Award : 殿堂
* Bass DataBass 殿堂リスト * 殿堂 メーカー 品名 殿堂入り年月日 コメント 第1号 ダイワ Shad Master F Jan/09/1999 悲願の初バスゲット 第2号 ロボワーム リーパー Jan/04/2000 究極奥義完成 第3号 カルティバ ゴボポッパー Feb/11/2002 トップウォーターでの初釣果 第4号 スミス ウィードマックス Feb/11/2002 スピナーベイトでの初釣果 第5号 ゲーリーヤマモト ゲーリーバズ Feb/09/2003 バズベイトでの初釣果
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Bass DataBass 殿堂 第1号 ダイワ Shad Master F
最初の殿堂入りとしては文句無しです。
なにせ初めてバスを釣ったのがこのルアーなのですから。
しかも1年間もボウズが続いた後の悲願の1匹をもたらしてくれたルアーなのです。
更に初バスも含め3週連続このルアーで合計3匹一碧湖で釣り上げるというそれまでの苦闘の日々が嘘のような釣果をあげることが出来たのです。
今にしてみると、結構幸運が重なったのがこの釣果に結びついたような気もします。
この3匹はいずれもルアーアクションはただ引きで、ボトムをゴリゴリとやっていた時に釣れたものでクランクベイトでのお決まりのパターンな訳ですが、実は僕は今一つこの正しいパターンを当時は理解していなかったのです。
たまたまルアーの潜行深度よりわずかに一碧湖のそのエリアの深度が浅く、そしてそこに何らかのストラクチャーがあってバスがついていたのでしょう。
それ以前もこのルアーは結構使っていたのですが、全く釣れていなかったのはフィールドの深度がより深かったためルアーがボトムに到達していなかったんだと思います。
フィールドの深度やルアーの潜行深度など全く考えずにただ投げまくっていただけなんですねえ。
そして偶然にもこのルアーを一碧湖で使った時に本来のクランクベイトの正しい使用パターンに合致したと...僕のレベルはルアーの能力を語る以前の状態だったというのが正直なところです。
でもこの初バス以来、「なぜ釣れたのか」を考えるようになり、それがまた次の釣果へつながっていくという具合に僕のバスフィッシングのレベルを向上させるきっかけとなり、その意味でも僕にとって生涯忘れられないルアーであることは間違いありません。
( Jan/09/1999 )
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Bass DataBass 殿堂 第2号 ロボワーム リーパー
98年夏から僕の釣行に登場して以来、飛躍的に釣果を伸ばしてくれた立役者です。
しかし僕にとっては単に数字的な話以上に僕自身のバスフィッシングのレベルアップに大きく貢献してくれたことが最大の授賞理由です。
特に初心者の場合、どんなに人に教えてもらったり本やビデオで研究しても、1匹を釣ったことから得られる事の方がはるかに多かったりします。
なぜなら本人がそれを狙ったかどうかは別としても多くの場合釣れたことには理由があるわけで、例えばストラクチャーがそこにあったり水通しが良かったりなど後でそれらに気付くことがしばしばありますが、これが実はバスフィッシングをマスターするうえでの基本的なポイントだったりするのです。
そしてより多く釣る、つまり「釣りぐせ」をつけることで、偶然ではなく狙って釣ることが可能になっていくわけです。
では、そもそも最初はどうやって「釣りぐせ」をつけるか...もちろんこれが難しいのですが、まずは釣行回数を増やすことが確実な方法で、それにもまして僕の場合、このリーパーがそれを可能にしてくれました。
最近はより多くの人にその存在をしられたリーパーだけに、バスがリーパー自体にスレていないかちょっと気になるところですが、それでも今後とも僕の切り札であり続けてくれるでしょう。
( Jan/04/2000 )
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Bass DataBass 殿堂 第3号 カルティバ ゴボポッパー
バスフィッシングで、数あるルアー・リグの中でもトップウォーターというのは特別な存在ですよね。
ルアーのアクションも、そしてバスのバイトも直接見えるわけで、バサーのアドレナリンを沸騰させる怪しい魔力を持っています。
僕がバスフィッシングを始めて、でもまだ1匹も釣れなかった頃は実はよくポッパーを使っていました。
他のルアー・リグだとどこをどのように泳いでいるのか当時は全くイメージがわかず集中力を維持するのが難しかったり、それ以前にそもそもバイトの感触がわかっていなかったので、視覚にたよれるトップウォーターの使用頻度が高かっただけなんですけどね。
このゴボポッパーは2001年の開幕直後に見つけたものですが、ポッパーのようにまだ一度も釣ったことがないルアーの購入は、金銭的にはどうしても弱気にならざるをえず、これを選んだのも作りのわりには良心的な定価だったから。
トップウォーターでの初釣果をあげた丹沢湖の釣行は、久しぶりに心臓が口から飛びだしそうなバスフィッシングを始めた頃のような新鮮な気持ちになれた日でもありました。
トップウォーターでの初釣果をもたらしてくれただけでなく、もうこれが最後かもしれない...文句無しの殿堂入りです。
( Feb/11/2002 )
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Bass DataBass 殿堂 第4号 スミス ウィードマックス
僕の一番好きなルアー・リグと言えばクランクで、実際に使用頻度が高いのはツネキチ、でも一番使いこなせればと思っているのは実はスピナベなのです。
ルアーを泳がす層を選ばず抜群のウィードレス効果で、トップからボトムまでそしてストラクチャー周りをタイトにガンガン攻めることができる、そんな汎用性の高さは実戦的で大きな魅力だから。
でも狙っている層を確実に泳がすのは以外に難しい、と言うか実は泳いでいなかったということに気付くのが遅れたためか、バスフィッシングを始めてからそれなりに使い続けていたにもかかわらずスピナベでは全く釣れませんでした。
その頃から使っていたのがこのウィードマックス。これも定価が良心的なのと、ヘッドの形状が三角錐なのが僕には魅力的なデザインに感じたのが購入理由でした。
ようやくのスピナベでの初釣果をあげた丹沢湖の釣行では、ポイントの構成や状況からいってかなりの確率で高活性のバスが広範囲に潜んでいるような感じで、結果としてはスピナベでの釣果を狙う絶好のチャンスだったんですね。
結局ウィードマックスはこの初釣果から程なくロストしたうえに、それ以降はイラプションが僕のメインスピナベになったので、初釣果をあげた日が皮肉にも引退の日になってしまった悲運のスピナベでもあります。
でも、これを機にコツが少しずつつかめてきた、あるいは今後期待されるスピナベでの釣果アップの、そのスタートをきったという意味では殿堂入りに相応しいスピナベです。
( Feb/11/2002 )
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Bass DataBass 殿堂 第5号 ゲーリーヤマモト ゲーリーバズベイト
ボトムを探る釣りが好きな僕にはトップの世界はあまり縁が無いのですが唯一の例外がバズで探るスタイルです。
トップでは無類のウィードレス性と手返しの良さが気に入っていて表層を手早くチェックするにはもってこいだから。
とは言うもののなぜこれで釣れるのかが不思議なルアーとも言え案の定僕には暫くチャンスは訪れませんでした。
ようやく初バスをゲットした2002年6月1日は、他のルアー・ワームでは全く反応が無いなかでの釣果と驚きの結果でしたが、その後のパターンをみるとやはりアピール度が極めて高いルアーなので有効な場面はあまり多くはありません。
でも見極めをすぐつけられルアーローテーションに加えても釣行ペースがスローにならないのが良いとも言えます。
そもそもバズをサクサクと使いこなしている人はなんだかとてもかっこいい。
ゲーリーヤマモトは、ワーム類と比べるとハードルアー類は比較的コストパフォーマンスが良く作りもまずまずなので、種類を問わずそれなりに使っています。
このゲーリーバズもその一つで、比較的乾いた抑えめな音質を奏でるところが結構気に入り、メインのバズとして愛用しています。
トップに縁遠い僕にその世界をぐっと近づけてくれた功績を称えての殿堂入りです。
( Feb/09/2003 )
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