Report: 1999年後期



99年の密かな目標
1.生涯通算100号、つまり今年64匹
==> 達成 ! 最終的に今年67匹、つまり生涯通算103号だ !
2.丹沢湖で悲願の1匹
==> 達成 ! 結局合計3匹さ !

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Dec/10 一碧湖・船 乱れ撃ち
#67 28cm ティムコ・ファットペッパージュニア / クランクベイト


本当は前回の一碧湖がボートでは今シーズン最後の釣行のはずでした。 いや、本当に。
ところが今日は会社が休み。しかも伊豆方面にちょっと用があったりして。ただしそれは夜からで昼は特に用はないし、予報だと寒波の合間で比較的暖かいとのことで、こうなると行くしかないでしょうってことで一碧湖へ一人でまた行ってきました。
ただしさすがに朝晩は冷えるので僕のボート釣りでは珍しく午後のみの釣行です。


13時ちょっと前に百景園スタート。平日ということもあってさすがに釣り人はほとんどいません。ただボート屋のおじさんは「今日はちょっと厳しい...」とのこと。苦戦が予想されます。
しかも今日はいつもの半分以下の時間しかなく、ルアー選択にあれこれ迷っている暇はありません。そこで今日はいわば背水の陣で、ロッドを1本しか持ってきませんでした。Procaster-S がそれで、スピニングではありますが手持ちのロッドの中ではシャロー/ミディアムレンジのクランクを最も遠投できるからです。
これとクランク8個、スピナベ1個、バイブ1個のみを持ってきただけ、つまりワームは一切無し、魚探も無しでクランクを中心にひたすら投げまくるのみ。睡眠時間も十分にとってあり短時間の釣行なのでまさにプラグの乱れ撃ち状態となんとも無謀な作戦です。

まずは観光橋前でクランクを撃っていきます。その豪快な見かけとはうらはらに、右手の感度を極限まで高めてボトムの様子を探っていくという非常に繊細なスタイルで攻めていきます。前回と比べるとこの辺りはさすがにウィードは減少していて、そのためかノーバイト。

粘らずに見切りをつけ次にボート屋のおじさんお薦めの鳥居まわりを同様に攻めていきます。
こちらは日当たりが良いためかウィードはまだかなり生えており、しかも岩が所々に点在しているのかクランクでの感触でもそれらしい固い何かにクランクがあたっているようで良さそうな雰囲気ですがノーバイト。
ここで今日初めてスピナベを使おうとキャストしたらその1投目、「パチン」って音がしたかと思ったらスピナベが最長不倒距離をマークして行方不明になってしまいました。ラインにちょっとキズがはいっていたのでしょう、キャスト時の衝撃でラインブレークしてスピナベがそのまま飛んでいってしまったのです。バイブレーションは結局使わなかったので今日は正真正銘クランクのみの釣行となりました。

しばらく探ったものの結局ここでも反応がなかったので湖の北東部へ移動。今日は微風が吹いていたので、その風裏を探して移動した訳ですがここでもノーバイト。

まもなく15時というところで再び観光橋で、今度はややディープ側を探ることにし、急速潜行させたファットペッパージュニアがボトムに到達した時、ゴンっとボトムにあたってヒラ打ちした瞬間バイトがあり、しっかりあわせて14時50分、第67号(28cm) をゲット。
しかしこの後はバイトはなく、おまけにここまで活躍してくれたファットペッパージュニアが痛恨の根掛かり、帰らぬ人となってしまい僕のテンションは急激に低下、時間も無くなってきたので16時ちょうどに終了しました。


ファットペッパーを失ったのはちょっと痛い。
でも3時間ほどの釣行でしたが、その分クランク投げまくりの豪快かつ繊細な釣行で体力と集中力は最後まで維持できました。
それにこの時期に、しかも条件的にあまり良くない状況でクランクで釣れたことには満足です。今年の締めとしては納得の釣行でした。


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Nov/20 一碧湖・船 クランク! クランク! クランク!
#63 14cm ティムコ・ファットペッパージュニア / クランクベイト
#64 29cm ダイワ・T.D.スーパークランク 2061 / クランクベイト
#65 27cm ティムコ・ファットペッパージュニア / クランクベイト
#66 25cm スミス・ディプシードゥ 3 / クランクベイト


本当は前回の一碧湖がボートでは今シーズン最後の釣行のはずでした。
が、62号をゲットする時のクランクの使い方をもう一度試したくなりました。それに鹿留での釣行もプラグでのあたりのとり方とあわせ方のよい練習になりました。例年ならこの時期は寒すぎて僕の活性はバスを下回るのですが今年は暖冬なのでまだ大丈夫。HG君と再び巡礼です。


気合が空回りして、せっかく6時半に到着したのにボート屋はまだ開いていません。
先に朝食&タックルのセッティング等済ませ、ヘラ師のボート貸し出しが終わった後の7時20分、ようやく百景園をスタートです。 前回同様、大増水&濁りのなか、観光橋前から時計周りに移動攻撃、もちろん僕のメインはクランクで、一応スリムセンコー、スピナベ、バイブをたまに試すというパターンです。

まず、開始1時間で早くもHG君がシャッドで1匹ゲット。
次の移動ポイントで、ウィードの上っ面をなめるように引いていた僕のファットペッパージュニアにあたりがあったような...そのまま巻きあわせをしながらあらためてロッドに神経を集中させると、ちょっと重いと思ったその次の瞬間軽くなって、違うのかなと思ったらくっついていました。バスが。9時20分、第63号(14cm)の最小のタイ記録です。なんでこのサイズのバスがこのサイズのクランクにバイトするんですかね。ほんとバスって不思議です。
その次の移動ポイントで、HG君が同じシャッドでまた1匹ゲット。
鳥居前では反応がなかったので、そのまま移動する途中、魚探で周りより浅く、だいたい1.5メートルほどで、かつウィードもいい感じに生えている所を見つけ、スーパークランクでの2投目、第64号(29cm)、記念すべき生涯通算第100号を10時半ごろゲット!
そのまま3/4周したところでお昼となりました。

午後は残り1/4周で1個所チェックするものの反応無し。そこからやや沖を観光橋に向け魚探をかけながら移動しましたが、良さそうなポイントが見つからずそのまま観光橋前まで来たのが午後2時半。ここから2周目スタート、ただ時間が無いのでせいぜい1/4周が限界でしょう。

ところで今日は2人とも妙にテンションが高く、僕にいたってはこの時点で3本のロッド全てにプラグがついているという、いわば超攻撃的布陣になっています。今日は常吉を全くやってないし、そもそも常ロッドも持ってきていません。なんだか人が変わってしまったかのようです。

ここで、HG君にヒットっと思ったら船のそばでばれてしまいました。と今度は僕の CrankJackにヒット、が、これまたジャンプ一発ばれてしまいました。15時を過ぎてバスの活性が上向いてきたのかもしれず、気合がはいります。
さらに移動を続けると、僕のファットペッパージュニアがウィードエリアを通過中ロッドを通して怪しい感触があったので、同じポイントに再びキャストするとまた怪しい感触...クランクのスピードを更に緩めて様子をみると、今度ははっきりバイトを感じて第65号(27cm)をゲット。
最後の移動先で、水深はそれまでのポイントとあまり変わらないもののウィードがあまり生えていない所でクランクをより深く泳がす必要があったので、ディプシードゥをキャストしてロッドに神経を集中させていると、ボトムをやんわりとクランクがたたく感触とは明らかに別に、コンコンとあたりがあったのですかさずあわせて、第66号(25cm)、をゲット。プラグで初めてあたりからあわせへと一連の動作を瞬時に出来たので、これが僕の今日一番の釣果ですね。
間もなく16時半、ボート返却の時間となり終了しました。


プラグで4匹という結果も満足ですが、それ以上に潜行深度を考えたルアー選択、ウィードにからみすぎないように注意したリトリーブ、そして常吉のとき顔負けのロッドの感触に集中してのあたりの察知とあわせ、と言う内容の濃さに満足しています。やはり聖地、いつも僕にステップアップのきっかけを与えてくれます。ただ、さすがに疲れた...軟弱な僕の体にはよくない気すらしますよ、こんなに1日中投げまくるってのは。
でも、こうなるとまた新しいロッドが欲しくなってきました。マシンガンキャスト用で感度の良いベイトロッドを。そいつでリーパー常で歯が立たなかった山中湖のウィードを攻略できないかな。


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Nov/06 一碧湖・船 聖地巡礼
#61 29cm ゲーリーヤマモト・4インチ スリムセンコー / ノーシンカー
#62 24cm ダイワ・Crank Jack DR / クランクベイト


一碧湖。それは僕にとっての聖地なのです。なぜならバスフィッシングを始めて1年間もボーズを続けた僕に初バスをもたらしてくれたフィールドだからです。家から2時間弱と本来の僕の日帰り釣行圏外のフィールドですが、関東最南端のフィールドでもあることからシーズン始めと終わりに必ず、いわば「巡礼」に行くのです。今日はHG君と巡礼。


午前7時半百景園スタート。何が理由かはわかりませんが一碧湖は大増水です。水もやや濁っていますがこれが本来の水質なのかな?

鳥居沖にボートが集まっているようですが、僕等は観光橋前へ直行。そう、ここが聖地の中の聖地、初バスをゲットしたポイントなのです。そして初バスをゲットした Shad Master F から始めて、その他クランク、スピナベ、バイブレーションと強気の攻めを展開していきます。すると同じようなパターンで攻めていたHG君のクランクに早くもバスがヒット。

なぜ二人してこんな強気な攻めをしているかというと僕等の過去の一碧湖の実績からきているのです。僕にいたっては今日までの生涯通算釣果96匹でプラグで釣れたのはたったの7匹。しかしそのうちの5匹を一碧湖で釣っているのです。しかも一碧湖では逆にワームでの釣果がゼロ(その頃はワームの釣りをしなかったからでもありますが)。もう1年半もプラグでの釣果がない僕にとって今日は絶好のチャンスなのです。

しかし、以前来た時と違ってこのエリアも含めてウィードがかなり大きく成長しています。しかもこのウィードは恐ろしく柔らかいというか脆いというか、特にクランクを投げるとあっという間に簡単にリップにウィードがべったりとついてしまい、本来の動きをしてくれません。
今日はプラグ中心の攻めとは言え、このウィードを避ける意味も含めスリムセンコーで表層も時折チェックしてみますが湖面はべたなぎのためか全く反能無し。引き続きプラグ中心で攻めている時、一時的に弱い風が吹いてきて湖面がさざ波状態になったので、ひょっとしてと思い急遽スリムセンコーを再びキャストしてトゥイッチさせるとその1投目でヒット!午前9時、第61号(29cm)をゲット。予定ではプラグでゲットのはずでしたが、ともかく一碧湖では初めてワームでの釣果です。

しかしこの後二人ともバイトすらないまま鳥居沖まで移動攻撃していきますが、これだけプラグを投げまくったのは久しぶりだったのと睡眠不足のため心身ともにテンションが下がってきてしまいました。
結局ここで1時間ほど昼寝をした後昼食をとり、午後1時半から再スタートしました。

午後は湖北部に向かいましたが朝の意気込みとはうらはらにすっかり弱気になってきました。そんな僕にとどめを刺したのはHG君が早々に常吉で2匹目をここでゲット。僕もたまらず常吉にスイッチしましたが、なぜか全く反能無し。

残り2時間という時点で再び観光橋前へ移動し、リーパー常を真っ先に投入しますが、あいかわらずあたりすらありません。
残り1時間の時点で逆に開き直り、攻めのパターンをクランク1本に絞りました。しかしあいかわらずウィードに悩まされて苦戦です。
あと10分という時点で、ふと「早く巻きすぎているんじゃないか」と思い始めました。ボトムをグリグリと引いてくるというクランクの基本を「確実」に実践しようと意識しすぎてウィードを無視して強引に引きすぎているような気がしました。そこでロッドから伝わる感触に神経を集中させ、ウィードに絡まりすぎないよう注意しながら Crank Jack を引いてくると、16時20分、あきらかにウィードとは違う重みを感じて...ついに第62号(24cm)をゲット!で終了!


実に1年半ぶりのプラグでの釣果です。特にクランクは僕が一番好きなバスフィッシングのスタイルなだけにホント嬉しいです。
一碧湖は本当にプラグが通用しやすいフィールドなのか...実際は僕は他のフィールドでこれほどプラグを投げ続けることがないんですよね。単にプラグの使用頻度の違いだけなのかも...いやいや、そんなことはどうでもよいのです。今日の一碧湖はやはり僕にとっての聖地であり続けてくれたのですから。


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Oct/31 震生湖・岸 あれがバスならランカー
#60 24 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


16時スタート。震生湖は減水傾向で冬へ向けてカウントダウンを始めたようです。すっかり日も短くなり、この時間のスタートでは1時間ちょっとの釣行が限界でしょう。


まず、リトルスパイダーのテキサスリグで北岸下流部から反時計周りにラン・アンド・ガンです。
最近このリトルスパイダーの名前を耳にするようになり興味のあるワームなのですが、一般的にはジグヘッドでの使用が多いようですね。ただ震生湖では僕のスタイルからしてもテキサスリグの方がよさそうで、初めてここで試した時にフッキングまで至らなかったもののバイトがあったため今日は2度目のトライ。
が、今日はノーバイトのまま南岸上流部まで来たところでもう16時半になってしまいました。
ここでいつものリーパー常に変えて今きたルートを時計周りに戻ると、16時50分、ズルズル、ゴリゴリと引き上げる途中のリーパー常にさらに別の重みが加わったような鈍い感触があったので、そのままロッドを上方向にスイープさせながら、第60号(24cm)をゲット。
1匹釣れると場が荒れてしまい、時間も無いことからこのポイントはこれで見切りをつけてさらに北岸下流へ移動しました。

鳥居下まで来たところで暗くて見え難くなってきたので、最後の1投を投げた時、わずかに「コ」っとあたりがあったようななかったような。とりあえずあわせるとずっしりとした重量感です。
と、ここまではよくある話でしたが、ここから状況は一変しました。
ロッドが大きくしなったかと思ったその瞬間、ドラグがジーっと唸りながらラインがどんどんでていくのです。僕はドラグは目分量とは言えそれなりに調整していて、これまでの僕が釣るサイズのバスでドラグがなることはまずなかったことからも、獲物は桁外れの大きさなのは間違いありません。
さらにあたまをよぎったのは、ラインとフックの状態。先程の60号をゲットする時、ロッドの感触からしてラインに傷が入っている可能性があるにもかかわらず、暗かったこともありラインチェックはしませんでした。おまけにゲットした後、バーブが邪魔してフックがなかなか外れなかったのでペンチでつぶして、つまりバーブレスになったフックをそのまま使っているのです。
とにかく、無理に手繰り寄せない、ラインテンションを張り続ける、ジャンプさせない、時間をかけて相手が弱るのを待つ、といった点に気を付けながら(って、意外に冷静でした)、格闘を続けます。
すっかり暗くなっているため、手が届くところまで手繰り寄せない限り何も見えず、いったい何がかかっているのか全くわかりませんが、あと少しで見える、というところまで手繰り寄せると、またすごい勢いでドラグがなりながらラインがでていってしまい...そんなことを3、4回、時間にして10分以上続けていたでしょうか。軟弱な僕の右腕はもうギブアップ状態で時折左手をロッドに添えてやらないと辛くなり始めた時、相手もようやくおとなしくなってきて、いよいよその顔を拝めるところまできて、薄明かりのなかに浮かび上がったのは...推定なんと60cm弱の...コイ
あちゃー、やっぱり。いや、途中から、ひきが何というか、トルクは恐ろしいほどあるのに、キレと持続性が無い、というか、ちょっとバスとは違うような気がしてたんですよ。
ま、ともかくランディングしようとして、今度は困ったことに気付きました。これだけでかい魚をどうランディングしてよいかわからない。もう真っ暗で誰もいないし、網は勿論もってない。とてもわし掴みできるサイズではないし、バスみたいに口の中に指をいれるわけにも...いや、このサイズだとおちょぼ口のコイとは言え余裕で親指が入りそうです。歯なんて生えてないよなあ、と恐る恐る親指を突っ込むと...「チュバ」って吸い込もうとするんです。ひえー、気持ちわりー!!耐えられずあわてて指を抜いて、ちょっと考えた後ペンチでフックをつかんで抜きました。そう、バーブレスになっていたのがここでは幸いしました。


いやーそれにしてもすごい釣行でした。バスでなかったのは残念でしたが、4ポンドフロロでラインブレイクする事無くあのサイズを冷静にランディングまで持ち込めたのはちょっと自信がついたかな。あとは本物のランカーをゲットするのみ...ってそんな日がいったいいつくることやら。


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Oct/16 河口湖・船 何が今日のバスの活性を下げたのか
#58 18 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#59 27 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


先週の山中湖で思い出しましたが、僕はバス以上に寒くなると活性が落ちてしまうんです。そんな訳で冬の訪れの早い富士五湖での釣行は、ボートではこれが今シーズン最後になるでしょうね。夏以降すっかり富士五湖での釣果が落ちてしまいましたが、終わりよければ全てよしとばかりに最も実績のある河口湖で、SG君、HG君との釣行です。

午前6時半、ハワイをスタート。いつもより1時間も早く出発したことが幸いしてボートはまだ残っていたので、2隻借りて僕とHG君は2人乗りの方で同船での釣行です。
ハワイ沖は既にボートでいっぱいだったのとハワイのおじさんの話を参考に、一気に梨川の先にあるホテル前のウィードエリアへ直行。僕はワームを中心にローテーションさせながら探っていると、同船のHG君が早くもミノーで小バスをゲット。バイトの瞬間が見えたと興奮していましたが、今日の河口湖は水がクリアでウィードエリアが偏光グラス越しに良く見えます。
僕も急遽ミノーにチェンジして攻めますがノーバイト。時折ミノーに興味を示したバスが見えるのですが、直前で見切られているようです。ただ、そんなやりとりもなかなか楽しく、今日は僕には珍しくポッパーも登場させましたが、やはりバスは興味を示すもののバイトまでは至りません。

今日はさらに岸に沿って先へと進み、ホテルとトンネルの間ぐらい、ブイのちょっと手前、水深3.5mほどのボートポジションからシャロー側に広がるウィードエリアにリーパー常をキャストして引いてくると、ボートのすぐそばに局所的にウィードがあまり生えていない場所があるようで、それまでのウィードエリアを引いてくるときの感触が一旦なくなる所があるのですが、そこまでリーパーを引いてくると「ココ」っとあたりが。スイープであわせたのですがフッキングしなかったので間髪入れず再度キャストするとまた同じ場所であたりがあったのであわせ、今度はのった...と思ったらすっぽ抜けました。すぐキャストし直して引いてくるとまたまた同じ所で同じようなあたりがあったので、今度は強めのスイープで何とかフッキングさせて、10時50分、第58号(18cm)をゲット。
ハワイのおじさんは、先週は何と50匹、今週は活性が落ちてきたけどそれでも昨日15匹釣った人がいたと言っていましたが、これはたぶん養殖バスに遭遇した結果だと思うのですが、この58号もサイズからすると養殖バスっぽい。と言うことはこのエリアに養殖バスが溜まってるのか?っと思いっきり期待しましたが、バイトはここではこれ以降は全く無し。結局先程のフッキングさせるまでの2回のバイトは58号の仕業だったんでしょうね。ちょっとがっかり。

午後は西川沖へまず直行。流れ出しの向かって左側のブレイクを中心に攻めていましたが、風がやや強くなりボートがちょっと流されてしまったので、最初にアンカーを打ったポイントまで、10m弱ほどHG君が漕いで戻る途中、既にキャスト後だったリーパー常をピックアップするのが面倒だったのでそのままにして、つまりちょっとしたドラッギング状態にしていたら、不意にロッドのティップが引き込まれたのであわててあわせると、なんと第59号(27cm)をゲット。13時50分でした。しかし結局ここでもこれのみ。
この後再びホテル沖まで移動、その途中の2個所も含め探っていきましたがノーバイト。最後にハワイ沖に戻り、HG君が常吉で1匹追加したところで17時ちょうど、時間切れ終了となりました。

うーん、先週は50匹で今日は...先週山中湖に行っている場合じゃなかったんですね。
それにしても今日の河口湖は条件は非常に良いと思ったんですが、結果はまたもや渋かったですねえ。天気はほとんど曇りだったし、水質はクリア、水温20度、適度な風も吹いており、朝は水中が丸見えの状態でしたがそれ以降は風(による波の発生)のおかげでそんなこともなかったし...腕の問題だと言われればそれまでなんですが、周りも渋かったみたいだしなあ。常吉ですら釣れない時にどうするか...来年の僕の富士五湖での課題ですね。


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Oct/09 山中湖・船 もしかしてターンオーバーなの?
#57 32 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


山中湖釣り情報」をみていたら、プラグでの釣果が増えているのに気付きました。いわゆる秋のパターンにようやくなったようで、僕もそろそろプラグで釣りたくなってきました。そこで今日はここ半年ほど部屋で埃をかぶっていた IRON HAWK を久々に登場させてプラグを意識した釣行です。もちろん今の僕のレベルでプラグのみでは厳しいのでワームは欠かせませんが、最近はワームですら不調が続いているので、「平成の名勝負」で誕生した新兵器リッジを実戦初投入して万全の態勢でHG君と山中湖に行ってきました。

午前7時魚安をスタート。なんだか水が結構濁っているように見えましたが、気にせずにまず東側に広がるウィードエリアのシャロー側を、スピナベ、クランク、ミノー、ノーシンカー・スリムセンコーと攻め、結局2時間近く粘りましたが、ノーバイト。ここで早くも新兵器のリッジを常吉のずる引きで投入、が全くノーバイト。場所を変え、異なる水深で同じパターンで攻めますがそれでも反応はありません。
そうこうしているうちに、IRON HAWK がバックラッシュに悩まされ始めてしまいました。このロッドはそもそもクランクベイトをメインターゲットにしたパワー設定のロッドなので特に軽量のミノーをキャストするのはちょっと無理があるのですが、かまわずキャストを続けていたらバックラッシュがひどくなってきて最後は修復不能な状態になってしまいました。ラインを切って絡まっている部分を取り除いて、キャストするとそのうちまたバックラッシュ..を何度か繰り返しているうちにリールに巻かれているラインが残りわずかになってしまい、キャストそのものが出来なくなってしまいました。なんと今日のメインロッドが昼前にリタイアしてしまったのです。あー、情けない。

これ以降は残った2本のスピニングロッド(GOLDEN WING と Specialist) での釣行続行ですがいつもと違ってワーム一色ではなくプラグもひき続きキャストしました。何としてでも今日はプラグで...と言う訳ではなく、実は防寒対策なんです。今日の山中湖はすごく寒い...こんなに寒いとは思っていなかったので防寒対策が不十分でした。ましていつもの常吉のずる引きのようにスローな釣りでは体の芯まで冷えてしまうので、時折プラグをキャストして体を温めていたんですねえ。勿論これでプラグにヒットしてくれれば一石二鳥なのですが、結局プラグではこの後も釣れませんでした。

待望のバスをゲットしたのは午後の部スタート直後の13時50分でした。
午前の部が僕もHG君もノーバイトと玉砕の予感がしたので、午後はこれまでの実績から観光船発着場前のウィードエリアに的を絞り、ワームもリッジで反応が無かったのでいつものリーパーに戻してスタートしました。
水深2.5mほどのボートポジションからの3投目、沖にキャストしたリーパー常のずる引きで、イメージとしてはウィードエリアの外側からリーパーを引いてきてウィードの密集地帯に突入させという感じで引いてくるとイメージ通りに途中からウィードがリーパーに絡まっている感触がロッドを通して伝わってきます。ただ、ちょっとウィードが絡まりすぎたようで、そのウィードに絡まったリーパーをロッドをゆっくり引きながら引きずり出そうとして、引きずり出して、出して...あれ、ロッドがまだ軽くならないと思ったら何か鈍く動いている感触。半信半疑でそのままスイープであわせたら、絡みついたまま引っこ抜けたウィードのかたまりと一緒に、第57号(32cm)のバスをようやくゲット。これ、ひょっとしてハングオフでのリアクションバイトかもしれませんね。
でも、結局これが今日唯一の釣果。ハングオフを意識してジグヘッドも午後は多用しましたがバイトすらないまま、HG君はボーズのまま、お互い寒さに耐えるのも限界にきたので17時に終了。

今日もまた何がなんだがわからないまま終わってしまいました。
山中湖はいつ来ても濁っている気がするのですが、タイミングがわるいのか、そういう湖なのか...。
いや,それより特に今日の濁りの原因はひょっとしてターンオーバーが始まってしまったんですかね。水温は19Cとまだ高めだったのですが、ターンオーバーってのは僕の理解では水温が低いと起きるのではなく、水温の低下が急激に起きるとその温度差で発生するもののはずで、だとすると残暑が厳しかった9月から一転、今月は急に涼しくなったので有り得るかなと思うのですが。て、ことはやっと秋の釣りと思ったらもう終わっちゃったってことでしょうか。


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Sep/26 震生湖・岸 一軍当確
#56 32 cm サワムラ・リッジ4" / ダウンショット


最近バスが釣れなくなってしまいました。原因はリーパーの不調。昨日は芦ノ湖も玉砕し先週の山中湖に続いてのボートでの2週連続ボーズ、しかもリーパーではどちらもあたりすらなし。そもそも今月はここまでわずか2匹と絶不調です。まあ、僕の腕前がまだ未熟だったり、ここのところフィールドの状況が台風などでタフだったりと、リーパーのせいにするのは酷ですが、一方でリーパー以外のワームを試す良い機会でもあります。そこで1バイトのみのボーズだった前回の平成の名勝負に続き、ワームの種類をちょっと変えて試してみることにしました。(今回の比較の詳細は「平成の名勝負」を参照。)
16時ちょっと前、南岸からスタート。馬の背ポイントのワンド側でノーバイトの後、上流側に移動し、リーパーを通した後のリッジでの2投目、沖にキャストして手前に引いてくるその半分位まできたところで「ココ」っというバイトをスイープであわせると、ずっしりとした手応え。常ロッドなのでバスの引きを楽しめますが、ラインが3ポンドフロロなのがちょっと不安。ドラグの調整はしてありますが、ラインチェックは相変わらずしていないので慎重に、ゆっくりと手繰り寄せて最後はハンドランディングで、第56号(32cm)、をゲット。なんだか久しぶりバスらしいバスを釣ったような気がします。いったいいつ以来の30センチアップなんでしょう。
その後は結局ノーバイト。最後はおまけにリッジで3投ほどしましたがこれもノーバイトのまま日没終了となりました。
最近の震生湖は季節が良いせいかバサーが多くてなかなかポイントにはいれません。今日はおまけに餌でバス釣っている人もいるし...いけない訳じゃないけど...
それはともかく、なんだかこのリッジはいいかもしれない。今度ボートでの釣りでリーパーと併用してみようと思います。


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Sep/12 震生湖・岸 湖はきれいに
#55 23 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


今年は僕と震生湖との相性はバッチリ。季節が良いうちになるべくいろんなポイントを試してみたくなりました。
いつもは橋の西側をもっぱら攻めるのですが、今日は珍しく東側でのちょっと遅い17時スタート。こちら側はあまり広くなく湖中央と北側にへら桟橋(バス釣り禁止)があるため狙いは岸がメインになるのですが、かなり浅く水通しもあまり良さそうではないこともあって一度しか来たことがありません。
今日はゴルフ場裏から入って北岸へ。一応ハイキングコースらしいのですが足場はあまりよくありません。岸へのアプローチも限られているのですが、そのかわり何個所か倒木があったり、水もそれ程濁っておらず雰囲気としては思ったほど悪くありません。とりあえずグラブのスプリットでピンポイント攻撃で釣り始めていたら...へら師の一人がなんと桟橋から湖に向かって立ち小便...。いるんですよね、たまにこんな人。でもここはすぐそこにトイレあるのに。
いっきに僕の集中力が途切れてしまいました。ひとまず撤収して橋の西側をいつものように上流へ向かって攻めることとしました。日没まで時間がないので早めに見切りをつけながら移動していくと、その途中でリーパー常のずる引きに「コン」と待望のあたり。スイープの体制にはいりロッドを手前へ引いていくとバスがのっている手応え。よしっと思ったその瞬間ゴツっと鈍い手応え。スイープの途中で根掛かりしてしまったようです。と言ってもフッキングはしているはずだからシンカーが引っかかっているのでしょうか。強めにロッドあおるとラインブレークすることなくはずれたのですが、バスもはずれていました。すかさず角度をちょっと沖側にかえてキャストし直すと再び「コン」とあたりが。今度は無事スイープであわせて17時55分、第55号(23cm)、結構元気の良いバスをゲット。数投後さらに南岸まで移動を繰り返しましたが18時過ぎ、日没で何も見えなくなったので終了。
結局橋の東側ではほとんど釣りになりませんでした。思ったより良さそうではありますが、足場が限られているのと非常に分かり易いストラクチャーが存在していることからして、朝の一番乗りでもない限り、ちょっと厳しいかも。


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Sep/05 震生湖・岸 秋の気配
#54 22 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


今年初めて(?)秋雨前線が関東地方を通過した影響で昨日は一時雨。まだ暑さが残るとはいえ、朝晩はめっきり秋らしくなってきました。震生湖の具合はどんなもんか、行ってきました。
16時スタート。相変わらず多くのバサーが来ていておいしそうなポイントはほとんど占領されています。空いている所をさがしながら、まず北岸の上流部でちょっと探ってすぐ南岸に移り、馬の背ポイントが空いたのでリーパー常を少しずつ角度をずらしながら何度か引いてくるもののノーバイト。前回のパターンを思い出して、ワンドの沖にポイっとリーパーを投げて引いてくるとあらら2投目でココっというあたり。スイープであわせて16時20分、第54号(22cm)、いわゆる標準体型のバスです。
前回のパターンといっても、ようするに何も無い所に適当に投げるっていうもので、とりあず釣れたのはうれしのですが、なぜ釣れたのかわからないのは今一つ納得がいかない...強いて言えば小バスは広範囲に散っていて活性が高いってとこでしょうか。
しかしこの後1周するもののノーバイト。途中で手持ちのリーパーが無くなってしまったのが痛かった...グラブのスプリットに変更して攻めたのですが、慣れていないこともあってか今一つ集中できませんでした。まあ、でもプレッシャーの高い今日の震生湖での1匹なので、十分満足です。


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Aug/28 河口湖・船 惨敗
#53 24 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


河口湖漁協のホームページによると、ハワイ周辺の釣果は最大で30匹と絶好調らしい。これはもう行くしかないでしょうってことで、HG君といつもより1時間も早く出発することにしました。ボートが借りられるかが残された唯一の心配な点ですからね。

朝6時半、ハワイをスタート。僕等が到着したときはボートが残り2隻だったのでぎりぎりセーフでした。さあ、あとは爆釣に向かって手っ取り早くバスをゲットするため前回同様ハワイ前の流れ込み狙いでスリムセンコーから始まりリーパー常で終わるパターンで攻めたのですが...反応なし。 そんな筈はないと以後も前回同様西川沖、梨川の先と同様に探りますが一向にあたりすらありません。水は結構クリアーなのですが、水温がちょっと高いのが気になります。
ここまでどちらかといえばシャロー狙いだったので、一転ディープ狙いにしようと魚探でウィードの先端を探そうと思ったらなんと魚探の画面が真っ黒(というより濃い青)になり何も表示しなくなってしまいました。今日は日差しが非常に強く直射日光で液晶の温度が上がりすぎたのが原因のようです。一端バッグの中に閉まって冷ますことにしたものの、この頃には僕自身もかなりバテ気味。昨晩宴会があって極度の寝不足なのと、気温が30度を越えているため体力の消耗がいつも以上に激しいようです。どうも午前中は釣れそうな雰囲気ではないので、体力回復&午後への体力温存のため、2時間ほどボート上で仮眠をとり、その後昼食をとるため上陸しました。
ただし、魚探が復活したので戻りながらおいしそうなポイントを探しながら午後の部へ活かすことにしました。

午後はその魚探で探った結果を踏まえ再び西川へ。西川の流れ出しは上流部からの大量の土砂が堆積していて、その先端は急激に落ち込み、つまりかけあがり状になっていて、そのさらにディープ側にウィードが点在しているのですが、このかけあがりに沿ってリーパー常を引いている時、コっと鈍いあたりをあわせて14:30、ようやく第53号(24cm)をゲットするものの、これのみ。
その後ハワイ沖に戻る途中何個所かで探りましたが全く駄目。午後は雲が時折強い太陽の日差しを遮り適度な風も吹いてきたのですが、渋い状況に変化はありません。最後にハワイ沖で粘ったのですが、ノーフィッシュ。HG君無念のボーズにての幕切れでした。

いやー釣果以上に内容の乏しい釣行でした。まるで2年前の僕の釣りのレベルに戻ってしまったような感じです。
水温が高かったので基本はディープなのでしょうかね。完全武装のバサーも多くがかなり沖、あそこなら水深6メートル以上ぐらいかな、その辺りに集中していたのはわかっていたのですが、あの深さでのピンポイント攻撃は今の僕等ではちょっと厳しい。
一方シャローでは流れ込み狙いのオカッパリの人がぽつぽつ釣っていたし、僕等と同じようなボートポジションのバサーも全く釣れていない訳ではありませんでした。
誰も釣れていない中での1匹なら価値はあるのですが、今日はホント何がなんだかわからないまま終わってしまいました。


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Aug/15 震生湖・岸 納涼
#50 20 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#51 25 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#52 20 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


夏休み最終戦は震生湖。やはり最後は地元であまりあれこれ考えずにお気楽フィッシングです。
余裕をもって16時過ぎ北岸からスタート。まずは最近お気に入りのノーシンカー・スリムセンコーで表層を探ると、沖に投げた2投目でググっという感じのあたりをあわせるものの失敗。連投するものの以後ノーバイト。あたりじゃなかったんですかね。でも根掛かるところでもないし、ゴミが浮いていた様子もないし。
続いてリーパー常のずる引きにチェンジ。スリムセンコーからリーパー...このあいだに何かもう少し技が必要な気がしますが、ま、今日はとりあえずあまり考えず定番の登場です。で、ちょっと粘ったのですが...あたり無し。6月に来て以来の震生湖なので、パターンが変わってしまったのでしょうか。何気なく沖に投げたリーパー常のずる引きに、16時50分、ようやく「ココン」と小気味よいあたり。スイープであわせると非常に軽い...いかん、最小記録を更新してしまったと思ったら、第50号(20cm)、セーフでした。そうそう、今日はいつもの常ロッドではなく、NewロッドのSpecialist、パワーがあるので軽く感じたんですね。その後粘るもののノーバイト。
しかしちょっと粘りすぎました。ここ震生湖は粘ってもだめ。素早く見切りをつけるのが釣果上げるコツ。それを思い出して以後下流へラン アンド ガンで移動していくと、18時10分、また沖に何気なく投げたリーパー常に「ココン」というあたりをスイープであわせて、第51号(25cm) をゲット、同じ場所で再びあたりをスイープであわせるものの、これは途中でラインのテンションを緩ませてしまい、その瞬間にばれていました。
この頃ようやく南岸にいた人達が帰り始めたので南岸に移動して探ると、18時30分、上流部の、これまた特にどうってことない所に何気なく投げたリーパー常にもぞもぞと違和感を感じ、ききあわせしながらフッキングさせ、第52号(20cm) をゲットしたところで、さすがに暗くなりよく見えなくなってきたので終了しました。
今日は結局バスは散っていたのかな?昨日の豪雨で増水していたのが関係しているのでしょうか。ともかくここでの1日3匹はみんな小さいけど上出来。NewロッドのSpecialistもなかなか汎用性が高く、オカッパリで一本だけロッドを持っていくにはちょうど良いこともわかったし、満足満足。


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Aug/09 山中湖・船 濁り
#48 28 cm ゲーリーヤマモト・4インチ スリムセンコー / ジグヘッド
#49 36 cm ゲーリーヤマモト・4インチ スリムセンコー / ジグヘッド


夏休み第2ラウンドは山中湖。3日前の河口湖で好調だった釣果をそのままここにも持ち込みたいところです。今日はSG君、HG君と3人での釣行で、灼熱地獄を避けるためいつもより早く出発し、朝まずめに狙いを絞った午前半日の釣行予定です。


魚安を午前6時スタート。魚安のおじさん曰く目の前の桟橋まわりのウィードエリアが狙い目とのことなので直行。河口湖ですっかり気に入ってしまったスリムセンコーをノーシンカーでまず船の周囲を広く探るものの全く反応無し。まだ朝まずめの時間帯のはずですが、気のせいか湖面からは生命反応が全く感じられません。
他のリグも試しながら最後にはリーパー常まで早くも投入し、合わせて2時間もここで粘るもののあたりすらありませんでした。

続いて魚探をかけながら魚安とレストセンターの桟橋の間を移動すると、ブレイクに沿って広範囲にウィードが生えているのがわかりました。再びスリムセンコーから始め、リーパー常で終わるパターンで攻めるものの相変わらず反応無し。この時点でもう朝まずめのタイミングを完全に逸してしまったようで、リーパー常にもあたりすらないことから、過去のパターンから判断すると夕まずめまでは全く釣れないことになります。

しかしなぜなんでしょうかね。山中湖にしょっちゅう通っている訳ではないので断言は出来ないのですが、よーく観察すると何かちょっと水が濁っているような気がします。ここ2、3日にわか雨が降っているので周囲から泥水が流入して濁りを生んでいることは大いにありえます。と、言うことはバスの活性は落ちる訳で、今日のように生命反応を感じられない原因になっているのかもしれません。常吉でスローに攻めても全く通用しないとなると、あとはリアクションバイトでバスが身を潜めているであろうウィードの密集エリアを攻めるしかないのでしょうか。

そこで、教科書通りジグヘッドでウィードに引っかけて、いわゆるハングオフでのリアクションバイトを誘発させることにしました。
最初はリールをゆっくり巻いたりあるいはずる引きのようにしてウィードに引っかけようとしたのですが、今までほとんど試したことがないためかうまく引っかかりません。そこでリフト アンド フォールでいったんボトムまで落としてリフトさせる時に引っかけるようにしたところ、10時40分、ひっかかったスリムセンコー・ジグヘッドをズズッと引っこ抜いている最中に重みを感じそのままあわせて、第48号(28cm)をようやくゲット。粘るものの午前はこれのみ。

このまま帰る訳にはいかないということで予定を変更し(ある意味予定通りかもしれない)、午後も続けることにしました。しかし午前からの風と波がさらに強くなり、非常に釣り辛い状況です。とにかく前回実績のあった三角ブイまわりのウィードエリアに的を絞り釣行を続行。あるタイミングからあたりが突然ではじめるはずでそれまでリーパー常を中心にスローな釣りに時折ジグヘッドをからませながら辛抱強く待ち続けました。

しかし16時を過ぎてもリーパー常にあたりがまったくありません。バスの活性は今日は下がったままなのでしょうか。ジグヘッドの使用比率を高めてさらに続けると、16時50分、スリムセンコー・ジグヘッドのリフト アンド フォールで、特にウィードへの引っ掛かりはなかったのですが、リフトさせる時にウィードとは違う重みを感じたのでそのまま合わせて、第49号(36cm)のかなりおデブなバスをゲット。

ようやく活性が高くなったのかと思いましたがその後は再び何の反応もないまま時間切れ。SG君、HG君は無念のボーズでの幕切れとなりました。


ハングオフはもう少し勉強しないとだめですね。はずす時にもっとびしっとはずしてリアクションバイトをより誘発させないといけないんじゃないかと思っているのですが、なんかうまくいかない。それにスリムセンコーがベストマッチなのかどうか。まあ、でもジグヘッドでそれなりに考えて初めて釣れたので嬉しい。
それにリーパー常で釣れず、他で釣れることもあるんですね。あたりまえか。
今日の、と言うかこの時期はそうなんでしょうが、山中湖のウィードは広範囲でずいぶん成長しているようで、僕の得意とする常吉のずる引きもウィードにからみすぎてリーパー特有の微妙な動きをしてくれていないんじゃないかと思います。これが今日リーパー常に最後まで反応が無かった理由の1つかなと思っています。 釣果は渋かったけどいろいろ勉強になった釣行でした。


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Aug/06 河口湖・船 新兵器誕生
#33 26 cm ゲーリーヤマモト・カットテール / ノーシンカー
#34 25 cm ゲーリーヤマモト・カットテール / ノーシンカー
#35 32 cm ゲーリーヤマモト・カットテール / ノーシンカー
#36 26 cm ゲーリーヤマモト・カットテール / ダウンショット
#37 28 cm ゲーリーヤマモト・カットテール / ダウンショット
#38 31 cm ゲーリーヤマモト・カットテール / ダウンショット
#39 35 cm ゲーリーヤマモト・カットテール / ダウンショット
#40 30 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#41 30 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#42 28 cm プロズファクトリー・テリー39 / スプリットショット
#43 30 cm ゲーリーヤマモト・4インチ スリムセンコー / ノーシンカー
#44 24 cm ゲーリーヤマモト・4インチ スリムセンコー / ノーシンカー
#45 31 cm ゲーリーヤマモト・4インチ スリムセンコー / ノーシンカー
#46 30 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#47 29 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


いよいよ夏休み。まずは手堅く河口湖。世間では今日はまだ休みではないので前回のようにボートが無いなんてことはないでしょう。灼熱地獄をどう対処するかが問題ですね。それと今日はNewロッド、Specialistの本格デビューです。


午前7時過ぎハワイをスタート。予想以上に人がいません。おまけに予想と違って雨が降ったり止んだりの天気。釣りのコンディションとしてはなかなか良さそうです。ハワイのおじさん曰く「今日の狙いはハワイ前の流れ込み」だということなので直行しました。

ところで、今回は2桁釣果ということで、それぞれの詳細をあんまりよく覚えていません。とりあえず釣ったバスはデジカメには撮ってあるので、それを見ながら書いてます。

ハワイ前の流れ込みでプラグを一通り試すもののノーバイト。いつもだと、この時点で早くも弱気になってリーパー常っていうパターンになるのですが、オカッパリの人がグラビンバズでゲットしているのをみて、バスはトップを意識していると判断し、カットテールのノーシンカーをミノーのようにトゥイッチさせると1投目でヒット。第33号(25cm)、さらに第34号(24cm)第35号(32cm)を続けてゲット。
反応が無くなってきたのでリーパー常の登場...は、まだ止めて、カットテールが正解かもしれないのでこれを常吉にし、かつシェイクをくわえるという、いつもの僕の常とはちょっと違うスタイルで攻めて同じ場所で、第36号(26cm)第37号(28cm)第38号(31cm)第39号(35cm)を追加。

ここまできてさすがに反応が無くなってきたので、ハワイの桟橋沖にちょっと移動、昼に近いからかあるいは流れ込み以外は渋いのか、カットテールに反応が無かったので、ようやくここでリーパー常を登場させ、第40号(30cm)第41号(30cm)をゲットした所で一旦昼食をとりに上陸しました。

昼食後、車の中のオカッパリ用ウエストポーチの中に、買ったばかりのテリー39とスリムセンコーを入れていたのを思い出して、これを取りに行ってから午後の部スタート。

梨川の向こうで早速テリー39を試すと、スプリットをキャスト後、リフトアンドフォールをしようとロッドあおった時に既に重みを感じ、そのままあわせて、第42号(28cm)をゲットするもののこれ以降テリー39は沈黙。

西川まで戻ってきたところで、今度はスリムセンコーをノーシンカーで流れ込みのやや沖をトゥイッチさせて、第43号(30cm)第44号(24cm)、をゲット。カットテールより飛距離がでるので広範囲を探るにはもってこいのワームだと実感しました。ここではスリムセンコーのみで終わらせ、夕まずめが迫ってきたので再びハワイ前の流れ込みへ移動。

スリムセンコーのトゥイッチがえらく気に入ってしまったので、ここでも試すと、うれしい第45号(31cm)。もう少し流れ込みに近づきたかったのですが、さすがにこの頃にはオカッパリが大挙して流れ込みを攻めていて無理。最後に定番のリーパー常で、第46号(30cm)第47号(29cm)をゲットしたところで、17時半、十分満足して終了しました。


合計15匹。これ以外にも外道でニジマスとブルーギルをそれぞれ一匹ずつ、それとあたりがあったけどあわせがうまく行かなかったことも多数あり、どうやらバスの活性が高かったみたいで、最後まで集中力を維持できました。僕自身初の二桁釣果で、もちろん自己最高ですが、今回は数よりもその内容の方が満足しています。河口湖で数をあげるには、今日はたぶんリーパー常でも結構いけるような感じでしたが、特にスリムセンコーのトゥイッチは、今まで僕のリーパー常ずる引きの守備範囲(ボトム)外、つまりバスがトップを意識したる時は今までの僕には自信の持てるルアー・リグがなかったので、これからは頻繁に試してみようと思います。しかも、Newロッド、Specialist との相性もバッチリ、驚異の飛距離で広範囲を素早くチェックでき、特に夏は非常に期待が持てる新兵器の誕生です。


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Jul/24 丹沢湖・岸 そんなにここはあまくない
#32 32 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


また来ちゃいました、丹沢湖。同じ場所、同じ時間帯、そして常ロッドには最初からグラブのスプリットショットで狙いはもちろん岩盤。今日は土曜日なので前回より人はいるのですが、50cmほど増水しているため岩盤付近には誰もいません。今日も長靴を履いてきたのでなんとかたどり着いて午後4時スタート。
さっそく岩盤の際を丁寧にスプリットをうっていくものの、ノーバイト。周囲も前回とはうってかわって魚の気配があまりありません。しばらく粘ったものの結局音沙汰なし、今日は岩盤の日ではないんでしょうかね。完全に読みを外してしまい、早くも玉砕の予感...
次いで狙いを変え護岸に沿ってスプリット、常をひくもののこれもノーバイト。コンクリート護岸には山からの水を湖にだせるよう大きな溝があるのですが、この溝の延長線上に沖に向かってリーパー常をキャスト、シンカーが着底したと思われる頃ずる引きを始めようとロッドをあおると既に独特の重量感。そのままあわせて17時45分、第32号(32cm)をゲット。リーパーがフォールしている途中でバイトしてきたのかもしれませんね。しかし丹沢湖のバスは富士五湖とは違って野生味あふれているというか元気がよく、このサイズでもなかなかの引きです。
その後移動しながらスプリット、常を交互に試すもののバイトなく、7時ちょっと前に終了しました。
前回と同じパターンでと安易に考えていたのですが、やっぱりそんなにあまくはなかったです。バス釣りは奥が深い。


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Jul/19 丹沢湖・岸 苦節2年半、満を持して
#30 35 cm ゲーリーヤマモト・4インチグラブ / スプリットショット
#31 20 cm ゲーリーヤマモト・4インチグラブ / スプリットショット


最近すっかりご無沙汰している丹沢湖に今年2度目の挑戦です。前回は焼津であっけなく玉砕しましたが、今回は事前情報をもとに世附に直行。が、一周してもポイントが見つからず結局いつもの場所での釣行となりました。でも、今日は飛び石連休の谷間で平日、ポイントは貸し切り状態で思ったとおりです。ここはコンクリート護岸とその向こうに岩盤がある所なのですが、特においしそうな場所は通常は水位の関係からアプローチできませんが、この時期の丹沢湖は減水中なので、これも予想通り今日はすぐそこまで歩いて行けます。しかも人がいないからか、あるいは天気が曇りだからか、バスが盛んにベイトフィッシュを追い掛け回しています。
夕方4時、まずはポッパー、ミノー、バイブレーションの順に護岸と岩盤それぞれに平行にキャスト。今日は僕のオカッパリにはめずらしくロッド2本を持ってきており、これも悲願達成の為の作戦。しかし、一番期待していたバイブレーションが根掛かりで早々と戦線離脱。
続いて常吉ロッドでリーパー常を同じように平行にキャストしてずる引き。しかしここは岩が多数湖底に沈んでいるようで、なかなかスムーズに引けません。リーパーのアクションのキモはずる引きの時の微妙な「プルプル」感だと僕は思っているのですが、今日のようにあちこち引っ掛かりながらのずる引きではその微妙な動きをしてくれません。そのせいか、リーパー常もノーバイト。ならばとカットテールの常でシェイクをしながら探るもののノーバイト。
リグを変えてノーシンカーでカットテール、グラブと試すもののノーバイト。さらにグラブのままシンカーをつけてスプリットにしてずる引きをするものの反応無し。
今日もだめかなあと思い始めた頃、岩盤をよく見ると、ひときわえぐれている所を発見。いかにもおいしそうなポイントで、今いる所から何とか届きそうだったので、えいやっとフルスイングすると狙った以上にえぐれた岩盤の奥に派手な音をたてて着水。「こんなに音たてちゃダメなんだよなあ」なんて思いながらゆっくりロッドをあおると鈍い重量感。あきらめモードだった僕は一挙に戦闘体制、そのまま右腕に全神経を集中させてさらにゆっくりあおるとロッドを通して鈍く動いている感触。すかさずあわせると、ロッドが勢いよくひきこまれ、なかなかのファイト。17時30分、慎重にランディングして色白の今シーズン第30号(35cm)、丹沢湖に通い始めて2年半、ようやく丹沢バスをゲットです。
ただ、感激にちょっと水を差したのは、このバス、肛門からワームが半分飛び出ていました。根掛かりか捨てられたワームを食べてしまったのでしょう。ワームを引っ張りだすと、溜まっていたフンがボロボロとでてきました。丁寧にリリースすると幸い元気よく泳いでいってくれました。あのまま放っておいたら死んでいたのかもしれませんね。つくづくフィールドはきれいにしなければと痛感しました。
さて、こうなると気になるのが岩盤。そこで護岸に見切りをつけさらに岩盤に近づくことにしました。そんなこともあろうかとこれまた僕のオカッパリにはめずらしく長靴を履いてきたので難なく近づいて再び先程のえぐれた岩盤めざしてキャスト。1投目はミスキャスト、2投目は狙った所に着水。グラブが着底したころを見計らってロッドをゆっくりあおると少ししたところで「ククク」って感じのあたりをうまくあわせて17時45分、第31号(20cm)をゲットしました。さらに少し進みながらスプリットを岩盤沿いにうっていくもののこれ以降ノーバイトで18時半に終了しました。
今日は人も少なく、曇りのおかげですごし易く、遠くでヒグラシの声をききながら、念願の丹沢湖で初バス、しかも2匹。新車のならし運転も兼ねての釣行で、なんとも充実した1日でした。


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Jul/10 河口湖・船 さらばAE101
#27 26 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#28 19 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#29 28 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


ここにきてボートでの釣果が安定してきたのは良いのですが、なぜか朝から昼にかけては釣れないんです。たぶんバスがいないのではなく、いるけどリーパー常でもくわないんじゃないかと思っています。リーパー常に次ぐ切り札が必要ですが、さて、どうしたものか...


いつもよりちょっと早い7時前、ハワイに到着。と思いきや、なんとレンタルボートは全て貸し出した後。そう言えばもうシーズン真っ盛りでこれからはちょっと注意しないといけませんね。とは言えこれ以上早く起きるのはちょっときついし、困りました。

とにかくボートが空いたら借りれるよう予約をいれ、それまでオカッパリをすることに。でもオカッパリのポイントを知っている訳でもないのでとりあえず車で河口湖を反時計回りに移動し、途中で漁協の駐車場2個所で車を止めオカッパリするもののノーバイト。僕みたいにボートにありつけなかった人もいるのでしょう、とにかくどこに行っても人だらけ。

結局ハワイまで戻りオカッパリを続けるものの全くだめ。10時半にようやくボートが空いたので早速ハワイ沖のウィードエリアを攻めるもののやっぱりノーバイト。もうすっかり日が高く昇って暑くなってきました。なんか既にいつもの釣れないパターンに入ってしまったようです。夕方までは駄目でしょう。

一旦上陸して早めの昼食をとった後、13時前に午後の部スタート。前回と同様梨川の向こう、水深4メートルにアンカーをうってウィードを狙って岸に向かってキャスト。本当はもっと岸によりたいのですが岸ではコイか何か狙いで遠投して置き竿にしている人たちがいて、その射程距離の外から狙わざるをえないのです。と、3投目ぐらいのリーパー常に「コン」と心地よいあたり。13時10分、第27号(26cm)です。ひょっとしていつものパターンじゃないのかなと期待するものの、その後は反応なし。

すぐ見切りをつけて次いでちょっと戻って西川の手前にアンカーをうちました。一見何も無さそうなのですが、実は魚探で見ると水深3 − 4メートルぐらいのところにウィードエリアがあるのです。ハワイから結構遠いのと、魚探が無いとわかりにくいので比較的プレッシャーの低いエリアなんです。ここでリーパー常の数投目、13時50分、第28号(19cm)のバスをゲット。しかし、ここでもこれのみ。粘ってもたぶん釣れないと判断して、すぐハワイ方向へ移動しました。

途中、西川沖を通過してちょっといったところ、水深3メートル強にウィードらしきものが魚探に映りました。ハワイ沖に広がっているウィードエリアの始まりかと思いながらボートを進めるとすぐウィードは無くなりました。どうも独立して存在しているようです。すかさずリーパー常をこのウィードを狙ってキャストするとなんと1投目、ずる引きをしてウィード上を引いてくる時の独特の感触をロッドに感じ始めてすぐ、わずかに重いようなこれまた独特の違和感を感じたので、ききあわせをしながらフッキングにもっていって第29号(28cm)を14時10分にゲット。これは狙い通りだっただけに嬉しい1匹です。が、ここでも結局これ1匹。

その後はボートがあまり集まっていないところを中心に魚探でウィードをさがしながらピンポイント攻撃するものの全く反応なし。最後にハワイ沖の正面のウィードエリアで粘るもの音沙汰無く終了しました。


今日はいつもと反対で昼間しか釣れませんでした。こんなこともあるんですね。ただ、周りでは朝や夕方に釣っている人を何人か見かけました。リーパー常じゃ釣れなくて他で釣れるということなんでしょうか。一応ジグヘッドなんぞを今日は結構やったのですがだめ、なんともパターンの読み難い釣行でした。

あ、それから、今日はじつは僕の愛車AE101トレノでの最後の釣行でした。ついに新車を購入したので。あえて2週連続ボートでの釣行になったのも、トレノで最後に遠出をしたかったのが一番の理由でした。それにしてもこれまで特に大きな故障、事故も無く良く頑張ってくれました。ホントに感謝感謝。良い人にもらわれてほしいなあ。


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Jul/03 山中湖・船 雨天決行
#22 28 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#23 28 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#24 35 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#25 34 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット
#26 22 cm ロボワーム・リーパー / ダウンショット


前日の天気予報から、明け方と夜は降水確率が高いものの、その間の時間は何とかなるのではと勝手に天気を分析し、HG君と山中湖に行くことに。こんなきわどい天気では釣り人も少ないはずで、いつもよりプレッシャーが低いなかでの極楽フィッシングを期待しての釣行です。


ところが実際は誤算続きでした。
まず、朝7時半に山中湖旭ヶ丘に到着したのですが、雨は絶好調に降っています。結局この雨、最後まで止みませんでした。
とりあえずコンビニで買った朝食を車の中でとり、いよいよスタートとばかりに魚安に行ったらなんと閉まっていました。止む無くちょっと歩いて「山中湖レストセンター」からの出船となりました。
さらに、この雨で釣り人が少ないと期待していたのに、実際はエレキ船団が目の前に停泊しています。明日のトーナメントとは別にどこかのローカルトーナメントが開催中のようで、完全武装のバサーがポイントを攻めまくっています。もはや手漕ぎの僕らの出番はありません。

そんな中まずは手堅くと、前回の魚安前のポイントへ直行。魚探でウィードの位置を確認しながらリーパー常をメインに、クランク、ジグヘッドを投入するもののノーバイト。さらに東へ移動しながら同様に探るもののダメでした。風がかなり強く戻れなくなると困るので、一旦レストセンター桟橋へ戻ると、先程のエレキ船団が観光船発着所手前に展開しているのが見えました。何があるのか、邪魔にならないようボートを進めながら魚探で探るとなるほどウィードが密集しています。アンカーをうってリーパー常でしばらく探るものの結局ノーフィッシュだったので一旦陸に上がって昼食をとることにしました。一度あたりはあったものの、あわせがうまくいかずすっぽ抜けてしまったのが午前中唯一のイベントでした。しかし周りのエレキ船団のバサーはポツリポツリと釣り上げています。さすがというか、この辺りが実力の差なんでしょうねえ。

午後は最初から観光船発着所まえのウィードエリア一本に絞ってスタート。思ったとおり、トーナメントはもう終了したようで、このポイントは貸し切り状態になりました。ボートポジションを三角のブイの手前、水深約3メートル弱の所にくるようアンカーをうって周囲のウィードエリアを広範囲にじっくり探っていきますが依然ノーバイト。朝からの雨が強くなるばかりでなく、風も更に強くなり、ボートもアンカーを降ろしたまま引きずられる程で釣りに集中するのが困難になってきました。

もう帰ろうかと思った15時半、岸と平行に、レストセンター方向のウィードエリアをずるずると引いていたリーパー常に待望のあたり、第22号(28cm)のバスをようやくゲットしました。
なんか、このパターンって芦ノ湖の時と同じだなあと思いながら気合を入れ直してキャストするとまたあたり。合わせそこないましたが、同じポイントにすぐキャストし直すとコンコンと明快なあたりです。今度はあわせもきまって15時40分、第23号(28cm)
次いでやや沖にキャストしてずる引きしたリーパー常がすぐ目の前にきたのでピックアップしようとしたその時違和感を感じたのであわせてみると、まずまずの手応えの第24号(35cm)
そう言えば、ボートのすぐそこでひときわ引っ掛かりやすいポイントがあるので、そこに集中して同じように引いていくと、同じ場所でまたあたりが。第25号(34cm)を続けてゲット。

次に三角のブイに向かってキャストして引いてくるとすぐ何かに引っ掛かりました。これをそのまま引っ張って外した直後にグンっとロッドが重くなったのであわせると、これまたバス。しかも今までのより明らかに重量感があります。慌てず慎重に手繰り寄せ、もう少しで魚影が見える...と思ったその瞬間、ぶちっとラインが....そうです、ラインブレークしてしまいました。あまり大きなバスを釣ったことのない僕にとって実は初めてラインブレークだったのです。3ポンドフロロなのでドラグはちゃんと調整していたのですが、肝心なラインチェックをぜんぜんしていなかったのが原因でしょう。あー、でももったいない。あの重量感は40アップは確実だったのに。
夢よもう一度とばかりにさらにキャストを続けてもう一本ゲット、16時ちょっとすぎ、夢に反してちょっと小さい第26号(22cm)でした。

この直後HG君が常で待望の一本をゲットしたところで、さすがに雨、風、波、共に非常に強くなって、いや、もはや自然の脅威を肌で感じるレベルになったので全速力で撤収しました。


軟弱者の僕の柄にも無く風雨の中での釣行はさすがに疲れました。まあ、でも釣果(5匹)そのものには十分満足。ただ、どうして夕方に釣果が集中するんでしょうかね。スタートがいつも遅いのは十分承知しているのですが、それにしてもエレキ船団が釣っていたあの時にノーフィッシュだったのは、まだまだ修行が必要なんでしょう。


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