Report: 2003年 前期



2003年の密かな目標
1.プラグで20匹: メインはスピナベ&バズ、時々クランク、まぐれでトップ
 → 惨敗状態。わずか5匹。でもそのうち3匹は震生湖でクランクと不思議なシーズンでした。
2.震生湖で40アップ: 去年の好調が続いていればチャンス有り !
 → 惜敗状態。36cmが2匹。これ以上のサイズは狙い所、狙い方に工夫を加えないと無理そう。
3.自己最大釣果更新: と言うことは微妙なサイズを除けばランカー狙い !!
 → 完敗状態。40cmちょうどが2匹。苦戦続きでサイズを狙える状況ではありませんでした。

- 2003年 前期 - : - 2003年 後期 -

- 釣果一覧表 -


Jun/22 震生湖・岸 「 夏至 」
#30 20cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー
#31 32cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー



 3日前は台風6号が日本海沿岸を、その前週も5号が太平洋岸を通過、と言う具合に毎週のように台風が接近する妙な梅雨に今年はなっています。
 おかげで丹沢の貯水率は95%まで急上昇! な、訳はなく、なぜか例年この時期になるとWebにある貯水率は100%近くまでリセットされ正確な表示でなくなってしまうのです。
 と、前置きをしておきながら今日行ったのは久しぶりの震生湖、台風一過で昨日今日は梅雨の中休みで30度を越える夏日ですが午後から曇り空なのでまずまずの釣り日和です。


 16時過ぎ、駐車場から時計回りにスタート。
 ヘラ師やバサーがそこそこいますが、湖面からは生命感がムンムンと漂いなかなか期待できそうな雰囲気です。

 スピナベとセンコーで交互に探りながら移動していった先で、やや沖目にキャストしたセンコーに向かってピューっと子バスが飛び出してきた!
 センコーと共にバスは湖中へと消えていったので、カウントをとってからスイープにあわせるとフックアップ、と思った瞬間すっぽ抜け。
 場所的に縦ストロークのスイープをせざるを得ず、ストローク幅がとれなかったのが敗因。でもあんな具合にバスがでるということは...。
 少し手前に戻ってよく観察するとやっぱり子バス発見、真正面からセンコーを撃つと反応を示しましたがバイトはせず、2投目以降は無反応。
 そこで場所を少し移動し、斜めから撃ち直すとこれにはバイト、第30号(20cm)を16時半に早くもゲットしました。

 その先ではセンコー、クランク、ストレートワームツネとローテーションさせていると再び子バス発見。
 ストレートワームには僅かに反応しましたがすぐ見切られたようで、センコーにリグり直して撃つと数投後にバイト、がすっぽ抜けて以後反応は無くなりました。

 水質はここにしてはまずまず、水位は若干低下気味で、相変わらず湖面からは魚の反応がそこここに漂っているので、その先では初登場、PDLハーフバズを投入しますが反応無し。
 スピニングでキャストできる一番小さい1/8オンスのものを使いましたが、水を掻き回す力も音もかなり控えめでイマイチのような、あるいはこれがこのバズの持ち味?
 さらにミノー、スピナベ、センコー、ストレートワームツネと投入していきますが反応はありません。

 そのままセンコーで移動攻撃を続けていくと、毎回狙って毎回反応が無いポイントで今日はなかなかの重量感のバイト!
 あわせは決まりましたが手前でストラクチャーに巻かれました。移動しながらロッドワークで慎重にバスを引き離してから抜き上げ、第31号(32cm)を18時にゲット。

 ここからスピナベ1本で移動攻撃を続けていきますが反応が無いまま、1周したところで雨も降り出したので18時過ぎ、これにて撤収しました。


 今日の2匹はいずれも初めてのポイントですが、今日はあまりたたかれていなかったからゲットできたのかも。
 バスのパターンをみる限り、まさに夏のパターン到来、という感じの震生湖でした。


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Jun/14 丹沢湖・船 「 満月は微笑まず 」
#28 30cm エバーグリーン / デルタフォースバズベイト・ノイズメーカー / バズベイト
#29 30cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー



 関東地方は4日前に梅雨入り。僕の丹沢湖の過去の実績からいくと梅雨入りしてから6月いっぱいは苦戦していることが多く、しかも今週は激務モードでお疲れ状態。
 ただ、今年はシーズンインや大減水のスタートが例年より遅れ、周囲から漏れ伝わる情報でも高活性を維持しているようです。しかも満月。ならばボートで出撃、爆釣を狙います。


 8時ちょうど、焼津出船。246が渋滞気味で出遅れましたが、先行者はそれほどいないようです。貯水率は83%で先週よりさらに1m前後減水しています。

 今日の布陣は次の5本:
 * カリスマスティック/オールラウンダー(ベイト6.0ftミディアム):  ラバジ専用: 例年の丹沢ならもうラバジが炸裂するタイミング
 * バトラー/フロッガー(ベイト6.7ftミディアムヘビー): スピナベ、バズ: これでの釣果アップが今年の目標の一つですがいまだ決定力不足
 * カリスマスティックKC-61TW(ベイト6.1ft): プラグ全般: 今日はシャッド中心
 * エッジ・プライドEPGS-601(スピニング6.0ftライト):ノーシンカー: そろそろこれが強力になる季節到来
 * ゴールデンウィング/ダウンショットスペシャル(スピニング6.0ftライト): 最近は禁断の技を乱発気味なので今日はできるだけ自粛
 僕の手持ちで最精鋭のタックルを総動員して、大量ゲットを狙います。


 全速力で中川を下っていきます。バッテリーは買ってから3年経ち少しへたってきたのか全速力と言ってもエレキは以前のようなパワフルさがなくなったようでマイルドなパワー感です。
 そのまま三保へ入り、気になるポイントをセンコーでチェックしますが反応無し。まだ早過ぎるようですがそもそもストラクチャーが替わっているのでここはもうダメかも。

 世附では定番のラバジを中心に、シャッドとスピナベもローテーションさせながらチェックしていきます。湖面はベイトフィッシュやバスの姿もみかけ活性はまずまずのようです。
 しかし期待のエリアは全く反応が無く、その先のシャローエリアにラバジを撃ち込んだら小魚が数匹、驚いたように飛び跳ねました。
 これは以前経験したことがあるパターンのような。と言うことは...。
 バトラーに装着してあったスピナベをデルタフォースバズに換えすかさずキャストすると、何度かトライした後のナイスなシャローに着水したバズにボっと控えめなバイト!
 ロッドに重みを感じたところでスイープ気味にあわせ、ジャンプされないようロッドを下げながら寄せようとすると逆にバスは下へ潜り、沈んでいる枝に引っ掛かってしまいました。
 ボートを寄せ、慎重にラインテンションを張ったり緩めたりしながら何とか引っ張り出して、第28号(30cm)を9時半にゲット。

 このポイントは今日は魚影が濃く活性も高いようですが、場が荒れたようなのでまた後で、ということで上流へ向け移動攻撃を続けます。
 ところが上流へ行くほど赤茶けた濁りが入り始め、バイトもありません。
 その先のシャローエリアで濁りの切れ間にバスの姿が結構見られる良さげなポントがあったのでセンコーを撃ちまくりますが、ワンバイト&すっぽ抜けのみ、なぜかスレているようです。

 対岸では上流部はツネ、そこから下流はラバジとセンコーで流していきますが反応は無く、再度バズでゲットしたポイントへ向かうと無情にも別のバサーが腰を据えて攻撃中...。

 結局世附はもうあきらめ、昼食を挟んで三保ではセンコー中心の弱気な作戦に切り替え何とか第29号(30cm)を12時40分にゲットしますが後が続きません。

 玄倉は微妙に白濁していますが全体的に水質は良く、再びラバジ中心の攻撃に切り替え上流まで攻め上りますが、ノーバイト。

 対岸に渡り下流へ反転、ここからラバジとスピナベで、更にその先の中流部はツネも投入しますがそれでも反応は無く、さすがに疲労蓄積&睡眠不足で集中力が途切れてきました。

 さらに下流、冠水ブッシュエリアでスピナベからバズに切り替え探っていると、周囲に散々撃ちまくった時には全く反応が無かったのに、偶然奥の奥にうまく潜り込んだバズにバイト!
 フックアップはしませんでしたが、バズもストラクチャーにいかにタイトに通せるかがキモということを改めて実感しました。

 ここからはバズ1本でひたすら撃ちまくり。
 そのまま中川へ入っても強気にバズ中心で攻め上りますがノーバイト。中川は世附と同様上流へ向かうほど赤茶けた濁りが増していきます。大減水で水が動いているのが原因?
 結局最上流まで反応は無いまま、雨が降り始めたので中川攻略を途中で断念、1時間早く16時に撤収しました。


 今日は見えバスの姿をあちこちでみかけ、活性もそれほど低い訳ではないように思えましたが結局30cmが2匹とボート釣行にしては数、サイズともに惨敗状態でした。
 ただ、バズの釣果は狙い通りの納得の1本で、それがきっかけとなりバズの使用頻度がいつもよりかなり高くなったのが数が伸びなかった最大の原因かも。
 結構楽しかったのも事実だったりして、満足感と残念感の入り混じる微妙な釣行でした。さすがに肉体的疲労度は極限状態。それにしても今年の丹沢は僕にはもうよくわかりません。


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Jun/07 丹沢湖・岸 「 減水進行中 」
#27 24cm ビバ / サターン 3" / ダウンショット



 先週の台風4号が上陸するまでは丹沢の減水の進行は異例のスローペースでしたが、上陸後は一転、超ハイペースとフィールドコンディションは激変。
 これが引き金になったのか、周囲から漏れ伝わる情報によると活性も急上昇しているようで、僕にもチャンス到来、という訳で丹沢へ出撃してきました。


 15時半、玄倉スタート。ここは今年初なので減水の進行度はわかりませんが、まだかなり濁りが入っています。
 今日はスピニングはいつものエッジ・プライドですがベイトはカリスマ(オールラウンダー)から長くてパワフルなバトラー(フロッガー)に換え、飛距離アップとデカバス対応の布陣です。

 湖岸へ降りた所にあるポイントでラバジ、バズ、スピナベ、センコーと一通りチェックしますが反応無し。あまりよい濁りではないのかもしれません。
 そこから上流へひたすら移動すると残念ながら行き止まりのポイントは先行者有り、なので反転しカーリーテールツネとスピナベで探りながら戻りますが反応はありません。

 2ヵ所目は世附で16時半スタート。まずは下流側へラバジを手前から次々と撃ち込んでいきます。
 そのまま、奥へロングキャストすると狙いより高い弾道を描いたラバジが湖面へ突き出している枝の上を通って着水、ところがこんな時に限ってバイト!
 とりあえずあわせも決まりましたが、巻き上げると30チョイのバスがそのまま枝にぶら下がるような格好になってしまいました。
 このまま枝を越えられるのか?と巻くのをちょっと躊躇していたその瞬間、バスに首を振られてフックオフして落下、ナチュラルリリースしてしまいました。

 さらにラバジとセンコーで攻め続けますが、下流側もこの水位で期待の上流側もノーバイトなので、いったん道路まで登り、ちょっと下流側へ移動して再び湖岸へ降りていきます。
 ここで、下流側のストラクチャーにタイトに攻めていたラバジをピックアップしようとすると、ゴツゴツと引っ掛かっているような感触の直後にラバジの背後にバスが一瞬見えました。
 バイトしていたのかもしれませんがフックアップはしていないので、バスはノーダメージ、これは次の一撃で確実に獲れるパターンです。
 すかさずスピニングに持ち替え、バスが戻っていった先へセンコーを静かに投入、ラインが良く見えなかったのでカウントをとってロッドをあおると思ったとおり生命反応有り!
 ちょっと強めにあわせて素早くストラクチャーから引き離し強引に抜き上げたその瞬間、30半ばのバスが空中でフックオフしてしまいました。あわせのストローク不足が敗因かな。

 その後はまた反応が無くなったので撤収、3ヶ所目は対岸の少し上流側で18時スタート。貯水率86%とあるように確かに先週より1m程減水していて、ここも濁りが残っています。
 先行者は全くいませんでしたが、残り時間も僅かでかなり弱気になってきて、ここではスピニングのみでの攻撃となり、フロッガーはただの杖に変身してしまいました...。

 センコー1本のみでまずは上流側を移動攻撃していきますがノーバイトで、反転して下流側へ行き止まりまでそのまま攻め続けますがそれでもノーバイト。
 再反転して、今度は必殺リーパーツネで撃ちまくっていきますが、全く反応がないまま、スタート地点まで戻ってしまいました。
 ここで背水の陣、今年は乱発している禁断の技、サターンツネで周囲を広く探っていきますが、それでもノーバイト、さすがに今日はもうダメかも...。
 最後のキャストを未練がましく何度か続け、最後の最後でロングキャストしてポイントを広く探っていたツネにようやくきたのが18時50分、第27号(24cm)、これにてようやく撤収。


 今日はかなり期待していただけに、予想外の結果となってしまいました。まあ、ボーズにならなかっただけマシとしましょう。
 攻め時、攻め方、攻め所をはずすと今年の丹沢は相変わらず厳しいです。


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Jun/01 丹沢湖・岸 「 春の台風一過 」
#26 25cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 昨日は四国に台風4号上陸!5月に本土上陸するのは38年振りとかの珍事で、県内は風はそれ程ではありませんでしたが大雨がかなり長時間降り続いていました。
 台風一過の今日は天気の回復が遅れていて曇り。周囲の田んぼは一部で田植えが始まり、河内川は電光掲示板に「放流中」とあるとおり大増水しています。
 しかし今年の丹沢は2週間程前から始まった減水もペースはかなりゆっくりで、今日の放流も大雨による増水を避けるため水を抜いているだけで水位に大きな変化はみられません。


 まずはかなり久しぶりの三保で15時スタート。
 先行者が3名程いてポイントが限られていますが、予想通りここは濁りは無く、あちこちで水面にバスの反応があって活性は高いようです。
 まずはバズでチェック、シャローではそのバズを追うように波紋が周囲から集まってきますがバイトせず、3インチセンコーでフォローをいれるとこれも反応はあるものの結局ノーバイト。

 先週は丹沢で玉砕していてさすがに2連敗は辛いので、ここで早くもサターンツネで安易に狙いにいきます。
 ところが賑やかなシャローを執拗に攻めてもノーバイトで、さらにリーパーツネでフォローをいれても全くダメ、活性は高いもののおそろしくスレているようです。
 沖のプレッシャーが低いポイントを狙って何とか第26号(25cm)を15時40分にゲット、これで楽になったのでここからミノー、ポッパー、バズと試していきますがノーバイトでここは撤収。

 蒸し暑いのでソフトクリームを買ってちょい休憩、食べながら湖面を眺めていると時折バスがベイトをチェイスしているのが見え、活性は高そうで今日はなかなか期待できそうです。

 2ヵ所目を探しに世附へ移動すると、こちらでは一時的に雨が降っていてかなり不安定な天気のようです。
 ベイトロッド1本で降りていった場所は濁り、激流、ゴミ溜め、と三保とは状況が激変している所で、ピンポイントをラバジのみで攻めていきますが全く歯がたちそうにないのですぐ撤収。

 3ヶ所目はやや下流側で、流れとゴミ溜めはありませんでしたが、濁りはかなりきつく入っています。
 バズ、ラバジ、スピナベと次々チェックを入れますが反応は無く、スピナベで根掛かった時にラインブレイクしてラインの残量がほとんどなくなりベイトタックルはこれにて戦線離脱。

 どうもこの濁りは今日は正解ではないような気がしたので、再び三保へ、ただし先程とは別のポイントで17時過ぎにスピニング1本で最後の攻撃を仕掛けます。
 ここはオカッパリでは初めてのポイントで、先行者はいたものの期待通りクリアーで時折バスがフィーディングモードに入っていてなかなか良さげです。
 が、ここでも3インチセンコー、サターン、リーパーと手堅い波状攻撃には全く反応がなく、最後にミノーを投げ倒して18時半ちょい前に終了しました。


 今日は濁りでは反応がなく、クリアなポイントでは高活性でしたが、バスの波長と僕の攻撃の波長がイマイチあっていなかったのか、終わってみれば子バス1匹のみ。
 今年はどのフィールドも水中では春の訪れが遅く、丹沢は恒例の大減水が始まらず、しかも季節外れの台風、と言う具合に過去の攻撃パターンがほとんど通用しません。
 願わくば、このまま放流が続いて冷たい水が放出されればいつもの丹沢湖が戻ってくるのでは、と期待しているのですが、それにしても今年は難しいです。


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May/17 丹沢湖・岸 「 1ヶ月遅れ 」
#24 31cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット
#25 29cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 今にも降り出しそうな空模様の中、家を出ると途中で雨が降り出したかと思えば場所によっては道路も乾いていたりと、はっきりしない天気になっています。
 とれたて山ちゃんができていたり、山北バイパスがようやく完成していたりと、丹沢までの道のりは去年とは少し変わっています。
 河内川の流れが穏やかなところをみるとまだ放水は始まっていないようです。
 と言う訳で、今日はオカッパリでは今年初の丹沢湖。


 まずは玄倉に15時過ぎ、ニーブーツを履きベイトとスピニングのロッドを1本ずつ持って湖岸へ降りていきます。
 すると、いきなりデカバス発見!予想と違って湖面はクリアで念の為持っていった偏光グラスのおかげもあって丸見えです。
 いったんバスが見えない所まで静かに後退し、今年期待のデスアダーをベイトロッドに装着してからゆっくり接近すると、ちょうど風が吹いてきてさざなみ状態、チャンスです。
 勝負のファーストキャスト、デカバスの少し向こうを狙ってキャスト、「バチッ!...ボチャッ!」、「あ!」何と頭上の木にあたったデスアダーがバスのかなり手前に痛恨の不時着。
 こんな時に、こんな時に...。
 場が荒れたうえにかなり重症のバックラッシュ。修復に時間がかかったうえにペースも狂ってしまい、結局デスアダーには何の反応もありませんでした。
 バズ、スピナベ、ラバジ、シャッド、ツネ、とローテーションさせながら下流側、上流側ともに探っていきますが反応無しで1時間半程でここは撤収しました。

 ウインドブレーカーを着ていても少し寒いので、途中で缶コーヒーを買ってから2ヶ所目は世附へ。
 今日ははっきりしない天気のためかバサーは少なく、先ほどの玄倉も2ヶ所目の世附も先行者はゼロ、しかもここも濁りは全く入っていません。

 湖岸に降りた所で、スピナベでざっくりチェックした後、攻めきれなかったピンポイントの向こうへツネをピッチングで送り込みます。
 ズルズルと引き続けストロークエンドでリールを巻きながらロッドを送り込んでいると、止まっているはずのラインが動き続けてる...スイープにあわせ第24号(31cm)を17時にゲット。

 そのまま下流へ向け移動攻撃、バズ、スピナベには反応がありませんでしたが、ツネに再びバイト。フックアップしませんでしたが何度か攻め直して17時半に第25号(29cm)

 ここからさらにラバジや4インチセンコーも投入していきますが行き止まりまで行っても反応はありません。
 今日の丹沢湖はWebによると貯水率94%、ほぼ満水で足場が狭い所ばかりで、ここも下流側に多少開けているとはいっても、やはり移動できる距離はかなり限られています。
 反転して、ツネの頻度を高めて探っていきますが、マス(?)のライズが増えてきた以外は特に反応に変化はなく、18時半に撤収しました。


 今年の丹沢は低活性が続いているようで、ゴールデンウイーク初日のボートでの初丹も完全玉砕した。
 それ以来、丹沢出撃のタイミングを見計らっていて、今日の雰囲気や釣果をみると、やはり今年の丹沢はシーズンが1ヶ月程遅れているようです。
 これから面白くなってくるはずですが、でも減水ももうすぐ始まるはずで、これからの展開が読み難そうな今年の丹沢湖です。


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May/10 震生湖・岸 「 スプリングターンオーバー? 」
#23 25cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー



 5日前に震生湖へ行ったのがゴールデンウイーク最後の釣行でしたがこれはノーバイト玉砕、今年の春はなかなか思い通りにはいきません。
 今日は夕方少し時間が空いたので震生湖へ行ってきました。


 結構涼しいのでウインドブレーカーを着込んで、17時過ぎ駐車場から時計周りにスタート。
 時間があまり無いので前回の釣行でリグりっぱなしだったリーパーツネで移動攻撃していきます。

 ところが今日の震生湖は結構濁っています。もともと綺麗な湖ではないのですが今日は生命感の無い濁り、ちょっとまずい雰囲気です。
 2日前に降った雨の影響と、ひょっとするとその後急激に気温が下がったのでターンオーバーのようなコンディションになっているのでしょうか。

 この濁りではアピール力の無いリーパーツネは不利なので、すぐスピナベ、さらにラバジと試していきますが次々と根掛かりロスト。
 スピナベはこれで全滅してしまったので、ここからクランクでさらに移動攻撃していきます。

 連休明け最初の週末のためか、それほどプレッシャーは高くはありませんが、今日も含め最近の震生湖はボートのヘラ師が上流部に布陣していることが多いようです。春の布陣?

 その先のシャローでチュボっとでたのを見逃さずにクランクを投入すると、ここぞというポイントに着水したクランクにまたチュボっとでましたが空振りしたようで何もフックアップせず。
 その後は反応が無く、どんどん移動攻撃しながら途中でミノーにかえていきますが反応はありません。

 再びリーパーツネに戻して移動攻撃を続けていると、ピックアップしようとしたツネにギラリと光った直後にバイト!
 子バスのようですっぽ抜けましたが、幸いフックアップした訳ではなくバスにダメージはないので必ずもうワンチャンスは残っているはず、次のキャストが勝負です。
 念のため、他のポイントの様子を見ながらポイントを休ませ、ツネからセンコーへリグり直して勝負のファーストキャスト。
 静かにセンコーを浸入させると、スルスルとゆっくり引き込まれたラインが途中で止まった、と思ったら急にスピードをあげ再び引き込まれました。ほら、やっぱり来た!
 長いストロークのスイープで確実にあわせて、18時10分、第23号(25cm)をゲット。読み通りの釣果なのでこのサイズでも妙に嬉しいです。

 その後はセンコーにも反応は無く、移動攻撃を続けながら途中でリーパーツネに戻し、ほぼ1周した18時40分過ぎ、放送がはいったところで終了しました。


 厳冬だった影響は確実に春に残っているのでしょうか、何となくどのフィールドも1ヶ月程シーズンが遅れているような気がします。
 そろそろ丹沢のオカッパリに出撃したいところですが、その見極めが難しい今日この頃です。


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May/03 山中湖・船 「 放流バス行方不明 」
#21 20cm MEGATECH JAPAN / SALTY SATURN WORM 3" / ダウンショット
#22 40cm ジャッカル / イラプション / スピナーベイト



 ゴールデンウイーク第5戦は、本当は丹沢湖のボート釣行を予定していたのですが、今年は何故か低活性のままなので山中湖へ変更。
 僕のパターンとしては山中湖は6月からなのですが、放流もあってここ1週間程は絶好調らしい、ということで僕もあやかりに行ってきました。


 少々寝坊&少々渋滞で旭日丘を出船したのは8時半過ぎとかなり出遅れてしまいました。ゴールデンウイークや放流効果もあってかあやうくボートが全部貸し出される程の盛況です。
 今日の布陣は次の4本:
 * エッジ・プライドEPGS-601(スピニング6.0ftライト): ジグヘッド中心: ウィードエリアでの必殺ハングオフ用、山中湖の定番ですが、ウィードが無いと話にならない。
 * ゴールデンウィング/ダウンショットスペシャル(スピニング6.0ftライト): ツネ中心: ウイードが無ければこれが救世主か。
 * カリスマスティックKC-61TW(ベイト6.1ft): プラグ全般: 対放流バス用その1。
 * カリスマスティック/オールラウンダー(ベイト6.0ftミディアム): スピナベ中心: 対放流バス用その2。
 放流バスを意識した布陣で今度こそ爆釣を狙います。

 と言いながらまずは放流とはあまり関係無さそうな遊覧船乗り場東側へ直行、ここは僕との相性が良いのです。
 ミノー、クランク、ジグヘッド、ツネ、と一通りチェックしていきますが、全く反応が無いので粘らずに反転して旭日丘の西側エリアに入ります。
 手漕ぎからバスボートまで大船団が展開してスペースが限られていて、しかも魚探からは魚も、ウィードも、地形の変化も何も発見できず、何ヶ所かチェックしますがやはり反応無し。
 この時間帯は風はあまり吹いておらず、日差しも強いのが影響しているのでしょうか。

 落ち着いて布陣できそうなポイントも無いのでそのまま西へ大移動、その先の期待の流れ込みは置き竿が何本もあってポイントに接近できず、ここも少しだけチェックしてさらに西へ。

 国道沿いはややプレッシャーが低いので魚探で入念にチェックすると、この一帯は貧弱ながらもウィードが生えています。
 まずはジグヘッドで流して、途中からツネに変えて移動攻撃を続けデニーズ手前まできますがそれでも反応無し。
 ところが、このポイントで1人だけ僕が見ている間に3本あげているバサーがいました。観察するとどうやらノーシンカーで表層狙いのようです。
 そこで僕もノーシンカー、スプリットのリフト&フォール、ジグヘッドのスイミングと、次々と泳層やスピードを変えてチェックしていきますがそれでも反応無し。何が違うんだろう...。
 この間、他にボートで1匹、オカッパリで2匹ゲットしているのを目撃していて、ポイントとしてはわるくはなさそうでしたが、どれも子バスの散発なので放流とは関係無さそう。

 もはや完全に放流バスを見失ってしまったようです。となるとあとはネイティブなバスを狙うしかありませんが、それには時期的にちょっと僕には早過ぎて攻略法がわからない...。

 ここで反転、東へ大移動し魚安から移動攻撃再開、魚探でウィードを丹念に探しながらツネやジグヘッドを投入しようとします、がこちら側のウィードは更に貧弱で時期尚早という感じ。
 SPGハウス手前まできますがバスの反応は無く、そもそもこちら側はほとんどボートがでていなくて、ネイティブ狙いはまだ早いと暗示しているようです。
 
 さすがにこのまま玉砕してしまうにはあまりにも悔しい。そこで再び禁断のサターンを封印解除、ツネに装着しこれ1本で反転して西へひたすら移動攻撃していきます。
 ところが、これでもノーバイト。さすがに今日はダメかも。ただし途中でスピナベでゲットしているのを一度だけ目撃しました。そう言えば風が少し強くなってきました。

 旭日丘まで戻ると、去年まで確実に実績のあるマイポイントへ直行、ここでダメだともう万策尽きてしまいます。
 残念ながら先行者がいましたが、幸い西側半分は空いていたのですかさず布陣、ところが肝心なウィードの反応がほとんど無い!
 しかし先行者がすぐ子バスをゲットしたところをみると可能性は残されていそうです。
 サターンツネで執拗に探っているとようやくコっと僅かなあたりを逃さずあわせて、第21号(20cm)、14時15分、サイズに関係無くかなりホッとしました。
 その後は先行者がもう1匹子バスをゲットしただけで僕には反応無し。

 最後は再び遊覧船乗り場東側へ、ここもそこそこウィードは生えていますが相変わらずツネ、ジグヘッド共に反応が無いのでここでスピナベを投入。
 風に乗せ沖へフルキャストした1/2オンスのイラプションがブレイクライン付近を通過したその時、ゴゴンっと凄い衝撃のアタリ。
 ラインテンションを落とさないよう慎重に引き寄せ、15時過ぎ、第22号(40cm)、久しぶりの40アップですが、こいつが放流バスかな?
 しかしこれも単発で、相変わらず放流バスもネイティブバスも見つからないまま、16時に撤収しました。


 今日の山中湖はウィードは僅かに生えていて何度かバスのゲットも目撃してるので釣れない状況ではなかったのですが、放流から日にちが経ち、更に放流バスを見失ったのが敗因。
 ただ、久しぶりのスピナベで、久しぶりの40アップをゲットできたので、満足度としてはまあまあかな、でも放流情報はこまめにチェックすべし!


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May/01 河口湖・岸 「 ウィード行方不明 」
#17 32cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー
#18 32cm ゲーリーヤマモト / 3インチヤマセンコー / ノーシンカー
#19 27cm ビバ / サターン 3" / ダウンショット
#20 19cm ビバ / サターン 3" / ダウンショット



 ゴールデンウイーク第4戦は河口湖のオカッパリ。
 数日前に放流があった模様で、ここ2、3日の春の嵐も収まり、しかも今日は月齢的にはナイス(?)な日、という具合に爆釣の条件がいくつも重なっています。
 HKさん、SG君、HG君と4人で爆釣を分かち合うべく出撃してきました。しかし、このパターンって去年もあったような...。あの時爆釣だったかというと、そうじゃなかったような...。


 午前7時半過ぎ、まずはロイヤルワンド手前でスタート。
 去年よりバサーは少なめですがそれでもロイヤルワンドは満員御礼なので、河口湖大橋をくぐった先で、スピナベ、クランク、ツネで、今年はハードルアーの使用頻度を高め移動攻撃。
 ノーバイトのまましばらく移動攻撃した先で僕のすぐ横にバサーがいきなり着陣してきました。
 注意したくなるほど至近距離でしたが、そこは散々ツネで叩きまくった所だからまあいいか、と思ったその時、30ちょいのバスを釣り上げてました...。
 しかしこれ以外では周囲でバスをゲットしている様子はありません。この辺りは少し強めの冷たい北風が直接あたっているのが良くないような感じです。

 結局僕も含め4人全員ノーバイトだったのでここを離れ、次のポイント、長岬の手前のワンドへ移動。
 しかし、ここはシャローが沖まで広がっていて、僕の6フィートロッドの射程距離では攻撃力不足で、ここでも全員ノーバイトで次へ移動。

 3箇所目の奥川周辺では、サンドバーの先のブレイクを入念に探りますが、去年のこの時期には既に生えていたウィードが今年はここも含め3箇所とも全くありません。
 おかげで攻撃ポイントを全く絞り込めず広範囲にひたすらキャストしまくりますが、ここでもノーバイトで終わってしまいました。

 4箇所目は長浜。相変わらずここでもウィードは見つかりませんでしたが、移動していくと葦原がありました。
 所々に切れ間があり、そこからかろうじて湖へキャストできるようなポイントで、一番おいしそうな切れ間にはヘラ師がいたので、その手前の切れ間に着陣。
 ここは切れ間の幅が狭く正面には冠水ブッシュがあり狙えるポントが限られています。が、狭い事を除けば好条件が揃いやはり手前のオープンウォーターにバスが数匹浮いてます。
 ツネ、ノーシンカーで浮きバスを狙いますがスレているようで逆に逃げ出してしまいました。
 ノーシンカーを正面の冠水ブッシュ奥に撃つと1発でバイト!ロッドを縦に大きくあおり冠水ブッシュからバスを素早く引き離し第17号(32cm)、既に4時間以上経った正午にゲット。
 続く2投目をやや手前に撃つとこれにもバイト!慎重に引き寄せていると隣のヘラ師に「先行者に散々叩かれたのにいるんだねえ」と感心されてしまいました。が、会話してたら追いあわせが甘かったようで途中でフックオフ!
 さすがに場も荒れてきましたが、ヘラ師も注目の続く3投目、これはミスキャストして左の葦原の際へ誤爆状態。が、これはこれでナイスなポイントでロッドをゆっくりあおるとバイト!
 葦原の中へ潜り込まれましたが、何とか引っ張りだして、第18号(32cm)を続けてゲットしました。さすがにここはこれで打ち止め。

 5箇所目の放水路南側、6箇所目のさかなやワンドもノーウィード、ノーバイト。
 7個所目のミューズ館前もノーウィードでしたが、ディープからシャローへと地形が変化するポイントでようやくバイトがありましたが、僕には獲れず、後で入ったHKさんがゲット。

 最後の8個所目は朝イチで入ったポイントですが、日が傾いてきたためか見えバスがシャローに点在しているのが朝との違いです。
 ここでまたまた、今度はボートのバサーが僕の射程範囲内に侵入、しかも僕の狙っていたポイントですぐに1匹ゲットしています。やれやれ。
 こうなったら禁断の技の封印解除でリベンジ、サターンをツネに装着し、狙い定めて一発でゲット、第19号(27cm)、すでに16時半近くでした。
 が、これは逆効果だったようで、左右のバサーがそれぞれ間合いを狭めてきて、僕の周りは密集状態になってしまったので、ここはもう撤収。
 その後はもうなりふり構わず、サターンとリーパーの究極のツネ・ローテーションでの移動攻撃、ここまでやっても西側のシャローで第20号(19cm)を16時50分に追加したのがやっと。
 その後はロイヤルワンド手前のシャローで何度かのバイトがあったのが唯一の生命反応でしたがフックアップまではいかず、18時ちょっと前に撤収しました。
 結局、HKさんとHG君は1匹ずつ、SGは無念の玉砕と、今日の河口湖は完敗で終わってしまいました。


 今日の最大の敗因はウィードが無かったため狙いを絞りきれなかったことでしょう。
 今年は厳冬でしたが、これがこの春のフィールドコンディションに大きな影響を与えているのでしょうか、いつも以上にどのフィールドでも悪戦苦闘している今日この頃です。


- 釣果一覧表 -


Apr/29 一碧湖・船 「 強風 」
#02 36cm ゲーリーヤマモト / カットテール / ノーシンカー
#03 23cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#04 31cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#05 27cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#06 25cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#07 24cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#08 25cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#09 20cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#10 22cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#11 23cm ティファ / ボディーシャッド / ダウンショット
#12 20cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#13 27cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#14 24cm ロボワーム / ストレートワーム / ダウンショット
#15 26cm ティファ / ダートリック / ダウンショット
#16 24cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 もともと春は苦手なのですが、今年はいつも以上に苦戦しているような気がします。
 3日前は丹沢湖へ今年初の釣行となりましたがボート釣行にもかかわらず完全玉砕!水温は14-15Cとわるくはなさそうでしたが暴風で特に前半は釣りにならなかったのも敗因か。
 昨日は夕方2時間程震生湖へ出撃しましたが、これまた1バイト玉砕。このままでは今月は釣果1匹で終わってしまいそう。
 そこでゴールデンウイーク第3戦は聖地一碧湖、ここで納得のいく釣果をあげてペースを取り戻したいところです。


 午前8時、百景園出船。ゴールデンウイークということもあり一碧湖にしてはボートがでていて、オカッパリもちらほらみられます。
 今日の布陣は次の3本:
 * エッジ・プライドEPGS-601(スピニング6.0ftライト):ツネ:重めのシンカーで少し深めの場所も探れるように今日はこちらがツネ専用
 * ゴールデンウィング/ダウンショットスペシャル(スピニング6.0ftライト):ノーシンカー:スキッピングならこちらのロッドの方がやりやすい。もちろんオーバーハング狙いがメイン。
 * カリスマスティックKC-61TW(ベイト6.1ft): プラグ全般: 一碧湖では相性の良いシャッドをメイン、が、春はまだ実績無し。
 僕のスタイルとここでの実績から言えば、これが僕にとってバランスのとれたベストな布陣でしょう。

 まずは時計回りに、相性の良い観光橋を目指し、手前からミノー、シャッド、ツネで広く探っていきます。
 しかし、反応が無いどころか、そもそも先行者はここではなく十二連島からオーバーハングにかけて広く布陣していて、どうやらここは春の場所じゃないと言っているようです。

 あまり粘らず移動攻撃を続け、溶岩地帯に入る頃にはそれまで吹いていた風が少し強くなってきました。
 ボトムには全く反応が無いのと、この風の具合から、バスは浮いてるかも、と言うことでここでカットテールをノーシンカーで、風があたっている岬の沖へフルキャスト、そのまま岬の側面に沿うように表層をトゥイッチせていると、そのファーストキャストでバイト! かなりパワフルな引きの第2号(36cm)を8時50分にゲット。
 これが今日のヒットパターンか、と期待したのですが、その後はカットテールにもフォローのツネにも反応は無く単発で終わってしまいました。

 さらに移動攻撃を続けた先のオーバーハングエリアには3インチセンコーを次々とスキッピングで潜り込ませますがこれにも全く反応無し。
 と、いうことはディープ寄りかな、とシャッドやツネをブレイクラインへ集中的に投入させながら移動していきますがそれでも反応はありません。
 この頃になると強風でボートがアンカーを引きずったまま流されるようになりました。ここのアンカーはどのフィールドよりも軽く、これ位の風だとボートが漂流状態になってしまうのです。

 釣りに集中するのが厳しくなってきましたが、その先、岬というほどではないですが、風とストラクチャーが微妙に絡み合ったポイントで気になったので試してみることにしました。
 強風で集中力が途切れかけている中、今年期待のロボ・ストレートワームのファーストキャストに、ココンっと待望のバイトは既に11時。
 第3号(23cm)をゲット、でもこれまた単発かと思ったら、何とこれも含めてここで4キャスト4バイト4ゲット!
 第4号(31cm)第5号(27cm)第6号(25cm)、どうやら本日のスイートスポットを見つけた模様...。
 ならばプラグでもOKかも、とシャッドを爆投しますが、これにはノーバイトなので再びツネに戻し、シャローサイドに広がるスイートスポットを狙います。
 ところがところが、強風はここでは舞っていてボートがシャローへアンカーごと引きずられたかと思えば一転、今度はディープへという具合に風に翻弄されっぱなし。
 それでも何とか風の動きにあわせて第7号(24cm)を11時20分、第8号(25cm)を11時40分、あたりもとりずらい状況なのでちょっと飲まれ気味...。
 アンカーロープが船首や船尾でなく船腹に結ばれてるので、強風でアンカーを引きずり始めると、風向き加減や船上の重量バランス次第でロープの結び目を起点に右や左にボートの向きが変わってしまうのも困ったものです。
 シャロー狙いのはずがボートの向きがディープに変わってしまった時、ヤケクソになってそのままキャストしたら実はこちら側は局所的に岩とウィードが絡むナイスなピンポイントがあるのを発見、第9号(20cm)はそこで12時ちょい前にゲット。
 ボートがシャロー側に流された時に第10号(21cm)を12時10分。ここで、他のワームをツネで試すと、カーリーテールには反応はなく、ボディーシャッドで12時20分、第11号(22cm)
 アンカーと言えば、今日のボートのアンカーは円中形のコンクリート。普段の角柱だとカドがボトムで引っ掛かり軽くてもアンカーの役目をしてくれたりしますが、円柱形はまるでダメ。
 スイートスポットに最接近した時に第12号(20cm)を12時45分にゲット、ディープに振られた時にピンポイント狙いで第13号(26cm)を13時10分、更に第14号(23cm)を連続ゲット。
 再びシャローにボートが振られた時に、まだ試していなかったダートリックで第15号(25cm)を13時半にゲット。

 強風は午後になっても止む気配は無く、釣れ続けているとは言ってもさすがに僕の集中力は途切れてきました。
 有終の美ということで、ここでは初投入の定番リーパーのファーストキャストで第16号(23cm)を13時40分、最後はシャッドを爆投&ノーバイトで14時ちょうど、まだ早いですが撤収。


 今日の一碧湖は、若干減水気味ながら晴天&超クリアーでしたが風で湖面が波立ちプレッシャーを下げて、さらに強風でバスが局所的に溜まるような状況だったのでしょうか。
 「あんなこともあるんだねえ」とボート屋のおっちゃんに感心されてしまいましたが、今日はたまたま例外的なパターンだったのかもしれません。
 理屈はともかく久しぶりの数釣りを楽しめました。が、あとで気付いたのですが、もう1匹釣っていれば自己最多釣果記録更新だったんですね。
 もうちょい粘ってもよかったかも。


- 釣果一覧表 -


Apr/19 震生湖・岸 「 春爛漫 」
#01 33cm ロボワーム / リーパー / ダウンショット



 昨年11月23日の震生湖が最後の釣果、その翌週にもう一度震生湖へ出撃しましたがノーバイトで、2002年の釣行は終了しました。
 今年は超多忙でようやく初出撃したのが3月30日と出遅れしかもそれから震生湖3週連続ノーバイトと完敗。暖かい日と雨とが交互にやってきて天候が不安定なのが原因でしょうか。
 今週も懲りずに出撃、ここのところ初夏を思わせるような天気が続いているので、今日はさすがにOKでしょう。


 15時半、上流ワンドから反時計回りにスタート。予想と違いバサーもヘラ師もそれほどいません。
 ツネ、スピナベ、ミノー、クランクで移動攻撃してすぐ、狙っていた所とは全然別のシャローでガボっと何かがでた直後、ギラっと魚体が反転するのが見えました。バスみたい。
 装着していたミノーをすかさず投入しますが反応はなく次いでスピナベを投入するとこれには再びギラっと反応有り、きた!と思いましたがノーバイトでこれ以降反応はなくなりました。

 そのまま移動攻撃を続けていきますが、全く反応は無く、徐々に弱気に、ツネの使用頻度が高くなっていきます。

 その先の先行者は狙い所も狙い方も僕と同じ。この手前でも同じ様に先手をうって布陣してた人で、移動ペースまで僕と同じで絶えず先行されていてこれでは釣れそうにありません。
 ここでも僕の狙いたかったポイントに着陣済みでしたが、幸い狙い所は僕と90度ほど違っているのでかろうじてチャンスは残されていそう。

 とりあえず追い越して、その先でまずはツネをストラクチャーにタイトに引いていると、ゴリゴリと乗り越えている途中で微妙に重みが加わってきました。
 ロッドをききあわせ気味にあおっていくと、ブル...ブル..ブル.ブルっと生命反応有り!そのままスイープにあわせている途中で無念のすっぽ抜け。
 この時期は食いが浅いことがよくあるのですが、バイトもわからなかったので食わせる間合いを作れなかったのが敗因か。

 その後は反応はありませんでしたが、手前の先行者が移動したのですかさず戻って着陣。
 次々とキャストしディープ側から探ると、シャローでコっと小さいバイトを逃さず、ロッドを素早く送り込み糸フケをとりつつ間合いを作ってからスイープにあわせると今度はのった!
 ジャンプをかわしながら慎重に寄せそのまま抜き上げ、17時50分、第1号(33cm)、ここにしてはナイスなサイズで、去年同様の好調さを予感させる嬉しいシーズン初バスをゲット!

 その後はここでは反応は無く、最初に魚体が見えたポイントを再度攻めるとセンコー・ノーシンカーでのワンバイトを逃し、その後クランクを次々ロストしたところで18時半、日没終了。


 今日は水位、水質ともに通常通り、桜は散り新緑が鮮やかになりつつある春爛漫な震生湖でした。
 そうそう、今年の新兵器、エッジ・プライドでの初釣果でもあります。軽量超高感度な期待以上のロッドで今年は大活躍しそう。
 少々出遅れましたが、今年も良い釣りしたいです!


- 釣果一覧表 -



- 2003年 前期 - : - 2003年 後期 -