませんでしたがシャロー側を探るとココっと小さなバイト。
 しかし重量感が無かったのであわせずに慎重に引き続けると今度は少し重みのあるバイトで、すかさずロッドを送り込んでのスイープで、16時半、第67号(17cm)をゲット。
 その後はディープ側でのワンバイトがすっぽ抜けてお終い、さらに移動攻撃を続けますが反応はありません。
 途中でデヴァイスを再投入しますがすぐに根掛かりで全滅、その後はリーパーツネで移動攻撃していきますが反応が無いまま17時半ちょい前、放送が入ったところで撤収しました。


 駐車場ではkeeperさんご夫妻に加え、タイちゃん&ひろちゃんの中学生コンビとしばしご歓談、keeper奥様には缶コーヒーをありがたく頂きました。
 それにしてもデヴァイスやハンハンも、皆さんにとっては既に過去の技のようで、着実にステップアップされているようです。
 震生湖もシーズン終盤に入り今までのシャロー狙いでは厳しくなってきます。僕も狙い方、狙い所に更に工夫を加えねば。と言いつつお店でまたまたデヴァイスを補充してから撤収。


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Oct/03 一碧湖・船 「 巡礼団 」
#65 27cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#66 21cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 急激に冷えたこともあり先週は震生湖で玉砕。僕の苦手な秋がやってきたわけですが、それはまた僕の聖地・一碧湖巡礼の季節がやってきたことも意味します。
 待ち合わせ場所では既にKeeperさんが震生湖で1匹ゲット済みで巡礼の練習を完了してました。Keeper奥さんからサンドイッチをご馳走になり充電完了、ご夫妻を乗せいざ聖地へ!


 百景園から7時半過ぎ、Keeper夫妻は反時計回り、僕は時計周りでそれぞれ出船、平日なのでほぼ貸し切り状態な湖へ繰り出します。
 朝は曇りで良い感じでしたがその後は晴れ間が広がり、時折弱い風が吹く程度と、釣り人には優しいコンディションですがバスの活性にはやや疑問符が付くような天候です。

 まずは観光橋沖、手前から定番のシャッドマスターと一碧湖では初登場のグラブのジグヘッドスイミングでテンポ良く移動攻撃を開始します。
 そのまま進んだ先のフラットシャローにはウィードが目視で確認できるほど広がっていてバスの姿もちらほら見かけます。
 この見えバス狙いでさらにセンコーノーシンカー、デヴァイス、リーパーツネと次々投入しますがスレているのか活性が低いのか全く反応が無く今日のパターンが見つかりません。
 岸沿いのシャロー狙いで攻撃を続けていきますが反応が無いため、一転、ディープ側のブレイクラインに点在するウィードをリーパーツネで探っていきます。
 ようやくコツっと小さなアタリを逃さずあわせてゲットした第65号(27cm)はスタートから2時間以上経った10時ちょい前になっていました。

 そのまま移動攻撃を続けていった先は僕の苦手な溶岩地帯、岬の周辺でツネとジグヘッドスイミングで探りますが反応が無いので大きく移動してオーバーハングエリアへ。
 中はデヴァイス、外はリーパーツネで探っていき、オーバーハング下のナイスなストラクチャー、の隣の微妙に貧弱で更に狙い難いいわゆる盲点なポイントを狙ったデヴァイスにバイト!
 しかしこれはすっぽ抜け、フォローのセンコーには反応無く、その後はこのオーバーハングエリアには反応はありませんでした。

 その先はいったんオーバーハングが途切れてウィードが広がるシャローエリア、その一番ディープ側のウィードエッジを狙ったツネで第66号(21cm)を11時50分ようやく追加しました。

 12時にお昼休憩&情報交換のため上陸。皆さんも苦戦していて、遅れて到着したNRPさんがオカッパリで1時間弱で2匹とはさすがですが、Keeper奥さんは1匹、Keeperさんは沈黙。

 しばし御歓談後の13時半、NRPさんはオカッパリ&ウェーディングで、keeper夫妻艇は足早に、僕はのんびりと、とそれぞれ思い思いのスタイルで攻撃を再開します。
 午後は反時計回りに、まずはウィードと岩が絡んだストラクチャーが沖へ伸びるポイントで、ツネで入念に探りながらストラクチャーエリアの位置を把握してからジグヘッドを投入します。
 その数投後、中層をスイミングさせているとゴゴンっと重量感のあるバイト!が、すっぽ抜けてワームがずれたジグヘッドが虚しく戻ってきただけ。
 フォローでハンハン、のはずが品切れで替わりに購入した初登場テンチョウジグにネクストワンのアイボールテールをトレーラーにしてロッドをシェイクさせながらのスイミングに挑戦。
 足元でスイムチェックさせるとなかなかの動きですが、フルキャストして実戦投入するとシェイクさせながらのスイミングなので一定の層をイメージ通り泳がすのが難しくやはり無反応。

 今日の一碧湖は水位は平常ですが水は濁っていて、場所によっては泡が消えずに残っていたりとコンディションはイマイチで、ここまで予想以上に苦戦しています。
 が、そんな悲観的な状況を一掃するような情報到来!何とKeeperさんがハンハンで42.5cmをゲット!一碧湖はサイズ的には期待できないので、40アップは破格なサイズなのです。
 ほどなく遥か対岸からKeeper艇が戻ってきました。まさにその名の通りKeeperさんがキーパーを持ってきてくれました。
 クーラーボックス内に浮かぶその姿はガッチリとした、主、と呼びたくなるようなナイスバスでした。

 これでやや沈滞しかけていた僕の活性も急上昇、しかしバスの活性には相変わらず変化はありません。
 少し先で再びデヴァイスでオーバーハングを狙いますが反応は無く、ディープ側へ移動しそのままデヴァイスをブレイクライン沿いのウィードエリアでずる引きしていると小さなバイト。
 しかしこれもすっぽ抜けで、その後もツネとラバジで交互に探りなら半周していきますが反応は無いまま残り時間があと1時間半少々となってしまいました。

 いったん戻って桟橋沖から観光橋へ最後の攻撃を仕掛けます。シャッドを復活させますがラインを巻き過ぎた影響か今日はバックラッシュに悩まされ続けここでついにリタイア。
 ブレイクライン沿いでようやくのツネのバイトもまたまたすっぽ抜けでいよいよ残り時間が無くなってきました。
 ここで姑息に観光橋前のシャローに大接近し、禁断の技、サターンツネをウィードエッジに投入して安易な釣果アップを狙うと、思った通り小バスがバイト!
 が、ロッドを送り込んだ時にラインがティップに絡みつき、あわせは決まりましたがラインが巻けなくなったところでラインテンションが緩んでフックオフ、で時間切れ。 16時半、撤収。
 聖地は安易な行いを許さなかったようです。


 一碧湖は先日の大雨の時、護岸の上のボート屋まで水が迫る程の大増水があり、それ以来バスが付いている場所も変わってしまったとボート屋のおっちゃんが言っていました。
 僕等の苦戦もそれが影響したのかもしれず、午後は結局Keeperさんの40アップとNRPさんが1匹追加したのみで終わってしまいました。
 でも、そんな釣果のわりには充実した1日だったのは、やはり聖地だからこそ、そして聖地に魅了された仲間が集ったからこそでしょう。
 NRPさん、Keeperご夫妻、お疲れ様でした & また参りましょう!


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Sep/22 震生湖・岸 「 飛び石連休 」
#64 27cm プロズファクトリー / デヴァイス / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ゲ-リ-ヤマモト/3インチグラブ)



 台風15号の影響で一昨日から雨が降り続き、しかも昨日は最高気温が16〜7度と11月並み、さらに昨晩は台風接近で大荒れと天候の変動がかなり激しい週末となりました。
 台風は今日の早朝に南の海上を通過していきましたが、雲はとれず気温も低めで今日も長袖を羽織っています。夕方のんびりと震生湖へ。


 15時20分、駐車場から時計回りにスタート。飛び石連休の谷間の平日ですが駐車場はほぼ満杯と結構人が多いです。水は予想通りやや増水し生命感の無い濁りに覆われてます。

 まずはクランクで攻撃開始。今日のクランクはディスカウントしてたダイワのT.D.ハイパーシャッド1051TiF。チタンリップタイプで6.2gとスピニングでも何とかキャストできるウエイトです。
 使ってみるとブリブリと大きめなアクションで実に良いですが少々ライントラブルが多い気がします。が、それ以前に台風の後遺症で枝やゴミが湖面を漂い思うように攻め切れません。
 さらにデヴァイスも投入して交互に探りながら移動攻撃を続けていきます。

 全く反応が無いままかなり先のポイントで、ややミスキャスト気味なファーストキャストには反応が無く、続くキャストが予想外に超スイートスポットに決まるとこれにはバイト!
 浮いていた枝や葉っぱに巻かれてしまいましたが何とか引き離して、16時10分、第64号(27cm)をゲットしました。

 さらに移動攻撃を続け、途中でリーパーツネも投入しますが全く反応が無いままデヴァイスが今日2個目のロストで全滅。タイトに狙っている分どうしても根掛かりは避けられません。
 替わりにセンコーノーシンカーとT.D.ハイパーシャッドに替わり定番のショットも投入、最後はグラブのジグヘッドを爆投しますがノーバイトで18時前に早くも放送が入ったところで終了。
 だいぶ日が短くなってきました。


 終わってみれば唯一のバイトが釣果につながりましたがボーズと紙一重な釣行でした。
 8月の大雨や台風が絡んだ時はなかなかだったので実は今日は期待していたのですが、対岸で1匹ゲットしていたのを目撃した以外は生命反応に乏しい震生湖でした。


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Sep/20 山中湖・船 「 霧の中 」
#56 23cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#57 27cm ケイテック / スペシャルラバ-ジグ:モデルIII:SR-40:Vガ-ドカスタムラバ-仕様 / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ゲ-リ-ヤマモト/4インチグラブ)
#58 19cm ケイテック / スペシャルラバ-ジグ:モデルIII:SR-40:Vガ-ドカスタムラバ-仕様 / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ゲ-リ-ヤマモト/4インチグラブ)
#59 21cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド
#60 25cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#61 25cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド
#62 18cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド
#63 30cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド



 漁協のHPで放流情報発見! しかし西から台風15号接近中!
 かなり天気が微妙ですがたまらず行ってきました、山中湖。


 放流ポイントとはぜんぜん関係無いいつもの旭日丘から7時15分出船。弱風でまだかろうじて雨は降っていなくて、長袖でちょうど良い気温になっています。
 まずは東へ、定番の遊覧船乗り場東で、スピナベ、バイブ、ジグヘッドのスイミングとローテーションさせながら様子をみますが反応はありません。
 いずれ天気が崩れ早めに撤収せざるをえないのがわかっていたので、いつも以上にハイペースで移動攻撃するつもりでいて、ここも粘らず反転し、ひたすら西を目指します。

 次のマイポイントではスカルピンのジグヘッドでハングオフさせていると、ゴゴンっと強烈なバイト!が、ミスバイトしたようでフックアップせず、その後は反応無し。

 水中島には10隻前後の大船団が展開していますが、僕は通過で流れ込みへ向かいます。雨がポツポツと降り始め、気温も下がってきたので早めにレインスーツで完全防備。
 まずはジグヘッドのスイミングで素早くチェックをいれるとすぐにバイト、が、これはジャンプ一発小バスがばれ、その後は全く反応無し。
 今日の山中湖は、そうめんみたいな長い茎だけのウィードがやたらに多く、しかもこのウィードにはあまり魚の反応がありません。
 次いで投入したカーリーテールツネも、このウィードにラインやリグが絡め獲られるような感じで悪戦苦闘、それでも何とか第56号(23cm)を8時40分にゲット。
 ここもとりあえず早めに見切りをつけ西へ進み、魚探で気になるポイントを見付けてはジグヘッドのスイミングで素早くチェックしていきます。

 反応が無いままその先のポイント、今日は増水して良さげな雰囲気だったので急遽ベイトにラバジを装着しボートを流しながらざっくりと探るとバイト!第57号(27cm)、9時20分。
 これに気をよくして、いったんボートを戻して最初から入り直し、今度はピッチングで丁寧に撃ちながら流してすぐ、第58号(19cm)をゲット、しかしこの後はノーバイト。

 再びジグヘッドのスイミングをメインに素早く移動攻撃、気になるジュピター前で第59号(21cm)を9時50分、他に同じくジグヘッドでワンバイトありましたが、以外にも反応はそれだけ。

 雨がだんだん強くなってきました。粘らずどんどん西へ行きます。しかし魚探からはこれといった良さげなポイントは見つからず、なぎさ前まできてしまいました。
 ここでは沖に10隻以上の大船団が展開していましたが、近付いてみるとワカサギ狙いの船団みたいだったので、ここで反転します。
 この辺りまでくるのは初めてでいまいちポイントがつかめません。他のボートの布陣を見ればおおよそのポイントがつかめるのですが、この天気のためかあまりボートはでていません。

 魚探で入念にチェックしながら戻る途中に局所的なウィードエリア発見、ジグヘッドに反応はありませんでしたがフォローのツネでウィードの塊と一緒に第60号(25cm)を11時。

 その先では数隻のボートが2.5mラインに一直線に展開していたので、その一番後ろに入って探っていくとジグヘッドにバイト!が、慎重に寄せたもののボートの際で無念のフックオフ。
 ところがバスは逃げるどころか、虚しく泳ぎ続けるジグヘッドを睨みつけています。ひょっとして、と思いそのままフォールさせると後を追ってバスが消えていきます。
 ラインが走ったところであわせて、第61号(25cm)、11時半。やる気のあるバス、と言うべきか学習効果の無いバス、なのか。
 ここでは他にジグヘッドでもうワンバイトがあったのみ。

 この頃になると霧がどんどん濃くなり視界がきかなくなってきました。岸に沿って何とか戻っていきますが岸に寄り過ぎるとあのそうめんみたいなウィードがペラに絡まってしまいます。
 魚探の水深表示にも注意しながら流れ込みまで何とか戻ってきました。ここでジグヘッドで第62号(18cm)を12時半に追加、しかし霧は晴れる気配もなくさらに寒くなってきました。

 周囲の船も続々と戻っていくので僕もいったん旭日丘まで撤収、するとこの辺りは霧が晴れていたので釣りを再開、しかし変化の乏しいポイントで反応も今一つ。
 それでも何とか第63号(30cm)を12時50分にゲットしますが、体がすっかり冷え切ってしまい雨も止む気配が無く集中力もゼロ状態、かなり早いですが13時に完全撤収しました。


 半日ちょっとの釣果ですが、爆釣とまではまたまたいきませんでした。しかし今日はもう寒くてこれが限界。
 ただ、勝負の早いジグヘッドのスイミングをイメージ通り使えるようになった分、短時間勝負でもいままでよりは釣果を稼げているかも。サイズは相変わらず、放流も僕には関係無し。
 それにしても今年は9月の方が8月より暑い妙な年ですが、今日を境に一気に秋に突入したようです。


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Sep/13 震生湖・岸 「 Boys, be ambitious ! 」
#55 17cm プロズファクトリー / デヴァイス / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ゲ-リ-ヤマモト/3インチグラブ)



 先週の震生湖では、補充を忘れ手持ちのワームやフック等が底をつき、今一つ集中力を維持できないままノーバイト玉砕してしまいました。今日は大量補充して再び震生湖へ。
 相変わらずの超激務モードなので昼過ぎまでゆっくり寝ているはずが、暑くて睡眠不足でも午前中に目が覚めるような猛暑がここのところ続いています。


 16時ちょっと前、駐車場から反時計回りにスタート。ボートのヘラ師が今日は多めでバサーもそこそこ、水は完全に濁りが戻っていますがこれがいつもの震生湖らしいとも言えます。
 まずはラバジで様子見、ということでデヴァイスで移動攻撃を開始します。
 ところが雲に隠れていた太陽が再び顔を出しこちら側は日差しが強く照り付け始めたので、途中ですぐに反転、時計回りでシェードになっている対岸からの移動攻撃へと作戦変更。

 今日はデヴァイスのトレーラーはいつもの4インチではなく、実は本日初登場の3インチグラブ。やはりバランス的にはこちらの方が良いですが、若干テールが千切れ易いかも。

 反応が無いまま、苦手なバックハンドで狙ったファーストキャストにはノーバイトで、次のキャストは同じライン上でさらに30センチ程奥まで届いたデヴァイスにバイト!
 16時20分、第55号(17cm)、サイズはご愛嬌ですが、キャストの精度で釣れるか釣れないかが紙一重な実例、というところでしょうか。

 それにしても今日の震生湖の蚊は、入念に塗った虫除けの塗りむらを見付けてはすかさず刺してきます。途中で何度も塗り直したりそれでも刺されたりで集中力が削がれます。

 クランク、ジグヘッドを追加しながら移動攻撃を続けますがその後はノーバイト、しかし対岸を見ると僕と同じ方向にテンポ良く移動攻撃している少年発見。
 狙い所もなかなかなので、あの後を追うように移動攻撃をしている僕にはちょっと厳しそうな展開で、事実その後は全く反応はありません。
 さらにリーパーツネを投入し、少し違った狙い所でようやくコっと小さなバイトがありましたが、これはフックアップせず、その後はまた反応無し。
 ここから再びデヴァイス1本でその先のピンを狙うと、ここは少年は狙い忘れたのか以外にもクククっと小さなバイトがすっぽ抜け。少し先のピンでも同じ様なバイトがまたすっぽ抜け。
 どちらも小バスなのがフックアップしない原因ですが、デヴァイスはガード付きなのでこれも多少フッキングの効率を落としているかもしれません。

 これ以降はどこも全く反応がないまま1周を終えましたが、今日は日没までまだ少し時間が残っています。
 さてどうしたものか、と思案していると背後で、「あの...」と声をかけられ振り返るとあの少年。それは何とタイちゃんでした。
 やはりハンハンで1匹ゲット済みで、しかも今日はヨッシーと一緒の釣行ということでお二人とは嬉し恥ずかし初対面となりました。
 しかもお二人の同伴者が目の前でポッパーでゲット!その直前にもプラグでばらしていて、いやはや恐れ入りました。

 残り時間はジグヘッド1本で探りますが、ノーバイトのまま放送が入った18時過ぎに撤収しました。


 震生湖では若い戦士が着実に成長しつつあるようです。
 うかうかしているとあっという間に置き去りにされそう。あなどれませぬぞ!


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Aug/30 震生湖・岸 「 小バス・デー 」
#53 18cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#54 17cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド



 超激務モードで日付がかわった今日未明に帰宅してからも、ダラダラとしているうちに世界陸上男子200メートル決勝の生放送が始まる4時になっていました。
 おかげでアジア人初の短距離メダリスト(末続/銅メダル)誕生を目の当たりにする幸運に恵まれたので、わるいことばかりではないようです。
 昼過ぎに起きて今日は震生湖へ。


 16時10分、駐車場から時計回りにスタート。 ヘラ師は普段並みですがバサーは少なめです。
 まずはラバジ1本で移動攻撃を始めますが、思ったより水質が良いのですぐにセンコー・ノーシンカーに切り替えます。
 今日の震生湖は水位は元に戻っていて、水質は最上流部はアオコに覆われている以外は、やはり大雨でそれまでの濁りが少し薄まったような感じでまずまずです。

 クランク、ジグヘッド、リーパーツネ、と次々投入しローテーションさせながら移動攻撃を続けていくと、執拗にキャストしたクランクのフォローのリーパーツネにコツっとバイト。
 位置的に縦スイープしかできず、やはりストローク不足だったようでジャンプ一発バレました。が、サイズは20センチはなさそう。
 場を休ませるため、ディープ側を探るとすぐにコツ、コツ、コツ、と追いかけながらバイトするような感覚。
 ギルかもと思いつつロッドを送り込んで今度は十分ストロークを取った横スイープ...をしたらすぐそばでのバイトだったので小バスが飛んできた!第53号(18cm)で17時10分過ぎ。

 再びシャロー側をリーパーツネで攻め直すと、すぐ鈍い重みを感じましたが、ロッドをゆっくりあおってきいてみると生命反応は無し。
 ゴミを拾ったようなのでそのままピックアップし始めた時、不意にティップがクイっと引き込まれた瞬間軽くなりました。ゴミじゃなく小バスだったようで首を振られフックを外されました。
 それにしても今日は局所的ですが小バスの活性は妙に高いようです。でも肝心なデカバスの反応はなぜか無し。
 ここでは少し時間をかけ、リーパーツネのフォローでセンコー、ジグヘッド、ラバジとローテーションさせ探りますが、反応は無くなったので移動攻撃を再開します。

 しばらく反応が無いまま移動攻撃を続けていった先で、扇状に広く探ったクランクのフォローで投入したジグヘッドで中層をゆっくりスイミングさせているとすぐに、コンっと小さなバイト。
 このポイントでは初バスかもの第54号(17cm)を18時10分にゲット。
 これまた小バスですが、これで山中湖、丹沢湖、震生湖、と異なるタイプのフィールドでジグヘッドのスイミングでゲットでき、新しい技としては自分のモノになったようです。

 これで今日は満足したので撤収しました。


 鳥居をくぐって駐車場に戻ると何とNRPさんと遭遇、しかも現場では初登場のkeeperさんも一緒!
 ご歓談が終わった頃には辺りは真っ暗で駐車場には他の車もすっかりいなくなっていました。
 バス釣りのスタイルや考え方、感じ方が共通しているだけに話しも尽きません。 NRPさん、keeperさん、また今度!


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Aug/23 丹沢湖・岸 「 昼は夏、夜は秋 」
#52 31cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド



 結局、長雨&低温は夏休み明けもしばらく続き、一昨日からようやく夏らしくなってきました。
 2週間程前の台風10号の影響が吉とでたか凶とでたかを確認しに、久しぶりに丹沢湖へ出撃しました。
 今シーズンの丹沢湖は苦戦続きで、しかも他よりシーズンオフが早いフィールドなので、今日の釣果次第では今シーズン最後の丹沢かもしれません。


 昼過ぎに起き、ゆっくり出発し、久しぶりに道の駅山北のざるそばで腹ごしらえしてから、いざ丹沢湖へ。夏休み明けの最初の週末のせいかあまり人はいません。

 玄倉を走っているとゴミ溜め発見。一度は通過しましたが気になりUターンし、ベイトロッド(カリスマ)とスピニング(プライド)を持って湖岸へ降りていきます。
 16時半ちょっと前、まずはベイト1本でまだゴミに覆われていない最下流側にバズ、ラバジでチェックをいれますがノーバイト。
 この一帯はシェード側になっていて、水も白濁してはいますが思ったほどではなく、そのままバズのみでゴミに覆われている上流側へ移動攻撃していきます。
 今日のバズはゲーリーバズ。いろいろバズを使いましたが結局小細工無しなオーソドックスなタイプの方が良い感じがします。
 ゴミ溜めは木屑が薄っすらと覆っている程度なので、強引にバズでゴミ溜めを中央突破していきます。
 所々に浮いている小枝にタン、タン、とバズが当たって姿勢を崩すのが実に良さげですが反応は一切無し。
 最上流側は風が当たりゴミ溜めは無いのでここではジグヘッドをスイミングで探っていきますが、ギルバイトが何度かあった程度で、ボトムの起伏が激しく根掛かり連発。
 行き止まりでさらにスピナベ、クランク、ラバジ、リーパーツネと次々投入していきますが反応はありません。2度程ボイルがあった以外はいたって静かです。
 反転してラバジとカーリーテールツネで気になるポイントのみを再び探りながら戻っていきますが、ノーバイトのままここは撤収しました。

 2ヶ所目は世附で既に18時、湖岸へ降りると先行者有り。水質は超クリアーになっています。時間が無いので先行者を一気に追い越して下流側でラバジでサクサクと探っていきます。
 そのフォローでジグヘッドを投入、そのファーストキャストで岸に沿って中層をゆっくりスイミングさせているとバイト!そのまま巻き合わせして第52号(31cm)を18時10分過ぎにゲット。
 今までの僕の技では獲れなかったバスだけに満足な結果で、そのまま行き止まりまでラバジとジグヘッドで探っていきますが、これ以降は全く反応無し。
 反転してジグヘッド1本に絞って戻っていきますが、ノーバイトのまま暗くなって何も見えなくなってきた19時ちょっと前に撤収しました。


 今日はこの夏の最高気温を記録したとかで蝉も大合唱、でも夜は既に秋の虫が全開で鳴いていて、夏と秋が同居状態です。
 今日の釣果は、僕の苦手な秋を克服してくれる可能性を秘めているような気がしますが、それを再び丹沢で試してみるかというと...何とも微妙な結果というところでしょうか。


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Aug/17 震生湖・岸 「 台風で始まり雨で終わる夏休み 」
#51 34cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 今年の夏休みは、台風、異常低温、日照不足、大雨、とほとんど夏らしさを発揮することもなく今日で終わり。
 今日も小雨が降っていて昨日ほどの寒さではないですがそれでも長袖が必要な気温になっています。
 最終日は震生湖へ、ただし少し早めの出撃&撤収としました。


 13時半ちょっと前、駐車場から時計回りにまずはラバジでピンポイントをサクサクと探っていきながら移動攻撃していきます。
 一昨日と比べると水位は下がっていますがさすがに駐車場は満員御礼、いたる所にヘラ師やバサーが布陣していてヘラ桟橋は雨除けのパラソルやテントがすずなりになっています。

 途中からクランク、リーパーツネを加えて移動攻撃していくと、濁りのなかに微かにバスの姿が見えました。
 クランクには反応がなく、ここでは珍しくサターンツネで勝負を急ぎますがノーバイト、さらに3インチセンコーも投入しますがそれでも反応はありませんでした。

 移動攻撃を続けるとサスペンドバス発見、しかしこれも何をしても反応無し。最後はサイズダウンさせた究極の2インチセンコーをナイスな距離、角度、タイミングで撃ってもダメでした。
 どうも縦の動きには今日は反応は悪いようですが、そもそも時間帯があまり良くないのと、プレッシャーが高すぎ。

 その先で、ピンポイント狙いで苦し紛れに撃ったリーパーツネでようやく、第51号(34cm)を15時20分にゲット。

 ここから再びラバジ1本に戻して移動攻撃を続けますが、やはりヘラ師やバサーが多くて思ったように攻めきれないまま、15時半過ぎに撤収しました。


 各ワンドからクリアな水が流れ込み続け震生湖本来の澱んだ濁りを薄めてくれそうで、少し落ち着けば水位が戻るまでは結構面白いかもしれません。
 その水位は思ったよりも早く低下してますが、それにしてもどこから湖の外へ流れ出してるんだ?
 今年の夏休みは計画通りの釣行にならずしかも苦戦続きでしたが、今までとは異なる釣果パターンになったり、でも最後は定番の技でのしめ、と内容的にはまずまずでしょうか。


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Aug/15 震生湖・岸 「 溢れんばかり 」
#50 34cm プロズファクトリー / デヴァイス / ラバ-ジグ (トレ-ラ-:ゲ-リ-ヤマモト/4インチグラブ)



 台風一過で期待していた暑い夏は結局やってこず、昨日今日は大雨が続いているうえ10月中旬から下旬並みの記録的な低温で長袖でも寒いくらいと、秋になってしまったようです。
 大雨警報発令中ですが、レーダー雨量履歴をみると夕方一次的に雨脚が弱まりそう。このまま夏を終わらせたくないので行ってきました、震生湖。


 15時半過ぎに駐車場に着く頃には予想通り雨は小降りになってきましたが、予想と違って車が4、5台停まっていて、ヘラ師が1人、バサーも数名います。
 驚いたことに、震生湖はこの大雨続きで今まで見たことがないほど大増水していて、ヘラ桟橋へつながる渡しが部分的に水没しています。そのうち溢れるのではとすら思うほど。
 この大増水で岸辺は草むらや茂みが水没していて、いつもとは少し違った良さげな状態になっていますが、濁りはもちろんかなりはいっています。

 バスがストラクチャーにタイトに付いていそうな雰囲気の中、まずはプチピーで反時計回りに移動攻撃開始。
 しかし水位の上昇でプチピーの潜行深度ではボトムまで十分に届いていないので、初登場、エバーグリーンのコンバットクランクミニMRに換えてさらに攻めます。
 プチピーと違いコンバットクランクミニはダウンサイズしていてもフックサイズは大きめで針掛かりが良いのがメリット。その分、前後のフック同士やラインに少し絡み易くなってるかも。

 クランクは直線的に探るのに適しているので今日のように点在しているピンポイントをタイトに攻めるには今一つな感じで、それでも強引に攻めていたらロストしてしまいました。
 次いで投入したリーパーツネやスピナベもピンポイント狙いには不向きでノーバイト、ならばセンコーの出番ですがこの濁りと雨ではアピール不足なので、珍しくラバジを投入します。
 今日のラバジはデヴァイスの5gのガート付き。スピニング用ラバジというのはいまいちピンときませんが、これはラバーの感じが僕好みでしかもかなり安い。

 ところがこの頃までに雨脚は再び強くなってきたので、途中ですが残念ながらラバジを撃ちながら撤収していきました。
 しかし対岸で1ヶ所気になるポイントがあり先行者も撤退したのでラバジ1本で最後の攻撃を仕掛けます。先行者は散々粘っていましたが狙い方、狙い所が違うのでまだチャンスあり。
 手前から順々にピッチングで、奥へ向かうにつれスキッピングでタイトにピンポイントを狙い続けると、奥へ上手く決まったスキッピングで、第50号(34cm)を17時にゲット!
 丹沢のバスは普段はクリアーな水質のためか濁りがはいっていると魚体がかなり白くなっていますが、震生湖は普段も濁っているからかこのバスの色はそれ程変わりはありません。

 とりあえずこれで満足、雨も弱まりそうにないので数投後に早めに撤収しました。


 震生湖のラバジの釣果は今までここではほとんど使わなかったのでこれが初めて。今年は丹沢が不発で去年まで好調だったラバジの釣果もこれが今年初。
 今年はいつもと違う妙なシーズンです。それにしても、これで夏は終わってしまうのでしょうか。


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Aug/11 山中湖・船 「 高活性・低釣果 」
#45 25cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド
#46 20cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド
#47 30cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#48 35cm ロボワーム / カーリーテール / ダウンショット
#49 33cm ゲーリーヤマモト / 4インチグラブ / ジグヘッド



 山中湖は立て続けで放流があったものの、8日夜に四国に上陸した台風10号は一昨日まで釣り人を遠ざけてくれ、しかも今宵は満月。今日は前振りは短く、さあ目指せ爆釣!


 8時過ぎ、後ろにHKさんを乗せ、別の船ではHG君、SG君同船で、旭日丘出船。
 まずは馴染みの遊覧船乗り場東で、スピナベ、クランク、シャッド、ジグヘッド、ツネ、とディープからシャローへと今日のバスの居所とパターンを探っていきます。
 台風の後遺症で増水で濁りも予想通りはいっています。いつもと違って風は朝から吹き続いています。

 ところが、期待とは裏腹に、僕もHKさんもここではノーバイト。これでは攻め手を絞り込むことができず、早くも暗雲が立ち込めてきました。
 ここで反転し西へ移動攻撃開始、しかしマイポイントは沈黙、しかも魚探に故障発生!水温表示はしているので、初使用時にペラでセンサーケーブルを傷付けたのが原因かも。
 今日はバサーは少なくプレッシャーは低いのですが、移動途中でそばを通過した水中島は比較的ボートが集まっています。僕等はそんなディープを攻める技が無いので通過。

 そのまま流れ込みへと移動し、風の当たっている東側を探っているとHKさんがようやくゲット。どうやらウィードの上っ面に比較的高活性のバスがいるようです。
 でも僕の得意なツネやジグヘッドのハングオフは基本はボトムで、スピナベやシャロークランクで狙うには少々ストロング過ぎるようで、今の僕にそんな中層狙いの技がありません。
 そこで、1/16オンスジグヘッドにグラブを装着し、これをスイミングさせて中層を狙ってみます。もちろん本格的に試すのは今日が初めて。
 着水からリトリーブ開始までのタイミングや、リトリーブスピード、ロッドの角度がわからず、初めはウィードに引っ掛かり過ぎたり逆に浮き過ぎたりとなかなか上手くいきません。
 試行錯誤をしているうちにようやくウイードの上っ面をそれなりにスイミングさせることができるようになってすぐ、コン...コンっとチェイスしながらバイトしてくる感触!
 重みが加わったところで巻き合わせして、9時半、第45号(25cm)、さらに20分後に、第46号(20cm)を続けてゲット。たぶん2mライン付近のウィード上にいたバスのようです。

 次のバイトもきっちりあわせるものの、ロッドがかなり絞り込まれたと思ったら痛恨のラインブレイク。ドラグが少しきつめだったのかもしれませんが、ラインに傷もはいっていたのかも。
 HKさんはここではポツポツと釣り上げ、そのうちの1匹はクランク。やはり横の動きに反応が良いようです。
 しかし僕のクランクにはノーバイトで、再びジグヘッドのスイミングに戻しますが唯一のバイトが途中でフックオフ。

 二人とも反応が無くなったので、ここから更に西へ移動攻撃していきます。
 しかし、この先はあまり馴染みが無いこともあり、魚探無しでの場所の絞り込みに苦戦が続き、二人ともノーバイトのまま遊覧船乗り場手前で早めに見切りをつけ反転します。

 流れ込み手前で上陸してお昼休憩しながら情報交換、SG君はバイブで1匹ゲットしていることから、バスの居場所さえ探し出せば横の動きで攻めるのがやはり今日は良さそうです。

 13時半、再スタート。流れ込み西側から沖側にかけて、バイブやスピナベ、クランクまで投入して様子をみますがバイトはなく、放流バスの居所を今日も完全に見失ってしまいました。

 残り時間は開き直り午前中に釣果のあった流れ込み東側のみでの攻撃としました。夕方まで時間があるので、リーパーからカーリーテールに換えたツネのみで暫く攻撃を続けます。
 そのファーストキャスト、沖を狙ったツネにようやくバイトがあり、13時50分に第47号(30cm)をゲットしましたが、後が続きません。
 次のゲットは、14時40分の第48号(35cm)でこれも沖狙い、2匹ともウィードのアウトサイドエッジにいたバスのようですが、その後は集中的に狙って探っても反応はありません。
 
 15時を過ぎ活性が上がることを見越しジグヘッドのスイミングでのチェックも再開しますが、ここまで釣果は単発で終わってしまい相変わらずパターンが読めない状態が続いています。
 ややシャロー寄りで15時25分に第49号(33cm)をゲット、更に1バラシ、1すっぽ抜け、と活性が高まりついに爆釣モード突入か、と期待したのですが、これ以降は何故か逆に不発。

 最後はたまらずサターンツネも投入しましたが、もはや時は遅し、でノーバイトのまま17時に撤収しました。


 結局、HKさんは8匹(うちクランクで1匹)、HG君は6匹、SG君は2匹(うちバイブで1匹)。
 今日は、横への反応が良いなど活性としてはそれほど低いわけではなさそうでしたが、完全にバスの居場所を見失ったのが最大の敗因でしょうか。
 でも、全員釣果をあげることができ、僕自身もジグヘッドのスイミングという新たな技が今後も使えそうな目処がつき、数やサイズの割に実はそれなりに満足度が高かったりして。 


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Aug/08 震生湖・岸 「 土砂降り 」
#44 23cm デュエル / ヨーヅリ・アームズクランク / クランクベイト



 午前6時過ぎ、家を飛び出し一路山中湖へ。
 放流が立て続けにあり台風10号も接近中、しかも一般的には夏休みは明日からでプレッシャーは低い、と、超寝不足&二日酔いすら忘れるほどの大爆釣の予感です。
 ところが、御殿場インターを降りると大粒の雨。山中湖はボートを出せそうになく、平野でオカッパリに切り替えますが、岬の周辺はニーブーツ&6フィートロッドでは完全に飛距離不足。
 オカッパリ開始直後はいったん小降りになった雨も、1時間程経つと再び土砂降りになり、結局ほとんど釣りに集中できないまま10時前に早くも無念の玉砕撤収となりました。

 ひょっとして3ケタ釣行かも、と期待大だっただけに、もうがっかり。このまま帰りたくない、帰れない...。
 ケータイでレーダー雨量履歴をみると雨雲はどんどん東へ広がっているようですが、幸運にも神奈川はまだ雨が降っておらず今帰れば降り出す前に少し釣りができそうな感じです。
 ダッシュで東名に乗りますが、途中で事故渋滞にはまってしまい、雨雲に追い抜かれてしまったようです。ワンボックスが3車線の中央で横転してた...。


 と、前振りが長くなりましたが、そんな訳で今日の釣行記は震生湖のオカッパリです。
 ところがところが、12時に駐車場に到着すると、ここでも土砂降り。とても釣りができる状態ではありません。
 諦め半分で、山中湖で食べるはずだったコンビニ弁当を車中で食べていると、雨が小降りになってきました。台風の接近で天候が不安定なのでまたすぐ土砂降りになるのでしょう。

 とにかく12時10分、再びレインスーツで完全防備して駐車場から反時計回りにスタート。もちろん釣り人は他にはいません。風はまだほとんど無いのがせめてもの救いです。
 土砂降りになる前に、玉砕覚悟で勝負の早いクランクのみで高速移動攻撃をしていきます。

 今日のスピニング用クランクは、ラッキークラフトのベビークランク45DR。思ったよりも大人しめな動きをするような気がしましたが、その威力を発揮する前に早くも根掛かりロスト。

 2番手のショットを投入して移動攻撃を続けますが、雨脚がまた強くなってきました。周囲の森では、この雨にも負けずに蝉が大合唱しています。短い夏を知っているのでしょう。

 しかしこのショットもノーバイトのまま根掛かりロスト。もう土砂降りですが、ヤケクソで3番手のアームズクランクを投入してさらに移動攻撃を続けます。
 右、左、と丁寧に探った後、中央にキャストしたクランクがグリグリとボトムを突付き始めた直後にバイト! 巻き合わせして、第44号(23cm)を12時40分にゲットしました。

 さすがにもう釣りに集中できない程の雨なので、これにて撤収しました。


 予報より早く天気が崩れたのが良くも悪くも今日の結果の全てです。
 それにしても、震生湖はハードルアーなら、スピナベよりクランクの方が相性が良いのかな。


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Aug/02 震生湖・岸 「 本日梅雨明け 」
#42 33cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#43 36cm ティファ / ショット / クランクベイト



 結局、関東地方の梅雨明けは遅れに遅れ、平年より13日遅れの今日でした。
 今日から青空満開かと言うとそうでもなく、梅雨の名残の雲が真夏の空を部分的に遮っていたりして、いまひとつ夏らしい雰囲気が漂ってきません。
 夕方、2週連続で震生湖へ。


 入念に虫除けスプレーを撒いてから、16時10分、駐車場から時計回りにスタート。
 
 スピナベとセンコーのローテーションのはずがスピナベは早々に根掛かりロスト、しかもセンコーはタックルボックスをいくら探しても見つからず、かわりにチビアダーを発見しました。
 フォールの動きを試すと、横刺しではトリッキーな動きをしますがその分センコーよりスピードが遅く、縦刺しだと素直な水平フォールですがそれでもセンコーより若干スローかな。

 チビアダーでスイムチェックを兼ねて探りますがノーバイト。今日の震生湖は、先週同様満水状態ですが先週と違い上流部を中心にアオコが発生しています。
 普段ほとんど攻めないポイントをよく観察すると、アオコの下に意外にもバスの姿はかなり見えます。ここにこんな感じでいるということは震生湖全域が結構チャンスかも。

 粘ってプチピー、バズ、ポッパー、チビアダーとチェックしますが反応はなく、最後のリーパーツネで一番怪しいポイントへのファーストキャストで、第42号(33cm)を17時にゲット。
 
 その後は反応が無くなったので、プチピーとリーパーツネで移動攻撃を続けますが、途中で先週のMVPルアーのプチピーが痛恨の根掛かりロストしてしまいました。
 ここからスピニング用クランクの2番手、ショットを投入してさらに移動攻撃を続けていきます。

 その先でファーストキャストのショットが狙い通りのライン上ながらも飛距離不足で諦め半分のままリトリーブを始めてすぐ、まだ中層を潜航中にグ〜ンと引き込まれるようなバイト!
 巻きあわせすると、かなりパワフルで下に突っ込む時は一瞬ドラグが鳴る程、ひょっとして40アップかと思わせるようなデップリした、第43号(36cm)を18時10分にゲットしました。
 クランクで中層でバスをゲットするのは初めてかも。この時期ならではの捕食体勢にあったかなりやる気のあるバスだったのかもしれません。

 フォローのリーパーには反応は無く、その先でショットがこれまた痛恨の根掛かりロスト。バスをゲットするもルアーをロストするも紙一重で、キャスト精度がキモな訳ですね。

 更に3番手、デュエルのヨーヅリ・アームズクランクを投入。動きはまずまずで多少根掛かり回避力が弱い感じですが、コストパフォーマンスが高く予備ルアーとして常備していたもの。

 しかしこのアームズクランクは結局どこも不発で、その少し先、アームズクランクを通した後のリーパーツネへのバイトは、距離が近すぎ掛かりが浅かったようでフックオフ。

 前半はヘラ師もそこそこいましたが、後半は人気がほどんど無し。最後はチビアダーも再投入して移動攻撃を続けますが、ノーバイトで19時に日没終了しました。


 帰りの神川橋付近は茅ヶ崎の花火の影響か少々渋滞。橋から遠目に見える花火が遅い夏の到来を告げているような、そうでないような。


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Jul/26 震生湖・岸 「 雨上がり 」
#39 21cm ダイワ / プチピーナッツ DR / クランクベイト
#40 30cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#41 23cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 空に低く立ち込める雲は、夏の入道雲とは違いまだまだ夏へ向けてのエネルギーが不足しているような雰囲気です。
 秦野の手前まで来た時に不意に大粒の雨が降り出してきましたが、幸い震生湖に到着した頃に雨は止みました。
 ヘラ師もバサーもこのにわか雨で撤収し、フィールドのプレッシャーもリセットがかかった状態、結構チャンスかもしれません。


 16時半、駐車場から反時計回りにスタート。珍しく駐車場下のワンドには置き竿師がいますが、それ以外はほとんど人はいません。
 増水しているうえ、にわか雨の影響でここも含めいくつかのワンドは泥水が流れ込み、カフェオレ色の濁りがどんどん広がっています。
 センコーで移動攻撃を始めたのですがこの濁りが気になり、すぐクランクも投入してローテーションさせていきます。

 今日のクランクはプチピー、いわゆるピーナッツのダウンサイズ版で、DRの表示が示す通りやや深めな潜行深度のものです。
 僕のスピニング用クランクと言えばショットがお気に入りで、これと比べれば動きはやや大人しく潜行深度も浅めですが、その分スピニングでも力負けしない引き心地がメリットです。

 反応が無いまま暫く移動攻撃していった先で、プチピーのファーストキャストが狙い通りのラインをトレースしボトムにグリグリあたり始めてすぐ、ブルルンっと久しぶりな感触のバイト。
 そのままあわせ、第39号(21cm)を17時にゲット。クランクの釣果は去年11月の一碧湖以来、震生湖のプラグ釣果に限れば去年8月以来3度目。サイズに関係無く嬉しい釣果です。

 このポイントはその後はプチピーにもフォローのスピナベにも反応無し、でもまだ釣り残しているバスがいそうな気がしたのでさらにリーパーツネを投入。
 そのファーストキャスト、やや沖目、手前で、子バスのようなひったくるようなバイトでしたが上がってきたのはまずまずな、第40号(30cm)

 その後は反応が無くなったので移動攻撃を続けていくと見えバス発見、しかしプチピー、リーパー、センコーと全て見切られたようでノーバイト。
 周囲をローテーションさせながら広く探っていくと、ローテーション最後のリーパーツネでココンっと大好きなバイトを瞬時に送り込んでのスイープで、第41号(23cm)を18時にゲット。

 その先では再び見えバスを発見しましたが、センコー、リーパーには全く反応せず、その後はどのポイントもノーバイトのまま、19時に撤収しました。


 今日も涼しめな気温でしたが、震生湖の周囲の森からは僅かにヒグラシが鳴き始めました。週間天気予報をみても、来週前半から晴れマークが出始めました。
 待ちに待った夏がようやくやってくるようです。


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Jul/19 丹沢湖・船 「 梅雨寒 」
#36 23cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー
#37 26cm ビバ / サターン 3" / ダウンショット
#38 30cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー



 先週の丹沢のオカッパリ(玄倉・世附)は、水はクリアで見えバスもそこそこ、バイトも少々、と例年この時期の丹沢の雰囲気だったのですが終わってみれば玉砕。
 シーズン開幕から苦戦続きで、期待の梅雨も今年は気温が低めでバスの活性にもあまり良い影響をあたえていないような気がします。でも今日はエレキで懲りずに丹沢湖。


 8時半、焼津出船。寝坊して出遅れましたが先行艇は6、7隻と連休の初日にしては予想外にプレッシャーは低そう。念のため着込んだ長袖シャツが丁度良い程度の低めの気温です。

 本来なら世附直行ですが今日はパターンを変え中川から攻撃開始。マンメイドストラクチャーではジグヘッドも試してみますが連続根掛かりで早々に諦め、バズ1本で強気に攻めます。
 するとスタートから間もなく、変化のある岩盤にキャストしたバズがリトリーブスピード不足で沈みかけた時、横からバスがアタック!が、プンっとバズが弾かれておしまい。

 今日はT.D.バスマックスを試していて、ブレードがアームに当たって一味違う音質を奏でる、はずですがどうもブレードが干渉し過ぎて浮力があまり無いような...。
 途中でデルタフォースバズに交代。アッパーアームの後ろが湾曲しブレードの後ろに当たるタイプで、ブレードは前後方向にあそびがあり必要以上に干渉しないのでこれはOKです。

 しかし中川は上流の赤茶けた濁りが下流までうっすら広がっていてイマイチな雰囲気でバズにもこれ以降は反応はありません。

 三保に入るとラバジを追加して交互に試していきますが反応は無く、途中でさらにセンコーも加えますがそれでも反応無し。

 世附ではさらにスピナベも加えてローテーションさせていきますが、そもそもシャローの見えバスは今日は消え失せています。
 狙いと反対側の沖目では時折バスがベイトをチェイスしていて狙いが外れている気もしますが、今の僕にあれを獲る技は無く玉砕覚悟で開き直りひたすらシャローを攻め続けます。

 しばらく上流に行った所でピックアップ寸前のセンコーに子バスがバイト、そのまま抜き上げた瞬間フックオフしてしまいました。
 赤茶けた濁りに覆われたシャローエリアですが、濁りの中に時折バスが泳いでいるのが微かに見えます。でもサターンツネにバイトが数度あっただけでバズとセンコーにはノーバイト。

 更に上流、距離を十分とりフルキャストしたセンコーで第36号(23cm)をゲットしたのは既に13時。ボーズ回避に狙ったわかり易いピンポイントですがまだ誰も攻めてなかったのかも。

 ここで反転して下流へ戻りますが、僕のボートがたてた泡の軌跡がまだ消えずに残っていて、色だけでなく水質そのものもなぜか今日はあまり良くなさそうです。
 さすがに弱気モードでセンコー1本で戻っていきますがノーバイトのまま昼食をはさんで三保を通過し玄倉へ、今日はいつもとは逆周りでラバジを復活させ攻め続けます。

 ちょっとしたワンドでようやくバスがシャローに沿ってスクールしているのを発見しました。
 バスの進む先を読んで、その先にサターンツネを投入し1発で食ってきたのが第37号(26cm)で14時半。寄せていると背後から同サイズのバスが2、3匹チェイスしてきました。
 サターンが吹っ飛んだのでカーリーテールツネに換え攻め続けると、今度は水中のストラクチャー周りでサスペンドしているバスを発見。
 ならばセンコーの出番、ロッドを持ち替え少し距離をとってのファーストキャストで仕留めたのが第38号(30cm)、こいつの背後にもバスがチェイスしてきましたが結局これで打ち止め。

 玄倉の中・下流は濁りは僅かですが世附と同様、泡が消えずに残っていて見た目以上に水質は良く無さそう。その影響かこれ以降はどこも反応はありませんでした。

 残り時間が少ないので玄倉は大雑把に攻めただけで撤収し、最後は中川へ戻り、バズ1本でひたすらシャローを撃ちまくります。
 中流部のストラクチャーが絡まない中途半端なポイントでチュボっと思わぬバイトがありましたが、これも弾かれておしまい。フロッガーだとちょっと硬すぎるのかな。
 これ以降はノーバイトのまま、30分程早く、16時半に撤収しました。


 今日も苦戦で終わりました。去年、一昨年の丹沢はまるで夢のよう。
 秦野の市街を経由しての帰り道、夏祭りなのか飾り付けがあちこちでされていました。寒川神社への道も祭りの提灯が掲げられていて、まさに日本の夏到来。
 でも梅雨はまだ明けそうになく、気温もあがらず、バスの活性もイマイチ、いったい今年はどんな夏になるんでしょうかね。


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Jul/06 震生湖・岸 「 時間切れ直後 」
#35 23cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 今日は少し気温が低く、長袖を着込みました。が、これだと少々蒸し暑い、という微妙な気温です。
 夕方時間があったので震生湖へ。


 17時ちょっと前、駐車場からスタート。
 バサーは少ないのですが、ボートのへら師が思ったよりも多く残っているのでその場所を確認して、今日は反時計回りに移動攻撃をしていきます。

 スピナベ、ミノー、リーパーツネのローテーションで探っていきますが、ミノーは早々にロストしたので、替わりにセンコーをローテーションに加え移動攻撃を続けていきます。

 一昨日の豪雨の影響は、濁りは収まり傾向で水位はやや上昇していますが僕にはこれ位がちょうど良い、という感じですが、肝心な生命反応は今日はあまり漂ってきません。
 所々で死んだヘラが浮いていて、今日は場所によっては臭いが...。

 移動攻撃を続けて1時間程経った頃、シャローを引いていたリーパーツネに違和感があったのでロッドできいてみますがバイトではないような。
 そのまま引き続けるとティップがクっと入ったところでようやくバイトに気付き、素早くロッドを送り込んでのスイープはすっぽ抜けました。最初の違和感であわせなかったのが敗因。

 ツネで執拗に攻め直しますがその後は反応は無く、リーパーツネとセンコーの2本柱に絞ってさらに移動攻撃を続けると、1周する前に今日は放送が入ってしまいました。

 そのまま撤収する途中で、1ヶ所だけ、1キャストだけ狙って獲ったのが、第35号(23cm)、19時ちょい前、初めてのエリアですが、まあ場所的には居ても不思議でない所かな。


 今日の震生湖は湖岸にひっそりと紫陽花が咲いていました。まだ蛙も蝉も鳴いていないので静かで、今日みたいに曇り空で人もいなくなると幻想的というかちょっと不気味というか。
 途中の道中では所々で七夕飾りを見かけました。 明日は残念ながら天気は良くなさそう。


- 釣果一覧表 -


Jul/04 山中湖・船 「 ウィードは復活 」
#32 24cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー
#33 32cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#34 40cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 先週の丹沢は玄倉と三保は白濁、中川は赤濁、でもなぜか世附はクリアーでその世附でバイト&バラシで今にも釣れそうな雰囲気でしたが玉砕。今年の丹沢は相変わらず難しい。
 と言う訳で今日は丹沢は回避し山中湖へ行ってきました。と言っても放流があった訳ではなく、そもそも今年はどのフィールドも苦戦続きで、釣行前から僕自身は少々低活性です。


 のんびりと支度を済ませて8時、旭日丘出船、まずは東へ向かいます。
 前夜は豪雨でしたが以外にも山中湖はそれほど濁りははいっていません。風は今日は朝から吹いています。が、湖面からは生命反応ゼロ、静かです...。

 今日は久しぶりに魚探を乾電池駆動ではなくエレキのバッテリーに直結してフル稼働。
 これまでエレキのシャフトに束ねて固定していたソナーや水温計のコードが外れてばらけてスクリューに絡まり...とトラブルが頻発し使用を自粛中でした。
 今日はコードをスパイラルチューブの中に束ねて入れ、それを針金でエレキのシャフトに固定したので問題無し。その魚探で探ると、さすがに山中湖はウィードが復活しています。
 
 いつもの遊覧船〜魚安前で、シャローからディープへと次々とスピナベ、ミノーをキャストし、フォローでスカルピンのジグヘッドとストレートワームのツネを投入しますが反応無し。
 ウィードは良い感じで成長していて、ジグヘッドでの千切れ具合も良い感じですが、肝心の魚がいません。

 魚安から東はウィードが貧弱ながら点在しているので、魚探と睨めっこしながらここぞというポイントにジグヘッド、ツネを投入しながらひたすら東へ移動攻撃していきます。

 しかし、スタートから3時間経っても相変わらず静か。平日なのでバサーもジェットスキーもかなり少なく、時折聞こえてくる自衛隊の砲弾の音がやけに大きく聞こえます。
 途中では妙に馴れ馴れしい白鳥が1羽近付いてきて僕の足を突付きながら餌をねだっています。と思ったら首を伸ばして足元に置いてあったおにぎりが入ってたコンビニ袋を強奪!
 でも実は中は空っぽ。気付いた白鳥は、それでも懲りずに別のバサーの方へまた餌をねだりに去っていきました。今日はほんと静かでのどかな山中湖です。

 静山荘東のウィードエリア、2.5mと少し深めを何となく探っていたジグヘッドに、コンコンっとハングオフのバイトとは違うバイトを逃さずスイープにあわせるとなかなかの重量感。
 慎重に寄せ始めるとロッドが大きく弧を描き絞り込まれデカバスっぽい感触、これは結構良いかも、と思ったのもつかの間、さらに激しくロッドが絞り込まれます。
 そろそろドラグが効かないとやばいかも、と気付いたその時、ブチっと痛恨のラインブレイク...。今日に限ってドラグがなぜかいっぱいまで締まってた...。

 その後はまた静かな山中湖に戻ったままSPGハウス前まできてしまいました。さすがにこのままだと僕自身の集中力が途切れてしまいそう。
 そこでセンコー・ノーシンカーでちょっと本気で姑息に狙い撃ちして、第32号(24cm)を11時過ぎにようやくゲット、その先でもバイトがありましたが途中でフックオフ。
 この攻めは山中湖のスタイルじゃないですが、まあボーズよりはマシと言うことで、とりあえず少し集中力回復。

 SPGハウス沖では珍しくベイトでヘビツネを試しますが、あまりやり慣れていないこともありいまいちイメージが涌かないので、ここで反転し、西へ戻ります。

 ツネをリーパーに換え、センコーノーシンカーも局所的に投入していきますが、ここからまた暫くノーバイトが続きます。
 昼食をはさみ、更に移動攻撃を続け、毎年それなりに実績のあるポイントまで戻ってきました。
 行きに攻撃済みでしたがちょっと大雑把だったので、リーパーツネをフルキャストして広く丁寧に探っているとようやく鈍いバイトをきっちりあわせ、第33号(32cm)を13時20分にゲット。
 その数投後、ほとんど同じ場所で鈍い重量感をききあわせ気味にロッドをあおるとフックアップ。ツネロッドなのでこんな微妙なあたり&あわせでも逃さないのはさすがです。
 そのまま抜き上げようとしたところで以外にデカバスなのに気付きハンドランディングに切り替え、第34号(40cm)をゲット。最近子バスばかりでサイズの感覚が麻痺してました。

 この後旭日丘を越え更に西へ、今日はデニーズ前まで遠征し、シャローから3mラインぐらいまでのウィードエリアを見つけ出してはツネ、ジグヘッドを投入していきますが、ノーバイト。
 風は相変わらず吹き続いていますがこの頃から雲の切れ間から太陽が顔をだしたのがさらに状況を悪化させているような感じです。

 結局これ以降は全く反応が無いまま、16時半に撤退しました。


 良くも悪くもシャロー専科な僕が陥る典型的な釣行パターンで終わってしまいました。
 今日の狙い目はブレイクよりディープサイドだったのかもしれません。が、そこは苦手なディープを克服しないと攻めきれない所。
 数はともかくボーズにならなかったのは昔と比べれば進歩したとも言えますが、これ以上の釣果を狙うにはまだまだ修行が必要です。バス釣りは奥が深い。


- 釣果一覧表 -



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